秋山和慶

秋山 和慶（あきやま かずよし、英:Kazuyoshi Akiyama、1941年〈昭和16年〉1月2日 - 2025年〈令和7年〉1月26日）は、日本の指揮者。

東京市出身。３歳の頃からピアノ教師の母、美弥子からピアノの手ほどきを受けた。1956年に桐朋女子高等学校音楽科に進学し、1963年に桐朋学園大学を卒業するまでにピアノを井口秋子、ホルンを千葉馨、打楽器を岩城宏之、指揮法を斎藤秀雄の各氏に師事。1964年に東京交響楽団を指揮してデビューし、1968年から2004年まで同楽団の音楽監督を務めた。任期中の1968年から翌年までトロント交響楽団の補助指揮者を務め、1972年から1985年までバンクーバー交響楽団、1973年から1978年までアメリカ交響楽団、1985年から1993年までシラキュース交響楽団のそれぞれの音楽監督も務めた。1998年から広島交響楽団のミュージック・アドヴァイザー兼首席指揮者、2004年から2016年まで同団の音楽監督を歴任。2004年から2013年まで九州交響楽団の首席指揮者。2010年から中部フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、2020年から日本センチュリー交響楽団のミュージック・アドヴァイザー、2022年には岡山フィルハーモニー管弦楽団のミュージック・アドヴァイザーなどの要職にあった。2025年に引退。

肺炎により東京都内の病院にて死去。