奥多摩駅

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奥多摩駅(おくたまえき)は、東京都西多摩郡奥多摩町氷川にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線である。

青梅線の終着駅で、東京都内でもっとも西に所在する。標高東京タワー海抜高351m)よりも8メートル低い343mで、東京都内にあるJRの駅の中でもっとも高い。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームは1番線と2番線がある。2番線の有効長は6両編成が入線可能であるが、電車とホームの隙間が大きく開く箇所があるため、平日は朝の1本のみ、土休日は「ホリデー快速おくたま」号(6両編成)と普通電車の数本、臨時列車のみが使用している。かつては2番線の奥に貨物ヤードがあり、隣接する奥多摩工業の工場から川崎方面に向かって石灰石を発送していた。また、過去には東京都水道局小河内線(現・奥多摩工業水根貨物線)と接続していた。現在は駐車場になっている。駅舎は2階建てで、1階に奥多摩観光協会が運営する売店があるほか、2階には、ステーションギャラリーと食堂がある。

直営駅青梅駅被管理駅)で、POS端末自動券売機・簡易Suica改札機が設置されているが、みどりの窓口は設置されていない。

1997年平成9年)、「関東の駅百選」に認定されている。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1・2 青梅線 拝島立川新宿東京方面
発車メロディ
2006年(平成18年)4月より童謡どんぐりころころ」が採用された。

利用状況[編集]

2012年度の1日平均乗車人員は885人である。近年の推移は下記の通り。

年度 一日平均
乗車人員
出典
1992年 1,611 [2]
1993年 1,586 [3]
1994年 1,510 [4]
1995年 1,527 [5]
1996年 1,460 [6]
1997年 1,394 [7]
1998年 1,499 [8]
1999年 1,500 [9]
2000年 1,401 [1]
2001年 1,302 [2]
2002年 1,054 [3]
2003年 975 [4]
2004年 984 [5]
2005年 955 [6]
2006年 921 [7]
2007年 925 [8]
2008年 913 [9]
2009年 915 [10]
2010年 902 [11]
2011年 877 [12]
2012年 885 [13]

貨物取扱廃止までの近年の年間発着トン数は下記の通り。

年度 総数 車扱貨物 コンテナ貨物 出典
発送トン数 到着トン数 発送トン数 到着トン数 発送トン数 到着トン数
1990年 1,485,323 74,984 1,485,323 74,984 [10]
1991年 1,353,549 68,264 1,353,549 68,264 [11]
1992年 1,233,297 55,900 1,233,297 55,900 [12]
1993年 1,336,098 68,234 1,336,098 68,234 [13]
1994年 1,398,053 72,714 1,398,053 72,714 [14]
1995年 1,295,630 70,248 1,295,630 70,248 [15]
1996年 1,311,242 107,726 1,311,242 107,726 [16]
1997年 1,115,894 110,600 1,115,894 110,600 [17]
1998年 366,810 40,278 366,810 40,278 [18]
1999年 [19]

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

すべて西東京バスが運行を担当し、駅前にある氷川車庫内のバス停(2番)と、駅を出て左手(3番)、右手(1番)にバス停がある。すべて停留所名は「奥多摩駅」である。系統ごとの運行本数は少ない。山梨県北都留郡丹波山村小菅村への路線バスが発着する。

タクシー[編集]

駅前にタクシー乗り場がある。

長らく京王自動車が大型車2台を配備していたが、採算性悪化のため町に支援要請をおこなうも決裂。2012年3月31日に町内の氷川営業所を廃止し同社は町内より撤退した。

その後、あきる野市の新興企業、リーガルキャブが昼間のみ駅前に1台を配車している。夜間は台数に余裕がないためタクシーがゼロになる。このため同社は関東陸運局に増車を申請したが、需要が見込めないとして却下されたため、国に処分取り消しを求める訴訟を起こしている[20]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
青梅線
快速(青梅線内は各駅に停車)・各駅停車
白丸駅 - 奥多摩駅
奥多摩工業
水根貨物線(休止中)
奥多摩駅 - (貨)水根駅

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]