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'''新宿駅'''(しんじゅくえき)は、[[東京都]][[新宿区]]と[[渋谷区]]にある[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)・[[小田急電鉄]]・[[京王電鉄]]・[[東京都交通局]]([[都営地下鉄]])・[[東京地下鉄]](東京メトロ)の[[鉄道駅|駅]]である。東京都交通局・東京地下鉄の[[駅ナンバリング|駅番号]]は'''S-01'''(新宿線)、'''E-27'''(大江戸線)、'''M-08'''(丸ノ内線)である。 | '''新宿駅'''(しんじゅくえき)は、[[東京都]][[新宿区]]と[[渋谷区]]にある[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)・[[小田急電鉄]]・[[京王電鉄]]・[[東京都交通局]]([[都営地下鉄]])・[[東京地下鉄]](東京メトロ)の[[鉄道駅|駅]]である。東京都交通局・東京地下鉄の[[駅ナンバリング|駅番号]]は'''S-01'''(新宿線)、'''E-27'''(大江戸線)、'''M-08'''(丸ノ内線)である。 | ||
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− | + | 東京の[[都心#東京の副都心|副都心]]・[[新宿]]に位置する[[ターミナル駅]]である。[[1885年]]([[明治]]18年)に[[日本鉄道]]により現在の山手線が開業したのが当駅の始まりである。4年後の[[1889年]](明治22年)には[[南豊島郡]][[淀橋町]]となる。開業時から新宿を副都心にする計画が発表されるまでは当駅周辺はまだ街の外れであり利用客は少ないものだったが、[[大正期]]に入り次第に市街地が拡大するにつれ、多くの私鉄が乗り入れるようになる。ターミナルとなって周辺が発展するにつれて利用客は増え続け、1931年には私鉄や国鉄などを合わせた利用者数で日本一になった<ref>2012年10月26日 日経新聞電子版「新宿南口、線路上に巨大ターミナル“大新宿駅”が実現」。</ref>。そして、[[1966年]]([[昭和]]41年)には国鉄(現 JR)新宿駅も国鉄[[池袋駅]]を抜いて乗車人員数[[日本一]]になっている<ref>{{Cite book|author=原武史|year=2009|title=探究この世界 2009年6-7月(NHK知る楽/月)|publisher=日本放送出版協会|isbn=978-4141895206|page=122}}</ref>。同年の当駅の乗車人員数は41万69人で、池袋駅の41万67人をわずか2人上回っての日本一だった。 さらに[[1960年代]]から当駅西側一帯で進められた新宿副都心計画によって、70年代には多くの[[超高層ビル]]が建てられ利用者の増加に拍車がかかった。 | |
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− | + | 一日平均乗降者数は約326万人(2011年)<ref>エンタテイメントビジネス総研「乗降客数総覧」</ref>と[[鉄道に関する世界一の一覧|世界一]]([[ギネス・ワールド・レコーズ|ギネス世界記録]]認定)多い駅であり、地下道などで接続する[[西武新宿駅]]まで含めると約343万人(2011年)ほどになり、この数字は[[横浜市]]の人口に匹敵する。 | |
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+ | ; JR東日本 | ||
+ | : JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は[[山手線]]と[[中央本線]]であり(詳細は路線記事および「[[鉄道路線の名称]]」を参照)、山手線を当駅の[[日本の鉄道駅#所属線|所属線]]としている。一方、当駅に乗り入れている運転系統は以下のように多岐にわたっている。また、[[特定都区市内]]制度における「[[特定都区市内#設定区域一覧|東京都区内]]」および[[東京山手線内]]に属する。 | ||
+ | :* (線路名称上の)山手線では、[[電車線・列車線|電車線]]を走行する[[環状線]]としての山手線電車のほか、[[山手線#山手貨物線|山手貨物線]]を走行する[[埼京線]]と[[湘南新宿ライン]]が全列車停車する。旅客案内ではそれぞれ別路線として扱われている。また、[[空港連絡鉄道|空港連絡特急]]「[[成田エクスプレス]]」や、[[東武日光線]]直通特急なども山手貨物線経由で乗り入れている。 | ||
+ | :* 中央本線では、[[急行線]]を走行する[[中央線快速|中央線快速電車]]と、[[急行線|緩行線]]を走行する[[中央・総武緩行線|中央・総武線各駅停車]]の2系統が運行されている。また、[[甲府駅]]・[[松本駅]]方面へ向かう特急列車も発着する(複々線区間では急行線走行)。 | ||
+ | ; 京王電鉄 | ||
+ | : 京王電鉄の路線は、線路名称上は[[京王線]]のみであるが、運転系統は当駅を起点とする「京王線」と、都営地下鉄新宿線と直通運転を行っている「[[京王新線]]」に分かれており、後者が発着する駅は「[[新線新宿駅]]」と呼ばれている。当駅には新宿駅・新線新宿駅共通で「'''KO 01'''」の[[駅ナンバリング|駅番号]]が与えられている。 | ||
+ | ; 小田急電鉄 | ||
+ | : 小田急電鉄の路線は、当駅を起点とする各駅停車は[[小田急小田原線|小田原線]]のみである。ただし、快速急行、急行線は[[小田急江ノ島線|江ノ島線]]に直通する列車も運行され、[[新百合ヶ丘駅]]から[[小田急多摩線|多摩線]]に直通する列車も運行されている。「'''OH 01'''」の駅番号が与えられている。 | ||
+ | ; 東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄) | ||
+ | : 地下鉄は次の2社局3路線が乗り入れており、各路線ごとに駅番号が与えられている。 | ||
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以下の駅とは地下通路などでつながっているが、各鉄道会社によっては公式な接続駅となっている駅もある。 | 以下の駅とは地下通路などでつながっているが、各鉄道会社によっては公式な接続駅となっている駅もある。 | ||
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* 2007年(平成19年)[[4月15日]] - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線快速下りの発着ホームを工事中だった第5ホーム(11・12番線)に移転。それまで使っていた第4ホーム(9・10番線)の工事開始。 | * 2007年(平成19年)[[4月15日]] - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線快速下りの発着ホームを工事中だった第5ホーム(11・12番線)に移転。それまで使っていた第4ホーム(9・10番線)の工事開始。 | ||
* 2007年(平成19年)[[11月25日]] - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線特急の発着ホームを現在使用の仮設ホームから工事中の第4ホームに移転予定。 | * 2007年(平成19年)[[11月25日]] - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線特急の発着ホームを現在使用の仮設ホームから工事中の第4ホームに移転予定。 | ||
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2020年1月17日 (金) 22:33時点における最新版
新宿駅(しんじゅくえき)は、東京都新宿区と渋谷区にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・小田急電鉄・京王電鉄・東京都交通局(都営地下鉄)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。東京都交通局・東京地下鉄の駅番号はS-01(新宿線)、E-27(大江戸線)、M-08(丸ノ内線)である。
目次
概要[編集]
東京の副都心・新宿に位置するターミナル駅である。1885年(明治18年)に日本鉄道により現在の山手線が開業したのが当駅の始まりである。4年後の1889年(明治22年)には南豊島郡淀橋町となる。開業時から新宿を副都心にする計画が発表されるまでは当駅周辺はまだ街の外れであり利用客は少ないものだったが、大正期に入り次第に市街地が拡大するにつれ、多くの私鉄が乗り入れるようになる。ターミナルとなって周辺が発展するにつれて利用客は増え続け、1931年には私鉄や国鉄などを合わせた利用者数で日本一になった[1]。そして、1966年(昭和41年)には国鉄(現 JR)新宿駅も国鉄池袋駅を抜いて乗車人員数日本一になっている[2]。同年の当駅の乗車人員数は41万69人で、池袋駅の41万67人をわずか2人上回っての日本一だった。 さらに1960年代から当駅西側一帯で進められた新宿副都心計画によって、70年代には多くの超高層ビルが建てられ利用者の増加に拍車がかかった。
現在ではJR・私鉄・地下鉄の多くの路線が周辺地域のベッドタウンとを結んでおり、多くのビジネス客が利用する。また、当駅周辺は日本最大の繁華街・歓楽街となっており、昼夜を問わず人の流れが絶えることはない。JRの駅を中心に東・西・南口、周辺の各地下鉄駅、商業施設などが通路や地下街などで広範囲に連絡している。
一日平均乗降者数は約326万人(2011年)[3]と世界一(ギネス世界記録認定)多い駅であり、地下道などで接続する西武新宿駅まで含めると約343万人(2011年)ほどになり、この数字は横浜市の人口に匹敵する。
乗り入れ路線[編集]
JR東日本、京王電鉄、小田急電鉄、東京メトロ、東京都交通局の5社局が乗り入れるターミナル駅である。以下のうち、京王線と小田急小田原線は当駅を起点としている。
- JR東日本
- JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は山手線と中央本線であり(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」を参照)、山手線を当駅の所属線としている。一方、当駅に乗り入れている運転系統は以下のように多岐にわたっている。また、特定都区市内制度における「東京都区内」および東京山手線内に属する。
- 京王電鉄
- 京王電鉄の路線は、線路名称上は京王線のみであるが、運転系統は当駅を起点とする「京王線」と、都営地下鉄新宿線と直通運転を行っている「京王新線」に分かれており、後者が発着する駅は「新線新宿駅」と呼ばれている。当駅には新宿駅・新線新宿駅共通で「KO 01」の駅番号が与えられている。
- 小田急電鉄
- 小田急電鉄の路線は、当駅を起点とする各駅停車は小田原線のみである。ただし、快速急行、急行線は江ノ島線に直通する列車も運行され、新百合ヶ丘駅から多摩線に直通する列車も運行されている。「OH 01」の駅番号が与えられている。
- 東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)
- 地下鉄は次の2社局3路線が乗り入れており、各路線ごとに駅番号が与えられている。
その他の鉄道路線[編集]
以下の駅とは地下通路などでつながっているが、各鉄道会社によっては公式な接続駅となっている駅もある。
所在地[編集]
- JR東日本:東京都新宿区新宿三丁目
- 小田急電鉄:東京都新宿区西新宿一丁目
- 京王電鉄:東京都新宿区西新宿一丁目
- 東京地下鉄:東京都新宿区西新宿一丁目
- 東京都交通局:東京都新宿区西新宿一丁目(新宿線)・渋谷区代々木二丁目(大江戸線)
駅構造[編集]
JR東日本[編集]
2007年4月15日現在、地上の7面14線の島式ホームと線路を使用中であり、南北に伸び、東から1~16番線(9・10番線は2007年11月25日より中央特急ホームとして使用開始)となっている。連絡通路は「北通路」「中央通路」と呼ばれる地下道、南口の跨線橋、新南口・サザンテラス口の跨線橋の4つである。
従来、新南口は1~6番線のホームからのみ行く事ができ、他のホームからは直接行く事ができなかったが、2006年4月16日に跨線橋が延伸されると共に仮駅舎としてサザンテラス口が開設され、すべてのホームから直接アクセスできる様になった。
1~6番線は他のホームに比べると南に位置している。特に5・6番線のホームの一番北側は7・8番線の一番南側と南北でほぼ同じ位置にあり、ホームのほぼ全域が甲州街道より南側の渋谷区に属する。さらにすぐ南隣の代々木駅との差は5・6番線だと約200mほど(これは同ホームの長さより短い)で、発車メロディが聞こえる程である(同駅東側に引き上げ線がある)。
現在、JR東日本の駅では改良工事が行われている。理由は4つある。
- 同駅を東西にまたぐ跨線橋(新宿跨線橋)の老朽化が進んでいる事や、慢性的な交通渋滞の解消を目的として、跨線橋の架け替え工事が行われている。その際に新設する橋脚・架設構台の設置スペースや、人工地盤の柱設置スペースを確保する必要があり、配線変更をする必要がある。
- 配線変更をするにあたり、構内に分散していた保守基地や中線・渡り線を集約化して新5・6番線を設置するスペースの捻出や、構内に多数存在するダブル・スリップ・スイッチ、シングル・スリップ・スイッチなど特殊分岐器の廃止を図る必要がある。
- 5・6番線からの中央線下り特急の線路が7・8番線に発着する上り快速列車の線路と平面交差しており、これがダイヤ上のネックになっているが、工事が完了すると特急ホームは上下快速線ホームに挟まれる形となり、問題が解消される。
- これまで1~6番線ホームと7~16番線ホームは乗り換えに時間が掛かっていたが、2006年4月15日の工事によってかなり解消された(詳細は下記または埼京線・湘南新宿ラインの項を参照の事)。
改良工事完成後は、新南口とサザンテラス口を覆う様にタクシーと高速バスの乗り場を併設した駅ビルと人工緑地が整備される(「鉄道のデザイン展」で完成予想模型を公開)。また、南口前の工事現場の囲いには東京の世相と新宿の歴史を記載したボードが展示されていたが、現在はQ&Aのボードや新宿の人々を写した写真パネルに交換されている。
山手線と中央・総武線各駅停車の発車標は、埼京線の開業前から設置されている。
2007年5月より、各改札前など東京近郊の系統路線における遅延マップを掲載した液晶ディスプレイが設置された。
のりば[編集]
- 中央線特急 - 5・6番線(仮設ホーム)→9・10番線(第4ホーム)
- 中央・青梅ライナー - 11番線(第5ホーム)→10番線(第4ホーム)
- 「成田エクスプレス」・東武線直通特急 - 3・4番線(第2ホーム)→5・6番線(仮設ホーム)
1・2 | ■埼京線 | 渋谷・大崎・りんかい線直通 東京テレポート・新木場方面 |
池袋・武蔵浦和・大宮・川越線直通 川越方面(当駅始発) | ||
■湘南新宿ライン(東海道線直通) | 横浜・大船・平塚・小田原方面 | |
■湘南新宿ライン(横須賀線直通) | 横浜・大船・鎌倉・逗子方面 | |
3・4 | ■埼京線 | 池袋・武蔵浦和・大宮・川越線直通 川越方面 |
■湘南新宿ライン(宇都宮線直通) | 大宮・小山・宇都宮方面 | |
■湘南新宿ライン(高崎線直通) | 大宮・熊谷・高崎方面 | |
■東武線直通特急「(スペーシア)日光・きぬがわ」 (3番線のみ) |
栃木・東武日光・鬼怒川温泉方面 | |
■特急「成田エクスプレス」 | 成田空港方面 | |
5・6 | ■中央本線(特急)「(スーパー)あずさ」「かいじ」 (一部7・11番線) |
甲府・松本方面 |
7・8 | ■中央線(快速) (7番線は平日朝のみ) |
御茶ノ水・東京方面 |
9・10 | ■現在工事中 | |
11 | ■中央線(快速) (当駅始発および平日朝のみ) |
中野・立川・高尾方面 |
■中央線「中央ライナー・青梅ライナー」 | 立川・八王子・高尾・青梅方面 | |
12 | ■中央線(快速) | 中野・立川・高尾方面 |
13 | ■中央・総武線(各駅停車) | 水道橋・秋葉原・千葉方面 東京方面(早朝・深夜のみ) |
14 | ■山手線 | 原宿・渋谷・品川方面 |
15 | ■山手線 | 池袋・田端・上野方面 |
16 | ■中央・総武線(各駅停車) | 東中野・中野・三鷹方面 高尾方面(早朝・深夜のみ) |
備考[編集]
各線共北向きの列車が下り、南向きの列車が上りである(一部異なるホームから発着するものもある)。路線では内回りや南行などの言い回しをするものもあるが、線路名称としては上り・下りの方向が揃っている。
湘南新宿ラインが登場する当初は1・2番線が15両編成に対応せず、3・4番線は以前から成田エクスプレスや東海道線、宇都宮線、高崎線に直通する特急列車および宇都宮線、高崎線に直通する普通列車の発着に使われ、宇都宮線・高崎線に直通する普通列車に対応して15両に対応していたため、1・2番線は埼京線の専用ホームとして使われ、湘南新宿ラインは進行方向に拘らず3・4番線から発車していた。しかし、3・4番線は前述の各種列車、さらには恵比寿方面からの埼京線にも使われていたため、湘南新宿ライン登場当初以上の増発が困難となっていた。さらに南行の列車でも4番線から発車するものもあったので、同じホームに北行の列車と南行の列車が発車するため利用客が混乱した。そこで、湘南新宿ラインを1・2番線にも使用する様にし、現在は基本的に南行の湘南新宿ラインと新木場方面の埼京線が1番線、新宿折り返しの埼京線が2番線、北行の湘南新宿ラインと当駅以南から入線して来る大宮方面の埼京線が4番線を使用している。ただ、1~4番線は運転系統が複雑なため、より多くの情報を表示できる様な横幅の広い発車標が設置されている(1・2番線は新設当初反転フラップ式案内表示機を設置し、後に中型のLED式発車標を新設、その後反転フラップ式の発車標も中型のLED式のものに置き換えた。)。
湘南新宿ライン南行の横須賀線直通電車は横須賀線の路線色(青)での表記がなされている(渋谷駅・恵比寿駅・大崎駅でも同様)。以前は当駅発着の列車のみ横須賀線の車両(215系・E217系)の運用があったが、それが2004年10月16日のダイヤ改正でなくなり、現在はラインカラーとしての表示である。
5・6番線の特急ホームにある駅名標には、特急および(現在は臨時のみ運転の)中距離列車は中野には停車しないため、下りの隣の駅として隣の列車の駅である三鷹が表記されている。
7番線側と11番線(旧9番線)側の方面案内サインは以前背景が青色(中電色)だったが、湘南新宿ライン登場に伴う更新で快速と同じオレンジ色のものに変更された。
11・12番線(中央線快速下り)ホームは他のホームに比べて幅が狭い。そのため、ダイヤが乱れた際や金曜日など休日前の夜の帰宅ラッシュ時間帯は電車を待つ旅客でホーム上がいっぱいになり、12番線に到着した電車からも大量の旅客が降車するため、ホーム上が非常に混雑する事があり、大変危険な状況に陥る。また、平日深夜の当駅始発の中央特快(23:29発・0:11発)は11番線から発車し、中野駅は通過となるので注意が必要である(同じ当駅始発であるホリデー快速「おくたま」「あきがわ」は同駅に停車する)。
13・14番線と15・16番線はそれぞれ方向別配線で、同一方向の電車の乗り換えが非常に便利になっているが、接続がいいとは限らない。
早朝と深夜には13・16番線の中央・総武線各駅停車のホームに中央線快速で使われるオレンジ色のE233系や201系による東京発着の各駅停車が発着する(他の時間帯は黄色の帯のE231系または209系が使用される)。この時間帯は、総武線(秋葉原・西船橋・千葉)方面へは御茶ノ水駅での乗り換えとなる。
5・6番線には北側にエスカレータが設置されている。また、7・8番線にも南口跨線橋の下にエスカレータやエレベーターが設置されているので、5・6番線への連絡がスムーズになっている。
コンコース[編集]
北通路(青梅地下通路)[編集]
7~16番線の北端を東西に連絡する地下通路である。東端は東口でルミネエストの地下1番街に出る。西端は西口で小田急百貨店新宿店の階下であり、西口地下広場に出てバスターミナルに連絡している。共に地下改札であるが、地上にもみどりの窓口がある。東口手前から後述の中央通路に通じる地下通路があり、「アルプス広場」と呼んでいる。そのアルプス広場には7・8番線用の上下のエスカレータやトイレの他、BECK'S COFFEE SHOPがある。
15・16番線から北通路へのエスカレータは下り方向のみであり、15番線では3号車、16番線では9号車が近い。
SuiPo(Suica連動型広告、後述)が東口付近に設置されている。
中央通路[編集]
1~6番線の北側と7~16番線の中央を東西に(やや東が北寄りになる)連絡する地下通路である。東端は中央東口でルミネエストの地下1番街の南端に出る。改札内で東口とつながっており、自動券売機も北通路と共通である。なお、5・6番線ホームはここから大きく離れているため、地下通路が設置されている。
中央東口改札口は小田急線と京王線の改札口(出札・集札)を兼ねており、小田急と京王にとって唯一のJR駅東側の改札口で、JRに改札業務を委託している。中央東口改札に隣接して、JR東日本の他に小田急線と京王線の運賃表と自動券売機がある。そのため、東口改札口は小田急と京王の乗車券では通れないが、中央東口改札口は小田急と京王の乗車券およびパスネットで通る事ができ、JR改札内である中央通路を経由して連絡改札口を通る事で、小田急や京王の改札内へ行く事ができる。なお、中央通路からSuica・PASMOで小田急線や京王線を利用する場合は中央東口改札口から入場しなければならない(その逆も同様)。
西端の中央西口改札口は5つある。地下道から見て左端および右から2番目が小田急線連絡口、右端が出口専用改札(西口に出るつもりで間違えて中央通路に入ってしまった乗客のためにある。改札内で中央通路から西口に行くにはホームかアルプス広場を経由する必要がある。)である。出口専用改札を出ると小田急百貨店新宿店の地下から西口地下広場に出る。2つの小田急線連絡口の間には京王線連絡口へと通じる通路が続いている。その通路を歩くと右が京王線連絡口、左が出入口兼用のJR中央西口(通称京王口)改札口であり、出ると京王百貨店の地下入口から小田急エース南コーナー、京王モール、新宿西口高速バスターミナル方面に連絡する。
トイレはJR中央東口の外に向かって右側と前述の北通路に通じるアルプス広場にある。車椅子やオストメイトなどの利用に対応した多機能トイレも設置されているが、普段は施錠されており、利用時はドア横のインターホンから駅員に連絡しなければならない。
エスカレータは7~16番線の各ホームと中央通路を結び、エレベーターは7・8番線と中央通路を結んでいる。なお、現在工事中の9・10番線のホームには、7・8番線ホームと同じ位置にエレベーターを設置するスペースが確保されている。
中央東口に近いコンコースにある発車標は、通常よりも小さいサイズものが設置されている。
南口跨線橋[編集]
1・2番線の中央、3・4番線の北側、7~16番線の南側を東西に連絡する跨線橋である。階上には新宿ルミネ2がある。南に出ると南口改札で甲州街道の跨線橋に直結する。西端には小田急線連絡口がある。また3・4番線と7・8番線の間に新宿ルミネ2直結のルミネ口改札が、東端に東南口がある。東南口改札の営業時間は6時~24時である。跨線橋には構内にドトールがある。改札を出て右に向かうと小田急線改札、小田急百貨店新宿店、ミロード新宿店がある。
トイレはルミネ口の近くにある。車いすやオストメイトなどの利用に対応した多機能トイレも設置されているが、普段は施錠されており、利用時はドア横のインターホンから駅員に連絡しなければならない。
すべてのホームからエスカレータやエレベーター(5・6番線を除く。7・8番線へのものはさらに5・6番線への地下通路とも直結。)が直結している。ただし、13~16番線へのエスカレータはホームから上り方向までのみだが(10号車が近い)、エレベーターが設置されているので、車いすなどの移動に支障はない。
13~16番線は、2006年4月16日から新南口跨線橋の延伸に伴い新南口とサザンテラス口(てらすぐち)とのアクセスが可能になりホームが南側に延伸されたため、従来ホーム南端にあった階段の幅が狭くなっている。
新南口・サザンテラス口跨線橋[編集]
1~6番線の中央と7~16番線の南端を連絡する跨線橋で、東端に新南口改札、西端にサザンテラス口改札がある。この跨線橋は甲州街道南側の渋谷区にある。サザンテラス口は甲州街道を挟んで南口の真向かいにあり、営業時間は6時~24時。新南口はJR高速バスターミナルや新宿4丁目バス停、タカシマヤタイムズスクエアが近い。新南口とサザンテラス口は、前述の通り駅ビルが完成すると、この2つの改札口は統合される予定である。
トイレは、改札内は南口跨線橋または中央通路まで行かなければならないが、改札外は新南口切符売り場の脇にある。
エスカレータは各ホームから上下方向のものがある。ただし、ホームによってはホームと跨線橋を結ぶのに階段がなく、エスカレータのみとなる。
従来、7~16番線ホームへは直結されず、これらのホームへ行く際は1~6番線を経由する必要があったが、2006年4月16日の「サザンテラス口」新設に際して跨線橋が延伸され、同日より7~16番ホームとの直接アクセスが可能になったが、7~16番線は電車の止まる位置(電車の最端)からだいぶ南側にこの跨線橋とを結ぶエスカレーターがあり、ホーム上をやや歩かなければならない。そのため、ホーム上の電車の止まらない箇所には柵がある。
発車メロディ[編集]
JR東日本では、音響機器・楽器メーカーとして知られるヤマハに新しい発車メロディ放送システムの開発を依頼し、1989年3月11日に当駅と渋谷駅にJR東日本で初となる発車メロディを試験的に導入した。この目的は、従来より不評であった電子ベルによるイライラ感を解消するためであった。ヤマハが制作した曲には、ピアノやハープ、マリンバなどの音色の後ろに鈴、川のせせらぎ、鳥のさえすりといった人の心を落ち着かせる音が入っている、長さ数秒程度のシンプルで素朴なものだった。特に山手線ホームで使われていたメロディは有名。
この取り組みは乗客に好評だったため、他駅にも発車メロディが導入される運びとなったが、コスト面の問題(音源、スピーカー、アンプをセットで納入していた)からヤマハの制作した曲は他駅に導入される事はなかった(水戸駅の発車メロディは、ファンの間ではヤマハ製だという意見が未だに根強いが、新宿駅や渋谷駅と違ってスピーカーがヤマハ製でないなど、状況に違いがあって定かではない。)。
長年、当駅のオリジナル曲として親しまれて来たが、放送機器の老朽化(この場合、自動放送装置ではなくアンプなどの発車メロディ用の機械と思われる。)が進み、1997年11月29日の3・4番線を皮切りに順次テイチクの曲への置き換えが行われ、2001年12月16日の1・2番線の変更を以て全ホームの発車メロディが置き換わり、ヤマハ製の発車メロディは使用を終了した。なお、渋谷駅の発車メロディも同年1月にテイチク製のメロディに置き換えられている。
現在のメロディ
櫻井音楽工房(テイチク)製のものが用いられている。
1 | ■■■ | mellow time |
2 | ■■■ | farewell |
3 | ■■■ | 遠い青空(ver新宿) |
4 | ■■■ | 夏色の時間(ver新宿) |
5 | ■ | 美しき丘 |
6 | ■ | see you again |
7 | ■ | 海岸通り |
8 | ■ | すすきの高原 |
9 | ■ | (現在工事中) |
10 | ■ | (現在工事中) |
11 | ■ | 小川のせせらぎ(ver新宿) |
12 | ■ | 木々の目覚め(ver新宿) |
13 | ■ | メロディー |
14 | ■ | 新たな季節 |
15 | ■ | twilight |
16 | ■ | airy |
- 備考
ヤマハ時代のメロディ(路線カラーは当時のもの)
1 | ■ | ピアノの鐘的な響き |
2 | ■ | ピアノの鐘的な響き |
3 | ■■ | マリンバ(クリスタル素材)・森の音・ 野生の鹿の声 |
4 | ■■ | マリンバ(クリスタル素材)・森の音・ 野生の鹿の声 |
5 | ■ | ピアノと小鳥の鳴き声 |
6 | ■ | ハープとせせらぎ |
7 | ■ | ハープによるシンプルな音節 |
8 | ■ | ハープによるシンプルな音節 |
9 | ■ | (現11番線)ハープと小鳥のさえずり |
10 | ■ | (現12番線)ハープによるシンプルな音節 |
11 | ■ | (現13番線)素朴な鐘の音 |
12 | ■ | (現14番線)ピアノの速い音節と鈴 |
13 | ■ | (現15番線)ピアノの速い音節と鈴 |
14 | ■ | (現16番線)素朴な鐘の音 |
- 備考
- 7・9番線の路線カラーは中央本線を表している(1993年までは7・9番線から甲府・松本方面への普通列車が発着していたので、その名残りである。)。路線カラーはメロディ変更後にオレンジ色に変更された。
小田急電鉄[編集]
JR新宿駅の西隣に位置し、階上には小田急百貨店新宿店とミロード新宿店がある。管区長・駅長所在駅であり、新宿管区として新宿~東北沢間、新宿管内として新宿~南新宿間を管理している。
地上4面3線と地下3面2線の2階建てで南北に線路が延びる。各階共北端が頭端式ホームで、列車は南から出入りする。地上東側から1~6番ホーム(1~3号線)、地下東側から7~10番ホーム(4・5号線)と呼んでいるが、1・2番ホーム(1号線)、……、9・10番ホーム(5号線)はそれぞれ同じ線路を挟み、両側にホームがあるためホーム名を呼び分けている。2・3番ホームと7番ホーム、4・5番ホームと8・9番ホーム、6番ホームと10番ホームと南口改札の間には連絡階段およびエレベーターがある(2・3番ホームからはエスカレーターもあり)。なお、○号線という言い回しは各線路の列車の接近を示す四角いランプ(および業務放送)のみで用いられている。
3・4番ホームは、後述の通り特急ロマンスカーと急行・準急などで用いられるが、到着時などの自動アナウンスは、特急ロマンスカーは3番ホーム側、急行・準急などは4番ホーム側のみ放送される。しかし、主に特急列車の発車時に4番ホーム側を歩く人に対して危険防止の観点から「特急列車が発車いたします」という駅員アナウンスをする。
ホーム構成[編集]
基本的に地下ホームは6・8両編成(各駅停車・区間準急)が、地上ホームはロマンスカーと6・10両編成(6両は早朝の急行、10両は快速急行・急行・準急)が始発として運転する。当駅に到着する際はすべての電車が両数に関係なく最奥(最も西口地上/地下改札に近いところ)の一定の場所に停車・到着する。
乗車と降車で別のホームを用いるが、朝のラッシュ時間帯は乗車ホーム側にも乗客を降車させる。特急ロマンスカーは乗客を降車させた後に車内の清掃と点検を行い、同じホームから乗車させる。回送運転で到着した場合には到着後すぐに乗車できる。
地上ホームの隣の駅は代々木上原となっている。ここから出発する列車は特急ロマンスカー・快速急行・急行・準急であり、特急ロマンスカーを除いては同駅まで停車しないからである。また、地下ホームの隣の駅は各駅停車の南新宿と区間準急の代々木上原が併記されている。
ホームののりば案内では、のりばの番号と種別(または降車専用)が表記されており、具体的な駅名は記載されていない。
地上線と地下線の分岐点(合流点)は隣の南新宿駅すぐ近くにあり、そこまでが新宿駅の構内となる。すなわち4線が併走する部分を長く取ることによって、終日間断なく発着する列車を捌いている。
のりば[編集]
地上 | 1 | 降車ホーム | (現在不使用だが、10連対応工事が完了している) |
2・3 | ■特急ロマンスカー | (3番ホームは4番ホームの降車を兼ねる) | |
4・5 | ■快速急行 ■急行 ■準急 | ||
6 | 降車ホーム | (5番ホームの列車の降車ホーム) | |
地下 | 7 | 降車ホーム | (8番ホームの列車の降車ホーム) |
8・9 | ■区間準急 ■各駅停車 | ||
10 | 降車ホーム | (9番ホームの列車の降車ホーム) |
コンコース[編集]
各階の頭端部に西口地上改札口と西口地下改札口がある。西口地下改札口の東にはJRへの中央地下連絡口と中央東口への中間改札口(自動改札機の色が黄色)があり、JR改札内である中央通路を経て中央東口から出入りする事ができる。地上ホームから西口地下改札口および中央地下連絡口へは、ホームに西口地上改札口寄りにある階段(10両編成の8・9号車付近)を下りると近く、それ以外で10両編成の場合は10号車が最も近い車両となる。
ホームの南寄りに跨線橋があり、地上ホームから上がる事ができる。ここを南に出ると南口で、JR南口に隣接している。その東側にJRへの南口連絡口がある。
トイレは西口地下改札内外と南口改札内(共に出口改札に向かって左側、改札内)にある。車椅子などでの利用に対応した多目的トイレは西口地下改札外と南口改札内に設置され、どちらもオストメイトに対応しており、南口側にはオストメイト用の給湯設備を備えている。西口地下改札外のトイレには一般用の洋式便器の設置がない。
改札内のエレベーターは、南口改札口と各ホーム(南口改札~2・3番ホーム~7番ホーム、南口改札~4・5番ホーム~8・9番ホーム、南口改札~6番ホーム~10番ホーム)を結んでおり、いずれも2005年に完成した。6番ホームは8・10両編成の場合4号車が最寄りとなり、それ以外の地上ホームでのVSE以外の10両編成の場合は5号車が最寄りの車両となる。また、地下ホーム(7~10番線)での10両編成の場合は7~8号車付近が最寄りとなる。
改札外のエレベーターは、改札を出て右側に小田急百貨店の南2台エレベーターと言う名称で存在する。これは、西口地上改札口が2006年にリニューアルしたのに伴い、同改札口に隣接する小田急百貨店のエレベーターが1階にも停止できる様になり、同時に西口地下改札口のある地下1階とは初電から終電まで利用できる様になった。また、西口地上改札口付近と西口地下改札口外側のトイレ付近を結ぶ業務用のエレベーターが設置されているが、これは小田急百貨店の南2台エレベーターや南口改札を結ぶエレベーターが登場する前は西口地上改札口付近と西口地下改札口付近を結ぶ唯一のエレベーターであったが、改札内と改札外を結ぶため、駅係員の付き添いがないと利用する事ができない。
エスカレータは2・3番ホームから南口改札への上りのみで、幅の狭いタイプである。11両編成の1号車およびVSE以外の10両編成の3号車付近が近い。
当駅を発車する列車は、発車時に発車ベルを鳴らす。
4・5番ホームの後(西口地上改札口寄り)から4・5両目の間(10両編成の6・7号車の間)には分割案内板Aがあり、分割駅と分割後の列車の種別・行先を表示できる様になっている。以前は分割案内板Aから2両程小田原寄り(6両編成が停車する最も小田原寄りの端)に同様の表示ができる分割案内板Bが存在していた。
地上ホームの現在の乗車位置目標は、先発が赤い丸印、次発が青い三角印(発車案内表示器では緑色で表示)で案内されているが、以前は足下に埋め込まれたランプを使って案内していた(先発は点滅、次発は連続点灯)。乗車位置案内がランプの頃は、6両編成などの場合は電車が止まる位置しかランプが点滅・連続点灯しなかったが、現在はシールが貼付されているため区別されていない。また、6両編成の場合の小田原寄りの端の案内は存在しない。
地下ホームには、4・6・8両編成(現在回送以外の電車がすべてこれに当てはまる)の小田原寄りの端という案内をするランプが天井から吊されている。
京王電鉄(京王線)[編集]
小田急電鉄の西隣、京王百貨店新宿店の地下2階相当および新宿LUMINE1の地下3階相当にホームがある。
3面3線の頭端式ホームを持ち、南北に線路が延びており、駅先端部で西へ折れている。1963年に完成した当初は頭端式ホーム5面4線の構造であったが、後のホーム延伸などにより一部のホームと線路の閉鎖を行い現在の形となっている(現在でもホーム下の一部にその名残りがある)。このため、線路は構内でS字カーブを描いているので、それに合わせてホームが狭くなっている。
東から1~3番線で、1番線を除き両側にホームがある。3面のホームのうち中央のホームは降車専用である。3番線乗車ホームの北寄りに車椅子などでの利用に対応したトイレがある。
ここから発車するすべての列車が初台駅と幡ヶ谷駅を通過する(新宿~笹塚の複々線化。都営新宿線直通以前から初台は地下駅であり、現在も地下ホームの遺構(京王線の新宿駅付近の廃駅)が残っている(資材置き場として使用)。当駅を発車した列車はここを通過する際に減速する。幡ヶ谷は当初地上ホームであり、現在この付近の線路跡は甲州街道南側の緑地となっている)。この2駅へは、のりばが異なる場所にある京王新線(後述)を利用する。また、京王線のつつじヶ丘行と桜上水行の各最終列車は新線から発車し、終電間際の時間帯には、駅員が「終電は新線です!」と叫ぶ姿もよく見られる。京王の初電から数本(高尾山口行)も新線新宿駅から発車する。
西口での乗降時のパスネットの乗車駅表示は「京王新宿(最低金額、2007年現行120円のため12)」、降車駅表示は「KO宿」となっている。
のりば[編集]
1 | ■京王線 | 各駅停車 | 笹塚・明大前・調布・京王多摩センター・橋本・京王八王子方面 |
2 | ■京王線 | 急行・快速・各駅停車 | 笹塚・明大前・調布・京王多摩センター・橋本・京王八王子・高尾山口方面 |
降車専用ホーム | |||
3 | ■京王線 | 特急・準特急・急行・通勤快速 | 笹塚・明大前・調布・京王八王子・高尾山口・多摩動物公園方面 |
備考[編集]
実際は3番線からの橋本行や1番線からの高尾山口行など案内掲示板には明記されていないなど一部異なるのりばから発車する電車もある。また、種別に関しては日中以降のものである。
京王線ホームからは全列車が初台と幡ヶ谷の両駅を通過する(案内サインに掲出)。
2線同時に進路が開通している(第1出発信号機が注意または警戒を現示する)状態が頻繁に見られるが、これは第2出発信号機が駅から離れた両渡り分岐の手前にあり、そこまでは進むことができるという意味である。実際のダイヤ設定では行われないが、理論上は1番線または2番線からと3番線からとの同時出発が可能である。
コンコース[編集]
京王線の改札口はすべて地下にある。頭端部から階段を上ると西口地下広場への出口専用の広場口改札である。また別の階段から朝ラッシュ時専用の出口専用臨時口改札がある(階段の手前のシャッターの開閉により、7:10~9:00のみ利用可。)この頭端部から降車専用を含む1~3番線各ホーム相互で段差のない移動が可能である。
中央の階段を上がると南北に分かれ、北が京王西口(桃色)、南が京王百貨店口(紺色)であり、両者を区別するために京王のコーポレートカラー2色に塗り分けられている。京王百貨店口はJR中央西口改札口に隣接し、東隣にJR連絡口と中央東口への中間改札口(自動改札機の色が黄色)があり、JR連絡通路を続くとJRの中央通路に出る。この様にJR改札内を通って中央東口改札口から出入りする事ができ、JR駅東側への出入りはこの方法が早い。
南寄りの階段を上がるとルミネ口改札口で、新宿ルミネ1の地下2階である。JRのルミネ口(新宿ルミネ2)とは別の建物で、1階以外ではつながっていない。階段を上がるとJRと小田急の南口に建物から出ずに行く事ができる。なお、ルミネ口とホームを結ぶ階段とエスカレータは乗車ホームのみにある。なお、ルミネ口の発車標はリニューアル工事の時に使われていた液晶型のものが引き続き使われている。
3番線南端より連絡通路を通ると新線新宿駅に抜ける。この連絡通路には階段があり、下りて上るという風になっている。
トイレは3番線の乗車ホーム北寄りにあり、「だれでもトイレ」を併設している。男性用と女性用・だれでもトイレの入口は離れた位置に設置されている。
エレベーターは京王西口・京王百貨店口階と3番線の乗車ホームを結ぶ。他のホームでも頭端部を経由して3番線の乗車ホームへ移動する事で利用可能である。
エスカレータは各乗車ホームと北側が京王西口・京王百貨店口階、南側がルミネ口を結ぶ。北側は各ホーム片方向1本ずつで2ホーム両方向合計4本(ただし朝ラッシュ時には改札階→3番線乗車ホームを運転せず3番線乗車ホーム→改札階方向で2本運転)、南側は各ホーム1本ずつで時間帯により向きが変わる片方向運転となる。
以前は、ドアの数や両数により乗車位置を黄色の8番や緑の7番などと案内していたが、当駅発着のほとんどの列車が4つドアとなった頃の駅リニューアルで先発などのものに置き換えられた。現在、降車専用ホームには4つドアのドア位置を除き柵が設置されている。
改札階の発車標は1~3番線の列車が先発から5番目までの発車時刻・種別・行先・のりば・備考が表示されている。以前は1・2番線用と3番線用で別の案内となっており、それぞれの先発から3台の種別・行先などが表示され、その下にそれぞれの先発列車の停車駅が表示されていた。橋本行きの特急があった頃のその運転時間帯には、停車駅の下に「特急橋本ゆきは2番線から発車します」という案内が表示されていた。
降車専用ホームにある電車接近装置には、他にはない「電車にご注意ください」という表示がなされている。
かつては西側にも中地階通路があったが、駅リニューアル時に閉鎖されている。
京王電鉄(京王新線)・東京都交通局(都営地下鉄新宿線)[編集]
詳細は新線新宿駅を参照。
JR新宿駅南口の西側、甲州街道の地下5階にある。京王新線と都営新宿線は相互直通運転を行っているため、ホームを共有する。当駅は京王電鉄が管理しているため、コンコースの方面案内板や駅名標、その他掲示物は同社のフォーマットになっている(ただし改札内に東京都交通局系の売店が、改札外に東京都交通局の定期券うりばがある)。
東西に伸びる1面2線の島式ホームを持ち、京王線新宿駅とは改札内でつながっているため、番線が京王と都営で通し番号になっているが、この2路線と京王線はそれぞれ離れているため、新線新宿駅と案内されている。なお、都営の駅と東京メトロの駅とは接続していない(後述)。
先述の通り、京王の終電2本(つつじヶ丘行・桜上水行)と初電からの数本(高尾山口行)はここから発車するので注意が必要である。
のりば[編集]
4 | ■京王新線 | 初台・幡ヶ谷・笹塚・明大前・調布・橋本方面 |
5 | 都営新宿線 | 市ヶ谷・九段下・神保町・大島・本八幡方面 |
備考[編集]
早朝と深夜の京王新線の新線新宿始発(折り返し列車)は5番線ホームから発車する。また初台寄りに引き上げ線があり、都営新宿線の新宿折り返し列車が入線する。
コンコース[編集]
東寄りの階段またはエスカレータを乗り継ぐと地下1階で、ここに京王新線口改札口があり、京王モールの南の地下広場に出る。改札手前の北寄りに京王線の3番線乗車ホームに抜ける通路とトイレがある。また地下4階から大江戸線ホームに抜ける連絡通路がある。そしてホームから西寄りの階段を上がると地下1階に新都心口改札口がある。
トイレは京王新線口北寄りの京王線3番線乗車ホームへの通路の脇にあるが、車椅子などでの利用には対応していない。改札外の京王新線口と新都心口をつなぐ連絡通路(フレンテ新宿)には車椅子などでの利用に対応したトイレが設置され、併設された多機能トイレに温水洗浄便座が設置されている。
エレベーターは改札内と改札外を直結するものとホーム・大江戸線連絡通路(後述)・京王新線口を改札内で結ぶものの2基がある。このうち前者は係員の付き添いがないと利用する事ができない。エスカレータは新都心口途中地下4階→ホーム(地下5階)がない他は改札とホームの間のみを移動する。
定期券売り場は2006年6月まで京王と都営で共用していたが、翌7月から別々になった。
東京都交通局(都営地下鉄大江戸線)[編集]
京王新線と都営新宿線の駅からさらに南にかけてある、都道の地下7階に南北に伸びる1面2線のホームがある地下駅。のりばの番号は京王線・京王新線・都営新宿線の駅からの連番となる。
建設に際し、ホーム階はシールドトンネルで、上層階は開削工法で施工された。
1997年12月19日に練馬駅から当駅まで延伸開業した時は、都庁前駅から単線並列運転を行っていたが、2000年4月20日の国立競技場駅延伸時に複線運転に移行された。
のりば[編集]
6 | 都営大江戸線 | 六本木・大門方面 |
7 | 都営大江戸線 | 都庁前・光が丘方面 |
コンコース[編集]
ホームの北側から階段やエスカレータで上がると地下1階に改札Bがあり、京王新線口と相対する。そこから南寄りにもエスカレータがあり、地下4階から都営新宿線と京王新線のホームへ連絡している。
ホーム中央から上がると地下3階に改札Cがあり、新宿マインズタワーなどへの出口となる。さらに地下2階に改札Aがあり、京王新線口の南隣である。なお、改札外と大江戸線ホームの間の移動は「大江戸線のりば」と書かれた改札Bを経由するより、それと相対する「京王新線のりば」を通り改札内地下4階にある「大江戸線連絡通路」を使った方が近い。この連絡通路には中間改札が設置可能な構造になっていて、自動精算機などを置くスペースも用意されているが、都営線同士の乗り換えを考慮して未設置である。このスペースは1998年末にICカードシステムの実証実験を行った際にICカードの積み増し機を設置した事がある。改札内で行き来ができるので、大江戸線の改札口から京王線に乗る事も可能である。そのため、乗降時のパスネットの乗車駅表示は「都 新宿12」(都営地下鉄の初乗り運賃ではなく京王の初乗り運賃が引かれる)、降車駅表示は「TO宿」となっている。
トイレは地下4階にある。エレベーターはホーム(地下7階)~地下4階~改札C階を結ぶ他、エスカレータのみでホーム階と改札Cの間の移動が可能である。
東京地下鉄[編集]
JR新宿駅の北側付近から新宿通りに掛けての地下2階に、東西に伸びる1面2線の島式ホームがある地下駅。西新宿方に引き上げ線があり、当駅始発・終着で池袋方面の電車が運行されている。
JR・小田急・京王の駅と新宿西口駅(都営大江戸線)・西武新宿駅(西武新宿線)と接続しているが、都営新宿線の新宿駅とは接続していない。
のりば[編集]
1 | 丸ノ内線 | 中野坂上・荻窪・中野富士見町方面 |
2 | 丸ノ内線 | 赤坂見附・銀座・大手町・池袋方面 |
コンコース[編集]
ホームの東西の端に地下1階への階段があり、それぞれに改札口がある。改札を出ると自由通路(メトロプロムナード)となっていて、東は新宿三丁目駅までつながっている。東側の改札口はJR東口とサブナードが近く、西側の改札口はJR・小田急・京王線の西口、西口地下広場とバスターミナルに連絡している。東側の改札付近と西側の改札付近の間は早朝・深夜は通り抜ける事ができない。
エレベーターとエスカレータは東側にあり、改札階とホーム階を結ぶが、エスカレータは改札階方向だけである。
トイレは改札外に2か所ある。
備考[編集]
液晶型の発車標が当駅で唯一両方向のみ設置されていた。
1番線の接近放送の最後に「中野富士見町、方南町方面は、中野坂上でお乗り換えです。」という放送がされる。西新宿駅開業以前までは「中野富士見町、方南町方面は、次の中野坂上でお乗り換えです。」だったが、同駅開業後に一旦省略し、発車標更新時に現在の放送様式となった。
都営地下鉄大江戸線の新宿西口駅が開業した後は、「新宿西口接続都営大江戸線はお乗り換えです」という案内放送を行っている。
2006年10月にホームドアを設置すると共に発車ブザーを線路側に移設した。ワンマン運転開始までは茗荷谷駅や後楽園駅とは違い、こちらは混雑時に発車ブザーを鳴らしている。
地下鉄各線新宿駅との接続[編集]
当駅において小田急、京王、都営地下鉄、東京地下鉄の相互間で乗り継ぎ割引が適用される場合があるが、連絡する事業者によって割引の有無が異なるので注意が必要である。
東京地下鉄丸ノ内線新宿駅と都営地下鉄新宿線・大江戸線新宿駅は両駅間の距離が遠く接続していないため、乗り継ぎ割引は適用されないが、丸ノ内線と新宿線の乗り換えは新宿三丁目駅で、丸ノ内線と大江戸線の乗り換えは都営新宿西口駅でそれぞれ行えば乗り継ぎ割引(70円)が適用される。パスネットやPASMO・Suicaで乗り換える場合、30分を過ぎると新たに乗り換え先の駅からの運賃が減額されてしまうので、注意が必要である。
利用状況[編集]
- JR東日本 - 1日平均乗車人員 757,013人(2006年度、JR東日本の駅の中で第1位〈[1]〉。)
- 小田急電鉄 - 1日平均乗降人員 490,081人(2006年度、小田急電鉄の駅の中で第1位〈[2]〉。)
- 京王電鉄 - 1日平均乗降人員 726,653人(2006年度、京王電鉄の駅の中で第1位、JRを除く日本の駅の中でも第1位である〈[3]〉。)
- 東京都交通局 - 1日平均乗降人員 360,403人(2006年度、両線合わせて都営地下鉄の駅の中で第1位〈[4]〉。)
- 都営地下鉄新宿線 - 1日平均乗車人員 124,939人・1日平均降車人員 117,970人、1日平均乗降人員計 242,909人。
- 都営地下鉄大江戸線 - 1日平均乗車人員 58,830人・1日平均降車人員 58,664人、1日平均乗降人員計 117,494人。
- 東京地下鉄 - 1日平均乗降人員 238,494人(2006年度、東京地下鉄の駅の中で第5位〈[5]〉。)
利用状況の推移
- 京王電鉄
- 2005年度:719,946人
- 2000年度:690,687人
- 1995年度:684,406人
- 1990年度:660,765人
- 1985年度:583,170人
- 1980年度:524,186人
- 1978年度:502,559人(京王新線開業年度)
- 1975年度:469,264人
- 1970年度:421,910人
- 1965年度:328,777人
- 1960年度:219,890人
- 1955年度:146,525人
- 1948年度:85,900人(京王帝都電鉄発足年度)
1978年度以降の数値は、京王線および京王新線の合算値である。
- 京王線-都営新宿線直通
- 1995年度:107,666人
- 1990年度:107,101人
- 1985年度:87,275人
- 1980年度:51,627人
京王線・都営新宿線相互直通運転は、1979年度からであるが、1980年3月16日に開始したため、1979年度の数値は算出されていない。
駅周辺[編集]
周辺はビジネス・ショッピング街やその他アミューズメントといった様々なものが集中し、それらの利用客が多く、東京駅などと比べれば華やいだ雰囲気を持つ。路線も東京都多摩地域、神奈川県北西部、埼玉県南部といったベッドタウンなどへ足を延ばしているため、非常に多くの旅客が利用する駅になっている。また、首都の玄関口の一つでもある。
ただ、甲州街道(国道20号)の跨線橋の架け替え工事終了後には新宿南口センタービル(仮称)と現東口のルミネエストビルの建て替えのための200m級の超高層ビル建設の2棟の建設計画がある。
西側[編集]
西口(JR・小田急・京王)、中央西口(JR)、京王百貨店口(京王)、広場口(京王)、A10~A18・B14~B18(東京地下鉄)
出口や改札口の名称に関わりなく俗に「西口」と呼ばれる事が多い。丸ノ内線の駅の地上出入口はJR・小田急・京王の各線の駅の各西口・中央西口改札口の改札外コンコースとつながっているので、事実上それらの鉄道線の駅の地上側出入口でもある(後述を参照の事)。また、西口の駅前バスターミナルの近くではよく選挙活動などの政党・政治団体による演説が行われている。
- 新宿駅西口地下広場
- 小田急百貨店新宿店 - JRと小田急の西口と一体
- 小田急ハルク
- ビックカメラ
- 京王百貨店新宿店 - 京王線の駅と一体
- 新宿高層ビル群
- 新宿新都心
- 東京都庁
- 工学院大学
- 新宿高速バスターミナル(主に中央自動車道方面の高速バス)
- ヨドバシカメラ
- 新宿西口駅(都営地下鉄大江戸線)
- 新宿西口献血ルーム
- 青梅街道(東京都道・埼玉県道4号東京所沢線・東京都道5号新宿青梅線)
東側[編集]
東口(JR)、中央東口(JR・小田急・京王)、A8~A9・B12~B13(東京地下鉄)
出口や改札口の名称に関わりなく俗に「東口」と呼ばれる事が多い。新宿サブナード(地下街)を経由していくと西武新宿駅に出られる。
新宿三丁目方面
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歌舞伎町方面
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南側[編集]
南口(JR・小田急)、A1(都営地下鉄大江戸線)
甲州街道新宿陸橋上の小田急とJR東日本の出口で、東西に出られる。都営地下鉄大江戸線出口は、南西側のマインズタワー前にある。
- 東南口(JR)、JRルミネ口(南口跨線橋)
- 新宿flags(TOWER RECORDSなど)
- ルミネ
- 大塚家具新宿ショールーム
JR新南口
JR東日本専用の改札口および出口で、南口とは甲州街道新宿陸橋を挟んで南側、JR線の東側にある。
- JR高速バスのりば
- 甲州街道(国道20号)
- タカシマヤタイムズスクエア - 高島屋新宿店、東急ハンズ新宿店
- 紀伊國屋書店新宿南店
- ウインズ新宿
- 新宿駅南口郵便局
- 公務員住宅
- 代々木駅
- ビジネスホテル群
JRサザンテラス口
こちらもJR東日本専用の改札口および出口で、甲州街道新宿陸橋を挟んで南側、JR線の西側(つまり南西側)にある。都営地下鉄大江戸線のA1出口は南西側のマインズタワー前にある。新宿サザンテラスは新宿陸橋から南へ約200m付近でJR線を東西に跨ぎ、東側のタカシマヤタイムズスクエアとつながる。
東京地下鉄丸ノ内線の出入口[編集]
丸ノ内線の駅の地上出入口はJR線の北側にある。東西にそれぞれ丸ノ内線の改札口があり、東側の各出口(新宿通り)と西側の各出口(西口広場)に大別できる。東西の各出口間は地下通路「プロムナード」で改札外がつながる。各出入口はJR・小田急・京王の各線の西口と中央東口改札口およびJRの中央西口(出口)と東口改札口の改札外とつながっているため、事実上JR・小田急・京王の各線の駅の地上出入口としても使用できる。
新宿三丁目駅と地下道(メトロプロムナード)でつながっているので、同駅と出口番号が連続している。紀伊國屋書店方面(B9・B8・B7・B6など)は新宿三丁目駅を参照の事。新宿三丁目駅A1出口と都営地下鉄新宿駅のA1出口と混同しない様本項では注意が必要である。また、都営地下鉄大江戸線の新宿西口駅とも改札外でつながっているが、西側の改札口が近く、同駅に属する各地上出入口も共通で利用できる。さらに西武新宿駅と地下街「新宿サブナード」を介してつながってはいるものの、A9、B13出口などから地上に出た方が早い事がある。
新宿通りにある出入口(JR線東側)
- A6 中村屋
- A7 タカノ
- A8 ルミネエスト新宿、JR線東口方面
- A9 ルミネエスト新宿、JR線東口方面
- B9 マルイヤング
- B10 サブナード(西武新宿駅方面)
- B11 新宿富士ビル(みずほ銀行)、歌舞伎町方面
- B12 三井住友銀行新宿ビル(三井住友銀行)、洋服の青山
- B13 スタジオアルタ、はとバス東口乗り場、歌舞伎町、西武新宿駅、新宿プリンスホテル、西武新宿PePe方面
- C番は新宿三丁目駅を参照
西口広場付近にある出入口(JR線西側)
- A10 メトロ食堂街、小田急百貨店方面
- A11 メトロ食堂街
- A12 JR西口、小田急西口、京王線西口方面
- A13 新宿駅地下駐車場
- A14 JR西口、小田急西口、京王線西口方面
- A15 小田急百貨店
- A16 新宿駅西口地下広場、小田急百貨店
- A17 新宿駅西口地下広場
- A18 新宿エルタワー、新生銀行、損保ジャパンビル、伊予銀行方面
- B14 メトロ食堂街
- B15 JR西口、小田急西口、京王線西口方面、新宿パレット
- B16 小田急百貨店別館ハルク(小田急ハルク)
- B17 新宿駅西口35(小田急ハルク前小田急系高速バス乗り場)・36番バス乗り場
- B18 小田急百貨店別館ハルク(小田急ハルク)
京王新線・都営地下鉄の出入口[編集]
地下駅である京王新線と都営地下鉄の地上出入口は、甲州街道のJR線より西側、JRと小田急の駅の南西側にある(ただしA1出口は甲州街道西新宿1丁目交差点より約200m南のマインズタワー地下にある)。京王線~京王新線・都営新宿線~都営大江戸線は改札内移動が可能である。
京王新線と都営地下鉄の2~8出口は、小田急・JRの南口改札外と「ルミネ1」を介してつながっている。また、大江戸線C改札口を除く改札外フロアは「京王モール」を介してJR・小田急・京王の各線の西口・中央地下西口、新宿高速バスターミナルとつながっている。
甲州街道のJR線より西側にある出入口
- 1 ルミネ、新宿ミロード
- 2 新宿サザンテラス、JR新宿ビル
- 3 ファーストキッチン
- 4 新宿駅南口郵便局方面
- 5 新宿スカイビル、ソフマップ方面
- 6 ヤマハリビングテック新宿ショールーム方面
- 7 本間ゴルフ、国民生活金融公庫、新銀行東京方面
- 8 全労済ホールSPACE ZERO、カタログハウス方面
地下歩道連絡口は、東京都庁、京王プラザホテル方面に連絡する。
マインズタワー方面
- A1(大江戸線C改札口専用出入口) 新宿マインズタワー、JR東京総合病院、JR東日本本社ビル、ホテルセンチュリーサザンタワー方面
バス[編集]
駅周辺には多くの路線バスや高速バスが発着する。ただし、新宿は各方面に成熟した鉄道網が形成されている事から、一般路線バスについては系統数・利用者数共都内の主要駅の中で必ずしも上位にある訳ではない。また、高速バスは主として西方面(中央自動車道)へ伸びる東京有数のターミナルとなっているが、乗降場所がいくつかに分散されている。
一般路線バス[編集]
一般路線バスのターミナルは西口に集中している。駅の東側へ運行する路線であっても西口を起点としており、東口側には「新宿駅東口」や「歌舞伎町」などの停留所を設けて停車する。この他、新南口から200m程離れた明治通り上に「新宿四丁目」停留所があり、池袋方面と渋谷駅を結ぶ池86系統が停車する。
東京で最初に走ったバス路線は、1913年に開通した京王の新宿~笹塚間である。当駅周辺を最初に走ったバスもこれという事になるが、この路線は京王線の鉄道未通区間を暫定的に連絡する目的のものであったため、1915年に当該区間の鉄道が開通すると入れ替わりに廃止となっている。
バスが本格的に普及し始めるのは関東大震災前後から昭和の始め頃にかけてであり、当駅周辺ではこの頃に東京乗合自動車(通称青バス、後に市営に統合)が青梅街道・新宿通り方面へ、東京市が新宿通り方面へ、万歳自動車(甲州街道乗合自動車に改称された後に京王電気軌道が買収)が甲州街道方面へ、関東乗合自動車が小滝橋通り方面へとそれぞれバスを走らせている。
戦後はこれらをベースとする都営・京王・関東バスの他、相互乗り入れの形で小田急・西武バスが当駅への乗り入れを開始した。また一時は東急も同様に3路線を乗り入れていたが、昭和50年代半ばまでに撤退している。
東京都交通局(都営バス)[編集]
東京都交通局の都営バス(以下、都バス)の路線は、上記の通り旧東京市営バスに青バス路線と京王電気軌道の山手線以内の路線(牛込方面)を承継したのが基礎となっているが、戦後になって郊外に向けて大幅に路線延長を行った。
現在の都バスの行先は様々であり、短距離のものでは都庁循環、早稲田、東京女子医大、三宅坂、長距離では王子駅、駒沢陸橋(かつては大森駅まで)、練馬車庫(桜台)、品川駅(品川車庫)などがある。
都バスの当駅乗り入れ路線は、都営地下鉄大江戸線(12号線)の開通に際して行われたバス路線の再編によって大幅に縮小された。1997年12月19日の当駅~練馬間開通時に宿62系統:大泉学園駅行、2000年12月12日の全線開通時には田70系統:田町駅東口行、秋76系統:秋葉原駅東口行、都03系統:晴海埠頭行などの行先が廃止・短縮により姿を消している。
- C・H01系統:都庁循環
- 白61系統:練馬車庫行
- 宿74系統:国立国際医療センター経由東京女子医大行、中央公園経由新宿車庫行
- 宿75系統:抜弁天経由東京女子医大行・三宅坂行、西参道経由新宿車庫行
- 早77系統:早稲田行
- 王78系統:王子駅行
- 宿91系統:駒沢陸橋行
- 品97系統:品川駅行
関東バス・ケイビーバス[編集]
関東バスおよび系列のケイビーバスは、小滝橋通りを大久保方面に運行し、大久保通りを中野方面、早稲田通りを中野方面(以上関東バス)、下落合・戸山方面(ケイビーバス)の3方向に分かれる。停留所名は、他の各社が「新宿駅西口」としているのに対して、この2社は「新宿西口」であり、「駅」が付かない。
京王電鉄バス・京王バス東[編集]
京王系の京王電鉄バスと京王バス東の沿革は、上記の甲州街道自動車を源流とする京王電気軌道系のバスと東京横浜電鉄系のバスの2系統がある。京王電気軌道系は現在の当駅周辺の路線網の源流である。これに対し、東横系は当駅には乗り入れなかったものの、中野地区や永福町周辺の路線の路線網の源流となっている。
京王のバスは、方南通りを経由して杉並方面、水道道路・中野通りを経由して中野方面、参宮橋を経由して渋谷方面に運行するものが主である。この他、新都心における短距離路線にも力を入れており、後からC・H01(都庁循環)系統に参入した他、100円ワンコイン運賃のS01(新都心循環)系統を2003年4月に開設した。
戦前は、京王線に並行して甲州街道を運行するものが主であったが、戦後になって事業エリアの変化や新道の開通により、独自性の高い方南通りや水道道路を運行する路線が増えていった。
小田急バス・小田急シティバス[編集]
小田急バスの新宿駅乗り入れの歴史は浅い。元々武蔵野市と三鷹市に営業基盤を持っていた同社の前身、武蔵野乗合自動車が戦後に都営・京王との3社相互乗り入れによる武蔵境駅~東京駅線を開設して新宿へ足を伸ばしたもので、現在はその一部として残った新宿駅西口~武蔵境駅間を単独で運行している。この他、2000年9月からは小田急シティバスがよみうりランドに至る路線を春と秋の季節限定で日曜・祝日のみ運行しているが、共に京王線との並行区間が多いため本数は少なく、特に後者は一般にほとんど知られていない。共に高速バスと同様に小田急ハルク前を発着する。
西武バス[編集]
西武バスの路線も同様に少なく、現在は以下の路線が乗り入れているだけである。都営が宿62系統を短縮した今、山手通りを東中野方面に向かう唯一の路線となっている。
東急バス[編集]
東急バスは現在は乗り入れていないが、かつて3路線が乗り入れていた(このうち宿97は新宿駅東口発着であり、西口ターミナルへは乗り入れていない)。いずれも都営か京王との相互乗り入れによって新宿へ足を伸ばし、昭和50年代半ばまでに廃止もしくは短縮された。宿50は現在は閉鎖されている京王デパートと安田生命ビルの間にあったプラットホームに発着していた。
発着路線の系統番号について[編集]
都内を走るバス路線の系統番号は、漢字(原則 一部ひらがな・英文字)+数字の組み合わせから構成され、当駅発着路線を示す漢字記号として都営バスを除き「宿」が用いられる。また、数字部分は都営と民営各社で付け方のルールが異なり、以下の様になっている。
都営バスは、都心から見て新宿方面(さらに西側も含む)に向かう路線に70番台を付けるルールがある(一部の特殊系統を除く)。このため、駅乗り入れ系統番号の多くも70番台である。漢字部分を「宿」とせずに着点側を示す漢字を用いる事により漢字+数字の組み合わせから発着点を把握できる様にしている。なお、新宿から練馬方面と城南地域へ向かう路線には、それらの地域を示す60番台や90番台を用いている。
民営バスは原則として漢字記号に「宿」を使用し、都営との数字部分の重複を避けるため、00番台~50番台の間に収まっている。これは当駅を基準として方面別に以下の様に割り当てられている。
- 宿00番台:小滝橋通り・大久保方面(関東バス・ケイビーバス)
- 宿10番台:欠番
- 宿20番台:山手通り・東中野方面(西武バス)
- 宿30番台:十二社池の下・方南通り方面(京王)
- 宿40番台:甲州街道方面および水道道路方面(小田急バス・京王) - 6号通そのものは通らない。
- 宿50番台:副都心(十二社、ジュウニソウ)・参宮橋・渋谷方面(京王)
- 宿60番台:現在では欠番
- 宿70番台:東新宿・東京女子医大方面(都営バス)
- 宿80番台:欠番
- 宿90番台:東高円寺・新代田・駒沢陸橋方面(都営バス) - はとバス委託による運行。
都バス系統
高速バス[編集]
高速バス路線は、西口の「新宿高速バスターミナル」、新南口のJRハイウェイバスのりば、西口バスターミナルの3カ所から発車している。首都高速新宿線から中央自動車道方面に向かうものが多い。乗り場は会社・路線によって異なり、降車場所も異なる。高速バス乗り場は3つに大別できる。
- 西口:新宿高速バスターミナル - 明治安田生命MY新宿第2ビル1階
- 西口:西口バスターミナル - 乗り場の数が多く、乗り場によって駅出口が異なる。
- 新南口:新南口JRハイウェイバスのりば
新宿高速バスターミナル[編集]
中央高速バスを中心とした京王グループおよび共同運行会社のバスが発着する。詳細は当該項目を参照の事。
新南口JRハイウェイバスのりば[編集]
新南口にはJRバス関東の新宿営業センターに併設されたターミナルがあり、JRバス各社と共同運行会社が発着する。東京駅八重洲南口のJRバスターミナルと共に、都内におけるJR高速バスの予約・発券を受け持つ窓口がある(中央高速バスのJRバス関東担当便とJR東海バスの「渋谷・新宿ライナー静岡号」を除く。これらの路線は新宿高速バスターミナルに発着し、東京側の予約・発券業務も新宿高速バスターミナルで行われている。)。
- 中央道昼特急京都号・中央ドリーム京都号・青春中央ドリーム京都号
- 中央道昼特急大阪号・中央ドリーム大阪号・青春中央ドリーム大阪号
- ドリーム神戸号
- ドリームなんば・堺号
- ドリーム和歌山号
- 金沢エクスプレス号
- ドリーム福井号 昼特急(福井)
- 中央ライナー号・ニュードリーム名古屋号
- 駿府ライナー
- みと号
- 新宿・東京~常陸太田
- 新宿・東京~常陸大宮・烏山・大子(だいご)
- マロニエ新宿号
- 与一号
- もみじ号
- 那須リゾートエクスプレス号
- 夢街道会津号
- あぶくま号
- ドリーム徳島号
- ドリーム高松号
- 新宿~東京ディズニーリゾート
- 南アルプス号
- 上州名湯めぐり号
- 政宗号・ドリーム政宗号
- ドリームさくらんぼ号
- いわみエクスプレス号
- 新宿~伊香保温泉
- 新宿~尾瀬戸倉・大清水
西口バスターミナル[編集]
小田急系およびケイビーバスの一部とそれぞれの共同運行会社による高速バスは、西口バスターミナル内を発着する。
小田急シティバスが運行する都市間高速バスは以下の通りであり、すべての路線がハイアットリージェンシー東京前を起点とし、一般路線バスと同じ西口の小田急ハルク前(35番のりば〈駅B17出入口前〉)に停車する(ただし下記の岡山方面行は除く)。
ケイビーバスと小田急シティバスの高速路線のうち、豊橋・岡山方面の路線は他の路線と異なり、MY新宿第2ビル前(26・27番のりば)から発車する。
この他、小田急箱根高速バスが小田急ハルク前を起点に御殿場駅・箱根方面への路線を運行している。
空港直通バス[編集]
空港直通バスは、東京空港交通が京王百貨店前の乗り場から羽田空港・成田空港に向かう路線を運行している。
深夜急行バス[編集]
以下の様な深夜急行バス(深夜限定の路線バス)がある。
歴史[編集]
新宿駅という駅名は、江戸時代に甲州道中(甲州街道)の日本橋と高井戸の間に新しく作られた宿駅である「内藤新宿」が由来となっている。
新宿に鉄道の駅ができたのは、1885年に日本鉄道により赤羽~品川間の路線(現在のJR山手線)が開設された時である。しかし、この時は新宿と言っても町外れに駅が設けられたためにほとんど利用がない事もあったと伝えられている。平日でも利用客はごくわずかで、雨の日など利用客が0人の時もあった。
次いで、1889年に甲武鉄道によって立川までの路線(現・JR中央本線)が開設され、同年8月には八王子まで延長される事で賑う様になった。また、この頃に電車線用のプラットホームとして本来の新宿駅のプラットホームの他に、構内の大久保寄りの青梅街道付近にもプラットホームが設けられていた事がある。
その後も私鉄の乗り入れは相次ぎ、1915年に京王電気軌道(現在の京王電鉄)が南口の甲州街道上に、1923年には帝国電灯西武軌道線(後の都電杉並線)が東口に、1927年には小田原急行鉄道(現在の小田急電鉄)が西口にそれぞれ新宿駅を開業させている。
京王線の新宿起点は、新宿駅ではなく新宿追分交差点(後に隣接する京王新宿駅に移転)であり、現在の新宿三丁目駅の位置付近にあった。しかし、1945年に空襲で変電所が被災した影響で南口跨線橋上の運行に支障が出たため、同年7月に東横線新宿駅予定地だった現在の西口に移転している(京王線の新宿駅付近の廃駅の項を参照の事)。1952年には西武鉄道の新宿線が西武新宿駅(歌舞伎町)まで延伸したが、通常この駅については「新宿駅」には含めない事が多い。
小田急と京王のホームが地上にあった一時期に、のりばの番号が国鉄(現・JR)→小田急→京王の順で連番だった事もある。この当時は、各社の駅をつなぐ連絡跨線橋が設置され、乗客の乗り換えに供用されていた。また、軌間が同じ国鉄と小田急の間には連絡線が設置されていた。
年表[編集]
- 1885年(明治18年)3月1日 - 日本鉄道の駅が開業。貨物営業も開始。
- 1889年(明治22年)4月11日 - 甲武鉄道の駅が開業。
- 1906年(明治39年)10月1日 - 甲武鉄道が国有化。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道が国有化。
- 1915年(大正4年)5月1日 - 京王電気軌道(京王電鉄の前身)の駅が甲州街道上に開業。
- 1923年(大正12年)12月1日 - 帝国電灯西武軌道線(後の都電杉並線)の駅が東口に開業。
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 小田原急行鉄道(小田急電鉄の前身)の駅が開業。
- 1931年(昭和6年)- 乗降客数が日本第1位になる。
- 1945年(昭和20年)7月24日 - 京王電気軌道の駅が西口に移転。
- 1952年(昭和27年)3月25日 - 西武新宿駅開業。
- 1959年(昭和34年)3月15日 - 営団地下鉄丸ノ内線の駅が開業。
- 1961年(昭和36年)2月8日 - 営団地下鉄荻窪線(現在の丸ノ内線新宿~荻窪間)が開業。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 京王電鉄の新宿駅が地下駅となる。道路との併用軌道から切り替え。
- 1963年(昭和38年)12月1日 - 都電杉並線廃止。
- 1964年(昭和39年)2月17日 - 小田急電鉄新宿駅第1次大改良工事完成。地下ホーム供用開始。
- 1967年(昭和42年)8月8日 - 米軍燃料輸送列車事故が発生、国電1,100本が運休。
- 1968年(昭和43年)10月21日 - 新宿騒乱事件が発生。全学連の学生運動花盛り。
- 1969年(昭和44年)- 新宿西口反戦フォークゲリラ事件が発生。フォークソングの歌手達が反戦歌などでベトナム戦争反対を訴え、最大で4万人が集結するが、警察が集会を禁止した。
- 1970年(昭和45年)1月27日 - 東京都電が廃止され、新宿から路面電車が消滅。
- 1978年(昭和53年)10月31日 - 京王電鉄新線新宿駅開業。
- 1980年(昭和55年)3月16日 - 都営地下鉄新宿線の駅が開業。
- 1980年(昭和55年)8月19日 - 新宿西口バス放火事件発生。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 小田急電鉄新宿駅第2次大改良工事完成。10両編成運転に対応。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 国鉄駅での貨物取り扱いが廃止。
- 1986年(昭和61年)3月3日 - 国鉄埼京線運行区間が延伸。第1ホーム(現1・2番線)を使用開始し既存ホームの番線がずれる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本の駅(山手線所属)となる。
- 1991年(平成3年)3月19日 - 「成田エクスプレス」運転開始により第2ホーム(現3・4番線)を使用開始し、既存ホームの番線がずれる。新南口がオープン。
- 1995年(平成7年)5月5日 - 当駅で青酸ガス事件が発生(新宿駅青酸ガス事件、オウム真理教(→アーレフ)の元信者の犯行)。
- 1997年(平成9年)12月19日 - 都営地下鉄大江戸線の駅が開業。
- この年の某日、JR山手線・中央線のホーム自動放送更新。声優が代わる。
- 2000年(平成12年)頃 - 小田急電鉄でホーム自動放送が更新。河本俊美から現在の声優に交代。
- 2001年(平成13年)12月1日 - 湘南新宿ライン停車開始。
- 2003年(平成15年)2月1日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線特急の発着ホームを現在使用の仮設ホームに移転。それまで使っていた第3ホームの工事開始。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化により、丸ノ内線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)の駅となる。
- 2004年(平成16年)9月25日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線快速上りの発着ホームを工事中だった第3ホームに移転。それまで使っていた第4ホームの工事開始。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 東武線直通特急「日光」「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」運転開始。
- 2006年(平成18年)4月16日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、サザンテラス口がオープン。中央線快速下りの発着ホームを工事中だった第4ホームに移転。それまで使っていた第5ホームの工事開始。
- 2007年(平成19年)3月18日 - JR新宿駅で一部番線番号を変更(11~14番線→13~16番線)。
- 2007年(平成19年)4月15日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線快速下りの発着ホームを工事中だった第5ホーム(11・12番線)に移転。それまで使っていた第4ホーム(9・10番線)の工事開始。
- 2007年(平成19年)11月25日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線特急の発着ホームを現在使用の仮設ホームから工事中の第4ホームに移転予定。
2015年 2月23日から3月1日。ドラクエのスライムポスターが登場した
JRホームの使用状況変遷[編集]
JRの駅は1960年代中に1~10番線までを供用されるようになった。以下に以降の各ホームの使用状況変遷を挙げる。
第1ホーム (現1・2番線) |
第2ホーム (現3・4番線) |
仮設ホーム (現5・6番線) |
第3ホーム (現7・8番線) |
第4ホーム (現9・10番線) |
第5ホーム (現11・12番線) |
第6ホーム (現13・14番線) |
第7ホーム (現15・16番線) | |
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~1986年 3月2日 |
未設置 | 未設置 | 未設置 | 1・2番線 ■中央特急 |
3・4番線 ■中央快速(上) |
5・6番線 ■中央快速(下) |
7・8番線 ■中央総武(東) ■山手(内) |
9・10番線 ■山手(外) ■中央総武(西) |
1986年 3月3日~ |
1・2番線 ■埼京 |
3・4番線 ■中央特急 |
5・6番線 ■中央快速(上) |
7・8番線 ■中央快速(下) |
9・10番線 ■中央総武(東) ■山手(内) |
11・12番線 ■山手(外) ■中央総武(西) | ||
1991年 3月19日~ |
3・4番線 ■NEX |
5・6番線 ■中央特急 |
7・8番線 ■中央快速(上) |
9・10番線 ■中央快速(下) |
11・12番線 ■中央総武(東) ■山手(内) |
13・14番線 ■山手(外) ■中央総武(西) | ||
1995年 12月1日~ |
3・4番線 ■埼京 ■宇都宮高崎 ■NEX | |||||||
2001年 12月1日~ |
1・2番線 ■埼京 ■■湘南新宿 |
3・4番線 ■埼京 ■■湘南新宿 ■NEX | ||||||
2003年 2月1日~ |
5・6番線 ■中央特急 |
■工事 | ||||||
2004年 9月25日~ |
7・8番線 ■中央快速(上) |
■工事 | ||||||
2006年 3月18日~ |
3・4番線 ■埼京 ■■湘南新宿 ■東武直通特急 ■NEX | |||||||
2006年 4月16日~ |
9・10番線 ■中央快速(下) |
■工事 | ||||||
2007年 3月18日~ |
13・14番線 ■中央総武(東) ■山手(内) |
15・16番線 ■山手(外) ■中央総武(西) | ||||||
2007年 4月15日~ |
■工事 | 11・12番線 ■中央快速(下) | ||||||
2007年 11月25日~ |
3・4番線 ■埼京 ■■湘南新宿 |
5・6番線 ■東武直通特急 ■NEX |
9・10番線 ■中央特急 |
1986年に埼京線を当駅に延伸するのに今の場所に1面2線のホーム(現1・2番線)を設置させた訳だが、当時の国鉄では「番線は駅長室に近いほう(当駅は東側)から番号を振る」という方針だったため、上記5つのホーム全ての番線をずらす事になった。約20年ぶりの番線変更でもあり、のりばを番線で覚えていた利用者は混乱した。
さらに、1991年の成田エクスプレスの運転開始で当駅が始発駅となったために第2ホーム(現3・4番線)を新設させた。その後の中央線特急ホームの改良工事により2003年にその機能は代々木寄りに新設された仮設ホーム(現5・6番線)へと移行され、改良工事中だった第3ホームは2004年に中央快速上り用(現7・8)となり、同時にそれまで中央快速上り用だった第4ホームを工事する事になる。このホームは2006年4月16日から中央快速下り用(新9・10)となり、元の中央快速下り用であった第5ホーム(旧9・10)の工事を行い、2007年4月15日の工事で再び中央快速下りは同ホーム(11・12)を使用する様になり、第4ホームは再び工事される事になっている。同ホームは同年11月に中央特急専用となる予定だが、移設後も甲州街道跨線橋の架け替え工事は続けられ、5・6番線の中央特急用仮設ホームは撤去されず、配線変更工事を行った上で山手貨物線(埼京線・湘南新宿ライン・成田エクスプレス・東武直通特急など)用のホームとなる予定である。
前述したが、上越新幹線の駅を建設するための場所は確保されており、JR在来線の直下(地下)となる。さらに、東海道新幹線方面に連絡線を敷設する計画があるため、山手貨物線(湘南新宿ライン・埼京線・りんかい線)の開かずとなった代々木付近の踏切の地下道化は見送られている(そのため現在でも「開かずの踏切」状態が続いている)。上越新幹線については、利用客の利便性および災害時等におけるターミナル一極集中のリスク回避によるターミナルの二極化の必要性から、整備新幹線事業とは分離して新宿~大宮間の早期建設が望まれるところである。なお、この空間を避けるため、京王新線と都営新宿線の新宿駅(新線新宿駅)のホームは地下深く(地下5階)建設されている。
その他[編集]
- 当駅特有の現象として、1991年3月16日から小田急電鉄とJR東海が特急列車の相互乗り入れ(「あさぎり」)を行っている関係で、「私鉄のホームにJRの車両が入線する」という光景が見られるが、2006年3月18日のダイヤ改正からJR東日本と東武鉄道が特急列車の相互乗り入れ(「日光」「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」)が行われており、逆に「JRのホームに私鉄の車両が入線する」光景も見られる様になった。
- 2006年7月31日より当駅限定でSuicaポスター(Suipo)のサービスが始まっている。これはSuicaもしくはモバイルSuicaをタッチすると広告が見られる期間限定のサービスである。なお、利用するには事前に広告の横にある登録機で登録を行う必要がある。
隣の駅[編集]
- 東日本旅客鉄道
- ■山手線
- ■埼京線
- ■■湘南新宿ライン
- 特別快速・快速・普通
- 渋谷駅 - 新宿駅 - 池袋駅
- 特別快速・快速・普通
- ■中央線(快速)
- ■中央・総武線(各駅停車)
- 代々木駅 - 新宿駅 - 大久保駅
- 京王電鉄
- ■京王線
- ■京王新線
- 東京都交通局
- ○都営新宿線
- ○都営大江戸線
- 代々木駅(E-26) - 新宿駅(E-27) - 都庁前駅(E-28)
関連項目[編集]
桃太郎電鉄シリーズ
参考文献[編集]
- 「国道20号新宿跨線橋架け替えにともなう新宿駅改修工事」
- 鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』2001年11月号 No.421 P.58~P.63
- 「国道20号新宿跨線橋架け替えにともなう新宿駅支障改修工事」
- 鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』2007年11月号 No.493 P.56~P.63
- 「JR東日本 国道20号新宿跨線橋架替工事と新宿駅改修工事」
- 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』2006年1月号 No.770 P.64~P.69
外部リンク[編集]
- JR東日本 新宿駅
- 小田急電鉄 新宿駅
- 京王電鉄 新宿駅
- 京王電鉄 新宿駅 全体図(PDF)
- 東京都交通局(都営新宿線) 新宿駅
- 東京都交通局(都営大江戸線) 新宿駅
- 東京メトロ 新宿駅
- えきペディア 新宿駅
- 新宿駅南口地区基盤整備事業 - 国土交通省・東京国道事務所
- 新宿駅周辺地区の調査および計画報告書(PDF) - 新宿区・都市計画課
- 新宿駅周辺の航空写真 - 国土交通省・国土画像観覧システム
- 西武バス