東京ディズニーランド

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東京ディズニーランド®とうきょうディズニーランドTokyo Disneyland® :略称 TDL )は、東京ディズニーシーなどと共に東京ディズニーリゾートを形成するディズニーパークであり、日本の代表的なテーマパーク

施設の名称には「東京」とあるが、実際に所在するのは東京都と旧江戸川を挟んだ千葉県浦安市である。海外にある他のディズニーパークと違い、誘致当時の経緯(後述)から東京ディズニーシーと共に唯一ディズニーグループの直営ではなく、オリエンタルランドライセンス方式で運営する。2006年現在、年間来客数1700万人、売上高世界一のテーマパークである。

施設

【ワタミーランド】ディズニーランドのブラック現場「病気になると『根性が足りない』練習しようとすると『仕事と関係ないことするな』ダンサーの給料は月に数万円」

キャストに責任転嫁する3つの“魔法の言葉”
実は、こうしたビジネス書には書かれていないが、ディズニーリゾートの現場では、システムをうまく機能させるための3つの“魔法の言葉”があるという。その3つとは「体調管理もあなたの仕事」「あなたのレベルが低いから」「あなたの根性が足りない」。夢の国とは縁のなさそうな“魔法の言葉”だが、いったいどういう意味なのだろうか?

ユニオンが、こう解説する。

「パレードを例にとってみましょう。前提として知っていただきたいのは、パレードの多くも臨時雇用者で成り立っているということです。まず、その日、キャラクターの中に入ることが割り当てられたキャストであれば、キャラクターの着ぐるみは猛暑対策用に改良されていないために、自分で瞬間冷却材を用意するなどしなくてはなりません。ただ、キャラクターの中に瞬間冷却材を用意しても、パレードが始まる前の段階で、その効果はなくなってしまい、余計に重たくなります。その結果、熱中症になっても、オリエンタルランドの社員からかけられる言葉は『体調管理もあなたの仕事』というわけです」

本来であれば、従業員厚生を促すような「体調管理もあなたの仕事」というフレーズも、オリエンタルランドでは責任転嫁の言い訳に使われているようだ。

「また、パレードなどのエンターテインメント系も、あらかじめのトレーニングはわずかしかなく、実践で覚えろというのが基本スタイルです。このために、本番でミスをしたり、ケガをした場合には『あなたのレベルが低いから』と罵られるのです。同様に、病気になった場合には『あなたの根性が足りない』といった言葉が投げかけられます。こうした職場では『なんでも悪いのは自分』という雰囲気が醸成され、その結果、精神的に追い込まれて『NO』が言えない雰囲気になっていくのです。かといって、よりレベルを上げるために練習をしようと施設でトレーニングをしていると、『仕事と関係ないことをするな』と注意を受けます。もちろん、個人的なトレーニングの時間は時給に入りません。しかし、施設でケガをされても困るというわけです」

最も深刻な状況なのがダンサーだという。学校の教育現場でもダンスは必修化され、ディズニーリゾートも「エンターテイナー オーディション」という大々的なオーディションを行い、ダンサーには力を入れているはずだが……。

「ダンサーは特別なオーディションを受けなければならず、数カ月にわたり拘束されます。そのうえ、いざ合格しても、舞台に立てるまでには何回もレッスンを受け、仕事は1日3~4時間の時給労働(パレードのみ)なので、稼げても月に数万円で、生活が安定しないのです。また、アルバイトと同様の扱いで、出演予定の当日になって仕事がなくなることもあります。生活面の不安から他の仕事と掛け持ちするようになり、ダンスの練習にかける時間がどんどん減っていき、皮肉なことに本当に“(ダンスの)レベルが低い”とゲスト(客)から指摘されてしまうのです。それで転職しようにも、合格した時点ではダンサーの卵にすぎず、パレード用の最小限のダンスしか習得する機会を与えられていないので、なかなかつぶしが利きません。履歴書には『ディズニーリゾートで働いていた』と書くことは認められておらず、転職の際に自己アピールもしにくいのです」

「体調管理もあなたの仕事」「あなたのレベルが低いから」「あなたの根性が足りない」という3つの“魔法の言葉”とは、責任転嫁するための、まさにブラック企業のロジックではないか。

こうした話を聞くと、感動とは別の意味で、パレードは涙なしに見られなくなる!?

キャスト同士による“落とし合い”
「あるキャストが気に食わないと、別のキャストが正社員にクレームをつけた場合、名指しされたキャストは、ベテランのユニバーシティリーダー(インストラクター)クラスでさえも簡単に降格やクビにされます。ちょっとしたトラブルがあるだけで、正社員は問題解決と称して、安易にクビを切ろうとするのです。ですからキャスト間の関係は常にピリピリしています。しかも、数年前にディズニーの人材教育礼賛本が続々と出版された頃から、ゲストからのクレームも激しくなっています。ゲストから名指しのクレームを受けると、問答無用で降格やクビになってしまいます。ゲストのみなさんにも知っていただきたいのですが、問題の本質はキャストの対応ではなく、オリエンタルランドのキャストを使い捨てにするシステムなのです」

筆者は、学生の夏休み期間中で大いに賑わっているディズニーランドに行ってみた。数年前には目立たなかった乱立するポップコーンのワゴンに長い列をつくるゲストたち、応対するキャストたちは力のない笑顔。キャストの微笑みのなかに翳りが垣間見えるのは、猛暑の疲れのせいだけではなさそうだ。パレードでのミッキーの「ハピネスはここにあるよ」というセリフがむなしく響くばかりだ。

ハロウィーンで盛り上がるディズニーからバイトが次々逃げ出し!最高クラスで時給1020円のブラックぶりに嫌気(2016年9月)

9日9日から早くも、東京ディズニーリゾート(TDR)で「ハロウィーン」イベントが始まった。

ハロウィーンといえば、最近のディズニーがもっとも力を入れているイベントだが、2016年は東京ディズニーシー開業15周年ということもあり、例年以上に盛大に行われるらしい。8日は御用マスコミを集めてプレビューが行われ、大々的なTDRの宣伝を繰り広げている。だが、その裏で、ゲスト(客)からのTDRの評判はこの夏、開業以来最悪と言ってもいいくらいに低下していたらしい。

夏のディズニーはもともと、暑さ、人の多さ、サービスの悪さの三重苦で、ゲストの不満が高まるのだが、2016年の評判の悪さにはもうひとつ大きな要因があった。

あらゆるレストランで行列ができて、食事がまともにとれないランチ難民が続出したのだ。これまでもランチタイムの行列はあったが、2016年の夏はランチタイムの後も延々行列が続いた。しかも、人気店の席がとれないというレベルではない。座席数が多く、ガイドブックなどで「ここなら大人数でもいっしょに座れる」と紹介されている店も、まったく座席が取れない。さらに、カウンターサービスのお店でも席がとれず床に座って食べるゲストが続出。軽食がとれるはずのワゴンサービスも長蛇の列だ。「プライオリティ・シーティング(座席優先案内システム)の拡大で座席がとれなかったゲストが、プライオリティ・シーティングのいらないカウンターサービスのお店やワゴンサービスのお店に殺到しているのです」

こう語るのは、TDRの労働環境の改善のために活動を続けている労働組合・オリエンタルランドユニオンだ。プライオリティ・シーティングとは「ファストパスのレストラン版」。あらかじめ時間を指定し、レストランを予約しておいて、その時間に来店したら席が空き次第、優先的に案内してもらえるのだが、混雑する日は予約もとりづらいというのが実情だ。

「さらに、問題なのは、カウンターサービスのお店やワゴンサービスのお店のレジやワゴンもキャスト(従業員)の不足からフル稼働ができないのです。食事済のテーブルも片付けられませんし、ますます悪循環になります。これまでは春と秋と期間を区切って募集していたTDRのキャスト募集も人材難から常に募集しています。それでも待遇がブラック視され、ベテランは次々に辞めますし、新しいアルバイトも集まらないのです」(オリエンタルランドユニオン)

ブラック視される理由は、TDRを運営するオリエンタルランドは日本一のおもてなしをキャストに要望しながら、それに見合う時給をまったく払っていないからだ。

「キャストは5段階になっていますが、飲食の場合では、新人で入ってきてしばらくは900円。多くは2カ月後、1000円にアップします。その後、時給が上昇するのは1020円。たいていのキャストはこの1020円で頭打ちです。何年働いても1020円なのです。この点について私たちが要望したこともあって、この春に新従業員制度が導入されましたが、それでも、10~20円アップされるだけなのです」(同前)

過去最高益のはずのTDRのキャストへの時給が、1020~1040円とは……。しかも、ベテランほど1~2人で接客するワゴンサービスに回される。そこでは夏の直射日光の下、長蛇の列にイライラ度が最高潮のゲストの接客を延々と続けなくてはならないのだ。トイレも行けないどころか、体調も崩しかねない。

「しかし、休むと一緒に働くキャストにも迷惑かかるので、休みにくい。さらに体調を崩しても『体調管理もあなたの仕事』と他のキャストからは冷たい言葉が投げかけられるだけなのです」(同前)

これで時給が1020円ではベテランから辞めてしまう。新しく配置される新人スタッフは不慣れでミス連発。さらに行列のイライラが高まるというわけだ。これから、キャストにとっては地獄のようにハードなハロウィーンイベントに突入すれば、この悪循環はますますエスカレートしていくだろう。

オリエンタルランドユニオンは「新従業員制度では半年に一度、時給が見直されることになっています。この10月がその時期に当たるので、このときにキャストの時給がアップされれば……」と期待するが、現実はそう甘くはなさそうだ。

一部の情報では、TDR側はこの期におよんでもなお、キャストの給与を抑え込むことしか考えておらず、時給アップ対象はごく一部、しかも時給にして10円から20円にとどまるのではないかと言われているのだ。オリエンタルランドの2016年3月期連結純利益は、前期比3%増の740億円で、5期連続で最高益を記録している。だが、これは入園料の値上げや軽食を500円台から700円台に値上げするなど客単価を上昇させたからで、入園者数は4期ぶりに減少した。そして、ブラック体質に嫌気がさして辞めるキャストの続出。沈む船からはまずネズミが逃げ出すというが、TDRの場合は逆に、気が付いたら残っているのはネズミだけ、なんていうことになるかもしれない。

「病気なら死んじまえ」「30歳以上のババァはいらねーんだよ」東京ディズニーランド女性社員2人、パワハラや過労で訴え(2018年8月)

東京ディズニーランドで着ぐるみに入ってショーなどに出演する女性社員2人が、運営会社の労務管理に問題があるとして裁判を起こした。

テーマパークのキャラクターに扮して夢を売る働き手が、自らの労働環境について声を上げるのは異例だ。

「憧れの仕事なので、ずっと我慢してきました。でも耐えきれません」。7月19日千葉地裁に提訴した原告の契約社員の女性(38)は、そう打ち明けた。

5年以上にわたり、上司からパワーハラスメントを受けていたと主張。安全に働ける職場環境をつくる義務を会社が果たしていないとして裁判に踏み切った。パワハラの背景に、過酷な労働環境によるゆとりの欠如があると訴えている。

訴状などによると、きっかけは2013年1月ごろ。着ぐるみのキャラクターに扮し、客にあいさつをして回る「グリーティング」業務の最中に、男性客に右手の薬指を無理やり曲げられ、けがをしたことだった。労災申請をしようとすると、上司に「それくらい我慢しなきゃ」「君は心が弱い」と返された。

役の変更を申し入れたが、「わがままには対応できない」と取り合ってもらえなかったという。ぜんそくの症状が出るとして楽屋の環境改善を相談したときにも、「病気なのか、それなら死んじまえ」「30歳以上のババァはいらねーんだよ」と突き放されたとしている。女性は1回約30分のショーに1日5回ほど出演し、半屋外のステージから楽屋に帰ってくるたびに水を飲む手が震えるほどの疲労を感じたという。夏は酸素不足のサウナで踊り続けるような息苦しさだと訴える。人員が少ないため、けがをしたり、体調を崩したりしても、容易に休みにくい雰囲気があると女性は思っている。

「無理なく働ける環境がパワハラを無くすためにも必要だと思います」

もう一人の原告である契約社員の女性(29)の訴えは、着ぐるみでの過重労働を続けた結果、日常生活に支障をきたす疾患になったのに、会社が責任を認めず、業務を改善していないというものだ。訴状などによると、女性は2015年2月に入社後、総重量10~30キロの着ぐるみを身につけ、屋外のパレードやショーに出演。2016年11月ごろから左腕が重く感じ、手の震えが止まらなくなったが、休みを取りにくく、2016年11~12月のパレードの出演回数は計50回に上った。2017年1月に症状が悪化し、腕をあげると激痛が走り、手の感覚がなくなったという。病院で診察を受け、神経や血流の障害で痛みが出る「胸郭出口症候群」と診断された。2017年8月には労災認定を受けた。

女性は今、休職中で復職を希望し、「会社側には業務の質や量を見直してもらいたい。このままでは同じような症状に苦しむ人が出るかもしれない」と話す。

運営企業のオリエンタルランド広報部は「訴状が届き次第、内容を確認し、対応していく」と回答。着ぐるみで働く人たちの労働環境については「ブランド管理とも関係するので回答は差し控えるが、出演者のケアはしっかりやっている」と説明している。

建設時の概要

建設計画当時、ウォルト・ディズニープロダクションズ(当時、以下「ディズニー」)は、EPCOT Center(フロリダ州オーランド)の設計・建設のまっただ中で初の海外投資には消極的であり、リスクを軽減するために、同社日本法人による直接経営を避けた。そのため朝日土地興業(当時、後に三井不動産に吸収合併)、京成電鉄、三井不動産が主要株主である株式会社オリエンタルランドがディズニーとのライセンス契約のもと施設を所有運営し、ディズニー側がパークの設計をすると共に版権および運営の指導・クオリティー管理を行い、そのすべての費用をオリエンタルランドが負担するという方式をとった。1984年にディズニーは企業買収騒動の末、経営陣が入れ替わるなどの「お家騒動」があったが、オリエンタルランドとのこの方式は細かな見直しをのぞけば現在までほぼ一貫して同じである。 2006年現在、一番新しい香港ディズニーランド・リゾートを含め世界で5つあるディズニーのテーマリゾートのうち、リゾートの運営会社にディズニーが全く出資していないのは東京ディズニーランドのある東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランドだけである。

ディズニーテーマパークの設計を行う専門組織であるWED Enterprises(現 Walt Disney Imagineering)は当時その多くのリソースをEPCOT Center (現 Epcot )に投入していたため東京ディズニーランドのオープン当初のパーク施設のデザインはそのほとんどが米国に既に存在した二つのディズニーテーマパークからの複製であった。 特にフロリダ州オーランドウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内にあるマジック・キングダム・パークから多くの影響を受けており、世界に4つある「ディズニーランド」と名の付くテーマパークのうち、東京以外はすべて「眠れる森の美女の城」をランドマークにしているが、東京では「ディズニー・ワールド」のマジック・キングダム・パークと同じ「シンデレラ城」をランドマークとしている。

TDLの建設時、ディズニー側にあったアトラクション等の設計図面は現場での度重なる変更を完全には反映しておらず、米国のパークに現存する施設との不一致が多数確認された。より米国のオリジナルのパークに忠実な施設を日本に再現するため、日本側のスタッフが何度も米国に赴いて実測図を作成し、それを基に新たな設計図面が起こされた。

それらの図面類は日本の建築基準法やディズニーの機密保持等の関係もあり、TDL内にある「ドキュメントセンター」と呼ばれる部署で集中管理され、施設改修時には随時最新版に差し替えられる。「ここの図面があればTDLをもう一つ作ることができる」と言われるようにすべての図面類を保管している。なお、ディズニーのテーマパークでこのような形で図面を管理するようになったのはTDLが初めてである。

当時の建設候補地

建設候補地は浦安市舞浜の他、清水市(現静岡市清水区)、横浜市川崎市などがあったが、東京都心に近い立地の良さからディズニー側はかなり早い段階から舞浜に決めていた。しかし誘致合戦でオリエンタルランドからより良い条件を引き出すため最後まで清水と舞浜の二カ所を候補地として残した。最終的にディズニー首脳陣は日本の象徴である富士山が常に見える場所では人工物が引き立たなくなってしまうというと言う表向きの理由を付けて清水を除外した。なお横浜・川崎は埋め立てで場所をとると工業地帯の用地不足になるとのことから早い段階で候補から外された。

沿革

1月21日。スーパーマリオが中学の旅行で来演

パーク

それぞれのテーマに分かれたエリアが7つあり、それらを「テーマランド」と呼ぶ。各テーマランドに配置されるアトラクションや物販店・飲食店および装飾類は、そのテーマに合わせてイメージの統一が図られている。園内の施設は、アトラクション以外の施設も全てオリエンタルランド直営である。

パーク内のショップについては東京ディズニーランドのショップを、レストランについては東京ディズニーランドのレストランを参照。 パーク内外のサービス施設については東京ディズニーランドのサービス施設を参照。

また、東京ディズニーランドのチケット料金(東京ディズニーリゾート共通)は、こちらを参照。

メイン・キャラクター

ディズニーの主だったキャラクターは大抵登場するが、中でも「ビッグ5」(米国では "FAB 5" や "fabulous 5")と呼ばれるメイン・キャラクターは、パレードやショーなどでもほぼ必ず登場し、別格とされている。

ミッキーマウスミニーマウスドナルドダックグーフィープルート

近頃は、これにデイジーダックチップとデールを入れて、「ビッグ8」と呼ばれることもある。

場内にいるこれらキャラクター達は、子供が見ても「かぶりもの」だが、パーク内ではちゃんとした人(?)格を持つキャラクターとして扱われる。「ミッキーはミッキー」なのであり、誰が演じているという事を意識させない点を徹底している(キャラクターを演じるキャストは、「TDRのキャラクターをしていた事を、在職中・退社後問わず、外部の人間に漏らさない」旨の機密保持契約をOLCと交わさなければならない)。ところが1990年に海部俊樹首相(当時)が来場し、帰り際に、「ミッキーやミニーの中にいる人たちも本当にご苦労様でした」とスピーチし、広報のキャストらは困ってしまった。

また、京葉線が不通になった2006年9月、キャストが、パークへ行けず開園時間が遅くなったトラブルの際、テレビ朝日のスーパーJチャンネルのリポーターがTDRの広報担当キャストに「ミッキーやミニーは大丈夫でしたか?」という質問をすると、キャストは「ミッキーやミニーはここに住んでますから」と答えた。(設定上、上記の主要キャラクターは、パーク内のトゥーンタウンに住んでいて、本籍もそこにある(同エリアの「ミッキーの家とミート・ミッキー」に展示されている「彼」のパスポートに明記されている))。

ワールドバザール

アメリカ20世紀初頭の「典型的な地方都市」の町並みを再現したテーマランド。ウォルト・ディズニーの出身地マセリーンがモデルともいわれている。海外のディズニーランドでは「メインストリートUSA」と呼ばれる。実質的にアトラクションは存在せず物販店が多い。日本では雨の多い気候に合わせて、アーケード商店街の様に通路全体を「オール・ウェザー・カバー」と呼ぶ大屋根で覆うことで、全天候型エリアとなっている(海外とテーマランドの名称が異なるのはこのためでもある)。

アドベンチャーランド

未開の地を探検したり、海賊に襲われたりする冒険を題材にしたテーマランド。「カリブの海賊」、「ジャングルクルーズ」、「魅惑のチキルーム」など、米国ディズニーランドでも歴史が古いアトラクションの移入が多い。

ウエスタンランド

アメリカ開拓時代の西部の町並みを再現したテーマランド。海外のディズニーランドでは「フロンティア・ランド」と呼ばれる。「アメリカ河」という環状の「河」が敷地の多くを占め、アメリカ河の中央には散策型施設「トムソーヤ島」がある。アメリカ河を航行する「蒸気船マークトウェイン号」や、鉱山列車型のローラーコースタービッグサンダー・マウンテン」、劇場型アトラクション「カントリーベア・シアター」などがある。

クリッターカントリー

ディズニー映画『南部の唄』を題材に「小動物たちの住む郷」をテーマにしたテーマランド。1992年10月1日から公開された。ウォーターシュート型アトラクション「スプラッシュ・マウンテン」と、園内で唯一の人力アトラクション「ビーバーブラザーズのカヌー探険」がある。

ファンタジーランド

西洋のおとぎ話をテーマにしたテーマランド。園内のシンボル「シンデレラ城」はここに存在する。『シンデレラ』、『ピノキオ』、『白雪姫』、『不思議の国のアリス』等、往年のディズニー作品をモチーフにしたアトラクションが多い。

トゥーンタウン

ディズニーアニメをテーマにした「ミッキーと仲間たちの住む街」という設定のテーマランド。1996年4月15日(開園13周年)から公開された。親子連れなど低年齢層向けのアトラクションが多い。ミッキーマウスに必ず会うことができるミッキーの家がある。講談社がこのテーマランド全体のスポンサーになっている。

トゥモローランド

人類月面着陸以前に想い描かれた無機的なSF世界を元に「未来の国」をテーマにしたテーマランド。「スペース・マウンテン」や「スター・ツアーズ」等のスリル系アトラクションや「ミクロアドベンチャー!」などの映像系のアトラクションなどがある。

そのコンセプト上、アトラクションには常にその時点での最新技術やテーマが求められることから、技術やテーマが時代遅れとなったアトラクションの入れ替えが最も多いテーマランドである。特にトゥモローランドに多い映像系のアトラクションは投資額が少ないものの、人気の持続が難しく入れ替えが早い。

終了したアトラクションは以下の通り。

エターナル・シー」、「マジック・ジャーニー」、「キャプテンEO」、「世界一周・サークルビジョン360°」、「アメリカン・ジャーニー・サークルビジョン360°」、「ビジョナリアム」、「ファンタジーランド行きスカイウェイ」、「ミート・ザ・ワールド」、


東京を含む他のパークのトゥモローランドに関する概要と歴史は該当項目を参照(トゥモローランド

アトラクションとエンターテイメント

東京ディズニーランドのアトラクション東京ディズニーランドのエンターテイメント東京ディズニーランドのアトモスフィアを参照。

今後の計画

モンスターズ・インク新アトラクション

2009年のオープンを目指し、トゥモローランド内にディズニー/ピクサー映画「モンスターズ・インク」をテーマとした、ライド形式のアトラクション(名称未定)の導入および、アトラクションに連動した商品店舗を、総額約100億円を投資して建設することが発表された。

「スペース・マウンテン」リニューアル

1983年4月15日の東京ディズニーランドの開園時からトゥモローランドにある「スペース・マウンテン」がリニューアルされた。 公式リリースによると、リニューアル内容はプレショーの変更、内装の変更、キャストのコスチュームの変更、スペース・シップ(ライド)の交換、視覚効果の追加等全面的な改修であり、新制御システムが導入されるものと思われる。なお、演出内容・バックグラウンド・ストーリーはTDL独自のものと発表されており、一部に噂されていたディズニーランド・パリの「スペース・マウンテン・ミッション2」の日本導入では無いようである。 再オープンは2007年4月28日で、リニューアル中の「スペース・マウンテン」の周りには工事用のフェンスが張られていたが、そこの壁にはリニューアル後のアトラクションのイメージイラストが描かれた絵と新しいロゴが描かれていた。

「カリブの海賊」リニューアル

こちらもスペースマウンテン同様に東京ディズニーランドの開園時からアドベンチャーランドにある 「カリブの海賊」が2007年3月9日までの通常の定期リハブ(メンテナンス休止)の他に、2007年5月7日から2007年7月19日の間にイレギュラーなリハブを行うことが発表されており、工事用フェンスの壁には「ブラックパール号」などが描かれたイメージイラストが掲示されている事から、ディズニーランド等と同じく実写版映画をモチーフにしたリニューアルが行われる。2007年1月27日から壁にフェンスが設置され、2007年2月中旬頃に全面的にフェンスが設置された。

事件・事故等

  • 1986年11月スペース・マウンテン」が脱線。乗客一人が軽いけが。
  • 2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件の影響により、アメリカ文化の移入である東京ディズニーリゾートもテロの標的にされる懸念から、警備が強化され入園者に対する手荷物検査等が開始された(現在もこの体制は継続中)。
  • 2003年12月5日、アトラクション「スペース・マウンテン」において走行中、車軸が折れ車両の脱線事故が発生し、約2ヶ月半の間運転が中止された。客12人が乗っていたがけがはなかった。原因は東京ディズニーリゾート全体で設計書の単位ルールを見直した際、単位見直し前の古い設計書と新ルールに基づいた新しい設計書の2種類(インチとミリ)が存在してしまい、古い設計書の数値を用いて新設計書の単位で発注してしまった為、仕様に合致しないサイズの車軸が納品・使用され、規定外の隙間が生じたことであった。
  • 2007年1月18日東京ディズニーランド内のレストラン『イーストサイド・カフェ』にて提供された前菜『カプレーゼ(モッツァレラチーズとトマトの前菜)』うち、9食に賞味期限が1月17日となっているモッツァレラチーズを使用していたことが18日14:10に判明した。 OLCは、判明後直ちに提供を一時中止、新たに賞味期限内のチーズが納品されたことにより提供を再開し、この事実を翌1月19日に公表し、OLCプレスリリース20070119浦安保健所などに届出を行った。OLCの自社調査によると、原因は自社倉庫の納品担当者が当日の日付を1月17日と勘違いし、賞味期限切れに気付かないまま当該チーズを出庫・納品していたことに加え、店舗担当者が本来行われるべき納品されたチーズの日付確認及び商品検収記録簿への記載を行わないまま使用し、本来の納品フローと異なる対応をした為である。

その他

  • パークの名称決定時には、ディズニーとOLCの名称を合わせた「オリエンタルディズニーランド(Oriental Disneyland)」や日本を意識した「ディズニーランド・ジャパン(Disneyland Japan)」等も候補に挙がったが、世界的に有名な都市「東京」圏内にあり、名称で所在地が明確になる等で「東京ディズニーランド(Tokyo Disneyland)」に決定したと言われている。 なお、TDLが2000年東京ディズニーリゾート発足まで使われていたパークのシンボルマークは「ディズニーの『D』の字の中の空洞部分にパークのホストである(設定の)ミッキー・マウスのシルエットをあしらい、それをオリエンタルディズニーランドの『O』の字で囲んだものである。これはオリエンタルディズニーランドという名称に疑問を呈したOLCに対して、ディズニー側が名称変更は認めたもののロゴ等の変更は認めなかったためである。(現在はシンデレラ城のシルエット)
  • TDL開園10周年の記念式典の際に当時のディズニーCEOマイケル・アイズナーは、大成功を収めているTDLプロジェクトをライセンス方式で運営したことを「史上最大の失敗」と冗談めかして語っている。
TDL計画当初、ディズニー側は自社の長年の計画であったフロリダのEPCOT Center(現:Epcot)に多額の投資をしており、海外進出を考える段階ではなかった。そのためリスクを避けるためライセンス方式による運営で、ディズニーは全く出資していない。
しかしながらライセンス契約によりオリエンタルランドの利益にかかわらず、売り上げから一定の特許使用料など毎年多くの収入を一切のリスク無しに受け取っている事や、後のアイズナーが関わりディズニーが多額の投資をしたディズニーランド・リゾート・パリの経済状況を考えると、当時のディズニー首脳陣の判断は正しかったと言える。
  • パーク内は随所に遠近法を利用しており、シンデレラ城と、三大マウンテンと呼ばれるコースター系アトラクション(スペース・マウンテン、ビッグサンダー・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン)の最上部は、ほぼ同じ高さである。ちなみに一番高さが高いのはスペースマウンテン。
  • TDLをはじめとする、ディズニーのテーマパークは、世界的に有名な施設であることから多くの都市伝説、及びそれに類するデマが存在するが、その多くが根拠のないものであると言われている。なお、都市伝説に関する詳細は東京ディズニーランドの都市伝説の項目を参照のこと。
  • 浦安市は、2002年より東京ディズニーランドのショーベース成人式を開催している。これは、新成人で構成される実行委員会からの提案を受け、浦安市がオリエンタルランドと協議した結果、実現したものである。(詳しくは浦安市を参照されたし。)
  • 現在、東京ディズニーランドは年中無休で営業しているが、以前は1年間に数回「休園日」というものが存在した。これは、テーマランドの一つである「ワールドバザール」が法規上、店舗面積4,098㎡の「第1種大規模小売店舗」に該当するため、大規模小売店舗法によって休日が規定されていたことが影響している。休園日は主に冬季に設定され、クリスマスなどイベントの飾り付けを行ったり、火災や地震など実際の営業で起こり得る災害を想定した大掛かりな防災訓練を行ったことがある。2000年6月に大規模小売店舗法は廃止され、新たに大規模小売店舗立地法が執行されたことで、現在休園日は設定されていない。
  • 1989年1月7日早朝、昭和天皇が崩御。しかし、それを知らずに来たゲストがメインエントランス前に集まっていたため、東京ディズニーランドは臨時休園にすることが出来ず、通常通り開園しゲストは入園したものの、パレードを含めほとんどのイベントや東京ディズニーランドバンドなどの生演奏を翌1月8日まで中止した。その際、ミッキーの花壇の両脇にある国旗掲揚塔には、普段の黄色いロゴマークの旗に代わり、日の丸の半旗が掲揚された。そして、日本政府から同年2月24日大喪の礼を実施すると発表したの受けて、オリエンタルランドはこの日を「東京ディズニーランドの臨時休園日」にし、既に日付指定して販売した予約チケットを払い戻しすることを決めた。要出典

アクセス

舞浜リゾートライン
ディズニーシーサイドライン線マイハマ・ステーション下車。徒歩5分
ディズニーリゾートライン線東京ディズニーランド・ステーション下車。徒歩0分
一般路線バス

東京ベイシティ交通

江戸川区環七シャトルバス 2007年4月より2008年3月までの試験運行


高速路線バス
  • 最寄りの高速出口
  • 最寄りの高速入口
    • 首都高速道路湾岸線舞浜入口(西行)
    • 首都高速道路湾岸線葛西出入口(西行)
    • 首都高速道路湾岸線浦安出入口(西行・東行)
  • 駐車場
駐車場については東京ディズニーリゾートの駐車場、東京ディズニーランドを参照のこと

バス・ターミナル

オフィシャルスポンサー

現在のスポンサー

過去の主なスポンサー

 イッツ・ア・スモールワールド

関連項目

外部リンク

東京ディズニーリゾート
オリエンタルランド
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