セーラー服おじさん通報事件

セーラー服おじさん通報事件

セーラー服おじさん通報事件とは、大阪府の清教学園高等学校 の前田悠汰が2013年10月に起こした騒動である。

事件概要

新宿界隈に女子高生のセーラー服コスプレで出没することで知られる通称“セーラー服おじさん”。このおじさんが警官に職務質問されているところを写真に撮ってTwitterにアップした高校生のアカウントが炎上した。

確かに“セーラー服おじさん”はかなりキワドイ女装であり、初めて見る人ならギョッとすることは間違いない。不審者として通報されても仕方がない。しかし、この写真をアップした前田悠汰はおじさんが有名人と知ったうえで一緒に記念撮影までした後に、「しっかり通報しました」と職務質問されているところをドヤ顔で撮影していた。そのことが、おじさんのファンも多いネット住民の逆鱗に触れてしまった。

前田悠汰のアカウントは現在非公開になっているが、当人のものと思われる名前や通っている高校名などの個人情報が拡散してしまった。

有名人「セーラー服おじさん」を警察に通報・撮影しツイッター炎上、高校生の学校が謝罪…本人は「反省してません」

セーラー服のコスプレでネットでも有名な「セーラー服おじさん」が警察官に質問を受けている写真を、「しっかり通報しました」とコメント付きでTwitterに投稿していた高校生が“炎上”していた問題で、大阪府の清教学園高等学校がお詫び文を掲載した。

炎上していた学生は、セーラー服おじさんと一緒に記念撮影した写真などを投稿した上で、「通報」の写真を投稿。批判が相次ぎ、騒動になっていた。

お詫びでは、同校生徒のTwitterの書き込みが「不適切」だったと謝罪。当事者への指導や再発防止に努めるとしている。実際に生徒が通報をしたのかなど、投稿に関する事実関係は書かれていない。

学校側が謝罪し、問題は収束するのかと思いきや問題をおこした学校の学生と思われる一人が「先生に注意されちゃってね～「前言撤回でーす。 全然反省できてませんわ。オレ」などと発言。最悪「謝罪文」が白紙になるような行動をとってしまい、案の定更なる炎上を招いている。

批判が寄せられる高校生は持論を展開し“イライラ止まらなすぎる。 ネット上やからって調子に乗りやがって” など徹底的に争う姿勢をみせている。従ってツイッターや2ちゃんねるなどでは「全力だ」「全然反省していない」などと批判を浴びており、謝罪文が全く意味をなさないものになってしまった。

　

セーラー服おじさんがTV生出演。本業は某大手印刷会社勤務のサラリーマン(2014年11月)

2014年11日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に、「セーラー服おじさん」こと小林秀章さんが生出演した。

この日の番組は「セーラー服錬金術」と題し、小林さんを「セーラー服を着るだけでお金をゲットしている達人」として、VTRで紹介した。

小林さんのセーラー服を着た姿は、去年からTwitterで急激に拡散し、ちまたに「セーラー服おじさんに会うと幸せになる」という都市伝説も登場したそう。番組は、小林さんが学生の間でとなり、早稲田塾のTVCMに出演したり、CNNの取材を受けたことも紹介した。

小林さんは、4年前からセーラー服を着続けていることも明かした。さらに、番組インタビュアーに「土・日でだいたい、2万円くらい入るかな」「歌ったり、踊ったりではなく、セーラー服を着ているだけ」などと、取材やイベントなどの出演で収入を得ていることを告白した。また、交通費・宿泊費・食事代こみのギャラで、海外からの取材を受けた経験も明かした。

生放送のスタジオにも登場した小林さんは「下手な冗談言ったら東京中がシーンとなって、今日は静かな夜だなあ、みたいになっちゃうんですよね」と高いテンションで語った。

また、MCの小玉ゆういは、小林さんのプロフィールを「早稲田大学理工学部卒業、某大手印刷会社のエンジニア」と紹介した。

小林さんが「これ言っちゃいけないことになってるのに、やばいっすよ」とおどけると、長谷川豊アナウンサーは「ちょっと待って、ちょっと待って、サラリーマン？」と驚きを隠せなかった。小林さんは「画像処理関係のソフトウェアエンジニアやってます」と仕事の詳細を明かした。

小林さんは、勤務先に「セーラー服おじさん」であるこを知られており、セーラー服での出社を止められていることも告白した。最後には「定年の最後の日（セーラー服で出勤）やろうかなと思ってます」と冗談交じりに語った。

なお、スタジオに登場したフリップによれば、小林さんは夏服で3着、冬服で2着のセーラー服を所持しており、バツ1で独身だという。