タマ (ハヤテのごとく!)

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タマは、畑健二郎の漫画作品及びそれを原作とするアニメ『ハヤテのごとく!』に登場する架空のトラアニメでの声優は小杉十郎太

なお、当該作中登場人物の一人である西沢歩については、作中では主に「西沢さん」の呼称が用いられるが、本項では以下「歩」と表記する。


注意以降に核心部分が記述されています。

プロフィール

  • 生年月日:不明
  • 体長:不明
  • 体重:300kg

パーソナル

ナギに飼われている、大型のホワイトタイガー。ナギからはネコだと思われている。学名『ホワイトタイガー猫』(クラウス談)。

トラではあるが、やることなすことがトラ離れしており、言葉を喋り、あろう事か後肢の膝関節を前方に曲げて平然と二足で歩行し(普通の獣のそれは後方に曲がる。)、パソコンや携帯電話も普通に使いこなし、性悪な毒舌ぶりを披露している。アニメ第21話では、何の道具も使わずにナギそっくりな声マネを見せているが、「少女の夢を壊したくない」という理由で彼のこういった生態はハヤテワタル以外誰も知らず、その他の人の前ではネコのように振舞っている。

初期はリアルに描かれていたが、最近はほとんどデフォルメされて描かれる。マスコットキャラ(アニメでは『ポケットモンスター』のピカチュウっぽい役回り)を自称しているが、ハヤテにゆるキャラ発言をされている。自称大人で、作者はクラウス共々「おっさんコンビ」と称している。

家族構成は「マリア>越えられない壁>ナギ>自分>ハヤテ>クラウス」と思っている。また、自分からナギを奪ったシラヌイに殺意を抱いていたが、迷子になったときにシラヌイに助けられて以降、シラヌイを頭の上に載せて登場することもあり、むしろ仲良しな風もある。ナギの先代執事・姫神が苦手だった。

宅建2級(実際には宅建に級はない)・ボイラー技師の資格保持(実在する資格名はボイラー技士である)を自称するものの、三千院家のボイラー室の修理に失敗し、完膚なきまでに破壊したことがある。これは自分の肉球が大きく、細かいボタンが押しづらいためである。

2ちゃんねるらしき掲示板をよく使うようで、数々の名スレを生み出してきたと自称し、スレッドのランク上位キープのためのテクニックまで知っている。迷子になったときには、携帯からスレッドをたてて助けを求めたこともあった。

クラウスによると、姫神以来数々の執事候補を破り続けて来たらしい。ハヤテには初戦に圧倒した以外では負け続きだが、頭部だけで自身より大きい大蛇を倒すなど戦闘能力は相当高い。

女装したハヤテを見て興奮するなどかなりの女好きで、屋敷に侵入したを「本能に従い」舐め回そうとした。また、ナギがハヤテの執事実習修行中の西沢家へ行った際、ハヤテにおやすみのキスをねだった所へ割り込んで歩にキスをした。そのショックで歩は気絶している。だがナギが一人で二度目の留守番をしていた時に、そっち系の雑誌を愛読している事が発覚(ただし、ハヤテの部屋に隠していたためそれを発見したナギはハヤテが読んでいると勘違いしている)。

熱い風呂を好む江戸っ子を自称していて、日頃から全裸であるのに関わらず、何故か入浴の際は腰にタオルを巻いている。因みにタオルはとらうま商店街の物である。

『ハヤテ名作劇場』(店頭ポスター第一弾)ではパトラッシュとして紹介されている。 なお、アニメ第10話では、あるワンカットでクラウスの横に彼の着ぐるみを着た役者と思われる人物が映っている。

経歴

紫子が亡くなって程ない頃、ナギが5歳のときに、母を失った悲しさからアフリカへ行っていた彼女に拾われた。そのときはまだ小さな子どもで、他の猛獣に襲われる寸前だった。

その後、贅沢な環境(松阪牛、大トロ、週3回のマッサージ)と愛情に囲まれて育った(そのため最近はメタボ気味らしい)ほか、大量のアニメを観たりゲームをプレイしたりして育ち、ついには人語を解して発するようになった(第13巻扉絵では、伊澄の関与も示唆されている)。ただし、第1巻のおまけページと第3巻カバー裏漫画の1コマではナギと会話をしている。こうした経緯から、ナギに拾われたことには感謝していて、命をかけてナギを守ると誓ったこともあり、ナギの無茶な要求や期待にも必死で応えようとする。

なお、現実にはアフリカ大陸にトラは生息していないが、作者は読者から指摘されるまでそのことを知らなかったと言う(作者はそれまで、アフリカには肉食獣は何でも居ると思っていたらしい)。単行本収録時に修正しようかとも考えたそうだが、後のエピソードで「アフリカにトラは居ない筈なのでナギはトラだと思わなかった」という設定に変更されている。


以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
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