ヴラディミール・ヴァーレク

ヴラディミール・ヴァーレク（Vladimír Válek, 1935年9月2日 - 2025年2月16日）は、チェコの指揮者。

ノヴィー・イチーン出身。1953年から1958年までクロメルジーシュのパーヴェル・ヨーゼフ・ヴェイヴァノフスキー音楽院でトロンボーンとヴィオラを専攻し、1958年から翌年までブラティスラヴァ舞台芸術アカデミーでルドヴィート・ライテルに指揮を学ぶ。1959年から1962年までアロイス・クリーマとロベルト・ブロッホに指揮法を師事。1966年から1974年までヴィト・ネイェドリー陸軍芸術アンサンブルの首席指揮者を務め、1968年にはナタン・ラフリンの代役としてプラハ交響楽団を指揮して高評を得た。1969年から1971年までテプリツェの北ボヘミア交響楽団の首席指揮者を兼任。1970年にはドヴォルジャーク室内管弦楽団を結成。1975年から1987年までプラハ交響楽団の指揮者を務め、1985年から2011年までプラハ放送交響楽団の首席指揮者を歴任。2004年から2007年まではスロバキア・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も兼務。2010年にはチェコ政府から功労勲章を贈られた。

プラハにて没。