カラカラ (ポケモン)

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カラカラ
全国 104
ジョウト 203
ホウエン
シンオウ
英語名 Cubone
進化
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 ガラガラ
世代 第1世代
ポケモン学
分類 こどくポケモン
タイプ じめん
高さ/重さ 0.4m/ 6.5kg
特性 いしあたま/ひらいしん

カラカラは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクターモンスター)のうちの一種である。

特徴[編集]

主に墓場など寂しい場所に出現する。手にを持ち、頭に死別した母親の頭蓋骨を被っている。寂しくて泣く時、頭蓋骨がカラカラと音を立て、物悲しく聞こえる。素顔は誰も見た事がない。親が死ぬ前のカラカラは骨を被っていないのか、それとも骨を被った時点でカラカラとなるのかは不明。卵から孵るカラカラは生まれたときから骨を被っている。骨を被っていないカラカラはまだ発見されていない。

ゲームでのカラカラ[編集]

初代では母親を殺され、シオンタウンの女の子に保護されるカラカラが登場する。「人間エゴによってポケモンが殺され、孤児になる」という、シリーズを通してもかなり重いテーマを背負っていた。(→ガラガラミュウツー)「あばれる」「いかり」など上記のエピソードを髣髴とさせるような技を覚える。

能力的には高いぼうぎょ以外に見るところは薄いが、金銀以降では野生に「ふといホネ」を持つものもいて、これをカラカラ、ガラガラに持たせるとこうげきが倍に跳ね上がるため、リトルカップなどで使われた。

「ホネこんぼう」や「ホネブーメラン」、「ボーンラッシュ」といった手にした骨を使ったじめんの固有技(ただ、「ボーンラッシュ」のみ現在ルカリオも覚えるようになった)を三つも覚え、使い勝手はいい。尚、『赤・緑・青・ピカチュウ』バージョンではポケモンタワー内部、『金・銀・クリスタル』バージョンではイワヤマトンネル内部に出現する。ただし、後者のバージョンでは逃げられやすい(出会っても1ターンで逃げることが多い)ので捕獲はやや困難である。

アニメでのカラカラ[編集]

セイヨが借りたカラカラとサトシピカチュウが戦うが、頭蓋骨を反転して視野を奪い、背中に「ひっかく」を食らわせ、しっぽに「かみつく」を食らわせて勝利。負けたカラカラは号泣した。

映画でのカラカラ[編集]

短編映画『ピカチュウのなつやすみ』に登場。ライチュウブルーマリルの仲間で、ピカチュウ達と対立。終盤でリザードンの首が土管にはまってしまい、他の3体が土管から抜くのを手伝う中見ていたが、最後には協力し、無事リザードンを救出。

その他におけるカラカラ[編集]

漫画ポケットモンスターSPECIAL』では、クリスの手持ちポケモンとして登場。ニックネームは「カラぴょん」。"みねうち"等骨を使った攻撃を得意とする。

ポケモン赤緑青などを裏技して手に入るアイテム「グレーバッジ」をつかって流れる曲がカラカラが自分の悲しさを歌ったように聞こえてカラカラの歌とよばれている。このBGMは『ポケットモンスター 金・銀』においてポケットプリンタのエラー出力時の音楽として正式採用されている。


関連項目[編集]