アンドレア・バッティストーニ
アンドレア・バッティストーニ(Andrea Battistoni,1987年7月2日)はイタリア・ヴェローナ出身の指揮者。東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者。
概要[編集]
2004年に指揮の勉強を始めた。ヴェローナ音楽院で学んだ。ロシアのエンニオ・ニコトラ、フィエーゾレ音楽学校のガブリエーレ・フェロ、ストレーザの音楽アカデミーのジャナンドレア・ノセダに師事する。2008年6月にブレシアとベルガモで開催された「ABミケランジェリ」国際フェスティバルでデビューする。2008年10月にアシスタントを務めたマウリツィオバルバチーニにより「ラボエーム」によるがバーゼ劇場でオペラデビューした。2012年、24歳でモーツァルトの「フィガロの結婚」でミラノスカラ座に立つ史上最年少の指揮者となった。2013 年からジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者。2017年から2019年まで、彼はジェノバ劇場の首席音楽監督である。
演奏歴[編集]
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団、東京東京都交響楽団、大阪交響楽団、マッジョ・ミュージカル・フィオレンティーノ管弦楽団、サンクトペテルブルク州交響楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、マルキジャーナ・フィルハーモニー管弦楽団、音楽午後のオーケストラミラノ、イタリア青年オーケストラ、ボルツァーノのハイドンオーケストラ、トレント、イタリアスイスオーケストラなどで指揮する。そのほかベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン国立歌劇場などに出演する
評価[編集]
カリスマ性と繊細な音楽性がある。 集中力と迫力に優れ、メリハリが効いた鮮烈な色彩感にあふれる。レスピーギ「ローマの松」はかなりの名演である。
日本デビュー[編集]
2016年から、東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者となる。 『ナブッコ』、『リゴレット』（二期会）、グランドオペラ共同制作『アイーダ』のほか、ローマ三部作、『展覧会の絵』『春の祭典』等数多くの管弦楽プログラムで東京フィルを指揮。
