微笑み
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ほほえみ(漢字表記では「微笑み」あるいは「頬笑み」、伊:sorriso、仏:sourire、英:smile)とは、ほほえむことで[1]、ほほえむとは声をたてずに、にこりと笑うこと[2]。「微笑(びしょう)」とも。また、ほほえんでいる顔は笑顔(えがお)とも呼ばれる。近代では、"微笑の笑み"という言葉も存在している。
概説
ほほえみとは、声をたてずに、ニコリと笑うことである。人間の表情のひとつで、嬉しさの現れであったり、好意の表現や、敵意を持たないこと表現するために使われる。
笑顔には、自然な笑顔と不自然な笑顔があると指摘されることがある。まず心に嬉しさがあって自然に出ているほほえみと、そうではなく、内心嬉しいとは感じていないのに意識的に表情筋を動かして作っている笑顔がある、と指摘されているのである。
人のコミュニケーションの研究者や、あるいは嘘の研究者は、自然な笑顔は、眼もとまわりの表情筋が中心になって動き、つまり眼もとまわりがゆるんでほほえむ、という(わずかに「たれ目」ぎみになる[* 1])。それに対して、意図的・作為的に作られた笑顔というのは、口もとあたりの表情筋肉が主に動いていて、しばしば眼元の表情筋がほとんど動かない、と指摘されている。口の端だけが引っ張られてつりあげられたような笑顔というのは、心に喜びがあってでた笑顔ではなく、意図的あるいは作為的に作っている笑顔だと指摘されているのである。
脚注
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注釈
- ↑ 相対的に言うと、人は怒っている時には普段よりも眼の端が上がる傾向がある。だからこそ「あなた彼に何を言ったの? 彼、ブリブリ怒って、眼がつりあがっていたわよ。」などと言うのである。