花窟神社
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花窟神社 | |
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参道入口の鳥居 鳥居 | |
所在地 | 三重県熊野市有馬町上地130 |
位置 | 33 52 47.5 N 136 5 36 E |
主祭神 | 伊弉冊尊、軻遇突智尊 |
社格等 | |
創建 | 不詳 |
本殿の様式 | |
別名 | |
例祭 | 2月2日、10月2日 |
主な神事 | |
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花窟神社(はなのいわやじんじゃ)は三重県熊野市有馬町の神社である。
概要
『日本書紀』(神代巻上)一書には、伊弉冊尊は軻遇突智尊(軻遇突智尊は火の神である)の出産時に陰部を焼かれて死に、「紀伊国の熊野の有馬村」に埋葬され、以来近隣の住人たちは、季節の花を供えて伊弉冊尊を祭ったと記されている。当社では、それが当地であると伝え、社名も「花を供えて祀った岩屋」ということによるものである。一説には、伊弉冉尊を葬った地は産田神社であり、当社は火の神・軻遇突智尊の御陵であるともいう。
延喜式神名帳に「花窟神社」の名はなく、神社というよりも墓所として認識されていたものとみられる。実際、神社の位格を与えられたのは明治期のことである。
今日に至るまで社殿はなく、熊野灘に面した巨岩が御神体であり、和歌山県新宮市の神倉神社とともに熊野における自然信仰(巨岩信仰・磐座信仰)の姿を今日に伝えている。
2004年、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部(熊野参詣道伊勢路の一部)として登録された。
主な神事
- 御縄掛け神事(2月2日、10月2日)
指定文化財
国指定文化財
- 史跡
- 「熊野参詣道」の一つ「花の窟」
県指定文化財
- 無形民俗文化財
- 花の窟のお綱かけ神事
市指定文化財
交通
周辺情報
関連項目
外部リンク
- 花の窟 はなのいわや/花窟神社 - 公式サイト
- 熊野市観光公社
- 国指定文化財等データベース