利用者:東トウ/サウンドボックス
マイハマ・ステーション
マイハマ・ステーションとは、千葉県浦安市舞浜にある、舞浜リゾートラインディズニーシーサイドラインの駅である。
ディズニーシーサイドラインの列車のほか、ウエストフナバシ・ステーションから武蔵野線に乗り入れる列車も停車する。
東京ディズニーリゾート (TDR) の最寄り駅である。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅。高架下に駅舎を持つ。高架下には駅舎の他、ディズニーホテルが運営するホテル「ホテルドリームゲート舞浜」が組み込まれている。このホテルは以前はJR東日本グループが経営していたが、移管の際路線などと同時に沿線にある関連会社も我々の所に継承させるようウォルト・ディズニー・カンパニーが要求。2010年6月30日付けでこのホテルはディズニーホテルに継承された。
直営駅で、年間パスポート購入窓口、自動券売機、自動改札機、自動精算機などの設置駅。
東京ディズニーリゾート (TDR) の最寄り駅であるため、東京ディズニーランド (TDL) と東京ディズニーシー (TDS) の開園・閉園時刻を中心に乗降客が多くなり、日によっては駅のホームや車内が混雑する。また、他の駅に比べ大きめのスピーカーが設置されている。
また、8時~21時まで駅構内はディズニーのテーマ曲が流れている。
駅構内の広告はTDRやその公式スポンサーによるTDR関連の広告のみに統一されている。
開業時は改札からホームに通じる階段が2か所、エスカレーターも上り専用が1本ずつであったが、第一次改築後は4か所に増強した。増設部分は2か所ともエスカレーターが3本設置された。また、エレベーターは改札口中央に1台設置された。そして第二次改築後は、ホームが北側に増設され、エスカレーターは3か所3本設置された。
JR京葉線時代は北側、南側ともに改札口が設置されていたが、ディズニーシーサイドラインに改名されたのちに行われた第二次改築工事に伴い、北側の改札が閉鎖されその部分は増設ホームの通路の一部として使用されている。そのため南側のみ改札口が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 備考 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■ディズニーシーサイドライン | ディズニーシャトル(当駅始発) | シンキバ・トウキョウ方面 |
■りんかい線 | 当駅始発 | 東京テレポート・大崎方面 | |
2 | ■ディズニーシーサイドライン | ディズニーシャトル(当駅始発) | シンキバ・トウキョウ方面 |
3 | ■ディズニーシーサイドライン | - | シーサイドマクハリ・ソガ方面 |
■武蔵野線 | - | ウエストフナバシ・新松戸・南浦和方面 | |
4 | ■ディズニーシーサイドライン | - | シンキバ・トウキョウ方面 |
- JR時代の時、一時期に特急が一部(午前東京行・夕方東京発)停車していた。
発車メロディ
近隣施設である東京ディズニーリゾートにちなんだメロディである。この発車メロディはJR時代から行われている。
- 2004年6月14日以降(下記の特別期間を除く)
- ウォルトディズニーカンパニーの許諾のもとにディズニー関連の音楽を使用した発車メロディを導入[1]。
- 1番線「Zip-A-Dee-Doo-Dah」
- 2番線「It's A Small World」
- 2008年4月15日から2009年4月14日
- 東京ディズニーリゾート開園(東京ディズニーランド開業)25周年を記念して変更された。
- 1番線「魔法の鍵〜The Dream Goes On」(歌い出し部分のアレンジ)
- 2番線「魔法の鍵〜The Dream Goes On」(サビ部分のアレンジ)
- 2013年4月11日から2014年3月21日
- 東京ディズニーリゾート開園(東京ディズニーランド開業)30周年を記念して変更された。
- 1番線「Happiness Is Here」(サビ部分のアレンジ)
- 2番線「Happiness Is Here」(歌い出し部分のアレンジ)
利用状況
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 31,154 |
1991年 | 33,446 |
1992年 | 34,448 |
1993年 | 35,055 |
1994年 | 33,892 |
1995年 | 36,628 |
1996年 | 37,948 |
1997年 | 37,698 |
1998年 | 40,286 |
1999年 | 41,177 |
2000年 | 49,760 |
2001年 | 59,793 |
2002年 | 60,575 |
2003年 | 62,812 |
2004年 | 63,056 |
2005年 | 62,520 |
2006年 | 64,114 |
2007年 | 64,789 |
2008年 | 68,768 |
2009年 | 66,502 |
2010年 | 64,628 |
2011年 | 63,698 |
2012年 | 68,751 |
2013年 | 76,495 |
駅周辺
- 東京ディズニーリゾート (TDR)
- 東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター
- イクスピアリ(ショッピングセンター)
- ディズニーリゾートライン リゾートゲートウェイ・ステーション駅(イクスピアリに隣接し、2階改札前のペデストリアンデッキで連絡している。)
- ボン・ヴォヤージュ
- 東京ディズニーランド (TDL)
- 東京ディズニーシー (TDS)(徒歩20分)
- 舞浜アンフィシアター
- オリエンタルランド (OLC) 本社
- ホテルドリームゲート舞浜
- 浦安市舞浜駅前行政サービスセンター
- 浦安市立舞浜小学校
- 浦安市立見明川小学校
- 浦安市立見明川中学校
- 東海大学付属浦安中学校・高等学校
- 国道357号
- 首都高速湾岸線 舞浜入口(東京・横浜方面【西行】入口専用)
以下は、距離からいうと厳密にはディズニーリゾートラインの東京ディズニーシー・ステーション駅が最寄りの施設であるが、ディズニーリゾートラインでは同駅でのTDR外の施設への案内は行っておらず、また、当駅からディズニーリゾートライン経由で東京ディズニーシー・ステーション駅から徒歩・タクシーなどで移動するよりも当駅から路線バス・タクシーなどで移動した方が先着するため、「公式」には舞浜が最寄り駅となっている。
- 浦安市運動公園
- 浦安市斎場
- 浦安ヘリポート
- 浦安市クリーンセンター
バス路線
最寄りバス停は京葉線時代から変わらぬ「舞浜駅前」となっている。すべて東京ベイシティ交通が担当している。なお、徒歩5分程の「東京ディズニーランド・バスターミナル」からの路線バス、高速バスの利用も可能である。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- 4番乗り場
- おさんぽバス乗り場
- 舞浜線:堀江中学校経由新浦安駅 (おさんぽバス)
また、舞浜駅前から東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルへの無料送迎バス(不定期運行)がある。「ディズニーリゾートクルーザー」の車両で運行される事もある。
歴史
- 1988年(昭和63年)12月1日 - 開業。
- 1999年(平成11年) - 関東の駅百選に選定。
- 2001年(平成13年)
- 2004年(平成16年)6月14日 - 発車メロディを導入。
- 2009年(平成21年)8月1日 - トイレの改修工事が完了。車いす専用トイレが増設される。
- 2010年(平成22年)7月1日 - 京葉線が舞浜リゾートラインに移管され、ディズニーシーサイドラインに改名されるとともに、舞浜リゾートラインの管轄駅となる。
駅名の由来
ウォルト・ディズニー・カンパニーの方針に沿って国鉄は当初、西浦安(にしうらやす)という名称で計画されていた。 しかし、国鉄から変わったJR東日本が「東京ディズニーランド駅」と名付けるという暴挙に出した。これにウォルト・ディズニー・カンパニーが「勝手に地名を使うなら、沿線路線をよこせ。」と言い出した。仕方なく駅名を変えなければならなかったが、今度は舞網駅という駅名にしようとした所、今度はフロリダ州やマイアミ市の知事から使用を拒否され、結局、「舞浜」という名前で決定した。また、移管計画の際、舞浜駅を東京ディズニーリゾート・ステーションという駅名しようと浦安市から強い要請があったものの、ウォルト・ディズニー・カンパニーの強い意向により、舞浜駅をカタカナ表記した駅名となった。
なお、当時発行された東京ディズニーランドのガイドマップにも「西浦安駅(仮称)」と記され、「西浦安」の名残りは若潮通りの正式名称である千葉県道276号西浦安停車場線に残っている。- ↑ (2004-06-19) [ 不明 ] 日本語 日本経済新聞(首都圏経済面・千葉) 日本経済新聞 39 [ arch. ]