ウィキペディア (精神病院)

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ウィキペディア(うぃきぺでぃあ)とは、インターネット上の精神病院である。世界初のオンライン病院であると同時に、検査料や治療代、入院費用等全てが無料の世界初のフリー病院でもあり、画期的な試みとして世界中から注目されている。

治療対象は主に境界型人格障害者である。

この噂を聞いた世界中の境界型人格障害者たちが同院に殺到しているが、残念ながら同院は日本語版であり、日本語を話さない者に参加は困難である。

治療手法

同院が行っているのは、一種の作業療法である。「百科事典の執筆、編集」という作業を他者と共同して行い、そこで生まれる他者とのコミュニケーションを通して精神疾患の治療、緩和を行う。

患者たちの日常生活では皆無な他者とのふれあいを補完出来るため、熱狂的な参加者も多い。

受診方法

同院は未だ試みの段階であるためか、患者数を著しく制限している。受診するには複雑かつ独特なステップを踏む必要がある。なんと、患者になるためには、まず最初に同院のボランティアとして働く必要があるのだ。その過程で、精神をむしばまれた要治療者と診断されたものだけが、厳密な判定過程を経て、患者と認定される。

圧倒的な職員配置数

患者となることが困難で、かつ患者となるにはまず職員にならねばならないことから、患者数に比して職員数が圧倒的に多い。これは精神病院としては非常に恵まれた環境であり、受診希望者の絶えない理由の一つである。

一般利用者

職員のことである。大多数は健常者。 患者になるためには、まずボランティアとして職員になる必要がある。誰でも職員登録が可能で、同院ではこれを一般利用者と呼ぶ。登録後、同院付属の作業療法所で、百科事典の執筆、編集に当たる。

患者選抜

一般利用者の中から、特に異常な言動を繰り返し、自然寛解の見込みがない者をピックアップし、最終的に職員の投票によって決定される。よほど異常な言動でなければ患者として選出されることはないという。

よほど異常な言動

例えば、もてないおっさんのくせにIDをアニメのヒロインの名前にするとか、自己紹介に美少女キャラ画像を貼り付けたりする、等である。 また、自分に都合のよい主張をするために「貴方はウィキペディアの規則を理解していないので不必要です」という意味不明な言動を口走ることもよく見られる。患者として認定され、管理者と自称するようになると、勝手に規則を捏造するなど朝飯前である。

患者認定

晴れて強制入院となった患者は、ようやく同院の治療を受けることが出来る。患者たちはなぜか自分たちを管理者という。全員重症なのはいうままでもない。患者になると、作業療法における職員たちの指揮という、彼らの人生の中では、比較的他者への影響が大きい業務を行うことになる。この過程で、自らの異常な言動がどのような迷惑を他人に与えるかを身を以て知ることになり、これによって障害を克服するチャンスを与える訳である。

治癒、もしくは症状が寛解すれば退院となることもある。退院のことを患者は管理者解任という。残念ながらその数は多くはない。治療成績が悪い、とも言えるが、重傷者を対象とする同院の方針から止むを得ないところである。また、一般社会への復帰を拒み、ソックパペット等を用いてまで退院投票を否決するものまでいる。管理者たちにとっては、ウィキペディア日本語版は唯一生きている気になれる空間なのであろう。

さらに悪化してより高度なケアを必要とするものも多い。重症度が高い者は、ビューロクラットチェックユーザ等と呼ばれるステージに進み、より高度な治療を受けることになる。

なお患者になりやすいのはオウム真理教やサイエントロジーの信者とか日本語のできる中国人・韓国人が最有力候補である。

患者権利

上述のように、患者に特別の権限を与え、その濫用によって一般職員に迷惑をかけさせ、自らの見識の浅さ、考えと言動の異常な身勝手さを自らに知らしめるためのシステムである。患者たちはこれを管理者特権という。 しかし、ウィキペディア日本語版を単なる誰でも参加出来るフリー百科事典と錯誤して参加する者が後を絶たない。彼らは同院の意義を理解せず、管理者の行動を横暴と非難することがある。 それは、居間で大便をしてしまった野良犬を「非常識」となじるような者であり、全くの失当といえよう。 同じ社会に生きる者として、管理者たちに憐れみを以て接するのが、美しい日本人の姿である。

正常な精神の利用者は?

正常な精神の利用者は、一般職員として奉仕活動を行っていても、患者や異常な精神の職員からいびられて、精神を病んでしまう。それでも精神を病まない職員は、長期荒らし等と因縁を付けられ解雇されてしまう。

なぜ日本語版だけなのか?

ウィキペディア日本語版は現在のところ職員も患者も、日本語を解するものだけを受け入れている。日本語版以外のウィキペディアは残念ながら単なるフリー百科事典となっており、世界中の非日本語話者から猛烈にうらやましがられている。

日本の精神保健政策が貧弱であり、その補完として同院は開設されたと言われている。

障害者自立支援法

日本語版でまず同院が設立されたのは、おそらく日本での同法の施行によって、作業療法所からロックアウトされた患者たちの受け入れるため、といわれている。実際同院の管理者たちは、多くが他の作業療法所出身である。

関連項目