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調布市(ちょうふし)は、東京都多摩地域に位置するで、多摩東部に区分される。

郵便番号(上3桁)182

目次

概要[編集]

人口は東京都内において、東京23区八王子市町田市府中市に次いで第5位

小学2年生の担任教師[編集]

小2を女教諭いじめ。給食「少なくして。いつも残して迷惑だから」[編集]

東京都調布市の市立小学校で2年生の担任だった50代の女性教諭が、複数の児童に暴言を繰り返し、学校の勤務から外されていた。市教育委員会は「いじめにつながる発言もあった」としている。

発覚したのは2012年11月中旬。子どもが登校したがらないのを不審に思った保護者が、子どもにボイスレコーダーを持たせて、授業の様子を録音させた。レコーダーには、教諭の呼び掛けに返事をしなかった児童に「動物じゃないんだから、ちゃんと返事をしなさい」としかったり、別の児童には給食の際に「(もらう量を)少なくして。いつも残して迷惑だから。みんなもそう思うよね」とクラスの児童に同意を求める様子が録音されていた。

市教委はすぐ教諭を担任から外し、副校長が担任となった。1月からは学校に勤務もさせず、都教委に報告して処分も求めたが、3月に「懲戒処分に当たらない」との判断を受けた。4月から学校勤務に復帰させようとしたが、保護者から反対の声が上がり、取りやめた。

市教委によると、厳しい指導に定評のある教諭だったが、2012年6月には校長から言動について口頭で注意を受けていた。市教委は現在、研修として暴言の録音を聞かせるなどで、指導の誤りに気づくよう反省を促している。

児童に「泥棒」「邪魔」暴言繰り返した女性教諭[編集]

教諭は授業中などに、複数の児童に対し、「ウソつき」「泥棒」「邪魔」「家庭のしつけが悪いから謝り方を知らない」などと発言。保護者が児童に持たせた録音機に録音されていた。長期間にわたって欠席したり、不登校になったりした児童は把握していない。

市教委は「人権侵害に当たる暴言や中傷、いじめを誘発するような発言があった」と判断。2013年1月、教諭を学校勤務から外した。報告を受けた都教委は、3月末、懲戒処分にはあたらないが、市教委が指導するようにとの判断を伝えた。

市教委は4月から教諭を学校に戻す予定で説明会を開いたが、保護者らが強く反発。引き続き市教委で研修をさせている。教諭は、「しっかり指導しようとの思いだったが、ひどい言葉を使ってしまい、申し訳ない」と話しているという。

調布市の女教師、日常的に暴言「勉強ができない人ってのは字を書くのも遅いんだね。どういう脳みそ? ダメな人」[編集]

「Aさん、(給食を)1人前もらうのやめてくれるぅ? Aさんの少なくしてくれるぅ? いつも迷惑だから……ねえ、みんな!」

「はい!」(児童たち)

「迷惑だよねえ……」

東京・調布市の市立小学校の50代女性教諭が、受け持っていた児童への「暴言」を理由に担任を外された問題で、「とくダネ!」(フジテレビ系)が2013年4月19日、教師の「肉声」を放映した。

教諭は2012年4月から、小学校2年生のクラスの担任についていたが、クラスの数人の児童に、日常的に厳しい暴言を浴びせていたことが明らかになった。保護者からの知らせを受けた学校、市教委などは女性教諭を担任、そして学校勤務から外した。

その後都教委が「懲戒処分に当たらない」との判断を下したことを受けて2013年4月から学校に復帰させようとしたが、保護者の強い反発があり、現在は市教委内で「研修」を受けているという。

「とくダネ!」が放映したのは、保護者がこの問題を学校に通報するため、児童に持たせていたボイスレコーダーの音声だ。音声は加工されていたものの、そこからは女性教諭の「異常」ぶりがうかがえるものだった。

教師の「暴言」は常にクラスの中の数名の児童に浴びせられていたものとされ、

「やっぱりね、勉強ができない人ってのは字を書くのも遅いんだね。おまけにねえ、遅いくせに下手だわ」

「どういう脳みそ? 不思議な脳みそねえ」

「持ってきてない人、手挙げて。ああ、いつものダメな人たちね。ダメな人生いいかげんやめようと思いません?」

聞く範囲では、その口ぶりは「愛のムチ」、あるいは「冗談」というような類のものとは感じさせない、児童の心を削るような残酷なものだ。猫なで声から発せられる冷たい言葉と、甲高い怒声のオンパレードで、児童ならずとも恐ろしさを感じる。

さらに教諭は、暴言を浴びせられる数人以外の児童にはこうした発言があったことを口止めし、自らの暴言に加担させていた。教諭がいじめを誘発しているとも受け止められかねない。

象徴的なのは、以下のようなやりとりだ。

教諭「謝ってください。よそ見していたことを、みんな知ってるよね?みんなに謝りなさい。ムダな時間を使ってしまってごめんなさい」

児童A「……ムダな時間を使ってしまってごめんなさい……」

教諭「何度も言ってるから、ごめんなさいって。そういっても次からまたやるからね、だからみんな嫌なんだよ。ねえ、みんな」

児童全員「はい」

ほかにも児童を使って、「早く答えないと授業始まらないよ」などと対象児童を追い詰めるような振る舞いも。

ツイッター上などでも、こうした断片的な情報では判断できないとの声もあるが、改めて音声で明らかになった「異常さ」に、怒りをにじます人が相次いだ。

「今ニュースで暴言教師の肉声が流れてたのですが、なんでこんな人間が居るのかよく分からぬ。子供達の味方であるべき先生が言葉の暴力で子供達を追い詰める…とても考えられません」

「調布市の暴言教師の報道すごい…。思い出すと涙が出そう。あんな教師が2年生を持つなんて…子供達の人格形成に影響大だよね?」

「とくだねでやってる暴言教師、見てたらマジで涙出てきたよ。教育委員会も甘いわ。こういう教師がいるからモンスターが増えたのかその逆なのか‥とにかく酷すぎる」

バイク空ぶかし、大音響スピーカー、ごみ放置。1年に及ぶ迷惑行為を注意した自治会長に逆ギレ[編集]

迷惑行為に耐えかねて注意した自治会長に、逆ギレした少年らは4人がかりで襲いかかった。

東京都調布市の都営住宅で自治会長に殴る蹴るなどの暴行を加え、けがを負わせたとして、都立高校2年の男子生徒ら17歳の少年4人が2014年2~3月、傷害で警視庁少年事件課に逮捕された。バイクの空ぶかし、大音量の音楽、ごみの放置…。1年間にわたって傍若無人な振る舞いを続けてきた少年らは、住民の平穏な生活を守ろうと立ち上がった自治会長の“決死”の行動にも牙をむいた。

「いい加減にしろ! 何時だと思っているんだ!」

正月三が日が明けたばかりの1月4日未明。調布市国領町の都営住宅で、自治会長の男性(61)の怒声が響き渡った。都営住宅の駐輪場でバイクを空ぶかしするなどし、大声でわめき散らしていた不良グループを注意したのだ。

だが、不良グループが素直に騒音を出すのを止めることはなかった。自治会長の姿を見つけると、男子生徒ら8人は次々にバイク4台にまたがり、逃走を始めた。自治会長はそれにもめげず、男子生徒のバイクの荷台にしがみつき、止めようとした。一緒に転倒すれば、大けがをしかねない。決死の行動だった。

10メートルにわたって荷台にしがみつき、走りながらバイクを止めようとする自治会長。バランスを取りながら、バイクを運転し続ける男子生徒。我慢比べに勝ったのは自治会長だった。男子生徒はバイクとともに転倒した。

「この野郎!」

男子生徒はこう叫んで自治会長に殴りかかり、他の3人も加勢した。胸ぐらをつかみ、体当たりをし、足を引っかけて投げ飛ばす。さらに、転倒した自治会長に馬乗りになって腕や腹を殴り、蹴り、踏みつけた。自治会長は全治2週間のけがを負った。

少年事件課は2月に調布市に住む17歳の双子の少年2人を逮捕。3月には新たに双子の知人の男子生徒ら2人を傷害容疑で逮捕した。男子生徒らは「バイクを倒されて腹が立った」と容疑を認めている。その後、4人とも家裁送致され、少年鑑別所などで審判を待っている。

事件当時、他に4人の少年が自治会長に暴行を加える様子を止めることなく見守っていたという。

自治会長はなぜ、“決死”の行動に出たのか。実は、自治会長と不良グループは事件当時、すでにお互いの顔を知っていた。現場の都営住宅は暴行を見ていた少年の1人が住んでいることもあり、1年以上前からグループのたまり場となり、数々の迷惑行為が繰り返されていたからだ。

バイクの空ぶかし、改造バイクに付けたスピーカーなどを通した大音量の音楽、さらにごみの放置…。グループにからみ、住民から警視庁に寄せられた110番通報は、2013年1年間で72回を数えた。

未成年者のたまり場といえば24時間営業のファミリーレストランなどが定番だが、男子生徒らは「ファミレスはたばこが吸えないところがあり、カネもかかる」と供述。都営住宅の駐輪場ならば「夜も電気がついているし、カネもかからない」という身勝手な理由を挙げているという。

住民の迷惑も顧みず、度重なる注意にも耳を貸さず、駐輪場に自慢のバイクで乗り付けてバイクの改造作業まで行うなど、グループの蛮行はエスカレート。グループの関与は不明だが、近くにあったバイクの部品の盗難被害まで発生した。住民らの不満はピークに達しつつあったのだ。

捜査関係者によると、自治会長は2013年4月に就任した。すでにグループの迷惑行為が続いており、同5月にはたまり場の駐輪場周辺に複数の防犯カメラを設置するなど、迷惑行為の根絶に意欲を燃やしていたという。

それでも迷惑行為は収まる気配を見せず、会長の任期満了が2014年3月に迫っていた。捜査幹部は「任期満了を迎える前に、長年の懸案だったグループの迷惑行為を止めなければならないとの思いが強かったのではないか」と推測する。

ただ、自治会長は1月4日未明に暴行を受けた後も、すぐには被害届を出さなかった。グループはバイクで逃走したが、間もなく現場に戻り、謝罪をしていたからだ。自治会長の110番通報を受けて現場に駆けつけた調布署の警察官は被害届の提出を勧めたが、自治会長は一旦保留。警察官は少年らの身元を確認した上で自宅に帰したという。

自治会長が調布署を訪れたのは数日後。「事件化した方が住民のためになる」と判断し、被害届を提出したという。

集団での暴行事件は誰が、どの時点で、どんな暴行をしたかの立証が難しく、立件のハードルは高いとされる。決め手となったのは会長自らが設置した防犯カメラだった。カメラの画像には馬乗りになって自治会長を殴る様子がつぶさに写っていたという。

「もうやりません」
「今後は気をつけます」
「反省しています」

少年事件課の取り調べに、逮捕された男子生徒ら4人はこう反省の弁を並べている。1月4日以降も、少年らはたまり場で騒いで110番通報されていたが、少年事件課が少年2人を逮捕した2月以降、逮捕されなかったグループのメンバーもたまり場からすっかり姿を消したという。捜査幹部は真顔で言う。

「ごめんで済んだら、警察はいらないんだよ」

市勢[編集]

平成24年4月1日現在

  • 人口 222,518人、男:109,870人 女:112,648人(外国人登録含)
  • うち外国人登録 3,835人
  • 面積 21.53km²
  • 人口密度 10,335人/km²

地理[編集]

  • 多摩地区の東端に位置し、区部と境界を接している隣接5市の内の一つである。
  • 都心へ約20キロメートルの距離にある。地質学的に言うと、調布市は武蔵野台地多摩川低地によって構成されており、武蔵野台地部分は更に武蔵野II面と立川I面に分けられる。武蔵野II面と立川I面の間には国分寺崖線が存在しており、立川I面と多摩川低地の間には府中崖線が存在している。国分寺崖線の比高はおよそ12メートルである。
  • 都心に近く住環境の整った住宅地である。

市の形[編集]

市域の形は「自由の女神」と呼ばれる。すなわち、北西部がたいまつを持つ右手、深大寺地区が頭部、北東部が独立宣言書を持つ左手に見立てている。また「ひとこぶらくだ」「おばけ」「ガッツポーズ」など諸説ある。

隣接する自治体・行政区[編集]

※括弧内は行政区を示す

河川[編集]

  • 多摩川 - 神奈川県と接する市域の南端を東西に流れており、その北岸には市内全域に渡ってサイクリングロードが整備されている。また、多摩川原橋は市内唯一の多摩川を横断する橋梁で、片側2車線合計4車線の車道の両外側には歩行者および自転車専用の道路が併設されている。橋をはさんで対岸のJR南武線矢野口駅付近は東京都稲城市であるが、その数100m東側は同じ対岸でも神奈川県川崎市となっている。
  • 野川 - 市を北西から南東へと縦断。両岸はサイクリングロードとして整備、護岸工事も土を多く残す形で工夫され、植物や生き物にも配慮されて市民やすらぎの空間となっている。
  • 仙川 - 市北東部・緑ヶ丘と仙川町の境を流れ世田谷区へ。
  • 入間川 - 以前は三鷹市中原から流れていたが暗梁化され、現在はつつじが丘の甲州街道と交差する地点が上流端と表記。入間町の狛江ハイタウン目前で野川へと合流。
  • 根川 - 染地小付近から多摩川住宅外周を流れ狛江市へ。
  • 府中用水 - 飛田給小付近で市内地表に現れ、住宅地では暗梁化されながら日活撮影所の前で多摩川へと合流。

歴史[編集]

年表[編集]

地名由来[編集]

調布という名称は昔の税金である租庸調の調(その土地の特産物を納める)で布を納めていたことに由来する。そのため以前は当地の他にも都内に幾つかの「調布」地名があった。田園調布は元は荏原郡調布村(のちの東調布町)であり、小泉八雲雪女の調布は西多摩郡調布村(現在の青梅市長渕地区)にあった。(南多摩郡にあって現在の八王子市という説もある。)調布と書いて「たづくり」もしくは「てづくり」とも読んでいた(調布市の総合文化施設の名称が「たづくり」なのもそれに由来する)。調布市内には布田(ふだ)、染地(そめち)など布にかかわる地名が存在する。江戸時代までは多摩川で布をさらしていた記録が残っている。 「多摩川にさらすてづくりさらさらに何ぞこの児のここだ愛(かな)しき」という万葉集の歌が布多天神社に残っている。(玉川の項を参照) 金子、神代などははるか昔の渡来人に由来したものであると言われている(狛江なども)。

近世以前の調布市域[編集]

旧石器時代[編集]

市域には旧石器時代から人類が居住していたと考えられている。この時期の遺跡に野川遺跡、飛田給北遺跡、野水遺跡、仙川遺跡、入間町城山遺跡がある。その殆どは野川や仙川沿いの崖線の上に存在している。

縄文時代[編集]

市域からは特に縄文時代の大規模な遺跡が多く見つかっている。代表的なものに入間町城山遺跡、蛇久保遺跡、東原遺跡、原山遺跡、飛田給遺跡など(いずれも縄文中期)がある。縄文晩期の下布田遺跡からは国の重要文化財に指定されている土製耳飾(江戸東京たてもの園保管)なども出土している。

弥生時代[編集]

市域に弥生文化が到達したのは、弥生中期後半とされる。この時期、野川や仙川沿いの低湿地に小規模な水田が出現している。集落は引き続き崖線上に築かれている。主な遺跡として深大寺城山遺跡、染地遺跡、入間町城山遺跡がある。

古墳時代[編集]

市域に古墳が出現するのは5世紀中頃で、7世紀までに相当数の古墳が築造された。その大半は円墳である。代表的な古墳群は下布田古墳群、上布田古墳群、国領南古墳群、飛田給古墳群である。現在までに確認された古墳の数は23基である。但し大半の古墳は墳丘部が崩されており、石室や濠しか残っていない場合が多い。

古墳時代末期になると崖線周辺に横穴墓が築かれる例も現れる。これらは野川沿いの深大寺付近や入間町の蟹沢に集中している(御塔坂横穴墓群、上野原横穴墓群、蟹沢横穴墓群)。

この時期の集落も基本的には弥生以前と似たような場所に築かれている。代表的な集落跡として深大寺城山遺跡、蛇久保遺跡、上ヶ給遺跡、染地遺跡、飛田給遺跡、上石原遺跡がある。

奈良時代[編集]

奈良時代には市域は武蔵国の多麻郡に属した。現在の府中市に置かれた国府から近かったこともあり、国府に勤務する官人の一部が市域に居住していたと考えられている。主な遺跡として飛田給遺跡、上石原遺跡、下石原遺跡、上布田遺跡、染地遺跡などがあるが、特に上布田遺跡や染地遺跡からはかなり高価なものと思われる装飾品が出土している。染地遺跡からは軒丸瓦、緑柚陶器などが出土しているので、郡衙が存在していたのではないかと考えるものもいる。

入間町城山遺跡からは「高大寺」と書かれた土器も出土しており、この時期に仏教も市域に伝わったのではないかと考えられている。また市域に存在する深大寺の銅造釈迦如来倚像(国の重要文化財)は7世紀のものである。

平安時代[編集]

平安時代の市域には、武蔵七党のうち西党の狛江氏、村山党の金子氏が進出していた。狛江氏の館は現在の晃華学園敷地内に存在したと考えられており、平成6年の発掘では館の周囲を取り巻く空堀の跡と思われる遺構が見つかっている。一方、旧金子村(現在のつつじヶ丘1丁目、2丁目、3丁目)は金子氏の所領であったという説もあり、現在の三鷹市新川にある島屋敷跡は金子時光の館跡ではないかと考えられている。

鎌倉時代[編集]

鎌倉時代に入ると武蔵国は鎌倉幕府の直轄地「関東御分国」に含まれた。

戦国時代[編集]

1537年、後北条氏と対峙していた上杉朝定が深大寺城を築く。しかし朝定はこの年のうちに後北条氏に本拠地を急襲されて敗れており、深大寺城での戦闘は無かったと考えられている。その後、市域は中条出羽守、太田康資(新六郎、太田道灌の曾孫)、太田大膳亮ら後北条氏の家臣団に分け与えられた。

人口[編集]

東京都25市の中で4番目の人口である。

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調布市と全国の年齢別人口分布(2005年) 調布市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 調布市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

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調布市(に相当する地域)の人口の推移
テンプレート:人口統計/13
総務省統計局 国勢調査より

昼夜間人口[編集]

2005年に夜間人口(居住者)は215,809人であるが、市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は186,275人で昼は夜の0.863倍の人口になる。夜間に比べて昼の人口は3万人近く減ることになる。通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者65,616人、市外から市内へ入る通勤者は37,266人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうが多く、また学生でも市外から市内へ入る通学生は9,592人で市内から市外に出る通学生10,776人と学生でも昼は市外へ流出する人数のほうが多い。東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行150,151ページ 国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に誤差は生じる)

地域[編集]

調布地区[編集]

神代地区[編集]

主な集合住宅[編集]

  • 都営金子団地
  • 都営染地三丁目団地
  • 神代団地
  • 都営住宅雲台1丁目
  • 都営緑ヶ丘団地仙川アパート(調布市
  • UR 国領団地(国領町、1964年 建替え工事中)
  • 都営調布くすのきアパート(国領町3-8ほか)
  • 都営佐須町アパート(佐須町4-1 )
  • 都市再生機構金子団地 - 昭和60年, 昭和58.11.30変更、平成16.10.29廃止 : 調布都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 神代団地(調布市と、一部が狛江市, 昭和61.8.12変更 : 調布都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 東京都住宅供給公社多摩川団地 - 昭和45年 : 東京都調布市・狛江市・調布都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 都営仙川団地 - 平成元年、昭和62.11.25変更、平成17年廃止 : 東京都調布市・調布都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 東京都住宅供給公社調布富士見町団地 - 昭和46年 : 東京都調布市・調布都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 緑ケ岡のぞみ野団地
  • 緑が丘ヒルズ
  • 関東財務局 西調布住宅 (多摩川1-8 ほか)

市政[編集]

歴代市長[編集]

  • 山岡柳吉 1955年5月 - 1957年3月
  • 青木貞治 1957年3月 - 1958年6月
  • 竹内虎雄 1958年7月 - 1962年7月
  • 本多嘉一郎 1962年7月 - 1978年7月
  • 金子佐一郎 1978年7月 - 1986年7月
  • 吉尾勝征(よしおかつゆき) 1986年7月 - 2002年7月
  • 長友貴樹(ながともよしき) 2002年7月 -

地方公務員[編集]

地方公務員の給与は全国の市町村でも高いほうである。一人あたりの年間給与額はおよそ722万円[1]

広域行政[編集]

  • 東京都十一市競輪事業組合 - 八王子、武蔵野、青梅、昭島、町田、小金井、小平、日野、東村山、国分寺、および本市の11市で当市に所在する京王閣競輪を開催している。
  • 東京都六市競艇事業組合 - 八王子、昭島、武蔵野、町田、小金井、および本市の6市で江戸川競艇を開催している。
  • 二枚橋衛生組合 - ゴミ処理の項を参照。

市議会[編集]

2013年2月7日現在 議員は28人。直近の選挙は2011年4月。

市条例[編集]

主な条例

  • 調布市ほっとするふるさとをはぐくむ街づくり条例
住民発意による街づくりを推進する

防犯[編集]

市は、生活安全や国民保護また緊急対策に関する条例や規則を定め、市民の意識向上と犯罪を防止に務めている。

  • 調布安全安心メール - 交通・防犯・その他緊急情報を配信。
  • 子どもの家 - 子どもの緊急時に対応
  • 防犯パトロールを市内の事業所と協力して実施
  • 安全安心パトロールを実施
  • 市内全域夜間パトロール - 警備員によるパトロール
  • 調布子ども安全安心パトロール - 市内の学校周辺、通学路を制服警備員がパトロール
  • 調布駅南口パトロール - 調布市安全・安心見廻組屯所を拠点とし、制服警備員が調布駅南口広場周辺をパトロール
  • 不法投棄防止・防犯パトロール隊 - 不法投棄対策、ゴミ置き場の不審火を青色回転灯パトロールカーで警戒

中心市街地街づくり事業[編集]

調布駅・布田駅・国領駅周辺で京王線連続立体交差事業と連動して再開発や都市計画道路の整備をする。

姉妹都市[編集]

国政・都政[編集]

国政[編集]

衆議院小選挙区選挙では東京都第22区(三鷹、調布、狛江、稲城)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。

※順位は小選挙区、もしくは国政経験による。

都政[編集]

北多摩3区(調布、狛江)に属する。定数は2人。近年選出の議員は以下のとおり。

  • 2013年6月
    • 栗山欽行(自民)
    • 尾崎大介(民主)
  • 2009年7月
    • 尾崎大介(民主)
    • 遠藤衛(自民)
  • 2005年7月
    • 遠藤衛(自民)
    • 尾崎大介(民主)
  • 2001年6月
    • 遠藤衛(自民)
    • 河西信美(民主) - 2004年6月に狛江市長選出馬のため辞職した。

公共機関[編集]

本市に関わる公共機関および事業について記す。

警察(警視庁)[編集]

調布警察署が本市と狛江市の2市を管轄している。庁舎は両市を合わせた地域の中心である国領町の甲州街道沿いにある。両市在住者が運転免許証を更新する場合、優良者の場合は世田谷区の成城署で行うことができる。また、上石原に第七機動隊が置かれている。

消防(東京消防庁)[編集]

調布消防署が調布市を管轄している。下石原に位置し甲州街道近くにある。 他につつじヶ丘・国領・深大寺に出張所がある。

  • 調布消防署(下石原1-16-1)救急隊1
    • つつじヶ丘出張所(西つつじヶ丘3-8-3)救急隊1
    • 国領出張所(国領町7-50-8)救急隊1
    • 深大寺出張所(深大寺東町5-25-11)特別消火中隊・救急隊無

水道[編集]

水道水は河川水(60%)と井戸水(40%)の混合水である。平均17 - 18℃の水温。

ゴミ処理[編集]

  • ふじみ衛生組合 - 三鷹市と共同で不燃ごみの処理やリサイクル事業を実施。また、新ごみ処理施設を両市境に建設し、平成25年度稼動を目指した基本計画を策定している。
  • 二枚橋衛生組合 - 小金井市、府中市及び調布市で構成していた。3市に跨る市境に在ったが、施設の老朽化が著しく、2007年3月31日に全ての焼却炉が停止され、2010年3月に組合を解散した。
小金井市が跡地にゴミ処理施設を建設することを決めたが、調布市、府中市の市有地に建設する内容であり、そもそも市有地管理の当市の同意を得ずに決定した計画である為、調布市は同市有地に公園設置を予定していることから拒否している。そのため推進不可能であると共に、もし建設、稼働してもされても調布市用ではない。
  • 環境省の「一般廃棄物処理事業実態調査(平成19年度実績)」によると、人口10万人以上50万人未満の自治体において調布市はリサイクル率全国第3位となっている。

電話[編集]

市外局番は概ね042(市内局番は4**、武蔵野三鷹MA)である(調布局収容)が、世田谷区に接する地域(東京烏山局、成城局収容)及び狛江市に接する地域(狛江局収容)では23区、狛江市と同様に03(東京MA)、緑ヶ丘の一部と野水地区は0422(武蔵野三鷹MA)となる。

交通[編集]

当市は東京都の中心部に位置しており、鉄道を使用すると調布駅から新宿へ16分(日中特急使用)で到着する。路線バスは調布駅を中心に整備されており、中央線吉祥寺、三鷹駅行を主に中央線吉祥寺、三鷹、武蔵小金井駅へのバス路線及び調布市内及び隣接市・区を終着とするバス路線が整備されている。調布駅は成田・羽田両空港からの直通リムジンバスも停車しており、コミュニティバスも調布駅から飛田給駅及び柴崎折返場行(他に仙川駅発着もある)が運転されている。調布飛行場跡地の開発に伴い、飛田給駅北口が再開発され飛田給駅始発のバス路線が整備された。

鉄道[編集]

このほか、市内に駅は無いが西武多摩川線が市の北西、境界部をわずかにかすめている(東八道路の付近)。また、狛江市世田谷区内の小田急線三鷹市内のJR中央線稲城市矢野口駅からJR南武線が利用できる。

バス[編集]

バス路線は多く、交通網はかなり発達している。

  • 仙川駅・つつじヶ丘駅・国領駅・調布駅・京王多摩川駅・飛田給駅より京王バス各社(京王バス東・京王バス中央・京王バス小金井)・小田急バス東京空港交通(リムジンバス)・神奈川中央交通(本数少)の各社の路線バスが運行されている。また1970年代後半までは東急バスも乗り入れた。詳しい路線については各駅を参照。

道路[編集]

  • 東西方向
    • 甲州街道
      国道20号。市を東西に横断する幹線で、甲州街道に平行して開業した京王線は現在甲州街道の南側に線路が敷設されており、甲州街道に踏切はない。東京オリンピックでマラソン及び競歩のルートに選定されたことに伴い道路整備が行われた。当時の市街地を避けたため、環八を越えてすぐから京王線仙川駅の東方及び野川西方(京王線柴崎駅 - 国領駅間)から府中市本宿町までは新しく道路を造った。この道路が現在の甲州街道であり、地元では新甲州街道、もしくは単に甲州街道と呼ばれており、昔からあった道路は旧甲州街道と呼ばれている。京王線は駅間距離が短いこと及び昔の市街地に旧甲州街道があるため路線バスは甲州街道は運転していない。歩道橋が整備された頃は東京の東西を結ぶ主要幹線だったため、都心なみに設置されているが使用者は少ない。東京オリンピックのマラソンでは飛行場付近が折り返し地点となり、記念碑が味の素スタジアム近くにある。
    • 旧甲州街道
      東京都道119号北浦上石原線および東京都道229号府中調布線。甲州街道と京王線の間を走る。野川西方(京王線柴崎駅 - 国領駅間)で甲州街道から分かれ府中市まで続く。各駅を発着するバス路線はこちらを走る。江戸時代5街道として整備され、国領駅から調布駅までは布田五宿があったためこの区間は昔からの商業施設が多い。最近再開発により商業設備が市内に整備されてきたため、駅に近い立地を生かし商業施設はマンション等に建て替えられ、商店街の活気は無くなってきている。
    • 品川通り
      京王線の南側を走る。かつては府中の大國魂神社から品川まで続いた古道で「品川道」と呼ばれた。その旧道は「旧品川みち」として現存している個所もある。現在の「品川通り」はつつじヶ丘方面に延伸されている。京王線布田駅の近くに京王バスの車庫(調布営業所)がある。横断歩道が多いため信号も多い。国領町イトーヨーカドー付近では狛江通りとの交差点があるため、特に土日・休日は渋滞が激しい。また、京王相模原線との交差部は、以前は道路が鉄道の下をくぐるアンダーパス構造であったが、京王線地下化工事のため一時的に数年間、道路を跨線橋化し鉄道をまたぐ構造となっている。京王相模原線地下移行後は跨線橋を撤去し平面道路になる。
    • 佐須街道
      柴崎から飛田給まで市内を東西に続く古道、江戸時代に甲州街道が整備されるまで調布の主要道路であった。
    • 桜堤通り
      多摩川沿いに走る。日活撮影所、都立調布南高校がある。
    • 東八道路
      東京都道14号新宿国立線。市の北端を通る。国道20号線の混雑解消のためのパイバスとして計画されたが、世田谷区の反対運動もあり現在も部分開通のままである。新設した当時はは三鷹通りから小金井街道までしか開通していなく、交通量もほとんどなく車線も一部ふさがれていた。道路幅が約30mありこの近辺ではこの様な巨大道路がなかったため、地元では30m道路と呼ばれていた。現在も高井戸(甲州街道からの分岐点)八王子間が開通していないため、道路地図では東八道路と記載されているが30m道路と呼ぶ人がまだいる。
  • 南北方向
    • 狛江通り
      国領駅付近旧甲州街道から狛江駅付近世田谷通りまで至る。バスが多く通行する。現在拡張工事途中。この通りは吉祥寺通りと直通する予定であり、現在甲州街道まで道路が出来ている。
    • 三鷹通り
      都道121号布田駅前を通り、深大寺地域を縦貫し、三鷹駅北側の五日市街道まで至る。
    • 鶴川街道
      都道19号。町田市から川崎市麻生区等を経て当市甲州街道までの道路。地元ではダンプ街道とよばれるほどダンプの通行量が多く、2車線の上多摩川を越えた先に南武線の踏切があり常時渋滞していた。多摩川にかかる多摩川原橋が2006年4月23日に4車線化し、慢性化していた渋滞が幾分緩和され、また、南武線の立体交差事業の完成により踏切が無くなり渋滞が緩和された。調布駅の連続立体交差事業による地下化が決まったが、京王線の踏切渋滞対策として東京都の「踏切すいすい事業」として、仮設の跨線橋(ユニットとして組み立ることにより短期間で施工可能で、撤去後も他の箇所で使用できる跨線橋)第1号として立体化を行い、2003年3月30日に「調布鶴川陸橋」として完成した。
    • 武蔵境通り
      都道12号。鶴川街道の延長上にある。旧甲州街道から中央高速までバイパスが並走する。多摩南北道路主要5路線の1つとして、現在、御塔坂下付近から東八道路の間で拡幅工事が進められている。
    • 天文台通り
      都道123号国立天文台や飛行場の東側を三鷹方面に走る。道幅が狭かったが近年改修工事が行われている。
    • 大映通り
      角川大映撮影所の脇を、京王相模原線と平行に走る。
  • その他
    • 天神通り
      布田天神の参道。調布駅北口商業地区の一部をなす。近年、鬼太郎など水木しげるの妖怪キャラクターのモニュメントが造られた。
    • 電通大通り
      調布駅北口から調布田無線へ接続する道路として計画され、現在調布駅北口から甲州街道(国道20号)まで開通している。甲州街道から調布駅北口への駅前通りであるが自動車の交通量が少なく、実質電通大への通学路となっていること及び電通大の東端の敷地を道路用地として計画している関係から、正式な愛称名として電通大通りとなった。
    • トロッコ道
      三中の西側から二小の東側を通る道。大正から昭和にかけて多摩川の砂利を輸送するためのトロッコが走っていたことに由来する。
  • 高速道路

京王線連続立体交差事業[編集]

京王電鉄の線路と狛江通りや三鷹通りなどの道路との平面交差(踏切)による慢性的な交通渋滞の解消を主目的とした連続立体交差化事業。施行区間は京王線の柴崎駅 - 西調布駅間(2808m)と相模原線の調布駅 - 京王多摩川駅間(886m)で、国領駅・布田駅・調布駅の3駅が地下化され、18箇所の踏切が解消される。事業主体は東京都。2003年3月に事業認可を取得、2012年8月19日に地下化が完成。今後は、地下化3駅の駅舎工事と地上線撤去工事を行い、2014年度に全事業が完成予定である。総事業費は約1149億円で京王電鉄・国・東京都・調布市の四者が分担する。

空港[編集]

大島新島神津島等の東京都諸島間を結ぶ離島航空路線の拠点。平成4年7月に東京都が国から管理を引き継ぎ、平成13年3月に場外離着陸場から正式飛行場(その他飛行場)となる。防災、医療、消防など緊急活動にも使用されている。

地域放送[編集]

調布市・狛江市の全域三鷹市・世田谷区・川崎市多摩区・稲城市・府中市・小金井市・武蔵野市の一部で受信可能。

ブランド名は「J:COM 調布・世田谷」 サービスエリアは調布市、世田谷区京王線沿線の一部

公園[編集]

三鷹市と小金井市にまたがる。「大芝生」がある。元は国際基督教大学ゴルフ場だった。
元々、東京の街路樹などを育てるための苗圃だったが、1961年(昭和36年)に名称を神代植物公園と改め、都内唯一の植物公園として開園。

国の施設[編集]

諸施設・建物[編集]

  • 調布市文化会館たづくり
調布駅南口に位置する。1995年完成。くすのきホール・むらさきホール・大会議場・調布市立中央図書館・調布FMなどがある。自習室(100席)があり、多くの学生や社会人が利用。
調布駅南口に位置する。1977年完成。大ホール・小ホールがあり、コンサートや演劇に利用されている。2006年2月26日放送のNHK「のど自慢」では大ホールから生放送した。
  • 調布市総合体育館 - 神代植物公園北側にある。大体育室や屋内プール、トレーニング室がある。
  • コクティー - 国領駅北口前にある地上34階、地下2階の高層ビル。高さは118mで多摩地域で一番高い。2004年10月完成。市の施設として市民プラザあくろすが、下層部は商業施設、上層部は住宅が入る。コクティー(Kokuty)とは、市民公募により決定した愛称で、国領という地名と、複合施設である再開発ビル及び駅前広場などの公共施設により形成された都市(シティー)という言葉をミックスした造語。
  • 調布市市民プラザあくろす
国領駅北口コクティー内にある。多様な市民活動、男女共同参画社会の実現に向けた活動、新たな産業の集積、起業家育成を目標に開設された。
  • 子ども家庭支援センターすこやか
国領駅南口ココスクエア内にある。子育てについての総合的な施設。
  • 青少年ステーションCAPS(キャプス)
西調布駅に位置しているおもに中高生を対象とした施設。スポーツ・音楽・ダンス・物造り・デザイン・パソコンなど様々なことを通して知識を高め、お互いに交流する場とする事を目的に開設。

産業[編集]

第1次産業[編集]

  • 農業 JAマインズ 昭和23年7月、府中市・調布市・狛江市に各農協を発足、平成4年4月1日、5つの農協が合併。JAマインズとなり今に至る。

第2次産業[編集]

主な事業所[編集]

  • 榮太樓總本鋪 - 仙川町。飴・蜜豆で知られる菓子メーカー。仙川町に本社・工場を持つ。
  • キユーピー - 仙川工場 ※2011年3月閉鎖。※2013年を目処に同敷地に研究所、オフィス、見学施設等を設置予定。
  • ホッピービバレッジ - 調布工場
  • 島田理化工業 - 柴崎に本社、東京製作所が所在。
  • JUKI(現在は移転済) - 工業用ミシン等製造会社。用地売却により跡地はイトーヨーカドーになっている。本社ビルだけは売却をせずに残っていたが、2009年12月多摩市鶴牧へ本社を移転、2010年9月に旧本社ビルもイトーヨーカドーのグループ会社へ売却された。旧本社ビルは、既存の建物を解体せずに移設して継続使用していたが、建物移設が珍しかったためマスコミ等で取り上げられた。現在は解体されて残っていない。


第3次産業[編集]

映画・映像関係の会社が多い市の南部は、昭和10〜30年代に映画の町として栄え、現在も撮影所などの事業所が活動している。 近年IT企業の定着が増えている。

主な事業所[編集]

映画・映像関連の主な事業所[編集]
  • 角川大映撮影所 - 多摩川。
  • 日活撮影所 - 染地。
  • TAKATSU - 国領町。高津映画装飾および高津装飾美術。映画・ドラマ用美術品制作で業界最大手。
  • アイ・アール - 佐須町。テレビ番組・CM・イベントなどの装飾・小道具などの美術制作。
  • 白組 調布スタジオ - 多摩川 。アニメ・実写映画の企画、制作およびVFXを主な事業とするプロダクション。
  • マリンポスト - 多摩川 。映画、テレビドラマ等のVFXのポストプロダクション。
  • マーブリングファインアーツ - 国領町 。映画、テレビドラマ等の特撮用ミニチュア造形を主な事業とするプロダクション。
  • エキスプロダクション - 芝崎。VFX、イベントの特殊造形を主な事業とするプロダクション。1970年代には下石原2丁目31番地付近及び、調布ヶ丘などで工房が稼働後、現在地へ。
  • 岡安プロモーション - 深大寺東町。映画やテレビなどの映像編集会社。
  • 東宝舞台 衣装部 - 富士見町。演劇、映画などの衣装の制作、レンタル。東京現像所と同敷地に所在。
  • 石原プロモーション - 布田。芸能プロダクション、制作プロダクション。かつては国領町で設立されたが布田に移転した。
  • クロキプロ - 布田。映画、テレビドラマ等の制作会社にエキストラを紹介。
  • 富士フイルム イメージングソリューションズ - 柴崎。現像所及び、写真展示施設《富士フォトギャラリー調布》。
  • 東京現像所 - 富士見町 。1955年に設立された日本を代表する映画フィルム現像所、映像ポストプロダクションのひとつ。
  • 東映ラボ・テック - 国領町 。東映グループの日本有数の映画フィルム現像所、映像ポストプロダクションのひとつ。
  • 共進倉庫 - 飛田給 。映画フィルム倉庫。温度・湿度自動調整装置を備えている。

過去にあった事業所[編集]

  • ハリウッド化粧品 - 調布ヶ丘に工場があった。跡地はマンションとなった。
  • ミツミ電機 - 国領町に本社・事業所があったが2002年に多摩市に移転。跡地はマンションが建設された。
映画・映像関連の事業所[編集]
  • 三船プロダクション - 映画製作および芸能プロダクション。1960年代の映画最盛期には調布市入間町に掛かる敷地にもセットが組まれていた。現在調布市側の敷地は売却され跡地は神戸屋レストランとマンションになった。世田谷区側の敷地にプロダクションは残っている。
  • 中央映画撮影所 - 多摩川 。1950年代に活動した独立系スタジオ、1955年に調布映画撮影所に改称。跡地は公務員宿舎となっている。
  • 栄スタジオ - 緑が丘。1970年代初頭〜1980年代前期に運用されていた映画・テレビスタジオ。ピープロ円谷プロダクションの特撮シーン及び、大映テレビのドラマの撮影などが行われていた。
  • パルコ調布キネマ - 小島町。1989年に調布パルコに開館した映画館(139席)。東宝系作品を中心に上映。(2011年9月閉館)

観光・文化・スポーツ[編集]

名所・旧跡等[編集]

文化団体[編集]

スポーツチーム[編集]

かつてゆかりのあったスポーツチーム[編集]

博物館・美術館・劇場[編集]

スポーツ・娯楽施設[編集]

調布市総合体育館などを運営
  • 調布基地跡地運動広場
  • 東宝調布スポーツパーク - 多摩川。ゴルフショートコース、同練習場、テニスクラブによる複合スポーツ施設で、東宝共榮企業が経営。敷地面積約4万坪。
  • 三菱養和会調布グラウンド - 染地。元三菱重工調布グラウンド。2003年(平成15年)に開場。
  • 楽天地フットサルコート調布 - 染地。
過去にあった施設[編集]
  • 京王閣 - 多摩川。1927年に開園した遊園地。戦争の影響で次第に寂れ、1947年に売却された。
  • 京王遊園 - 多摩川。1955年に開園、1971年に閉じられた遊園地。跡地は京王テニスクラブとなっている。
  • 東京府営公衆遊泳場 - 上石原。1921年に開設され、1923年の関東大震災による破損の為に休止した100m×25mの水泳競技場。大正後期、水泳の全国大会が開催され、日本水泳界の中心地として機能した。

祭・イベント・街おこし[編集]

  • キンダー・フィルム・フェスティバル (東京) - 2008年より毎年8月上旬に開催。
  • 深大寺だるま市3月3日 - 4日) - 日本三大だるま市の一つ
  • 深大寺短編恋愛小説「深大寺恋物語」公募事業 - 『関東有数の古刹である「深大寺」の発祥は、その名前の由来でもある「深沙大王」という神様にまつわる「縁結び」の物語に由来する』と、1300年前から深大寺に今も伝わる「深大寺縁起絵巻」に記載されている。この話を事業の拠り所とし、2005年から行っている恋愛小説の公募事業。最優秀賞は賞金10万円。審査員は直木賞作家の村松友視氏、井上荒野氏など。入賞作品は冊子になり、販売される。実行委員会は作品をもとに、調布の特性を活かし、映画化を目指している。
  • 調布音楽祭 - 2013年に、「調布から音楽を発信する」音楽祭としてリニューアルされ開催。
  • 調布市民駅伝
  • 調布フィルムフェスティバル調布映画祭) - 「映画のまち調布」ならではの映画祭を目指す。毎年3月に開催。
  • 調布市花火大会 - 多摩川の河川敷で毎年開催されている花火大会。約10,000発打ち上げられる。
    毎年、市内外から35万人前後の観客を集める。
  • ちょうふ新選組フェスタ - NHKの大河ドラマ新選組!』の放送に合せ、近藤勇の故郷である本市の観光振興を目的として2004年2月28日から11月28日まで神代植物公園内で催された。市や商工会などが実行委員会を作り、展示や各種イベントなどが行われた。当初の目標は60万人、途中45万人に下方修正するも最終的な来場者数は18万2000人に留まるなど苦戦を強いられた面があった。
  • よさこいソーラン祭りin 調布

ゆかりの作品[編集]

音楽
小説・漫画

名物・特産品[編集]

  • 深大寺そば - 歴史は古く、江戸名所絵図に記載がみられる。近年そばの栽培を復活させる動きがある。

教育[編集]

小学校[編集]

  • 市立(全ての小学校がホームページを開設)
    • 第一小学校
    • 第二小学校
    • 第三小学校
    • 八雲台小学校
    • 富士見台小学校
    • 滝坂小学校
    • 深大寺小学校
    • 上ノ原小学校(現在、市内で一番の在校生数校)
    • 石原小学校
    • 若葉小学校
    • 緑ヶ丘小学校
    • 染地小学校(現在、都で唯一のゴミ拾い登校実施校・2006年都から表彰)
    • 北ノ台小学校
    • 多摩川小学校
    • 杉森小学校
    • 調和小学校
    • 飛田給小学校
    • 柏野小学校
    • 国領小学校(現在、市内で一番校庭が広い)
    • 布田小学校
  • 私立
    • 桐朋小学校 - 仙川駅が最寄り駅。
    • 晃華学園小学校 - 佐須に所在。

中学校[編集]

高校[編集]

大学[編集]

その他[編集]

かつてあった学校教育施設[編集]

  • Chofu High School - 西町。1960年代前中期より1974年まで関東村住宅地区内に設置されていた。モダンな校舎が現在の東京スタジアム付近にあり、飛田給付近の甲州街道筋からは、柵の向こうに米国のハイスクールライフが垣間見えていた。
  • 調布市医師会立看護高等専修学校 - 小島町。1970年〜2009年に開設されていた。
  • 東京青年師範学校 - 富士見町。1940年〜1951年に現在の電気通信大学の区域にあった。

ゆかりの人物[編集]

歴史[編集]

政治・産業・経済[編集]

  • 瀬島龍三 - 大日本帝国陸軍の軍人、日本の実業家。2007年まで西つつじヶ丘に居住。

文化人[編集]

芸能人・マスコミ関係[編集]

スポーツ[編集]

ナンバープレート[編集]

調布市は、多摩ナンバー(東京運輸支局)を割り当てられている。

多摩ナンバー割り当て地域
  • 立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・東村山市・国分寺市・国立市・西東京市・東大和市・狛江市・東久留米市・清瀬市・武蔵村山市・多摩市・稲城市[2]

外部リンク[編集]

行政
観光
その他
  • 主部の航空写真 - -
    国土交通省、1989年撮影。中央に調布駅が見え、左右に京王線が延び、右手に布田駅が見える。左下に大きく曲がってまっすぐ下にのびるのが相模原線。画面下端に京王多摩川駅、競輪場と多摩川が見える。画面左上隅に中央自動車道と、調布インターチェンジ。そこから右中央までにのびる道が国道20号。右上に斜めに流れる川が野川。調布駅北口と甲州街道を結ぶ電通大通り(でんつうだいどおり)や、南口のロータリーはまだできていない。

テンプレート:調布市の町名 テンプレート:多摩地区の主な都市