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ギネス世界記録
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ギネス世界記録
10年紀=1900 |
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著者 クレイグ・グレンディ [1]
次10年紀1=1910 |
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発行元 ギネスワールドレコーズ
次10年紀2=1920 |
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ジャンル 情報
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国 イギリス[2]
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ページ数
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256 (2015年)
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272 (2014年)
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301 (2013年)
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303 (2012年)
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コード ISBN 978-1-904994-37-4
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テンプレートを表示
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ギネス認定証(世界一小さな本)
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橋の科学館に展示された認定証(明石海峡大橋)
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ラッキー・ダイヤモンド・リッチ。全身100%刺青のギネス世界記録を保持している。
  
3年前=1899 |
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ギネス世界記録(ギネスせかいきろく)、またはギネスワールドレコーズ(英: Guinness World Records)は、世界一を収集する書籍であり、世界一の記録を「ガイドライン」と呼ばれる基準に従い認定し続ける組織でもある。よく知られているのが、年に一度出版されるギネス世界記録の本。2000年版までは The Guinness Book of Records として刊行されており、それを略した「ギネスブック」と呼ばれる。毎年9月に発行され、様々な分野の世界一が何かを認定、掲載している。記録認定を行っているギネスワールドレコーズには様々な地域から申請が届く。日本には、「ギネスワールドレコーズジャパン」という名称の日本支社がある。
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== 他の紀年法 ==
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目次
* [[干支]]:[[壬寅]]
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* [[日本]](月日は一致)
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**[[明治]]35年
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**[[皇紀]]2562年
+
* [[清]]:[[光緖]]27年11月22日 - 光緖28年12月2日
+
* [[朝鮮]](月日は一致)
+
**[[大韓帝国]]・[[光武 (元号)|光武]]6年
+
**[[檀君紀元|檀紀]]4235年
+
* [[阮朝]]([[ベトナム]]):[[成泰]]13年11月22日 - 成泰14年12月2日
+
* [[仏滅紀元]]:2444年閏9月7日 - 2445年10月2日
+
* [[ヒジュラ暦]](イスラム暦):1319年9月21日 - 1320年9月30日
+
* [[ユダヤ暦]]:5662年4月22日 - 5663年4月1日
+
* [[修正ユリウス日]](MJD):15750~16114
+
* [[リリウス日]](LD):116591~116955
+
<div style="font-size:smaller">
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※檀紀は、[[大韓民国]]で[[1948年]]に法的根拠を与えられたが、[[1962年]]からは公式な場では使用されていない。
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</div>
+
  
== できごと ==
+
    1 概要
* [[1月25日]] - [[北海道]][[旭川市]]で[[気温]]-41.0[[摂氏|度]]を記録。日本の最低気温記録。
+
    2 歴史
* [[1月25日]] - [[八甲田雪中行軍遭難事件]]
+
    3 登録方法
* [[1月28日]] - [[アンドリュー・カーネギー]]が1億ドルを投じて[[カーネギー財団]]を設立。
+
    4 記録の認定・登録の基準
* [[1月30日]] - 第1次[[日英同盟]]が調印・発効。
+
    5 現在記録カテゴリーとして受け付けていない記録
* [[2月1日]] - [[清国]]で[[纏足]]禁止令公布。
+
    6 日本でのギネス世界記録
* 2月1日 - 清国で[[満州人]]と[[漢人]]との通婚禁止が解除。
+
        6.1 日本語版
* [[4月10日]] - [[西川光二郎]]「人道の義士・社会主義の父カール・マルクス」。
+
        6.2 ギネスワールドレコーズ・ミュージアムTOKYO
* [[5月8日]] - [[西インド諸島]]のフランス領[[マルティニーク]]島の[[プレー山|プレー火山]]が[[噴火]]、直後に発生した[[火砕流]]で麓のサンピエール市が壊滅する。(死者32,000人)。
+
        6.3 NHKでの報道
* [[5月20日]] - [[キューバ]]が[[アメリカ合衆国]]から独立。
+
    7 事業所
* [[5月28日]] - 日本で電柱広告が許可される。
+
    8 ギネス世界記録の日
* [[5月31日]] - [[フェリーニヒング条約]]が締結される。[[ブーア戦争]]が終結し、[[トランスバール共和国]]・[[オレンジ自由国]]が[[イギリス|英国]][[植民地]]となる。
+
    9 脚注
* [[7月6日]] - [[笹子トンネル]]が完成する。
+
    10 関連項目
* [[7月12日]] - [[アーサー・バルフォア]]が[[イギリスの首相|イギリス首相]]に就任。
+
    11 外部リンク
* [[8月9日]] - 英国[[国王]][[エドワード7世 (イギリス王)|エドワード7世]]が戴冠式。
+
* [[9月15日]] - [[第一生命保険]]設立
+
* [[9月28日]] - [[小田原大海嘯]]
+
* [[10月19日]] - [[早稲田大学]]の開校式が行われる。
+
* [[12月2日]] - [[国勢調査に関する法律]]公布される。[[国勢調査]]が10年に一度実施されることになる。
+
* [[12月6日]] - [[帝国議会|第17議会]]召集。
+
* [[12月13日]] - [[東洋大学|哲学館]]に付与されていた卒業生に対する教員免許の無試験交付特権が剥奪される([[東洋大学#哲学館事件|哲学館事件]])
+
* [[12月17日]] - [[教科書疑獄事件]]で200名以上が摘発される。
+
* [[12月22日]] - 「年齢計算ニ関スル法律」施行。それまでの[[数え年]]に代えて、[[満年齢]]を使用するよう定められた。
+
* [[12月26日]] - [[丸善]]が[[大英百科事典]]の予約販売を募集
+
* [[12月31日]] - [[ロバート・スコット]]、[[アーネスト・シャクルトン]]ら南緯82度17分に到達(第1回南極探検)。
+
=== 日付不詳 ===
+
* 8月 - [[フーゴー・フォン・ホフマンスタール]]「チャンドス卿の手紙」。
+
* 11月 - [[朝永三十郎]]編纂「哲学綱要」。
+
* [[シャーロック・ホームズシリーズ]]の作者として知られる[[小説家]]・[[アーサー・コナン・ドイル]]が[[ナイト]]の[[爵位]]を授与される。
+
* [[骨牌税]](かるたぜい)施行。
+
* [[ニコラス・バトラー]]が[[コロンビア大学]][[総長]]に就任。[[1945年]]まで。
+
* [[戦艦三笠]]竣工。
+
* 風鈴職人の[[佐々木定次郎]]が[[ガラスペン]]を考案。
+
* [[ジョン・アトキンソン・ホブソン]]『帝国主義論』。
+
* [[日本]]の[[鳥島 (八丈支庁)|伊豆鳥島]]が大[[噴火]]を起こし、島民126人中125人が死亡する。
+
  
== 誕生 ==
+
概要
=== 1月 ===
+
* [[1月1日]] - [[田中美知太郎]]、[[哲学者]](+ [[1985年]])
+
* 1月1日 - [[直良信夫]]、[[考古学|考古学者]]・[[博士 (文学)]](+ [[1985年]])※戸籍上は[[1月10日]]
+
* [[1月4日]] - [[ジョン・マコーン]]、[[アメリカ中央情報局]]長官・[[ビジネスマン]](+ [[1991年]])
+
* [[1月6日]] - [[今西錦司]]、[[生態学|生態学者]]・[[人類学|人類学者]](+ [[1992年]])
+
* [[1月7日]] - [[住井すゑ]]、[[小説家]](+ [[1997年]])
+
* [[1月8日]] - [[河上徹太郎]]、[[文芸評論|文芸評論家]]・[[音楽評論家]](+ [[1980年]])
+
* [[1月8日]] - [[カール・ロジャーズ]]、[[心理学者]](+ [[1987年]])
+
* [[1月10日]] - [[山口文象]]、[[建築家]](+ [[1978年]])
+
* [[1月11日]] - [[モーリス・デュリュフレ]]、[[作曲家]]・[[オルガニスト]](+ [[1986年]])
+
* [[1月12日]] - [[サウード・ビン・アブドゥルアズィーズ]]、[[サウジアラビアの国王一覧|サウジアラビア国王]](+ [[1969年]])
+
* [[1月13日]] - [[ゲオルギー・マレンコフ]]、[[ソビエト連邦の指導者の一覧|党書記局筆頭書記]](+ [[1988年]])
+
* [[1月14日]] - [[ジェームス・B・ランシング]]、[[技術者]](+ [[1949年]])
+
* [[1月19日]] - [[ジェームス・E・ムーア]]、[[軍人]](+ [[1986年]])
+
* [[1月24日]] - [[五所平之助]]、[[映画監督]](+ [[1981年]])
+
* 1月24日 - [[オスカー・モルゲンシュテルン]]、[[経済学者]](+ [[1977年]])
+
* [[1月25日]] - [[中野重治]]、小説家・[[評論家]]・[[詩人]](+ [[1979年]])
+
* 1月25日 - [[西川寧]]、[[書家]](+ [[1989年]])
+
* [[1月26日]] - [[華頂宮博忠王]]、[[皇族]]・軍人(+ [[1924年]])
+
* 1月26日 - [[蔵原惟人]]、評論家(+ [[1991年]])
+
* [[1月30日]] - [[ニコラウス・ペヴズナー]]、[[美術史|美術史家]](+ [[1983年]])
+
* [[1月]] - [[武藤運十郎]]、[[衆議院議員]]・[[弁護士]](+ [[1997年]])
+
  
=== 2月 ===
+
収録されるのは、発行元が定める「認定されたカテゴリー」の下で「認定されたルール」に従って作られた記録集である。ただし達成記録数が多いため、認定された全てが収録されるわけではない。
* [[2月1日]] - [[ラングストン・ヒューズ]]、[[作家]](+ [[1967年]])
+
* 2月1日 - [[柳井隆雄]]、[[脚本家]](+ [[1981年]])
+
* [[2月2日]] - [[ペペ・サミティエール]]、[[サッカー選手一覧|サッカー選手]](+ [[1972年]])
+
* [[2月4日]] - [[チャールズ・リンドバーグ]]、[[操縦士|飛行家]](+ [[1974年]])
+
* [[2月5日]] - [[岩本薫]]、[[棋士]](+ [[1999年]])
+
* [[2月10日]] - [[ウォルター・ブラッテン]]、[[物理学者]]・[[ノーベル物理学賞]]受賞者(+ [[1987年]])
+
* [[2月11日]] - [[アルネ・ヤコブセン]]、[[建築家]]・[[家具]]・[[照明]][[デザイナー]](+ [[1971年]])
+
* [[2月12日]] - [[三遊亭円遊]]、[[落語家]](+ [[1984年]])
+
* [[2月13日]] - [[平川唯一]]、[[アナウンサー]](+ [[1993年]])
+
* [[2月17日]] - [[白洲次郎]]、[[東北電力]]会長・初代貿易庁長官(+ [[1985年]])
+
* 2月17日 - [[中村鴈治郎 (2代目)]]、[[歌舞伎]][[役者]](+ [[1983年]])
+
* [[2月20日]] - [[アンセル・アダムス]]、[[写真家]](+ [[1984年]])
+
* [[2月25日]] - [[正田建次郎]]、[[数学者]](+ [[1977年]])
+
* 2月25日 - [[曾我廼家五郎八]]、[[お笑い芸人]](+ [[1998年]])
+
* [[2月26日]] - [[アルバート・アナスタシア]]、[[コーサ・ノストラ]]幹部(+ [[1957年]])
+
* [[2月27日]] - [[ルシオ・コスタ]]、建築家・[[都市計画|都市計画家]](+ [[1998年]])
+
* 2月27日 - [[ジーン・サラゼン]]、[[プロゴルファー一覧|ゴルファー]](+ [[1999年]])
+
* 2月27日 - [[ジョン・スタインベック]]、小説家・[[劇作家]]・[[随筆家]]・[[ノーベル文学賞]]受賞者(+ [[1968年]])
+
  
=== 3月 ===
+
日本では長く「ギネスブック」の名称で親しまれていたが、出版元の変遷により2002年度版は「ギネスワールドレコーズ」、2004年度版以降は「ギネス世界記録」に改称されている。
* [[3月2日]] - [[モー・バーグ]]、[[野球選手]](+ [[1972年]])
+
* [[3月7日]] - [[木梨鷹一]]、軍人(+ [[1944年]])
+
* [[3月8日]] - [[山本栄一郎]]、元[[プロ野球選手]](+ [[1979年]])
+
* [[3月9日]] - [[大塚末子]]、[[ファッションデザイナー]](+ [[1998年]])
+
* 3月9日 - [[ルイス・バラガン]]、建築家(+ [[1988年]])
+
* [[3月10日]] - [[久邇邦久]]、[[華族]]・軍人(+ [[1935年]])
+
* [[3月13日]] - [[ハンス・ベルメール]]、[[画家]]・[[グラフィックデザイナー]]・写真家(+ [[1975年]])
+
* [[3月15日]] - [[菊池真一]]、[[化学者]]・[[東京工芸大学|東京写真大学]]学長・日本写真協会会長(+ [[1997年]])
+
* 3月15日 - [[栗島すみ子]]、[[俳優]](+ [[1987年]])
+
* 3月15日 - [[山本嘉次郎]]、[[映画監督]](+ [[1974年]])
+
* [[3月16日]] - [[郡祐一]]、[[官僚]]・[[郵政省|郵政大臣]]・[[法務大臣]]・[[石川県知事一覧|石川県知事]](+ [[1983年]])
+
* [[3月17日]] - [[ボビー・ジョーンズ]]、ゴルファー・弁護士(+ [[1971年]])
+
* [[3月18日]] - [[月形龍之介]]、俳優(+ [[1970年]])
+
* 3月18日 - [[橋井真]]、[[革新官僚]](+ [[1977年]])
+
* [[3月22日]] - [[楢橋渡]]、[[内閣官房長官|内閣書記官長]]・[[運輸大臣]]・弁護士(+ [[1973年]])
+
* [[3月24日]] - [[トマス・E・デューイ]]、[[ニューヨーク州|ニューヨーク]][[知事|州知事]](+ [[1971年]])
+
* [[3月26日]] - [[葉山三千子]]、俳優(+ [[1996年]])
+
* [[3月28日]] - [[桂三木助 (3代目)]]、落語家(+ [[1961年]])
+
* [[3月29日]] - [[ウィリアム・ウォルトン]]、作曲家(+ [[1983年]])
+
* 3月29日 - [[マルセル・エイメ]]、小説家・劇作家(+ [[1967年]])
+
* [[3月30日]] - [[真鶴秀五郎]]、[[大相撲]][[力士]](+ [[1937年]])
+
* [[3月31日]] - [[井浦祥二郎]]、軍人(+ [[1965年]])
+
* 3月31日 - [[広川弘禅]]、[[農林大臣]]・[[僧]](+ [[1967年]])
+
* 3月31日 - [[山内以九士]]、[[野球]]記録員(+ [[1972年]])
+
  
=== 4月 ===
+
ギネス世界記録の書籍は、「世界一のベストセラー(版権が存在する現在のもの)」として自らギネスワールドレコーズに登録されている[3]
* [[4月1日]] - [[福田一]]、[[衆議院議長]](+ [[1997年]])
+
歴史
* [[4月3日]] - [[オットー・ウィンツァー]]、[[外交官]]・[[政治家]](+ [[1975年]])
+
* 4月3日 - [[ラインハルト・ゲーレン]]、軍人(+ [[1979年]])
+
* [[4月5日]] - [[ヘルベルト・バイヤー]]、画家・[[デザイナー]]・写真家(+ [[1985年]])
+
* [[4月6日]] - [[久生十蘭]]、[[小説家]]・[[演出家]](+ [[1957年]])
+
* [[4月7日]] - [[村上勇]]、[[郵政大臣]]・[[建設大臣]](+ [[1991年]])
+
* [[4月8日]] - [[ヨーゼフ・クリップス]]、[[クラシック音楽の演奏家一覧|ヴァイオリニスト]](+ [[1974年]])
+
* [[4月10日]] - [[中野二郎]]、作曲家・[[編曲家]](+ [[2000年]])
+
* [[4月11日]] - [[小林秀雄 (批評家)|小林秀雄]]、文芸評論家(+ [[1983年]])
+
* 4月11日 - [[東畑謙三]]、建築家(+ [[1998年]])
+
* [[4月14日]] - [[田坂具隆]]、映画監督(+ [[1974年]])
+
* [[4月15日]] - [[日達]]、[[大石寺住職一覧|大石寺住職]](+ [[1979年]])
+
* [[4月21日]] - [[岡田嘉子]]、俳優・[[アナウンサー]](+ [[1992年]])
+
* [[4月23日]] - [[ハルドル・ラクスネス]]、作家・[[ノーベル文学賞]]受賞者(+ [[1998年]])
+
* [[4月26日]] - [[入佐俊家]]、軍人(+ [[1944年]])
+
* [[4月28日]] - [[アレクサンドル・コジェーヴ]]、思想家(+ [[1968年]])
+
* [[4月30日]] - [[セオドア・シュルツ]]、[[農業経済学|農業経済学者]]・[[ノーベル経済学賞]]受賞者(+ [[1998年]])
+
* [[4月]] - [[三好十郎]]、小説家・劇作家(+ [[1958年]])
+
  
=== 5月 ===
+
ギネス世界記録の発行は、アイルランドのビール会社ギネス醸造所の代表取締役だったサー・ヒュー・ビーバーが、仲間とアイルランドへ狩りに行った時狩りの獲物のうち、世界一速く飛べる鳥はヨーロッパムナグロかライチョウか、という議論になり、これになかなか結論が出なかったためで、ビーバーがもしこういう事柄を集めて載せた本があれば評判になるのではないかと発想した。ロンドンで調査業務を行っていたノリス・マクワーターとロス・マクワーターに調査と出版が依頼され、1955年に「ギネスブック・オブ・レコーズ」の初版が発売された。2000年、ギネス醸造所から独立。これをきっかけに、タイトルを「ギネス・ワールド・レコーズ」に改称する。
* [[5月1日]] - [[黒沼健]]、[[推理作家]]・[[ミステリ]][[翻訳家]]・[[SF作家]](+ [[1985年]])
+
登録方法
* [[5月3日]] - [[アルフレッド・カストレル]]、物理学者・[[ノーベル物理学賞]]受賞者(+ [[1984年]])
+
世界一、エルヴィス・プレスリーの物真似を一度に多くの人がした時の写真
* [[5月4日]] - [[鏡岩善四郎]]、大相撲力士(+ [[1950年]])
+
* [[5月6日]] - [[マックス・オフュルス]]、映画監督(+ [[1957年]])
+
* [[5月7日]] - [[江川宇礼雄]]、俳優(+ [[1970年]])
+
* [[5月10日]] - [[デヴィッド・O・セルズニック]]、[[映画プロデューサー]]・脚本家(+ [[1965年]])
+
* 5月10日 - [[アナトール・リトヴァク]]、映画監督(+ [[1974年]])
+
* [[5月12日]] - [[フィリップ・ワイリー]]、SF作家・推理作家・脚本家・[[ノンフィクション]]作家・[[コラムニスト]](+ [[1971年]])
+
* [[5月16日]] - [[野副鉄男]]、化学者・[[博士 (理学)]](+ [[1996年]])
+
* [[5月18日]] - [[メレディス・ウィルソン]]、作曲家(+ [[1984年]])
+
* [[5月23日]] - [[斎藤秀雄]]、[[クラシック音楽の演奏家一覧|チェロ奏者]]・[[指揮者]]・[[音楽教育|音楽教育者]](+ [[1974年]])
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* [[5月24日]] - [[横溝正史]]、小説家・推理作家(+ [[1981年]])
+
* [[5月25日]] - [[朝田善之助]]、[[部落問題|部落解放運動家]](+ [[1983年]])※戸籍上は[[7月4日]]
+
  
=== 6月 ===
+
登録するには、ギネス世界記録の公式ウェブサイトから申請する。日本からの申請に関しては、ギネスワールドレコーズジャパンのサイトから、自分の住所や名前、電話番号、内容や理由などを書く。申請には、「無料申請」と有料の「ファストトラック申請」があるが、無料申請の場合には返答までに約2ヶ月の期間が必要となる。一方で、ファストトラック申請を使用した場合は、約1週間での連絡がくることになっている。なお、有料申請の利用は、申請内容に対する審査自体に影響を及ぼすものではない。なお、組織が申請をする場合には、「法人申請」という申請方法があり、挑戦記録カテゴリーについての相談に乗ってもらえるが、こちらも「ファストトラック申請」同様に、審査の公平性、厳格性に変わりはない。
* [[6月10日]] - [[斎藤達雄]]、俳優(+ [[1968年]])
+
* [[6月11日]] - [[ヴィッサリオン・シェバリーン]]、作曲家(+ [[1963年]])
+
* [[6月15日]] - [[エリク・H・エリクソン]]、[[心理学者]]・[[精神分析家]](+ [[1994年]])
+
* [[6月16日]] - [[平井呈一]]、[[翻訳家]]・[[編集者]](+ [[1976年]])
+
* 6月16日 - [[バーバラ・マクリントック]]、生物学者・[[ノーベル生理学・医学賞]]受賞者(+ [[1992年]])
+
* [[6月25日]] - [[秩父宮雍仁親王]]、皇族・軍人(+ [[1953年]])
+
* [[6月28日]] - [[リチャード・ロジャース]]、作曲家(+ [[1979年]])
+
* [[6月]] - [[佐田一郎]]、[[佐田建設]]創業者・[[参議院議員]](+ [[1991年]])
+
  
=== 7月 ===
+
申請内容が記録カテゴリーとして認められた場合は、ギネスワールドレコーズから記録挑戦のためのガイドラインなどの必要書類が送られてくる。その後、記録挑戦内容を写真、及びビデオでわかりやすく収め、それを郵便でギネスワールドレコーズジャパンに送る。公式認定員に記録挑戦の場に来るよう依頼することもできるが、認定費の他、移動費、人件費などの費用は申請者の負担となる。現在、日本支社にも公式認定員数名が駐在しており、認定を依頼することが可能である。しかしながら公式認定員を呼ぶことで、厳しい審査基準が変更されることがないのは、有料申請と同様である。その後、記録が認められれば、ギネスワールドレコーズから認定証が届けられる。
* [[7月1日]] - [[ウィリアム・ワイラー]]、映画監督(+ [[1981年]])
+
* [[7月3日]] - [[佐川幸義]]、[[武道家]](+ [[1998年]])
+
* [[7月4日]] - [[マイヤー・ランスキー]]、[[ギャング]](+ [[1983年]])
+
* [[7月5日]] - [[ヘンリー・カボット・ロッジJr.]]、[[アメリカ合衆国]][[国連大使]]・[[アメリカ合衆国上院]][[議員]](+ [[1985年]])
+
* [[7月10日]] - [[クルト・アルダー]]、化学者・[[ノーベル化学賞]](+ [[1958年]])
+
* [[7月11日]] - [[サミュエル・ゴーズミット]]、物理学者(+ [[1978年]])
+
* 7月11日 - [[セルジオ・ブアルキ・ヂ・オランダ]]、[[著作家]](+ [[1982年]])
+
* [[7月12日]] - [[西竹一]]、軍人・華族・[[馬術]][[障害飛越競技|障害飛越]][[日本の夏季オリンピック金メダル|金メダリスト]](+ [[1945年]])
+
* [[7月15日]] - [[林虎雄]]、[[長野県]][[都道府県知事|知事]](+ [[1987年]])
+
* [[7月20日]] - [[田口芳五郎]]、[[枢機卿]](+ [[1978年]])
+
* [[7月21日]] - [[オマー・シメオン]]、[[ジャズ]][[クラリネット]]奏者(+ [[1959年]])
+
* 7月21日 - [[星甲実義]]、[[相撲|力士]](+ [[1944年]])
+
* [[7月25日]] - [[エリック・ホッファー]]、[[思想家|社会哲学者]](+ [[1983年]])
+
* [[7月27日]] - [[鷲見三郎]]、ヴァイオリニスト・指導者・指揮者(+ [[1984年]])
+
* [[7月28日]] - [[カール・ポパー]]、[[思想家|科学哲学者]](+ [[1994年]])
+
  
=== 8月 ===
+
ギネスワールドレコーズには毎年6万件以上もの応募が来るため、記録カテゴリーとして新しく認められるものは応募の総数からいえばわずかである。無料申請をした場合は、返答を受け取るまでに時間がかかるものの、ギネスワールドレコーズでは必ず応募者に対して返事を送ることになっている。 また、本来申請は達成した側自身が行うこととされているが例外も存在し、吉田沙保里の功績(五輪及び世界選手権における連勝記録)における認定は、吉田本人による申請ではなく、ギネスワールドレコーズ側からの働きかけで認定へと至ったものである。
*[[8月3日]] - [[閑院宮春仁王]]、皇族・軍人(+ [[1988年]])
+
記録の認定・登録の基準
*8月3日 - [[中村寅太]]、運輸大臣・[[国家公安委員会委員長]](+ [[1978年]])
+
*[[8月5日]] - [[迫水久常]]、[[革新官僚]]・郵政大臣(+ [[1977年]])
+
*[[8月6日]] - [[ダッチ・シュルツ]]、ギャング(+ [[1935年]])
+
*[[8月6日]] - [[ソロモン (ピアニスト)|ソロモン]]、[[ピアニスト]](+ [[1988年]])
+
*[[8月8日]] - [[ポール・ディラック]]、[[理論物理学者]]・ノーベル物理学賞受賞者(+ [[1984年]])
+
*[[8月9日]] - [[ジノ・フランチェスカッティ]]、ヴァイオリニスト(+ [[1991年]])
+
*8月9日 - [[牧野茂 (軍人)]]、(+ [[1996年]])
+
*[[8月10日]] - [[ノーマ・シアラー]]、俳優(+ [[1983年]])
+
*8月10日 - [[ウィルヘルム・ティセリウス]]、化学者・ノーベル化学賞受賞者(+ [[1971年]])
+
*[[8月12日]] - [[モハマッド・ハッタ]]、初代[[インドネシア共和国]]副大統領(+ [[1980年]])
+
*[[8月13日]] - [[フェリクス・ヴァンケル]]、[[発明家]](+ [[1988年]])
+
*8月13日 - [[エルンスト・フォルストホフ]]、[[法学者]](+ [[1974年]])
+
*[[8月21日]] - [[石本雅男]]、法学者(+ [[2003年]])
+
*[[8月22日]] - [[レニ・リーフェンシュタール]]、[[舞踏家]]・俳優・映画監督・写真家(+ [[2003年]])
+
*[[8月24日]] - [[カルロ・ガンビーノ]]、[[ガンビーノ一家]]ボス(+ [[1976年]])
+
*8月24日 - [[フェルナン・ブローデル]]、[[歴史家]](+ [[1985年]])
+
*[[8月25日]] - [[菊池正士]]、物理学者(+ [[1974年]])
+
*[[8月26日]] - [[渡辺温]]、推理作家(+ [[1930年]])
+
*[[8月30日]] - [[木村武雄]]、[[建設省|建設大臣]](+ [[1983年]])
+
  
=== 9月 ===
+
申請された記録内容についての認定・登録は、ギネスワールドレコーズの記録管理部が決定する。新しい記録カテゴリーとして認められるには、最低限、以下のような基準が満たされる必要がある。
* [[9月3日]] - [[紙恭輔]]、[[ジャズ|ジャズミュージシャン]]・作曲家(+ [[1981年]])
+
* [[9月5日]] - [[ダリル・F・ザナック]]、[[映画プロデューサー]]・脚本家(+ [[1979年]])
+
* [[9月9日]] - [[坪井忠二]]、[[地球物理学|地球物理学者]]・随筆家(+ [[1982年]])
+
* [[9月18日]] - [[高橋健二 (ドイツ文学者)|高橋健二]]、[[ドイツ文学者]](+ [[1998年]])
+
* [[9月20日]] - [[和達清夫]]、[[地球物理学|地球物理学者]]・[[歌人]](+ [[1995年]])
+
* [[9月25日]] - [[エルンスト・フォン・ザロモン]]、作家・軍人(+ [[1972年]])
+
* [[9月]] - [[シルバヌス・オリンピオ]]、初代[[トーゴの大統領一覧|トーゴ大統領]](+ [[1963年]])
+
  
=== 10月 ===
+
    記録達成が証明されること
* [[10月2日]] - [[八原博通]]、軍人(+ [[1981年]])
+
    記録を数量化出来ること
* 10月2日 - [[湯浅禎夫]]、[[野球選手]]・[[プロ野球監督|野球監督]](+ [[1958年]])
+
    今後記録が破られる可能性があること
* [[10月4日]] - [[河盛好蔵]]、[[フランス文学者]]・評論家(+ [[2000年]])
+
* [[10月5日]] - [[浦辺粂子]]、俳優(+ [[1989年]])
+
* [[10月6日]] - [[上林暁]]、小説家・作家(+ [[1980年]])
+
* [[10月7日]] - [[宮地政司]]、[[天文学者]]・[[博士 (理学)]](+ [[1986年]])
+
* [[10月8日]] - [[冲中重雄]]、[[医学|医学者]](+ [[1992年]])
+
* [[10月11日]] - [[辻政信]]、軍人・作家・[[衆議院議員]](+ [[1961年]])
+
* [[10月12日]] - [[彭真]]、政治家(+ [[1997年]])
+
* [[10月15日]] - [[西田信一]]、[[北海道開発庁]]長官・[[科学技術庁]]長官(+ [[2003年]])
+
* [[10月18日]] - [[パスクアル・ヨルダン]]、物理学者(+ [[1980年]])
+
* [[10月26日]] - [[カール・シャウプ]]、経済学者(+ [[2000年]])
+
* 10月26日 - [[ヘンリエッタ・スウォープ]]、天文学者(+ [[1980年]])
+
* [[10月28日]] - [[エルザ・ランチェスター]]、俳優(+ [[1986年]])
+
* [[10月30日]] - [[新谷寅三郎]]、郵政大臣・運輸大臣(+ [[1984年]])
+
* 10月30日 - [[藤田梧郎]]、棋士(+ [[1994年]])
+
* [[10月31日]] - [[エイブラハム・ウォールド]]、数学者(+ [[1950年]])
+
  
=== 11月 ===
 
* [[11月1日]] - [[小園安名]]、軍人(+ [[1960年]])
 
* 11月1日 - [[オイゲン・ヨッフム]]、指揮者(+ [[1987年]])
 
* [[11月4日]] - [[上村松篁]]、[[日本画家]](+ [[2001年]])
 
* [[11月6日]] - [[岡田刀水士]]、詩人(+ [[1970年]])
 
* [[11月9日]] - [[矢部貞治]]、政治学者・[[評論家|政治評論家]](+ [[1967年]])
 
* [[11月17日]] - [[ユージン・ウィグナー]]、物理学者・ノーベル物理学賞受賞者(+ [[1995年]])
 
* 11月17日 - [[柳寛順]]、独立運動家(+ [[1920年]])
 
* [[11月18日]] - [[石田一松]]、[[演歌歌手]]・作詞家・作曲家・[[お笑いタレント]]・衆議院議員(+ [[1956年]])
 
* [[11月21日]] - [[アイザック・バシェヴィス・シンガー]]、作家・ノーベル文学賞受賞者(+ [[1991年]])※[[1904年]][[7月14日]]の可能性もある
 
* 11月21日 - [[ミハイル・スースロフ]]、政治家(+ [[1982年]])
 
* [[11月22日]] - [[ジョー・アドニス]]、コーサ・ノストラ幹部(+ [[1972年]])
 
* 11月22日 - [[佐伯孝夫]]、[[作詞家]](+ [[1981年]])
 
* 11月22日 - [[エマーヌエル・フォイアーマン]]、[[クラシック音楽の演奏家一覧|チェリスト]](+ [[1942年]])
 
* [[11月23日]] - [[高倉新一郎]]、[[農業経済学|農業経済学者]]・[[歴史家]](+ [[1990年]])
 
* 11月23日 - [[山口長男]]、[[洋画家]](+ [[1983年]])
 
* [[11月25日]] - [[エディ・ショア]]、[[アイスホッケー]]選手(+ [[1985年]])
 
  
=== 12月 ===
+
記録内容が国、地域に限定されるもの、または特殊すぎるものは却下される可能性がある。
* [[12月5日]] - [[ストロム・サーモンド]]、[[サウスカロライナ州]]知事(+ [[2003年]])
+
* 12月5日 - [[エメリック・プレスバーガー]]、脚本家・映画制作者(+ [[1988年]])
+
* [[12月7日]] - [[織田信一]]、華族(+ [[1909年]])
+
* [[12月9日]] - [[ジョン・ウィリー]]、写真家・小説家(+ [[1962年]])
+
* [[12月11日]] - [[大井篤]]、軍人(+ [[1994年]])
+
* [[12月12日]] - [[アントニオ・ホセ]]、作曲家・[[教育者]]・指揮者(+ [[1936年]])
+
* [[12月13日]] - [[河原崎長十郎]]、歌舞伎役者(+ [[1981年]])
+
* 12月13日 - [[タルコット・パーソンズ]]、[[社会学者の一覧|社会学者]](+ [[1979年]])
+
* 12月13日 - [[屋良朝苗]]、[[行政主席]]・[[沖縄県]][[都道府県知事|知事]](+ [[1997年]])
+
* [[12月14日]] - [[猪熊弦一郎]]、洋画家(+ [[1993年]])
+
* [[12月18日]] - [[高橋進太郎]]、[[宮城県]][[都道府県知事|知事]]・行政管理庁長官(+ [[1984年]])
+
* 12月18日 - [[ノーマン・マクリーン]]、作家(+ [[1990年]])
+
* [[12月19日]] - [[最上英子]]、[[国会議員]](+ [[1966年]])
+
* [[12月20日]] - [[出羽ヶ嶽文治郎]]、大相撲力士(+ [[1950年]])
+
* [[12月21日]] - [[馬場元治]]、建設大臣・弁護士(+ [[1968年]])
+
* 12月21日 - [[ドナルド・P・ブース]]、軍人(+ [[1993年]])
+
* [[12月28日]] - [[井植歳男]]、[[三洋電機]]創業者・三洋電機会長(+ [[1969年]])
+
  
=== 日付不詳 ===
+
また、次のような申請内容と判断される場合は受け付けられない。
* 日付不詳 - [[伊勢崎陽山]]、[[陶芸家]](+ [[1961年]])
+
* 日付不詳 - [[井上鑑昭]]、武道家・[[親英体道]]創始者(+ [[1994年]])
+
* 日付不詳 - [[岡義武]]、政治学者(+ [[1990年]])
+
* 日付不詳 - [[菊池淡水]]、[[尺八]]演奏家・[[民謡]][[歌手]](+ [[1989年]])
+
* 日付不詳 - [[木倉和一郎]]、衆議院議員(+ [[1994年]])
+
* 日付不詳 - [[久保寺逸彦]]、[[言語学者の一覧|言語学者]](+ [[1971年]])
+
* 日付不詳 - [[小堀四郎]]、[[油彩]]画家(+ [[1998年]])
+
* 日付不詳 - [[坂田稔]]、写真家(+ [[1974年]])
+
* 日付不詳 - [[澤田痴陶人]]、[[陶芸家]](+ [[1977年]])
+
* 日付不詳 - [[柴田敬]]、経済学者(+ [[1986年]])
+
* 日付不詳 - [[スイテン]]、[[競走馬]]
+
* 日付不詳 - [[鈴木重義]]、サッカー選手・[[サッカー日本代表]][[監督]]
+
* 日付不詳 - [[エドワード・ダレル・ストーン]]、建築家(+ [[1978年]])
+
* 日付不詳 - [[チャン・バン・フォン]]、[[南ベトナムの指導者|ベトナム共和国大統領]](+ [[1982年]])
+
* 日付不詳 - [[辻一三]]、[[佐世保市|佐世保]][[市町村長|市長]](+ [[1989年]])
+
* 日付不詳 - [[フランク・ドビアス]]、画家・[[イラストレーター]](+ 没年不詳)
+
* 日付不詳 - [[モーリス・ドリール]]、秘儀実践者(+ [[1963年]])
+
* 日付不詳 - [[朴世泳]]、詩人(+ [[1989年]])
+
* 日付不詳 - [[ミルマン・パリー]]、[[叙事詩]]学者(+ [[1935年]])
+
* 日付不詳 - [[エミール・バンヴェニスト]]、[[言語学者]](+ [[1976年]])
+
* 日付不詳 - [[広橋真光]]、華族・官僚・[[内閣総理大臣秘書官]]・[[千葉県知事一覧|千葉県知事]](+ [[1997年]])
+
* 日付不詳 - [[淵田美津雄]]、軍人(+ [[1976年]])
+
* 日付不詳 - [[トーマス・D・ホワイト]]、軍人(+ [[1965年]])
+
* 日付不詳 - [[宮脇晴]]、油彩画家(+ [[1985年]])
+
* 日付不詳 - [[レオン・ムバ]]、初代[[ガボン]]大統領(+ [[1967年]])
+
* 日付不詳 - [[山内清男]]、[[考古学|考古学者]](+ [[1970年]])
+
* 日付不詳 - [[カール・ロジャーズ]]、[[臨床心理学|臨床心理学者]](+ [[1987年]])
+
* 日付不詳 - [[サイゾンビー]]、競走馬(+ [[1906年]])
+
  
== 死去 ==
+
    申請内容が、挑戦者本人、観客、周囲の人々を大きな危険に晒すもの
=== 1月 ===
+
    申請者以外の人が、その記録に挑戦するに値しないと判断されるもの
* [[1月7日]] - [[黒田長知]]、[[福岡藩|福岡藩主]](* [[1839年]])
+
  
=== 2月 ===
+
現在記録カテゴリーとして受け付けていない記録
* [[2月1日]] - [[ザーロモン・ヤーダスゾーン]]、[[音楽理論|音楽理論家]]・[[作曲家]](* [[1831年]])
+
* [[2月7日]] - [[楠本正隆]]、[[衆議院議長]]・[[東京府知事一覧|東京府知事]](* [[1838年]])
+
* [[2月19日]] - [[アルバート・ビアスタット]]、[[画家]](* [[1830年]])
+
  
=== 3月 ===
+
ギネス世界記録は、社会問題や人権問題、倫理的・道義的に問題のある行為や、あるいは命に関わる大変危険な行為を伴う内容に関する記録についても取り扱ってきたが、記録挑戦にまつわる一切の責任を負わないことをはじめ、既に受け付けられていない記録もある。
* [[3月26日]] - [[セシル・ローズ]]、[[実業家]]・[[政治家]](* [[1853年]])
+
* [[3月]] - [[稲葉正善]]、[[館山藩|館山藩主]]・館山県[[都道府県知事|知事]](* [[1848年]])
+
  
=== 4月 ===
+
過去の版に掲載されていたが、現在の版では掲載されていない記録の例を挙げる。
* [[4月6日]] - [[グレープ・ウスペンスキー]]、[[小説家]](* [[1843年]])
+
* [[4月9日]] - [[細川行真]]、[[熊本藩#宇土藩|宇土藩]]藩主(* [[1842年]])
+
* [[4月12日]] - [[マリー・アルフレッド・コルニュ]]、[[物理学者]](* [[1841年]])
+
* [[4月30日]] - [[水野忠幹 (紀伊新宮藩主)|水野忠幹]]、[[紀州藩]]付[[家老]]・[[紀伊新宮藩|新宮藩]]藩主(* [[1838年]])
+
  
=== 5月 ===
+
最年少の出産記録
* [[5月21日]] - [[松平忠恕 (小幡藩主)|松平忠恕]]、[[小幡藩|小幡藩主]](* [[1825年]])
+
    リナ・メディナによる5歳7か月21日での出産が「最年少出産記録」として掲載されていたが、現在は掲載されていない。理由は明言されていないが、女児に対する性犯罪を誘発しかねないことや、幼児婚などの人権問題を生じるため、医学上非常に危険で命に関わるためだと考えられる。
* [[5月28日]] - [[アドルフ・クスマウル]]、[[医師]](* [[1822年]])
+
早食いの記録
 +
    1980年代頃の版までは食べ物の早食いの記録が掲載されていたが、記録への挑戦による無謀な早食いで命を落とす事故が多発したため、1990年代以降の版で記録が掲載されなくなり、また新規の記録の登録や更新の申請についても、挑戦者の安全に配慮されたルールに則らなければ受付けをしないと表明するようになった。
 +
不眠の記録
 +
    長期間にわたり睡眠をとらないことは健康を損ない命にも関わるため、睡眠に関する記録の申請を受け付けなくなった。
  
=== 6月 ===
+
日本でのギネス世界記録
* [[6月19日]] - [[アルベルト (ザクセン王)|アルベルト]]、[[ザクセン君主一覧|ザクセン王国国王]](* [[1828年]])
+
日本語版
  
=== 7月 ===
+
日本語版は1966年に竹内書店が『これが世界一 記録がなんでもわかる本』という題名で発行した。1971年には同じく竹内書店から『記録の百科事典 世界一編』という邦題で発行された。
* [[7月4日]] - [[エルヴェ・フェイ]]、[[天文学者]](* [[1814年]])
+
* [[7月18日]] - [[西郷従道]]、[[軍人]]・[[陸軍卿]]・[[文部卿]](* [[1843年]])
+
  
=== 8月 ===
+
『ギネスブック』のタイトルで発売された邦訳は、1977年に講談社から出たものが最初で、同社からは1988年版まで刊行された。1984年版は、メインの本に加え『ギネスブック ジュニア版』を刊行した。1988年版は、特別項目として「日本記録集」が紹介された。この項目では当時の講談社編集スタッフが独自の観点で収集した日本記録、あるいは「特定地域の普遍性を持たない項目」としてギネスワールドレコーズが公認しなかった世界記録をまとめたもので、原語版の英語版に収録されている「イギリス一の記録」に相当する。
* [[8月18日]] - [[西村茂樹]]、[[啓蒙]][[思想家]]・[[宮中顧問官]](* [[1828年]])
+
  
=== 9月 ===
+
1989年版はエトナ出版が刊行した。
* [[9月5日]] - [[ルドルフ・ルートウィヒ・カール・ウィルヒョー]]、[[医師]]・[[生物学者]]・[[政治家]](* [[1821年]])
+
* [[9月6日]] - [[フレデリック・エイベル]]、[[化学者]](* [[1827年]])
+
* [[9月8日]] - [[長與專齋]]、医学者(* [[1838年]])
+
* [[9月17日]] - [[佐藤彦五郎]]、[[新選組]]後援者・初代[[南多摩郡|南多摩郡長]](* [[1827年]])
+
* [[9月19日]] - [[正岡子規]]、[[俳人]]・[[歌人]](* [[1867年]])
+
* [[9月26日]] - [[リーバイ・ストラウス]]、[[リーバイス]]創業者(* [[1829年]])
+
* [[9月29日]] - [[エミール・ゾラ]]、小説家(* [[1840年]])
+
  
=== 10月 ===
+
1990年からは騎虎書房が手がけてきたが、2002年版(この版のみタイトルが『ギネスワールドレコーズ』)を最後に取り扱いをやめた。
* [[10月22日]] - [[ヴィルヘルム・ベックマン]]、[[建築家]](* [[1832年]])
+
* [[10月27日]] - [[加納鷲雄]]、[[新選組]]隊士・[[御陵衛士]](* [[1839年]])
+
  
=== 11月 ===
+
2003年版は日本では発行されなかった。
* [[11月12日]] - [[小松原慶太郎]]、[[倉敷紡績]]・[[中国銀行 (日本)|中国銀行]]創設者(* [[1862年]])
+
  
=== 12月 ===
+
2004年版からはポプラ社が『ギネス世界記録』の題名で発行している。ポプラ社版の特徴としては、児童の興味を惹きつけるようカラー写真を多用し、ページ数や掲載されている項目数がやや少ない[4]。2005年版は「50周年特別編集」で、宇宙開発や100m走記録などの特集ページが掲載されている。
* [[12月4日]] - [[チャールズ・ダウ]]、[[ジャーナリスト]]・[[経済]][[アナリスト]](* [[1851年]])
+
* [[12月7日]] - [[佐野常民]]、[[枢密院|枢密顧問官]]・[[農商務省 (日本)|農商務大臣]]・[[日本赤十字]]創設者(* [[1823年]])
+
* [[12月22日]] - [[リヒャルト・フォン・クラフト=エビング]]、[[精神医学|精神医学者]](* [[1840年]])
+
* [[12月24日]] - [[高山樗牛]]、[[文芸評論|文芸評論家]](* [[1871年]]
+
  
=== 日時不詳 ===
+
2008年からはゴマブックスが『ギネス世界記録2009』を発行。メインの本に加え、日本人記録保持者の情報を集めた『ギネス世界記録2009JAPAN』、世界記録マスターになるための『ギネス世界記録検定』、3才から7才向けのひらがなで読める『ギネスせかいきろく2009きっず』を刊行している。
* 日付不詳 - [[ヨシフ・イヴァノヴィチ]]、[[作曲家]]・[[指揮者]](* [[1845年]])
+
* 日付不詳 - [[呉全佑]]、全佑太極拳創始者(* [[1834年]])
+
* 日付不詳 - [[高橋卯之助]]、[[数学者]](* [[1833年]])
+
  
== ノーベル賞 ==
+
2010年からは角川マーケティング(現 角川マガジンズ[5])が出版権を取得し『ギネス世界記録』の表題で日本語版を発行している。
* [[ノーベル物理学賞|物理学賞]] - [[ヘンドリック・ローレンツ]] (Hendrik Antoon Lorentz)、[[ピーター・ゼーマン]] (Pieter Zeeman)
+
ギネスワールドレコーズ・ミュージアムTOKYO
* [[ノーベル化学賞|化学賞]] - [[エミール・フィッシャー ]] (Hermann Emil Fischer)
+
* [[ノーベル生理学・医学賞|生理学・医学賞]] - [[ロナルド・ロス]] (Ronald Ross)
+
* [[ノーベル文学賞|文学賞]] - [[テオドール・モムゼン]] (Christian Matthias Theodor Mommsen)
+
* [[ノーベル平和賞|平和賞]] - [[エリー・デュコマン]] (Élie Ducommun)、[[シャルル・ゴバ]] (Charles Albert Gobat)
+
  
[[Category:1902年|*]]
+
2005年8月5日に東京タワーフットタウン3階にギネス世界記録を集めた博物館「ギネスワールドレコーズ・ミュージアムTOKYO」が開館[6]。初代名誉館長は「エベレスト登頂世界最高齢記録」としてギネス世界記録に登録されていた三浦雄一郎が就任した。
 +
 
 +
2008年10月2日「世界で一番多くのマンガ作品を描いた」としてギネス世界記録に登録されている石ノ森章太郎が同館の二代目の名誉館長に就任[7]
 +
 
 +
2010年8月31日を以て閉館[8]した。
 +
NHKでの報道
 +
 
 +
NHKのニュースや番組では公共放送の性質上、商号及び商品名を宣伝しないよう「世界の記録集」「世界の記録を集めた本」などと表現されていたが、2009年より、ニュース番組等で「ギネス世界記録」の固有名詞を使って紹介するようになった[9][10]。
 +
事業所
 +
 
 +
    ギネスワールドレコーズの本社所在地は、イギリスのロンドン。
 +
    本社以外のオフィスは現在、アメリカのニューヨークと日本の東京、中国の北京、ドバイの4箇所に置かれている。
 +
 
 +
ギネス世界記録の日
 +
 
 +
毎年11月の中頃には、ギネスワールドレコーズが定めた「ギネス世界記録の日」があり、この日は世界中で世界記録達成の一大イベントが同時開催されている。
 +
脚注
 +
 
 +
    ^ http://www.guinnessworldrecords.com/corporate/about_us_5.aspx
 +
    ^ http://www.guinnessworldrecords.com/corporate/contact_us.aspx
 +
    ^ 1988年・日本版(講談社)より
 +
    ^ 1988年・日本版(講談社)の「日本版編集部より」(序章相当)の注意書きによると、講談社発行の時代でも、日本では余りなじみがないマイナースポーツについては日本版への収録を省略しているものがあった
 +
    ^ 現・KADOKAWA角川マガジンズブランドカンパニー
 +
    ^ “ギネス世界記録の資料展示/東京タワーに新名所”. 四国新聞社. (2005年8月3日) 2012年8月31日閲覧。
 +
    ^ “ギネス記録博物館名誉館長に故石ノ森章太郎氏が就任”. 東京ウォーカー. (2008年10月4日) 2012年8月31日閲覧。
 +
    ^ “※大切なお知らせです※”. ギネス世界記録博物館オフィシャルブログ (2010年8月31日). 2012年8月31日閲覧。
 +
    ^ “漫画「あさりちゃん」がギネス記録に認定”. NHK. (2014年9月10日) 2014年9月11日閲覧。
 +
    ^ NHK広報局 2010年11月18日19:00のツイート 2014年9月12日閲覧。
 +
 
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関連項目
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 +
    世界一の一覧
 +
    アシュリタ・ファーマン - もっとも多くのギネス世界記録を持つ人物
 +
    チェリー吉武、寺村邦子 - 日本でもっとも多くのギネス世界記録を持つ人物
 +
 
 +
外部リンク
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ウィキメディア・コモンズには、ギネス世界記録に関連するカテゴリがあります。
 +
 
 +
    Guinness World Records(英語)
 +
    Guinness World Records 日本公式サイト
 +
    ギネス社(英語)
 +
 
 +
カテゴリ:
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    ギネス世界記録逐次刊行物参考図書イギリスの書籍1950年代の書籍1955年
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2015年9月21日 (月) 10:57時点における版

ギネス世界記録 ギネス世界記録 著者 クレイグ・グレンディ [1] 発行元 ギネスワールドレコーズ ジャンル 情報 国 イギリス[2] ページ数 256 (2015年) 272 (2014年) 301 (2013年) 303 (2012年) コード ISBN 978-1-904994-37-4 テンプレートを表示 ギネス認定証(世界一小さな本) 橋の科学館に展示された認定証(明石海峡大橋) ラッキー・ダイヤモンド・リッチ。全身100%刺青のギネス世界記録を保持している。

ギネス世界記録(ギネスせかいきろく)、またはギネスワールドレコーズ(英: Guinness World Records)は、世界一を収集する書籍であり、世界一の記録を「ガイドライン」と呼ばれる基準に従い認定し続ける組織でもある。よく知られているのが、年に一度出版されるギネス世界記録の本。2000年版までは The Guinness Book of Records として刊行されており、それを略した「ギネスブック」と呼ばれる。毎年9月に発行され、様々な分野の世界一が何かを認定、掲載している。記録認定を行っているギネスワールドレコーズには様々な地域から申請が届く。日本には、「ギネスワールドレコーズジャパン」という名称の日本支社がある。

目次

   1 概要
   2 歴史
   3 登録方法
   4 記録の認定・登録の基準
   5 現在記録カテゴリーとして受け付けていない記録
   6 日本でのギネス世界記録
       6.1 日本語版
       6.2 ギネスワールドレコーズ・ミュージアムTOKYO
       6.3 NHKでの報道
   7 事業所
   8 ギネス世界記録の日
   9 脚注
   10 関連項目
   11 外部リンク

概要

収録されるのは、発行元が定める「認定されたカテゴリー」の下で「認定されたルール」に従って作られた記録集である。ただし達成記録数が多いため、認定された全てが収録されるわけではない。

日本では長く「ギネスブック」の名称で親しまれていたが、出版元の変遷により2002年度版は「ギネスワールドレコーズ」、2004年度版以降は「ギネス世界記録」に改称されている。

ギネス世界記録の書籍は、「世界一のベストセラー(版権が存在する現在のもの)」として自らギネスワールドレコーズに登録されている[3]。 歴史

ギネス世界記録の発行は、アイルランドのビール会社ギネス醸造所の代表取締役だったサー・ヒュー・ビーバーが、仲間とアイルランドへ狩りに行った時狩りの獲物のうち、世界一速く飛べる鳥はヨーロッパムナグロかライチョウか、という議論になり、これになかなか結論が出なかったためで、ビーバーがもしこういう事柄を集めて載せた本があれば評判になるのではないかと発想した。ロンドンで調査業務を行っていたノリス・マクワーターとロス・マクワーターに調査と出版が依頼され、1955年に「ギネスブック・オブ・レコーズ」の初版が発売された。2000年、ギネス醸造所から独立。これをきっかけに、タイトルを「ギネス・ワールド・レコーズ」に改称する。 登録方法 世界一、エルヴィス・プレスリーの物真似を一度に多くの人がした時の写真

登録するには、ギネス世界記録の公式ウェブサイトから申請する。日本からの申請に関しては、ギネスワールドレコーズジャパンのサイトから、自分の住所や名前、電話番号、内容や理由などを書く。申請には、「無料申請」と有料の「ファストトラック申請」があるが、無料申請の場合には返答までに約2ヶ月の期間が必要となる。一方で、ファストトラック申請を使用した場合は、約1週間での連絡がくることになっている。なお、有料申請の利用は、申請内容に対する審査自体に影響を及ぼすものではない。なお、組織が申請をする場合には、「法人申請」という申請方法があり、挑戦記録カテゴリーについての相談に乗ってもらえるが、こちらも「ファストトラック申請」同様に、審査の公平性、厳格性に変わりはない。

申請内容が記録カテゴリーとして認められた場合は、ギネスワールドレコーズから記録挑戦のためのガイドラインなどの必要書類が送られてくる。その後、記録挑戦内容を写真、及びビデオでわかりやすく収め、それを郵便でギネスワールドレコーズジャパンに送る。公式認定員に記録挑戦の場に来るよう依頼することもできるが、認定費の他、移動費、人件費などの費用は申請者の負担となる。現在、日本支社にも公式認定員数名が駐在しており、認定を依頼することが可能である。しかしながら公式認定員を呼ぶことで、厳しい審査基準が変更されることがないのは、有料申請と同様である。その後、記録が認められれば、ギネスワールドレコーズから認定証が届けられる。

ギネスワールドレコーズには毎年6万件以上もの応募が来るため、記録カテゴリーとして新しく認められるものは応募の総数からいえばわずかである。無料申請をした場合は、返答を受け取るまでに時間がかかるものの、ギネスワールドレコーズでは必ず応募者に対して返事を送ることになっている。 また、本来申請は達成した側自身が行うこととされているが例外も存在し、吉田沙保里の功績(五輪及び世界選手権における連勝記録)における認定は、吉田本人による申請ではなく、ギネスワールドレコーズ側からの働きかけで認定へと至ったものである。 記録の認定・登録の基準

申請された記録内容についての認定・登録は、ギネスワールドレコーズの記録管理部が決定する。新しい記録カテゴリーとして認められるには、最低限、以下のような基準が満たされる必要がある。

   記録達成が証明されること
   記録を数量化出来ること
   今後記録が破られる可能性があること


記録内容が国、地域に限定されるもの、または特殊すぎるものは却下される可能性がある。

また、次のような申請内容と判断される場合は受け付けられない。

   申請内容が、挑戦者本人、観客、周囲の人々を大きな危険に晒すもの
   申請者以外の人が、その記録に挑戦するに値しないと判断されるもの

現在記録カテゴリーとして受け付けていない記録

ギネス世界記録は、社会問題や人権問題、倫理的・道義的に問題のある行為や、あるいは命に関わる大変危険な行為を伴う内容に関する記録についても取り扱ってきたが、記録挑戦にまつわる一切の責任を負わないことをはじめ、既に受け付けられていない記録もある。

過去の版に掲載されていたが、現在の版では掲載されていない記録の例を挙げる。

最年少の出産記録

   リナ・メディナによる5歳7か月21日での出産が「最年少出産記録」として掲載されていたが、現在は掲載されていない。理由は明言されていないが、女児に対する性犯罪を誘発しかねないことや、幼児婚などの人権問題を生じるため、医学上非常に危険で命に関わるためだと考えられる。

早食いの記録

   1980年代頃の版までは食べ物の早食いの記録が掲載されていたが、記録への挑戦による無謀な早食いで命を落とす事故が多発したため、1990年代以降の版で記録が掲載されなくなり、また新規の記録の登録や更新の申請についても、挑戦者の安全に配慮されたルールに則らなければ受付けをしないと表明するようになった。

不眠の記録

   長期間にわたり睡眠をとらないことは健康を損ない命にも関わるため、睡眠に関する記録の申請を受け付けなくなった。

日本でのギネス世界記録 日本語版

日本語版は1966年に竹内書店が『これが世界一 記録がなんでもわかる本』という題名で発行した。1971年には同じく竹内書店から『記録の百科事典 世界一編』という邦題で発行された。

『ギネスブック』のタイトルで発売された邦訳は、1977年に講談社から出たものが最初で、同社からは1988年版まで刊行された。1984年版は、メインの本に加え『ギネスブック ジュニア版』を刊行した。1988年版は、特別項目として「日本記録集」が紹介された。この項目では当時の講談社編集スタッフが独自の観点で収集した日本記録、あるいは「特定地域の普遍性を持たない項目」としてギネスワールドレコーズが公認しなかった世界記録をまとめたもので、原語版の英語版に収録されている「イギリス一の記録」に相当する。

1989年版はエトナ出版が刊行した。

1990年からは騎虎書房が手がけてきたが、2002年版(この版のみタイトルが『ギネスワールドレコーズ』)を最後に取り扱いをやめた。

2003年版は日本では発行されなかった。

2004年版からはポプラ社が『ギネス世界記録』の題名で発行している。ポプラ社版の特徴としては、児童の興味を惹きつけるようカラー写真を多用し、ページ数や掲載されている項目数がやや少ない[4]。2005年版は「50周年特別編集」で、宇宙開発や100m走記録などの特集ページが掲載されている。

2008年からはゴマブックスが『ギネス世界記録2009』を発行。メインの本に加え、日本人記録保持者の情報を集めた『ギネス世界記録2009JAPAN』、世界記録マスターになるための『ギネス世界記録検定』、3才から7才向けのひらがなで読める『ギネスせかいきろく2009きっず』を刊行している。

2010年からは角川マーケティング(現 角川マガジンズ[5])が出版権を取得し『ギネス世界記録』の表題で日本語版を発行している。 ギネスワールドレコーズ・ミュージアムTOKYO

2005年8月5日に東京タワーフットタウン3階にギネス世界記録を集めた博物館「ギネスワールドレコーズ・ミュージアムTOKYO」が開館[6]。初代名誉館長は「エベレスト登頂世界最高齢記録」としてギネス世界記録に登録されていた三浦雄一郎が就任した。

2008年10月2日「世界で一番多くのマンガ作品を描いた」としてギネス世界記録に登録されている石ノ森章太郎が同館の二代目の名誉館長に就任[7]。

2010年8月31日を以て閉館[8]した。 NHKでの報道

NHKのニュースや番組では公共放送の性質上、商号及び商品名を宣伝しないよう「世界の記録集」「世界の記録を集めた本」などと表現されていたが、2009年より、ニュース番組等で「ギネス世界記録」の固有名詞を使って紹介するようになった[9][10]。 事業所

   ギネスワールドレコーズの本社所在地は、イギリスのロンドン。
   本社以外のオフィスは現在、アメリカのニューヨークと日本の東京、中国の北京、ドバイの4箇所に置かれている。

ギネス世界記録の日

毎年11月の中頃には、ギネスワールドレコーズが定めた「ギネス世界記録の日」があり、この日は世界中で世界記録達成の一大イベントが同時開催されている。 脚注

   ^ http://www.guinnessworldrecords.com/corporate/about_us_5.aspx
   ^ http://www.guinnessworldrecords.com/corporate/contact_us.aspx
   ^ 1988年・日本版(講談社)より
   ^ 1988年・日本版(講談社)の「日本版編集部より」(序章相当)の注意書きによると、講談社発行の時代でも、日本では余りなじみがないマイナースポーツについては日本版への収録を省略しているものがあった
   ^ 現・KADOKAWA角川マガジンズブランドカンパニー
   ^ “ギネス世界記録の資料展示/東京タワーに新名所”. 四国新聞社. (2005年8月3日) 2012年8月31日閲覧。
   ^ “ギネス記録博物館名誉館長に故石ノ森章太郎氏が就任”. 東京ウォーカー. (2008年10月4日) 2012年8月31日閲覧。
   ^ “※大切なお知らせです※”. ギネス世界記録博物館オフィシャルブログ (2010年8月31日). 2012年8月31日閲覧。
   ^ “漫画「あさりちゃん」がギネス記録に認定”. NHK. (2014年9月10日) 2014年9月11日閲覧。
   ^ NHK広報局 2010年11月18日19:00のツイート 2014年9月12日閲覧。

関連項目

   世界一の一覧
   アシュリタ・ファーマン - もっとも多くのギネス世界記録を持つ人物
   チェリー吉武、寺村邦子 - 日本でもっとも多くのギネス世界記録を持つ人物

外部リンク ウィキメディア・コモンズには、ギネス世界記録に関連するカテゴリがあります。

   Guinness World Records(英語)
   Guinness World Records 日本公式サイト
   ギネス社(英語)

カテゴリ:

   ギネス世界記録逐次刊行物参考図書イギリスの書籍1950年代の書籍1955年

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