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2014年7月14日 (月) 23:43時点における版

馬喰町駅(ばくろちょうえき)は、東京都中央区日本橋馬喰町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線である。

概要

当駅は総武本線の地下区間に設置されている駅の一つである。

開業当時はJR東日本の前身である日本国有鉄道(国鉄)の駅で最も地中深くにある駅(海抜-30.58m)だった。そのため、国鉄で一番高い野辺山駅と友好関係にあり、改札前に長野産の白樺でつくられたオブジェが設置されている。

国鉄時代に制作したスタンプ(わたしの旅スタンプ)は「国鉄で一番低い駅」と書かれていた(JR化後は"国鉄で"を削除)が、後に高さが-27.14mに修正されたりもっと深い京葉線東京駅(-29.19m)や海峡線吉岡海底駅(-149.5m、2014年3月廃止)が開業したために、2000年頃にスタンプ自体の老朽化に合わせて作り替えられた際に「問屋街と歴史のある町」に書き換えられた。

乗り入れ・接続路線

当駅は、運転系統としては総武快速線の列車が停車する。(上り線でいうと)錦糸町駅から緩行線と分かれて地下区間に入ってから最初の駅であり、総武快速線のうち、この地下区間は東京支社の管轄となる。

又、当駅は連絡通路経由で都営地下鉄新宿線馬喰横山駅都営地下鉄浅草線東日本橋駅に乗り換えが可能となっている。

町駅構内と馬横山駅の間に連絡改札口があり、乗換専用自動改札機、有人改札通路、精算窓口が設置されている(都営馬喰横山駅が管理)。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地下駅である。ホーム階は地下5階。都営地下鉄新宿線の馬喰横山駅とは改札口を併設した乗り換え用の連絡通路が出入口とは別にある(同線は上階である地下2階にホームがある)。

当駅のホームは単線シールド工法で建設した。開業時はホームの側壁が未設置だったが、1984年3月に設置された。西隣の新日本橋駅と同様に発車ベルが用いられている[1]

エレベーターはホームと西口改札を結ぶものが設置されている。かつてはみどりの窓口も営業していたが、2010年10月31日に終了した。

のりば

番線 路線 行先
1 総武(快速)・横須賀線 東京品川横浜横須賀久里浜方面
2 総武線(快速) 津田沼千葉成田大原木更津方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

2012年度の一日平均乗車人員は24,495人である。近年の推移は下記の通り。

年度 JR東日本 出典
1992年 24,060 [2]
1993年 24,118 [3]
1994年 23,562 [4]
1995年 23,489 [5]
1996年 23,255 [6]
1997年 22,923 [7]
1998年 22,964 [8]
1999年 22,831 [9]
2000年 22,589 [1]
2001年 22,461 [2]
2002年 22,655 [3]
2003年 22,078 [4]
2004年 21,629 [5]
2005年 21,523 [6]
2006年 21,919 [7]
2007年 23,051 [8]
2008年 23,742 [9]
2009年 24,004 [10]
2010年 24,428 [11]
2011年 24,400 [12]
2012年 24,495 [13]

駅周辺

当駅周辺は繊維系製品をあつかう問屋街である。

かつては、長崎屋サンクス&アソシエイツが駅周辺に本社を構えていた。

バス路線

最寄りの停留所は、馬喰町(1・2番出口付近)及び浅草橋(4・5番出口付近)となる。以下の路線が乗り入れており、各路線共東京都交通局により運行されている。東42甲系統の浅草方面は2ヶ所に分かれており、東京駅始発の便は1番出口そばの停留所を、東神田始発の便は清洲橋通り上の停留所を用いる。

かつては、草43系統の千住車庫~東神田線、錦27系統の小岩駅~箱崎町線(京成バスとの共同運行)、草28系統の神田駅~葛西橋・葛西車庫線も発着していたが、いずれも20世紀末に廃止された。

隣の駅

東日本旅客鉄道
総武線(快速)
通勤快速・快速
新日本橋駅 - 町駅 - 錦糸町駅

脚注

関連項目

外部リンク