「両津勘吉」の版間の差分
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2007年7月30日 (月) 12:41時点における版
両津勘吉(りょうつかんきち、男性、陰暦では1900年12月11日、新暦では1943年3月3日生まれ(初期設定。連載の長期化に伴い常時スライドしている) - )は、こちら葛飾区亀有公園前派出所に登場する架空の警察官のことである。「浅草一郎」という名前で超神田寿司を経営している。台東区浅草生まれ。血液型はB型。愛称は「両さん」。
人物
亀有駅北口にある両津勘吉像(警官姿)
亀有駅南口にある両津勘吉像(法被姿)
階級は警視庁巡査長(但し一時期、不祥事で巡査や警察学校1年生に降格になった事もある)。一人称は「わし」(大原部長や署長など上司には「私」であるが、アニメではほとんど「わし」と言うこともある。たまに「おれ」と言うこともある。稀少だが「僕」とか「僕ちゃん」と言うこともある。連載当初は「本官」と言っていたこともあった)。自他共に認める大食いチャンピオン。
警視庁新葛飾警察署地域課に所属し、亀有公園前派出所に勤めている(話の都合で稀に別の署・派出所へ異動となる事もある)。生まれは東京都台東区の浅草(千束)。誕生日は3月3日(連載当初は1943年生まれとされており、しばらくはリアルタイムで加齢し39歳に達したが、以降は年齢の言及がなくなり、後に1952年生まれに変更される。現在の設定では35歳である)。また、最近では学生時代のエピソードでビックリマンシールやファミコンなどのキーワードが出てくるため時代と共に70年代初頭生まれの設定になっている時もある。
なお、少年時代(主に小学校4年前後の設定が多い)に、東京都足立区の北千住にあった千住火力発電所の煙突であったおばけ煙突や開業直後の東京タワーなどのエピソードがあるが、作者(1952年生まれ)の原体験に因るところが大きい。
桃の節句に生まれ(産まれたと言うよりも、常胎児よりあまりに大きいために飛び出たと言う方が正しい)、実家は佃煮屋「よろづや」を営む。最終学歴は大門高校卒(浅草野高校中退とされていた事もあるが現在の警察官採用試験受験資格が高校卒業以上のため修正)だが、アルバイト先などでは「東京大学プラモデル学部卒(又は図画工作部8年生)」と偽ることがある。両津の由来はデビュー前の作者が入院した際に出会った看護師の出身地・両津市(現在の新潟県佐渡市両津地区)より。下の名前は、イメージで付けられた。
ちなみに、両津は毎年誕生日になるとかなりの確率(確実に)で嫌な出来事が起こる上、桃の節句=女の子の祭りのため、誕生日はあまり好きではない様子。
2006年42号で、こち亀30周年企画で42号掲載の全漫画に両津勘吉が登場した。本人曰く「パトロール」らしいが話を止めてしまうなど無茶苦茶なパトロールであった。
身長・体重
身長は当初五尺五寸(約166.7cm)の設定の設定だったが、後に変更が数十回施行された。そして、現在は161cmとなっている。体重は77kgで、スリーサイズは95・85・90、血液型はB型。
容姿・体質
特徴のある顔でゴリラに似ている。髪型は剛毛の角刈り(少年時代は丸坊主)で眉毛はマクドナルドの商標のように(あるいはフリーダ・カーロの自画像のように)繋がっており、無精髭を生やしている。靴を履かず、サンダルを履いている。冬でも長袖をめくり上げて生活をしている。因みに、連載当初は膝捲りもしていた(1980年頃まで)。入浴をするのが面倒(又は嫌い)で数ヶ月入浴しない事もあり、また洗濯も数ヶ月に一度しかしない。64巻で生え変わるまで歯は全て乳歯だった。指紋は四角い。その骨格は、人間ドックにより55万年以前の原人の骨に酷似している事が判明している。外見は胴長短足の典型的な「日本人体型」である。ちなみに花山理香によれば150歳まで生きるという(天国に来ると迷惑なので、さらに追加する予定。なお、地獄側・冥界ですら受け入れを拒否する姿勢をとっている。なお、神様(?)は、両津が死んだ場合、受け入れ先がないため、現世に留まる可能性を示唆。両津は霊であっても危険性が高いため、「あいつは死なせないほうが良い(マシ)」と囁いた事もある)。
両津の体は普通の人間と異なりターミネーターやゴキブリ並みの生命力を兼ね備えており、大爆発など幾度となく痛い目にあっても無傷で、万が一にケガをしたとしても、必ず復活している。(この為、大原部長は過剰すぎるほどのおしおきを下すときも、)濃硫酸をブランデーで割って飲んでも大丈夫(中川談)。また、石鹸(手作り)を食べたこともある(出来立ての石鹸には苛性ソーダ等の劇薬が含まれている)。体内には見た目がマンガのばい菌のようでどんな病原体もやっつける最強の抗体「リョーツGPXワクチン」を持っているが、これは最悪な環境でしか生きられず、環境が良くなると弱ってしまう。また、これを常人に接種することは、子供がウォッカを一気飲みすることと同じくらいに危険らしい。
1994年に警察官の制服デザインが変更された当初は、両津もこれに合わせて現行の冬服上衣や活動服を着用していたが、宴会でビールの掛け合いをした後にストーブのそばで乾かしていたら燃えて灰になってしまったり、ゲロを吐いて廃棄処分にしたり、自転車で店に突っ込んでボロボロになったりしてしまい、以後10年以上が経った現在でも、それまでの旧型制服を着て(装備品まで旧型を着けて)勤務している。上着の下に着る制服用のワイシャツと夏服は、燃やさなかったため現行デザインのものを着用(なお、アニメ版ではデザイン変更から2年がたってから放映されたにもかかわらず両津以外の人物も全員旧式の制服である)。
婦警たちからの評判はやや悪く(麗子、纏、早矢、マリアなど一部を除く)、「結婚したくない男性No.1」という不名誉に何回も選ばれている。 特に、小町や奈緒子からは、かなり酷く罵られており、色々と酷い目に遭わされている。しかし、両津自身も様々な手を使って邪知暴虐に復讐の手を下す。最も、酷い復讐は、自分の裸を撮影し、その映像を婦警寮全て流した事である。
くじ運がかなり強く、福引で特等のヨーロッパ旅行を当てたり、両国国技館での大相撲の升席を獲得している。
性格・知能
破天荒かつ型破りな性格で、いつも上司の大原大次郎に罵声を上げられている新葛飾署の「問題児」。喧嘩はやたら強く、超人と言うに相応しい体力を持つ。問題児ではあるが、新人当時から犯人の検挙率は高い(大物の窃盗犯を逮捕したこともある。本人曰く、掲載と次の掲載の間に犯人を捕まえていたり、真面目に仕事をしたりしているという)。この検挙率の高さを買われ、一時期だが刑事になった事もある。しかし諸事情により自ら希望して地域課勤務に戻っている。また、喧嘩の仲裁、酔っ払いの保護、お年寄りの世話、近所の悩み相談等「交番のおまわりさん」としての能力は決して低くはない。一時的にまじめになった時など、非常に頼りになるお巡りさんと化する。その為、上野や大阪に出向した際には現地で頼りにされている程である。また警視庁の代表として柔道や剣道の大会等にも強制的に参加させられたりしており、それらの大会では基本的に好成績をおさめる。これら理由の為、何をしても警官をクビにならずに済んでいる(もう一つの理由として、もしクビにして一般人になった時に、何をしでかすか分からないので、警察官として監視しているというのもある)。
また、真面目に仕事をするケースもいくつかある。代表的な例として、一つは大原が別の派出所に臨時で行っていた時、大原の代わりに来た部長が優柔不断、無能で業務遂行ができなかった。そのため、両津が奔走する。その際「大原部長は仕事のチェックが完璧」という趣旨の発言をしていることから大原を信頼していることがうかがえる。この回ラストでは職務に精励した結果大原を髣髴とさせる人格に変貌を遂げており、管理職についた場合その行動力もあいまって大原と同等か、それ以上の優秀な人材となる可能性がある。事実、巡査部長試験を受験することになった折には大原が恐れて妨害を試み、コンピューターの入力ミスで交通課の課長になったときは交通課の成績を上げている。但しこの時は、経費5万円をパチンコに使い込みしてしまったため降格となった。
他にも派出所のメンバーでゲームをやった際、ゲームの勝者、大原から「仕事をする」という罰ゲームを申し渡された。その後、両津は真面目に仕事に取り組んだ。「ゲームの一環であれば、ルールを絶対守る」という両津の性格が出たためである。なお、この性格を利用して、派出所メンバーでしばらく、両津を騙すことになる。
短所として、何事にも飽きっぽい性格がある。しかし情に厚く社交性も非常に高い為、皆に慕われている(早乙女等の一部の婦警は毛嫌いしている)。その為、交友関係も老若男女問わず、爆竜大佐から芸人のスチャラカ鼻子(山田花子がモデルだと思われる)までとかなり広い。また、短気ですぐ怒ることがあるため人に迷惑をかけることもある。
また、警察官ながらも悪徳商法などを何度も実行し、何度も逮捕された事がある。逆に、悪徳商法や詐欺の被害者になった事もある。
頭は話によって設定が異なる事あるが(プログラミング技術に優れており他人のコンピューターからハッキングをしたりもする)、理科を除いてかなり悪い(しかし、理科の授業でアルコールランプを使用した時、スルメを炙っていたり、挙句の果てに爆発させたりで、結局は一緒である)。漢字は小学二年生レベルの字までしか書けず、その上自分の名前すら漢字で書けなかったり、極度の悪筆で本人すら読めないこともある(しかし57巻では小学校時代に国語が好きだった事を述べている)。歴史に関しては知識がまだらで、例としてペリーの家庭環境や軍人としての経歴、日本に来航した時の船名や船のデータまで記憶していたが、肝心の来航目的については覚えていなかった。計算能力や記憶力も芳しくない。但し、金に関する(自分の借金以外)計算能力は子供の頃から異常である。また、趣味に関する記憶(要するに雑学)は常人を遥かに凌駕している。これは普段、言語・理性等を司る左脳が冬眠状態にあって右脳のみで思考・行動している為である。但し、普段眠っている左脳が活動しだすと、東京大学入試問題で100点を取れる程の天才になる。もっとも、その期間は短く、突然左脳は休み始めてしまう。また、左脳が働いている時に自動車全種の免許や気象予報士、危険物取扱者丙種&乙種全類取っている。それと、巡査部長に昇進する試験を受けることになっていたのだが、寝坊で失敗したことがある。
些細な事でも銃を撃つ、警察手帳をよく無くす、パトロール中にパチンコへいく等する為、始末書をよく書かされる(63巻『夜勤パニックの巻』の時点で5000枚、116巻『祝い隊・出勤!の巻』の時点で1万枚、その後2万枚に増えて現在は3万枚を超えている)。そのため「始末書の両さん」と呼ばれている。さすがに何枚も始末書を書くのが嫌になっているのか始末書を書かないようにする為に証拠を隠滅している(薬莢に銀紙を詰めて弾丸を使ってないように見せる、他人から弾丸を貰う、他人の拳銃を借り、シリアルナンバーが打ってある部品以外を全取替えして、自分の拳銃を新品同様にする、おもちゃの警察手帳をポケットに入れる、新式の制服が破損したため、制服を偽造、のちに旧式の制服を着て勤務等)。また、派出所が火事になったとき、これに乗じて始末書を燃やそうとしたが運悪く大原部長にばれて、後日署長室で両津本人が発見して極秘処分をする形で始末書を減らしたことがあった。始末書以外に、不祥事に対する処罰として大原から直接お仕置きを受けることがある。詳細は大原部長#おしおきフルコースを参照。
生活
まるで、ゴリラのような生活をしているため、2ヶ月に一回しかお風呂に入れない。不潔な人間でもある。また、銭湯に通うこともしばしばある。また、大量の借金を背負っている模様でもある。かなり、苦しい生活を強いられているためか、時々、揉め事を起こすこともある。
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