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* 『[[ドラゴンボール]]』とは、[[2006年]][[12月25日]]に発売されたジャンプ本誌に両作品のクロスオーバー作品である『CROSS EPOCH』が掲載された(詳細は[[CROSS EPOCH]]の項を参照)。また、[[週刊少年ジャンプ]]40周年を記念したスペシャル企画で両作品のコラボグッズが多数発売された。 | * 『[[ドラゴンボール]]』とは、[[2006年]][[12月25日]]に発売されたジャンプ本誌に両作品のクロスオーバー作品である『CROSS EPOCH』が掲載された(詳細は[[CROSS EPOCH]]の項を参照)。また、[[週刊少年ジャンプ]]40周年を記念したスペシャル企画で両作品のコラボグッズが多数発売された。 | ||
* 『[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)|ヤッターマン]]』(2作目)第25話「ヤッターアンコウ登場だコロン!」では、大海賊『ウヒィ』というルフィのパロディキャラクターが登場し(今の時代にはもういないという設定になっている)ドクロリングも『ゴムの指輪』になっていた。 | * 『[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)|ヤッターマン]]』(2作目)第25話「ヤッターアンコウ登場だコロン!」では、大海賊『ウヒィ』というルフィのパロディキャラクターが登場し(今の時代にはもういないという設定になっている)ドクロリングも『ゴムの指輪』になっていた。 |
2014年7月19日 (土) 20:10時点における版
『ONE PIECE』(ワンピース)は、尾田栄一郎による日本の少年漫画。および、これを原作としたテレビアニメ、映画、ゲームといったメディアミックス作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1997年34号から連載されている。略称は「OP」「ワンピ」。
目次
概要
海賊となった少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟を巡る海洋冒険ロマン。
夢への冒険・仲間達との友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語として国民的人気を博している。また、深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーも特徴で、戦争や権力、領土問題、宗教問題、人種差別など様々な社会問題を風刺する内容も織り交ぜている。
2013年8月現在、単行本は71巻まで刊行されており、『週刊少年ジャンプ』では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(1976年連載開始)に次ぐ長期連載となっている。累計発行部数は70巻現在、国内最高となる'累計2億9000万部を突破している。また、67巻は初版発行部数405万部、66巻は初動週間売上227万5000部の国内出版史上最高記録を樹立するなど、出版の国内最高記録をいくつも保持している。日本国外では翻訳版が30カ国以上で販売されており、同じくジャンプ連載作品である『NARUTO -ナルト-』同様、海外での人気も高い。
1999年よりフジテレビ系列で放送されているテレビアニメは、東映アニメーション製作のアニメ作品としては最長のロングラン作品になっている。2010年以降、多くの企業とのコラボ企画が実施され、全国各地で様々なイベントが行われている。
歴史
- 1996年、『週刊少年ジャンプ』1996年41号と『週刊少年ジャンプ』1996年Summer Specialで、本作の原型となる読み切り作品『ROMANCE DAWN』が掲載。
- 1997年8月4日、『週刊少年ジャンプ』1997年34号より連載開始。
- 1997年12月、単行本第1巻が刊行。
- 1998年、『ジャンプ・スーパー・アニメツアー'98』にて初のアニメ作品『ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック』が上映される。
- 1999年10月、テレビアニメ版が放送開始。
- 2000年3月、劇場版第1作『ONE PIECE』が公開。
- 2000年7月、初の家庭用ゲーム『ONE PIECE 〜めざせ海賊王!〜』が発売。
- 2001年7月、初のイラスト集『ONE PIECE 尾田栄一郎画集 COLOR WALK』が発売。
- 2002年7月、単行本第24巻が初版発行部数コミック最高記録となる初版252万部を記録(以後更新中)。
- 2005年2月、単行本累計発行部数が史上最速で1億冊を突破(第36巻)。
- 2006年12月、『週刊少年ジャンプ』2007年4・5合併号で鳥山明作『ドラゴンボール』とのクロスオーバー作品『CROSS EPOCH』が掲載。
- 2007年、連載10周年を記念し、各地でイベントやグッズの販売が行われる。
- 2009年12月、劇場版第10作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』が公開。劇場版シリーズ歴代最高(当時)の興行収入48億円を記録。
- 2010年3月、単行本第57巻が初版発行部数国内出版史上最高記録となる初版300万部を記録(以後更新中)。
- 2010年8月、『週刊少年ジャンプ』2010年39号掲載の第597話で原作第1部が終幕し、これまでの物語に「サバイバルの海 超新星(ルーキー)編」の副題が付けられた。その後、4週の休載期間を挟み44号(10月4日発売)より新章「最後の海 新世界編」がスタート。
- 2010年11月、単行本累計発行部数が史上初となる2億冊を突破(第60巻)。
- 2011年4月、『週刊少年ジャンプ』2011年17号で島袋光年作『トリコ』とのクロスオーバー作品『実食! 悪魔の実!!』が掲載。
- 2012年3月、連載15周年を記念し、初の展覧会「尾田栄一郎監修『ONE PIECE展』〜原画×映像×体感のワンピース」が開催。
- 2012年12月、劇場版第12作『ONE PIECE FILM Z』が公開。劇場版シリーズ歴代最高の興行収入68.5億円を記録。
ストーリー
サバイバルの海 超新星編
- 【1巻第1話 - 61巻第597話】
- かつてこの世の全てを手に入れた〝海賊王〟ゴールド・ロジャー。彼が遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾多の海賊達が覇権を賭けて争う「大海賊時代」が到来した。
- 「東の海(イーストブルー)」のフーシャ村に住む少年モンキー・D・ルフィは、村に滞在していた海賊〝赤髪のシャンクス〟と親しくなり、海賊への憧れを募らせる。ある日ルフィは「ゴムゴムの実」という悪魔の実を食べ、一生泳げない体になる代わりに、全身が伸び縮みするゴム人間となった。それからしばらくして、ルフィはシャンクスを貶める山賊たちから怒りを買い、海に投げ込まれてしまう。溺れかけ、巨大魚に食われそうになったルフィを、シャンクスは片腕を犠牲にして助け出した。ルフィは、村を去る間際のシャンクスから、トレードマークの麦わら帽子を託され、将来立派な海賊になって再会することを約束する。
東の海編
【1巻 - 12巻】
- 冒険の始まり(1巻)
- シャンクスとの別れから10年後、修行を重ね17歳になったルフィは、海賊王を目指してフーシャ村を旅立つ。旅立ち直後にいきなり遭難したルフィは、海軍に入ることを夢見る少年コビーと出会う。ルフィは女海賊アルビダを倒し、コビーを海賊船の雑用係から解き放つ。
- ルフィとコビーは海軍基地の町「シェルズタウン」に到着する。「海賊狩り」の異名を持つ悪名高い賞金稼ぎロロノア・ゾロが海軍に捕らえられていることを知ったルフィは、海軍基地に乗り込み、ゾロを救い出す。三刀流の剣士ゾロは、圧政を振るう海軍大佐モーガンをルフィと共に倒し、ルフィの最初の仲間となる。二人はコビーと別れ、世界中の海賊が集まる海「偉大なる航路(グランドライン)」を目指す。
- オレンジの町編(1巻 - 3巻)
- ゾロを仲間に加えたルフィは、次に訪れた「オレンジの町」で、海賊専門の泥棒ナミと出会う。ナミが優れた航海術を持つと知り、ルフィは彼女を仲間に誘う。ナミは海賊になることを拒絶するが、二人は互いの目的のために手を組むことになる。ルフィとゾロは、町を荒らす海賊〝道化のバギー〟から「偉大なる航路」の海図を奪うため、バギー海賊団に戦いを挑む。ルフィは、自分と同じ悪魔の実の能力者であるバギー相手に勝利を収め、町を後にする。
- シロップ村編(3巻 - 5巻)
- 船を求め立ち寄った「シロップ村」で、ルフィはウソつきの少年ウソップと出会う。ウソップは、シャンクスの部下ヤソップの息子であった。ルフィ達は村の富豪の娘カヤの屋敷を訪れるが、執事クラハドールに追い返される。しかしルフィとウソップはしばらくして、クラハドールがかつて処刑されたはずの海賊〝キャプテン・クロ〟であることを知ってしまう。クロは自分の海賊団に村を襲わせ、カヤを殺して財産を手に入れようと企んでいた。ルフィ達はウソップと共にクロネコ海賊団を迎え撃ち、クロの計画を阻止する。ルフィ達は、新たに狙撃手ウソップを仲間に加え、さらにカヤから海賊船「ゴーイングメリー号」を譲り受ける。
- バラティエ編(5巻 - 8巻)
- 航海に欠かせない海のコックを仲間に加えるため、ルフィ達は海上レストラン「バラティエ」に向かう。そこで副料理長にして凄腕の料理人・サンジと出会い、ルフィは彼を仲間に引きこむことを決意する。その時、東の海の覇者と言われる海賊艦隊提督〝首領・クリーク〟が現われ、バラティエの乗っ取りを宣言する。さらに、ゾロが目標とする世界最強の剣士〝鷹の目のミホーク〟が現れる。ゾロはミホークに戦いを挑むが、全く歯が立たずに敗れ去ってしまう。ミホークが去った後もクリーク海賊団との戦いは続く。ルフィは数々の兵器を繰り出すクリークとの激闘を制し、新たに料理人サンジを仲間に加える。
- アーロンパーク編(8巻 - 11巻)
- ルフィ達は、クリーク海賊団との戦闘の最中行方をくらましたナミを追い、コノミ諸島「ココヤシ村」に上陸する。そこは、魚人の海賊アーロンが支配する土地であった。さらに、ナミがアーロン一味の幹部であるという事実が判明するが、その裏にはナミの悲壮な決意があった。ナミの想いを知ったルフィ達は、ナミを救うため、アーロン一味の根城「アーロンパーク」に殴り込む。ルフィはアーロンと激戦を繰り広げ、怒りの一撃でアーロンパークもろとも彼を倒す。島はアーロン一味の支配から解放され、航海士ナミが正式に仲間に加わった。
- ローグタウン編(11巻 - 12巻)
- 東の海の大物海賊達を次々に打ち破ったルフィの情報は海軍にも伝わり、ルフィには東の海最高となる3000万ベリーの懸賞金が懸けられる。
- 「偉大なる航路」入りを目前に控えたルフィ達「麦わらの一味」は、かつて海賊王ロジャーが処刑された町「ローグタウン」に立ち寄る。そこでは、ルフィへの復讐を狙うバギー、そして悪魔の実を食べ生まれ変わったアルビダが待ち構えていた。ルフィは海賊王の処刑台でバギーに処刑されそうになるが、奇跡のような落雷に救われる。ルフィ達は町を治める海軍大佐スモーカーを振り切り、いよいよ「偉大なる航路」に進出すべく、「リヴァース・マウンテン」を駆け登る。
アラバスタ編
【12巻 - 23巻】
- 偉大なる航路突入(12巻 - 13巻)
- 麦わらの一味はついに「偉大なる航路」に突入する。リヴァース・マウンテンを降りた場所にある「双子岬」で、仲間の帰還を待ち続けるクジラ・ラブーンと出会う。ルフィはラブーンと、「偉大なる航路」一周後に再戦する約束を交わす。
- ルフィ達は、最初の島「サボテン島」の町「ウイスキーピーク」で大歓迎を受ける。だがその町は、秘密犯罪会社「バロックワークス」(B・W)の社員である賞金稼ぎ達の巣であった。そこで一味は、B・Wエージェントの一人の正体が、「偉大なる航路」にある大国「アラバスタ王国」の王女ネフェルタリ・ビビであると知る。B・Wに潜入していた彼女から、ルフィ達はB・Wによるアラバスタ王国乗っ取り計画を知る。ビビを一行に加えた麦わらの一味は、B・Wからの追手を振り切りつつ、計画を阻止すべく一路アラバスタを目指す。
- リトルガーデン編(13巻 - 15巻)
- ウイスキーピークを出港したルフィ達は、ジャングルの中で恐竜達が生きる太古の島「リトルガーデン」に上陸する。ルフィ達はその島で、巨人族の二人の戦士・ドリーとブロギーに出会う。彼らは「誇り」を守るため、100年間も決闘を続けてきたという。だがその決闘が、B・Wからの追手による卑劣な策略で邪魔される。ルフィ達はB・Wエージェントにして姑息な美術家・Mr.3らを破り、巨人族の誇りを守る。
- ドラム島編(15巻 - 17巻)
- リトルガーデン出港後、ナミが急病に倒れてしまう。急遽進路を変更し、雪の島「ドラム島」に立ち寄った麦わらの一味は、悪魔の実を食べ人の能力を持ったトナカイ、トニートニー・チョッパーと出会う。ルフィはチョッパーを仲間に誘うが、彼には悲しき過去があった。そこへ、かつて島で悪政を敷いた元ドラム王国国王ワポルが帰還する。ルフィ達はチョッパーと共闘してワポルを撃退し、船医チョッパーを仲間に迎える。
- アラバスタ編(17巻 - 23巻)
- ついにアラバスタに辿り着いたルフィ達は、B・Wの扇動によって間近に迫った大反乱を防ぐため奔走する。ルフィはB・W社社長にして王下七武海の一角サー・クロコダイルに挑むが、彼の圧倒的な力の前に敗れてしまう。首都アルバーナにて国王軍と反乱軍が衝突する最中、復活を遂げたルフィがアルバーナに到着し、動乱を止めるべく再びクロコダイルに挑む。
- ルフィは3度目の戦いでついにクロコダイルを撃破し、B・Wの野望を阻止する。動乱終結後、ルフィ達はビビと別れ、アラバスタを出港する。
空島編
【24巻 - 32巻】
- ジャヤ編(24巻 - 25巻)
- アラバスタを後にしたルフィ達は、B・W社副社長だった考古学者ニコ・ロビンを仲間に加える。次の島に向かう航海中、突如空から巨大なガレオン船が落下し、「記録指針(ログポース)」の指す進路が上向きに変更される。それは伝説とされる空に浮かぶ島「空島」への指針を意味していた。
- ルフィ達は、空島の情報を得るため、海賊が跋扈する無法地帯がある島「ジャヤ」に上陸する。ジャヤで出会ったモンブラン・クリケットら「猿山連合軍」の助けで、空島へと舵を進める。
- 空島編(26巻 - 32巻)
- ルフィ達は上空1万mにある空島に辿り着く。そこには今まで全く見たことがない未知の文化が広がっていた。ルフィ達は、神の国「スカイピア」で上陸した「神の島(アッパーヤード)」が、かつて地上に存在した伝説の黄金郷であることをつきとめる。しかし、そこは神の軍団を率いる神・エネルが支配する土地であり、空の民と島の先住民シャンディアが400年に渡り争い続けている土地であった。黄金捜しに乗り出したルフィ達は、神の軍団とシャンディアとの過酷なサバイバルに巻き込まれる。
- ルフィはエネルに挑み、撃破する。これにより空島を滅亡の危機から救い、空の民とシャンディアとの争いを終結させた。
ウォーターセブン編
【32巻 - 46巻】
- ロングリングロングランド編(32巻 - 34巻)
- 空島から帰還したルフィ達は、ロングリングロングランドで、フォクシー海賊団から仲間をかけた海賊のゲーム「デービーバックファイト」を挑まれる。度重なる妨害に遭い、一時チョッパーを奪われるも、フォクシーとの直接対決を制し勝利を収めた。その直後、海軍本部最高戦力・大将〝青雉〟が現れる。
- ウォーターセブン編(34巻 - 39巻)
- 麦わらの一味は、損傷が激しいゴーイングメリー号を修繕し、さらに船大工を仲間に加えるため、世界一の造船都市「ウォーターセブン」を訪れる。だがそこで、造船会社ガレーラカンパニーから、メリー号が航海不能状態であるという衝撃的な宣告を突き付けられてしまう。ルフィはメリー号から別の船に乗り換える決断を下すが、ウソップが反発し、ルフィとの決闘の末一味を離脱する。さらに、ロビンが一味脱退を宣言する。ロビンの宣言の真相を知るべく、ルフィ達はガレーラカンパニー本社に乗り込む。しかし、政府の諜報機関CP9に阻まれ、ロビンは連行されてしまう。
- ルフィ達はロビンを奪還するため、ガレーラカンパニー社員・フランキー一家らと協力し、司法の島「エニエス・ロビー」に乗り込む。その中には、仮面を被り謎のヒーロー「そげキング」と名乗るウソップの姿もあった。
- エニエス・ロビー編(39巻 - 44巻)
- ロビンの真意は、「世界政府の強大すぎる力が仲間に向けられるのが怖い」というものだった。彼女の想いを聞いたルフィは世界政府に宣戦布告し、一味はCP9との全面対決に挑む。ルフィはCP9最強の男、ロブ・ルッチを激しい死闘の末に倒し、ロビン奪還に成功した。
- ウォーターセブン帰還(45巻 - 46巻)
- ルフィ達は、新たに船大工フランキーを仲間に加え、さらにウソップも一味に復帰する。そして、メリー号に代わる新たな海賊船「サウザンドサニー号」を手に入れ、次の島「魚人島」へ向け出港する。
スリラーバーク編
- 【46巻 - 50巻】
- 魚人島を目指す麦わらの一味は、深い霧の海域「魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)」に入り、謎の喋るガイコツ・ブルックと出会う。その時、目の前に突如ゴースト島と呼ばれる巨大船「スリラーバーク」が出現する。早速スリラーバークに上陸し探索に乗りだすルフィ達だが、船の主にして七武海の一人ゲッコー・モリアの能力で影を奪い取られ、さらにナミも誘拐されてしまう。ルフィ達は、影とナミを奪還すべく、スリラーバーク四怪人に挑む。
- モリア撃破後、七武海バーソロミュー・くまが現われルフィ達は全滅寸前に陥るが、ゾロの命懸けの交渉により難を逃れた。戦闘終結後、音楽家ブルックを仲間に加える。
頂上戦争編
【50巻 - 61巻】
- シャボンディ諸島編(50巻 - 53巻)
- 「偉大なる航路」を半周した麦わらの一味は、「シャボンディ諸島」にたどり着く。元ロジャー海賊団副船長シルバーズ・レイリーや、別々のルートでシャボンディ諸島までやってきた同世代のライバル達とも顔を合わせる。しかしそこで、ルフィが世界貴族を殴り飛ばす事件を起こし、海軍の追撃を受ける。島には海軍大将〝黄猿〟や人間兵器パシフィスタが現れ、ルフィ達は窮地に追いやられる。その最中、再び現れたバーソロミュー・くまの能力で、一味は全員世界各地に離散してしまう。
- 女ヶ島編(53巻 - 54巻)
- ルフィが飛ばされたのは、「凪の帯」にある女ヶ島「アマゾン・リリー」。そこは、七武海の紅一点ボア・ハンコックが治める、男子禁制の女人国であった。一時は処刑されそうになるが、器の大きさを見せつけたルフィは、ハンコックに恋心を抱かれるようになる。
- そこで、ルフィは兄ポートガス・D・エースがマリンフォードの海軍本部で公開処刑されることを知る。ルフィは、彼が幽閉されている大監獄「インペルダウン」に行くことを決意する。
- インペルダウン編(54巻 - 56巻)
- ルフィはハンコックの助力を得て、深海の大監獄・インペルダウンに潜入する。獄内でバギーやMr.3、Mr.2と再会する。途中で監獄署長マゼランの毒に冒され息絶えかけたところを、革命軍幹部エンポリオ・イワンコフに救われ、その協力を受ける。
- ルフィ一行はエースがいるフロアを目指すが、一足遅くエースは処刑場に連行されてしまう。エースを救うべくマリンフォードへ向かうことを決意したルフィは、さらに七武海ジンベエや元七武海クロコダイルと共闘し、インペルダウンからの脱獄を図る。多くの犠牲を払いつつも脱獄に成功する。
- マリンフォード編(56巻 - 59巻)
- エースを奪還すべく、世界最強の海賊〝白ひげ〟がマリンフォードに現れる。白ひげ海賊艦隊と、海軍本部・王下七武海との全面戦争が勃発した。脱獄囚と共に戦場にたどり着いたルフィは、世界を揺るがす戦いの中で、エースの救出に挑む。
- 激戦の末、エースと白ひげは共に戦死する。かくして、大海賊時代の幕開け以来最大の激戦となった「マリンフォード頂上戦争」は、海軍勢の勝利に終わった。
- 戦争の後(59巻 - 61巻)
- 目の前でエースを失い、自暴自棄に陥ったルフィは、幼少時代を思い出す。エースともう一人の兄・サボと過ごした、ルフィの過去が明らかになる。
- ルフィはジンベエの叱咤を受けて落ち着きを取り戻し、仲間たちとの再会を目指す。だが自らの弱さを知ったルフィは、レイリーの提案に乗り、立ち止まって力をつけることを決意する。ルフィは世界中に飛ばされた仲間に向けて「2年後にシャボンディ諸島へ集合」というメッセージを送る。そのメッセージを受け取った麦わらの一味のメンバーは、それぞれの地で修行を始める。
最後の海 新世界編
- 【61巻第598話 - 】
- 「マリンフォード頂上戦争」から2年の月日が流れた。各々の島で修行を終え成長したルフィたちは、シャボンディ諸島に集結し、最後の海「新世界」を目指し再出発する。
魚人島編
- 【61巻 - 66巻】
- 深海1万メートルにある海底の楽園「魚人島」に到着した麦わらの一味は、島を治める「リュウグウ王国」の国王ネプチューンの招待を受ける。王宮でルフィが出会った王女・しらほし姫は、彼女を付け狙う海賊バンダー・デッケン九世から身を守るため、軟禁状態に置かれていた。ルフィは外に出たいという彼女を連れ、城を飛び出す。一方、ホーディ・ジョーンズ率いる新魚人海賊団が、デッケンの一味と手を組み、リュウグウ王国崩壊を目論み動き出す。新魚人海賊団は、かつてルフィが倒した魚人の海賊アーロンの意志を継ぎ、人間たちへの復讐を企てていた。ホーディは、魚人島の新たな王となり、人間との友好を望む者を排除するため、王国の乗っ取りを宣言する。
- ルフィは頂上戦争で共に戦った元七武海ジンベエと再会し、魚人島に長年根付く差別の歴史を知らされる。そしてジンベエからの頼みを受け、魚人島の危機を救うべく、新魚人海賊団と対決する。
パンクハザード編
- 【66巻 - 70巻】
- 麦わらの一味は魚人島を出港し、ついに「偉大なる航路」後半の海「新世界」に突入する。ルフィたちが新世界で最初に上陸したのは、灼熱の地と極寒の地に分断された異常な島「パンクハザード」。そこでルフィは、頂上戦争で命を救われた恩人であるトラファルガー・ローと再会する。
- ルフィは、新たに七武海の一人となっていたローと同盟を結び、四皇〝百獣のカイドウ〟を倒すための作戦を開始する。ローの策に従い、ルフィたちは、パンクハザードに居座る元政府の科学者シーザー・クラウンの誘拐に乗り出す。シーザーは、七武海にして闇の仲買人ドンキホーテ・ドフラミンゴと手を組み、彼の後ろ盾を得て、島で化学兵器の研究を行なっていた。一方ドフラミンゴは、シーザーが供給する原料を使って人造悪魔の実「SMILE」を製造し、カイドウと取り引きを行なっていた。ローの狙いは、暗躍するドフラミンゴを表舞台に引きずり出すこと。だがルフィたちに、シーザーが生み出した大量殺戮兵器「シノクニ」の魔の手が迫る。
ドレスローザ編
- 【70巻 - 】
- シーザーを捕らえることに成功したルフィとローたちは、ドフラミンゴが支配する王国「ドレスローザ」へ向かう。カイドウの戦力低下を狙い、「SMILE」の製造工場を破壊するため、一行は3チームに別れ行動する。そんな中、「コリーダコロシアム」で開催される闘技会で、亡きエースの悪魔の実「メラメラの実」が賞品として出されることを知ったルフィは、それを手に入れるべく大会に出場する。一方、海軍は大将〝藤虎〟を派遣し、世界最強の諜報機関「CP-0」も動き出す。ドレスローザを舞台とした騒動は、ドンキホーテファミリー、コロシアムに集った実力者、さらに政府も絡んだ事態に発展していく。
登場人物
以下は、主人公とその仲間「麦わらの一味」である。
- モンキー・D・ルフィ(麦わらのルフィ)
- 声 - 田中真弓
- 本作の主人公。麦わらの一味船長。「ゴムゴムの実」の能力者のゴム人間。麦わら帽子がトレードマーク。夢は「ひとつなぎの大秘宝」を見つけて「海賊王」になること。
- ロロノア・ゾロ(海賊狩りのゾロ)
- 声 - 中井和哉
- 麦わらの一味戦闘員。「三刀流」の剣士。クールでストイックな武士道精神の持ち主。世界一の大剣豪を目指している。
- ナミ(泥棒猫)
- 声 - 岡村明美
- 麦わらの一味航海士。元は海賊専門の泥棒。お金・お宝に目がない。世界地図を描くのが夢。
- ウソップ(狙撃の王様そげキング)
- 声 - 山口勝平
- 麦わらの一味狙撃手。臆病でお調子者ながら、器用で口八丁なパチンコの名手。父・ヤソップのような勇敢なる海の戦士を目指している。
- サンジ(黒足のサンジ)
- 声 - 平田広明
- 麦わらの一味コック。コックの命である手を傷つけないように、足技で戦う。無類の女好き。伝説の海「オールブルー」を探す。
- トニートニー・チョッパー(わたあめ大好きチョッパー)
- 声 - 大谷育江
- 麦わらの一味船医。「ヒトヒトの実」を食べた人間トナカイ。人獣型、人型、獣型に変形出来る。何でも治せる医者を目指している。
- ニコ・ロビン(悪魔の子)
- 声 - 山口由里子
- 麦わらの一味考古学者。「ハナハナの実」の能力者。歴史上の「空白の100年」の謎を解き明かすため旅をしている。
- フランキー(鉄人(サイボーグ))
- 声 - 矢尾一樹
- 麦わらの一味船大工。体中に武器を仕込んだサイボーグ。自分の作った船に乗り、その船が海の果てに辿り着くのを見届けることが夢。
- ブルック(鼻唄のブルック、ソウルキング)
- 声 - チョー
- 麦わらの一味音楽家。一度死んだが「ヨミヨミの実」でガイコツ姿で蘇ったアフロ剣士。リヴァース・マウンテンで別れた鯨のラブーンとの再会を誓う。
以下の項目は個別記事を参照。
- 海賊 (ONE PIECE)
- 作中に登場する海賊の一覧。
- 海軍 (ONE PIECE)
- 作中に登場する海兵の一覧。
- 王下七武海
- 世界政府公認の7人の大海賊。およびその傘下の勢力。
- バロックワークス
- 理想国家建国を目的とする秘密犯罪会社。
- アラバスタ王国
- 「偉大なる航路」サンディ島にある砂の王国。
- 空島 (ONE PIECE)
- 幻の存在とされる空に浮かぶ島。
- ウォーターセブン
- 「水の都」と呼ばれる世界一の造船都市。
- サイファーポール
- 世界政府直下の諜報機関。
- スリラーバーク
- 島一つを丸ごと乗せた世界一巨大な海賊船。
- インペルダウン
- 世界政府所有の深海の大監獄。
用語・世界観
本作の舞台となる世界は、世界中に加盟国を持つ「世界政府」により統治されている。しかし、海賊王ゴールド・ロジャーの処刑をきっかけに「大海賊時代」が到来し、海賊たちが世界各地で勢力を広げており、世界政府直下の海軍と戦いを繰り広げている。
生活様式や科学技術などは、基本的に現実世界における海賊の黄金時代(17世紀から18世紀頃)がモデルと思われる。しかし、現実世界から大きくかけ離れた、作中世界固有の設定も多々ある(「偉大なる航路」と「赤い土の大陸」、電伝虫など)。悪魔の実という食べると特殊な能力が身に付く実が存在し、能力の有無を問わず多くの登場人物は超人的な戦闘力を備えている。海王類を始めとする特殊な動物や、巨人や魚人のような亜人種もおり、普通の人間でも身長2mを越える人物が多数登場する。
主人公とその一味は海賊団を結成しているが、民間からの略奪を行うわけではなく(所有者不明瞭な物品を拾ったり、同業者である海賊たちから略奪を働くことはある)、主に各島で事件に巻き込まれ、敵を倒した後に次の島へ進んでいく。敵も同業者である海賊が多いが、世界政府直属の組織(主に海軍)や一国の元首等の公権力と戦うこともある。
以下の項目は個別記事を参照。
短期集中表紙連載シリーズ
扉絵は通常、本編とは無関係のイラストであるが、毎週1コマずつの短期ストーリーが連載されることがある。そこでは、本編に登場した人物の「その後」がサイドストーリーとして描かれている。
表紙連載に描かれた後に本編に再登場したキャラ、また本編に先行しての登場となったキャラも多く、ストーリーの伏線・肉付けとなっている。本編と違い台詞はないが、英語での短い台詞や擬音、?や!等の記号はある。
第18弾までは『ONE PIECE GREEN』にまとめて収録されている。「バギー一味冒険記」と「コビメッポ奮闘日記」はアニメ版でも放送され、「ジャンゴのダンス天国」は映画『ジャンゴのダンスカーニバル』(同時上映の短編)の原案となった。それ以降は長らくアニメ化されていなかったが、シャボンディ諸島で散り散りになった麦わらの一味を描いた第11 - 18弾はオリジナル要素を加えた上でアニメ化された。
- バギー一味冒険記 (35話 - 75話【全28話・番外編2話】)
- コビメッポ奮闘日記 (84話 - 119話【全30話】)
- ジャンゴのダンス天国 (126話 - 172話【全37話・番外編1話】)
- はっちゃんの海底散歩 (182話 - 228話【全40話】)
- ワポルの雑食バンザイ (236話 - 262話【全23話】)
- エースの黒ひげ大捜査線 (272話 - 305話【全29話】)
- ゲダツのうっかり青海暮らし (314話 - 348話【全32話】)
- ミスG・Wの作戦名“ミーツバロック” (359話 - 413話【全42話・外伝1話】)
- エネルのスペース大作戦 (428話 - 474話【全38話】)
- CP9の任務外報告 (491話 - 528話【全33話】)
- サンジの
地獄 よりお気を確かに (543話 - 544話【全2話】) - ロビンのひどい事するわ (545話 - 546話【全2話】)
- フランキーの今週のおれダメだ (548話 - 549話【全2話】)
- ウソップの一人じゃ死ぬ病 (550話 - 551話【全2話】)
- チョッパーの食いモンじゃねェぞ コノヤロー (552話 - 554話【全2話】)
- ナミのウェザーリポート (555話 - 556話【全2話】)
- ブルックの一宿一パンツのご恩返し (557話 - 558話【全2話】)
- ゾロのあいつらどこだ世話がやける (559話 - 560話【全2話】)
- 世界の甲板から (613話 - 668話【全48話】)
- カリブーの新世界でケヒヒヒヒ (674話 - )
書誌情報
単行本
- 尾田栄一郎 『ONE PIECE』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊71巻(2013年8月2日現在)
- 巻一 ROMANCE DAWN〜冒険の夜明け〜(1997年12月発行、ISBN 4-08-872509-3)
- 巻二〝VERSUS!!バギー海賊団〟(1998年4月発行、ISBN 4-08-872544-1)
- 巻三〝偽れぬもの〟(1998年6月発行、ISBN 4-08-872569-7)
- 巻四〝三日月〟(1998年8月発行、ISBN 4-08-872594-8)
- 巻五〝誰がために鐘は鳴る〟(1998年10月発行、ISBN 4-08-872619-7)
- 巻六〝誓い〟(1998年12月発行、ISBN 4-08-872642-1)
- 巻七〝クソジジイ〟(1999年3月発行、ISBN 4-08-872683-9)
- 巻八〝死なねェよ〟(1999年5月発行、ISBN 4-08-872712-6)
- 巻九〝涙〟(1999年7月発行、ISBN 4-08-872735-5)
- 巻十〝OK, Let's STAND UP!〟(1999年10月発行、ISBN 4-08-872773-8)
- 巻十一〝東一番の悪〟(1999年12月発行、ISBN 4-08-872797-5)
- 巻十二〝伝説は始まった〟(2000年2月発行、ISBN 4-08-872822-X)
- 巻十三〝大丈夫!!!〟(2000年5月発行、ISBN 4-08-872863-7)
- 巻十四〝本能〟(2000年7月発行、ISBN 4-08-872888-2)
- 巻十五〝まっすぐ!!!〟(2000年9月発行、ISBN 4-08-873009-7)
- 巻十六〝受け継がれる意志〟(2000年12月発行、ISBN 4-08-873045-3)
- 巻十七〝ヒルルクの桜〟(2001年2月発行、ISBN 4-08-873073-9)
- 巻十八〝エース登場〟(2001年4月発行、ISBN 4-08-873100-X)
- 巻十九〝
反乱 〟(2001年7月発行、ISBN 4-08-873133-6) - 巻二十〝決戦はアルバーナ〟(2001年9月発行、ISBN 4-08-873158-1)
- 巻二十一〝理想郷〟(2001年12月発行、ISBN 4-08-873194-8)
- 巻二十二〝HOPE!!〟(2002年2月発行、ISBN 4-08-873222-7)
- 巻二十三〝ビビの冒険〟(2002年4月発行、ISBN 4-08-873252-9)
- 巻二十四〝人の夢〟(2002年7月発行、ISBN 4-08-873282-0)
- 巻二十五〝一億の男〟(2002年9月発行、ISBN 4-08-873313-4)
- 巻二十六〝神の島の冒険〟(2002年12月発行、ISBN 4-08-873336-3)
- 巻二十七〝
序曲 〟(2003年2月発行、ISBN 4-08-873379-7) - 巻二十八〝「戦鬼」ワイパー〟(2003年5月発行、ISBN 4-08-873418-1)
- 巻二十九〝
聖譚曲 〟(2003年7月発行、ISBN 4-08-873480-7) - 巻三十〝
狂想曲 〟(2003年10月発行、ISBN 4-08-873502-1) - 巻三十一〝ここにいる〟(2003年12月発行、ISBN 4-08-873551-X)
- 巻三十二〝
島の歌声 〟(2004年3月発行、ISBN 4-08-873571-4) - 巻三十三〝DAVY BACK FIGHT!!〟(2004年6月発行、ISBN 4-08-873593-5)
- 巻三十四〝「水の都」ウォーターセブン〟(2004年8月発行、ISBN 4-08-873638-9)
- 巻三十五〝
船長 〟(2004年11月発行、ISBN 4-08-873667-2) - 巻三十六〝9番目の正義〟(2005年2月発行、ISBN 4-08-873768-7)
- 巻三十七〝トムさん〟(2005年4月発行、ISBN 4-08-873802-0)
- 巻三十八〝ロケットマン!!〟(2005年7月発行、ISBN 4-08-873839-X)
- 巻三十九〝争奪戦〟(2005年11月発行、ISBN 4-08-873872-1)
- 巻四十〝ギア〟(2005年12月発行、ISBN 4-08-874003-3)
- 巻四十一〝宣戦布告〟(2006年4月発行、ISBN 4-08-874047-5)
- 巻四十二〝海賊vsCP9〟(2006年7月発行、ISBN 4-08-874127-7)
- 巻四十三〝英雄伝説〟(2006年9月発行、ISBN 4-08-874149-8)
- 巻四十四〝帰ろう〟(2006年12月発行、ISBN 4-08-874287-7)
- 巻四十五〝心中お察しする〟(2007年3月発行、ISBN 978-4-08-874314-1)
- 巻四十六〝ゴースト
島 の冒険〟(2007年7月発行、ISBN 978-4-08-874382-0) - 巻四十七〝くもり時々ホネ〟(2007年9月発行、ISBN 978-4-08-874411-7)
- 巻四十八〝オーズの冒険〟(2007年12月発行、ISBN 978-4-08-874442-1)
- 巻四十九〝ナイトメア・ルフィ〟(2008年3月発行、ISBN 978-4-08-874485-8)
- 巻五十〝再び辿りつく〟(2008年6月発行、ISBN 978-4-08-874521-3)
- 巻五十一〝11人の超新星〟(2008年9月発行、ISBN 978-4-08-874563-3)
- 巻五十二〝ロジャーとレイリー〟(2008年12月発行、ISBN 978-4-08-874602-9)
- 巻五十三〝王の資質〟(2009年3月発行、ISBN 978-4-08-874640-1)
- 巻五十四〝もう誰にも止められない〟(2009年6月発行、ISBN 978-4-08-874662-3)
- 巻五十五〝地獄に
仏 〟(2009年9月発行、ISBN 978-4-08-874727-9) - 巻五十六〝ありがとう〟(2009年12月発行、ISBN 978-4-08-874761-3)
- 巻五十七〝頂上決戦〟(2010年3月発行、ISBN 978-4-08-870010-6)
- 巻五十八「この時代の名を〝白ひげ〟と呼ぶ」(2010年6月発行、ISBN 978-4-08-870045-8)
- 巻五十九〝ポートガス・D・エース死す〟(2010年8月発行、ISBN 978-4-08-870083-0)
- 巻六十〝弟よ〟(2010年11月発行、ISBN 978-4-08-870125-7)
- 巻六十一〝ROMANCE DAWN for the new world〟-新しい世界への冒険の夜明け- (2011年2月4日発売、ISBN 978-4-08-870175-2)
- 巻六十二〝魚人島の冒険〟(2011年5月2日発売、ISBN 978-4-08-870217-9)
- 巻六十三〝オトヒメとタイガー〟(2011年8月4日発売、ISBN 978-4-08-870270-4)
- 巻六十四〝10万vs.10〟(2011年11月4日発売、ISBN 978-4-08-870301-5)
- 巻六十五〝ゼロに〟(2012年2月3日発売、ISBN 978-4-08-870367-1)
- 巻六十六〝タイヨウへと続く道〟(2012年5月2日発売、ISBN 978-4-08-870416-6)
- 巻六十七〝COOL FIGHT〟(2012年8月3日発売、ISBN 978-4-08-870476-0)
- 巻六十八〝海賊同盟〟(2012年11月2日発売、ISBN 978-4-08-870531-6)
- 巻六十九〝SAD〟(2013年3月4日発売、ISBN 978-4-08-870614-6)
- 巻七十〝ドフラミンゴ現る〟(2013年6月4日発売、ISBN 978-4-08-870660-3)
- 巻七十一〝曲者達のコロシアム〟(2013年8月2日発売、ISBN 978-4-08-870781-5)
- 非売品
- 巻零〝STRONG WORLD〟(2009年12月12日発行、映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」特典)
- 巻千〝Z〟(2012年12月15日発行、映画「ONE PIECE FILM Z」特典)
総集編
- THE FIRST LOG(2005年3月発行、ISBN 978-4-08-111020-9)
- THE 2ND LOG "SANJI"(2005年11月発行、ISBN 978-4-08-111021-6)
- THE 3RD LOG "NAMI"(2005年12月発行、ISBN 978-4-08-111022-3)
- THE 4TH LOG "GRAND LINE"(2006年1月発行、ISBN 978-4-08-111023-0)
- THE 5TH LOG "CHOPPER"(2006年2月発行、ISBN 978-4-08-111024-7)
- THE 6TH LOG "ARABASTA"(2006年3月発行、ISBN 978-4-08-111025-4)
- THE 7TH LOG "VIVI"(2006年4月発行、ISBN 978-4-08-111026-1)
- THE 8TH LOG "SKYPIEA"(2008年4月発行、ISBN 978-4-08-111027-8)
- THE 9TH LOG "GOD"(2008年5月発行、ISBN 978-4-08-111028-5)
- THE 10TH LOG "BELL"(2008年6月発行、ISBN 978-4-08-111029-2)
- THE 11TH LOG "WATER SEVEN"(2009年4月発行、ISBN 978-4-08-111009-4)
- THE 12TH LOG "ROCKET MAN"(2009年5月発行、ISBN 978-4-08-111010-0)
- THE 13TH LOG "NICO ROBIN"(2009年7月発行、ISBN 978-4-08-111011-7)
- THE 14TH LOG "FRANKY"(2009年8月発行、ISBN 978-4-08-111012-4)
- THE 15TH LOG "THRILLER BARK"(2011年2月発行、ISBN 978-4-08-111033-9)
- THE 16TH LOG "BROOK"(2011年2月発行、ISBN 978-4-08-111035-3)
- THE 17TH LOG "SABÃODY"(2012年9月14日発売、ISBN 978-4-08-111052-0)
- THE 18TH LOG "IMPEL DOWN"(2012年10月12日発売、ISBN 978-4-08-111053-7)
- THE 19TH LOG "MARINEFORD"(2012年11月9日発売、ISBN 978-4-08-111054-4)
- THE 20TH LOG "ACE"(2012年12月14日発売、ISBN 978-4-08-111055-1)
- EXTRA LOG 1 "STRONG WORLD"(2012年12月4日発売、ISBN 978-4-08-111061-2)
データブック
- ONE PIECE RED GRAND CHARACTERS(2002年1月5日発売、ISBN 978-4-08-873211-4)
- ONE PIECE BLUE GRAND DATA FILE(2002年8月2日発売、ISBN 978-4-08-873358-6)
- ONE PIECE YELLOW GRAND ELEMENTS(2007年4月2日発売、ISBN 978-4-08-874098-0)
- ONE PIECE GREEN SECRET PIECES(2010年11月4日発売、ISBN 978-4-08-874848-1)
- ONE PIECE BLUE DEEP CHARACTERS WORLD(2012年3月2日発売、ISBN 978-4-08-870445-6)
画集
- ONE PIECE 尾田栄一郎画集 COLOR WALK(2001年7月発行、ISBN 978-4-08-859217-6)
- ONE PIECE 尾田栄一郎画集 COLOR WALK 2(2003年11月発行、ISBN 978-4-08-859376-0)
- ONE PIECE 尾田栄一郎画集 COLOR WALK 3 LION(2006年1月発行、ISBN 978-4-08-859538-2)
- ONE PIECE 尾田栄一郎画集 COLOR WALK 4 EAGLE(2010年3月発行、ISBN 978-4-08-782267-0)
- ONE PIECE 尾田栄一郎画集 COLOR WALK 5 SHARK(2010年12月発行、ISBN 978-4-08-782356-1)
- ONE PIECE FILM STRONG WORLD EIICHIRO ODA ARTBOOK(2009年12月発行、ISBN 978-4-08-782251-9)
その他関連書籍
- ONE PIECE 海賊キャラ弁当BOOK(2011年9月12日発売、ISBN 978-4-08-102129-1)
- ONE PIECE PIRATE RECIPES 海の一流料理人 サンジの満腹ごはん(2012年11月28日発売、ISBN 978-4-08-780658-8)
- ONE PIECE Portrait.Of.Pirates 公式ガイドブック POPs!(2012年12月20日発売、ISBN 978-4-08-782459-9)
コミックスのコーナー
SBS
単行本の空きページに掲載されている、読者からの質問に作者が回答していくコーナー。「(S)質問を(B)募集(S)するのだ」の略。
本編では語られていない作中のキャラクターや、世界観の裏設定が明らかにされるなど、人気の高いコーナー。時には、読者によってここで作られた設定が、作者の了承を経て公式設定になることもある(登場人物の誕生日など)。次第に読者が勝手にコーナーの開始宣言をしてしまう等、作者が読者に弄ばれるような内容が毎回盛り込まれるようになり、現在ではそれが半ば当然のことになっている。題字は巻ごとに差し替えられ、本編に登場したキャラクターにちなんだものになっている。また、最近では読者から送られたものを使用している。まれに読者からゲームやクイズが送られてくることがある。
52巻から64巻まで(56巻・59巻・62巻・63巻はお休み)、アニメで麦わらの一味を演じる声優達への質問コーナーが設けられた。
ウソップギャラリー海賊団
読者から送られてきたイラストを掲載するコーナー。その巻で一番良かった作品は大賞とされ、送り主には作者のサイン色紙が贈られる。審査の良し悪しは、上手さではなく心意気だという。毎巻作者・コミックス担当者・ウソップ委員長の3人で選考して選ばれる。過去に掲載された読者の作品でも、気に入れば何度でも載せるが、大賞を2度あげることはしない。また、大賞に便乗するイラストを送ってくる者も多い。作品の一つ一つには必ずウソップがコメントを入れている。最後はジャンプ編集部と東映アニメーションの宛先が書かれたイラストで締める。
タイトルは巻によって変わっている場合がある。大概は巻末に収録されているが、SBSの場所に設けられる事もしばしばある[注 1]。46巻ではサウザンドサニー号の内部公開により休載した。漫画家の藤原ゆかは6巻の本コーナーで大賞を受賞しており、ウソップから「OH YEAH!!大賞もってけ!!」とコメントされた。
2012年12月から2013年2月にかけて、「ウソップギャラリー海賊団WEB出張版」がニコニコ静画で開催された。
メディア展開
テレビアニメ
1999年10月より放送が開始されている。制作は東映アニメーション。
東映の制作したアニメ作品の中では最も長く続いている作品となっている。放送時間は水曜19時、日曜19時台、日曜9時台後半と何度か変更されている。現在でも10%前後の視聴率を保っており、朝のアニメ番組の中では非常に高い部類である。2002年第1回東京国際アニメフェア(新世紀東京国際アニメフェア21)において東京アニメアワードのテレビ番組部門優秀作品賞を受賞した。
テレビアニメ化以前に「ジャンプスーパーアニメツアー'98」において上映された作品については『ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック』を、「ジャンプスーパーアニメツアー08」において上映された作品については『ONE PIECE ロマンス ドーン ストーリー』を参照。
映画
2000年から2002年までは東映アニメフェアの中のメイン作品として上映。2003年からは単独上映されている。
劇場版第2作『ONE PIECE ねじまき島の冒険』は、東映まんがまつり・東映アニメフェア歴代最高額となる興行収入30億円を記録した。興行ランキングでは、同日に公開された『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』を抜いて初登場1位に輝いている。2001年年間邦画興行成績ランキングでは5位となり、第1作の『ONE PIECE』に引き続き、2年連続で年間邦画興行成績ランキングトップ5入りを果たした。また、第1作と第2作がそれぞれゴールデングロス賞優秀銀賞を受賞した。
劇場版第9作『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』が、2009年第32回日本アカデミー賞において優秀アニメーション作品賞を受賞した(『ジャンプ』作品としては初受賞)。
劇場版第10作目『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は、映画ストーリー・コスチューム&クリーチャーデザイン・製作総指揮を原作者尾田栄一郎が務めた。全国188館で公開され、前売り券販売枚数36万3532枚&初日興行収入5億5300万円の東映史上最高記録(当時)を樹立し、初動(公開週末)興行収入は10億3800万円を突破、スクリーンアベレージは552万円の日本記録を樹立する大ヒットスタートとなった。最終累計興行収入は、2010年上半期邦画興行成績ランキング第1位、2010年年間邦画興行成績ランキング第4位となる48億円を記録し、当時の劇場版シリーズ最高記録となった。
劇場版第12作目『ONE PIECE FILM Z』は、原作者の尾田が総合プロデューサーとして2作振りに製作に参加。前売り券販売枚数は『STRONG WORLD』を上回る65万枚を突破。全国300館で公開され、初週興行収入は歴代2位の13億7205万円、初週動員数は21世紀邦画最高記録となる114万81人を記録した。最終興行収入は、2013年上半期邦画興行成績ランキング第1位となる68.5憶円を記録。『STRONG WORLD』の劇場版シリーズ最高記録を更新、さらに2000年以降の東映の歴代興行収入では最高記録となった。
小説
集英社「ジャンプ ジェイ ブックス」より発売されている、アニメオリジナルストーリーや劇場版のノベライズ作品。著者はすべて浜崎達也。一部は児童文学レーベル「集英社みらい文庫」でも刊行されている。
タイトル | 発売年 | ISBN | |
---|---|---|---|
1 | ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック | 1999年 | ISBN 4-08-703084-9 |
2 | ONE PIECE ローグタウン編 | 2000年 | ISBN 4-08-703096-2 |
3 | ONE PIECE ねじまき島の冒険 | 2001年 | ISBN 4-08-703102-0 |
4 | ONE PIECE 千年竜伝説 | 2001年 | ISBN 4-08-703107-1 |
5 | ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国 | 2002年 | ISBN 4-08-703110-1 |
6 | ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険 | 2003年 | ISBN 4-08-703124-1 |
7 | ONE PIECE 呪われた聖剣 | 2004年 | ISBN 4-08-703137-3 |
8 | ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島 | 2005年 | ISBN 4-08-703153-5 |
9 | ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵 | 2006年 | ISBN 4-08-703168-3 |
10 | ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち | 2007年 | ISBN 978-4-08-703178-2 |
11 | ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜 | 2008年 | ISBN 978-4-08-703190-4 |
12 | ONE PIECE FILM STRONG WORLD | 2009年 | ISBN 978-4-08-703219-2 |
13 | 劇場版ONE PIECE 麦わらチェイス | 2011年 | ISBN 978-4-08-703241-3 |
14 | ONE PIECE FILM Z | 2012年 | ISBN 978-4-08-703285-7 |
ゲーム
ゲームソフト
発売年 | タイトル | ジャンル | 機種 | 発売元 |
---|---|---|---|---|
2000年 | ONE PIECE 〜めざせ海賊王!〜 | シミュレーション | ワンダースワン | バンダイ |
2001年 | ONE PIECE グランドバトル! | 対戦アクション | PlayStation | |
ONE PIECE 〜夢のルフィ海賊団誕生!〜 | RPG | ゲームボーイ | バンプレスト | |
ONE PIECE とびだせ海賊団! | RPG | PlayStation | バンダイ | |
ONE PIECE 〜虹の島伝説〜 | アクションRPG | ワンダースワン | ||
2002年 | ONE PIECE 〜トレジャーウォーズ〜 | ボードゲーム | ワンダースワン | |
ONE PIECE グランドバトル! 2 | 対戦アクション | PlayStation | ||
ONE PIECE 幻のグランドライン冒険記! | RPG | ゲームボーイ | バンプレスト | |
ONE PIECE グランドバトル スワンコロシアム | 対戦アクション | ワンダースワン | バンダイ | |
ONE PIECE トレジャーバトル! | 対戦アクション | ニンテンドーゲームキューブ | ||
ONE PIECE ナナツ島の大秘宝 | アクションRPG | ゲームボーイアドバンス | バンプレスト | |
ONE PIECE トレジャーウォーズ2 バギーランドへようこそ | ボードゲーム | ワンダースワン | バンダイ | |
2003年 | ONE PIECE めざせ! キングオブベリー | パーティゲーム | ゲームボーイアドバンス | バンプレスト |
ONE PIECE オーシャンズドリーム! | RPG | PlayStation | バンダイ | |
ONE PIECE チョッパーの大冒険 | アクションRPG | ワンダースワン | ||
ONE PIECE グランドバトル! 3 | 対戦アクション | PlayStation 2 ニンテンドーゲームキューブ | ||
2004年 | ONE PIECE ゴーイングベースボール | スポーツ | ゲームボーイアドバンス | |
ONE PIECE ランドランド! | アクション | PlayStation 2 | ||
2005年 | ONE PIECE グラバト! RUSH | 対戦アクション | PlayStation 2 ニンテンドーゲームキューブ | |
ONE PIECE ドラゴンドリーム! | アクションRPG | ゲームボーイアドバンス | ||
Fighting For ONE PIECE | 対戦アクション | PlayStation 2 | ||
ONE PIECE パイレーツカーニバル | パーティゲーム | PlayStation 2 ニンテンドーゲームキューブ | ||
2007年 | ONE PIECE アンリミテッドアドベンチャー | アクションアドベンチャー | Wii | バンダイナムコゲームス |
ONE PIECE ギアスピリット | 対戦アクション | ニンテンドーDS | ||
2008年 | ONE PIECE アンリミテッドクルーズ エピソード1 -波に揺れる秘宝- | アクションアドベンチャー | Wii | |
2009年 | ONE PIECE アンリミテッドクルーズ エピソード2 -目覚める勇者- | アクションアドベンチャー | Wii | |
2010年 | ONE PIECE ギガントバトル! | 対戦アクション | ニンテンドーDS | |
2011年 | ONE PIECE アンリミテッドクルーズ スペシャル | アクションアドベンチャー | ニンテンドー3DS | |
ONE PIECE ギガントバトル! 2 新世界 | 対戦アクション | ニンテンドーDS | ||
2012年 | ワンピース 海賊無双 | アクション | PlayStation 3 | |
ワンピース ROMANCE DAWN 冒険の夜明け | アクションRPG | PlayStation Portable ニンテンドー3DS | ||
2013年 | ワンピース 海賊無双2 | アクション | PlayStation 3 PlayStation Vita | |
ONE PIECE アンリミテッドワールド レッド | アクションアドベンチャー | ニンテンドー3DS |
ゲームアプリ
発売年 | タイトル | ジャンル | 発売元 |
---|---|---|---|
2005年 | ONE PIECE モバイルジャック | 複合ゲームサイト | バンダイネットワークス |
2011年 | ONE PIECE ARカードダス | ARカードダス | バンダイ |
2012年 | ONE PIECE グランドコレクション | ソーシャルゲーム | バンダイナムコゲームス |
2013年 | ONE PIECE アドベンチャーログ |
アーケードゲーム
発売年 | タイトル | ジャンル | 発売元 |
---|---|---|---|
2008年 | ワンピーベリーマッチ | データカードダス | バンダイ |
キャラメダルアイランド ONE PIECE 仲間を助けろ! Dr.チョッパー | 子ども向けコインゲーム | バンダイナムコゲームス | |
2009年 | ワンピーベリーマッチダブル | データカードダス | バンダイ |
2011年 | ワンピーベリーマッチアイシー! | データカードダス | |
2012年 | ワンピートレジャーワールド | データカードダス |
番外編
記録
漫画
コミックス初版発行部数 | |
---|---|
24巻 | 252万部 |
25巻 | 254万部 |
26巻 | 260万部 |
27巻、55巻 | 263万部 |
56巻 | 285万部 |
57巻 | 300万部 |
58巻 | 310万部 |
59巻 | 320万部 |
60巻 | 340万部 |
61巻、62巻 | 380万部 |
63巻 | 390万部 |
64巻 - 66巻、68巻 - 71巻 | 400万部 |
67巻 | 405万部 |
コミックス初動週間売上 | |
53巻 | 119.4万部(実質4日間) |
56巻 | 136.4万部(実質3日間) |
57巻 | 169.1万部(実質4日間) |
59巻 | 185.3万部(実質5日間) |
60巻 | 209.4万部(実質4日間) |
63巻 | 211.9万部(実質4日間) |
66巻 | 227.5万部(実質5日間) |
- コミックスは2002年に24巻が初版252万部を記録し、初版発行部数コミック最高記録を更新すると(『SLAM DUNK』21 - 23巻の初版250万部を上回った)、25巻が初版254万部、26巻が国内出版史上最高となる初版260万部、27巻が初版263万部と、次々と自身の持つ最高記録を更新した。さらに2009年に55巻が27巻と並ぶ初版263万部を記録。次の56巻が初版285万部で自身の最高記録を再び更新し、57巻が国内出版史上最高となる初版300万部を記録する(それまでの最高は本作27巻を抜いて1位となった『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の初版290万部)。以後も次々と自身の持つ初版発行部数国内出版史上最高記録を更新し続けている。
- 国内累計発行部数は2億9000万部を超え(70巻時点)、『ドラゴンボール』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『SLAM DUNK』などを抜いて「日本一売れている漫画」となっている。また、史上最速1億冊突破【7年・36巻】も達成している。
- 53巻の初動週間売上は119.4万部を記録。これは『ハリー・ポッターと死の秘宝』の119.0万部を上回り、オリコン「週間本ランキング」歴代最高の初動週間売上となった。それ以降も次々と初動週間売上歴代最高記録を更新している。また、61巻は「週間本ランキング」史上最速となる3日での200万部突破(208.6万部)を達成している。
- 年間漫画売り上げランキングでは、連載開始から2年目(1999年)という異例の速さで1位を獲得すると、そこから史上最多となる6年連続1位の快挙を果たす。2005年では2位に、2006年では3位に落ちたものの、2007年以降再び1位に返り咲いている。
- コミックスの全巻セットをまとめて購入できるネット書店「漫画全巻ドットコム」では、2009年から4年連続で売上1位を獲得している。
- 『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』の大ヒットを受け、2009年12月21日のオリコン「週間本ランキング」のコミック部門で、既存56巻が上位200位以内に全巻ランクインする前代未聞の快挙を果たした。これはランキング上位200位の1/4以上を同単行本が占めた事になる。57巻が発売された2010年3月15日のオリコン「週間本ランキング」のコミック部門でも、再び上位200位以内に全巻ランクインした。
- ジャンプ本誌では、連載1話目からアンケート1位を獲り、人気投票では連載開始から不動の1位となっている。35周年記念・40周年記念・2000号突破記念号時には巻頭カラーを飾った。
アニメ関連
- 2010年9月6日のオリコン「週間DVD・BDランキング」で、DVDは『ONE PIECE FILM STRONG DVD 10th Anniversary LIMITED EDITION(完全初回限定生産)』が12.1万枚、通常版が3.5万枚を売り上げ、総合1位・2位を独占した。同一作品の1位・2位独占は『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション』(2月)以来となった。Blu-rayは同時発売された『ONE PIECE FILM STRONG Blu-ray 10th Anniversary LIMITED EDITION(完全初回限定生産版)』が6.3万枚で1位、通常版が1万枚で5位を獲得した。この記録は発売元のポニーキャニオンが2000年に発売した大ヒットホラー映画『シックス・センス』の初動売上10万663枚を上回る、同社発売元DVDの歴代最高記録となった。DVD&Blu-rayの合計初動売上は22.9万枚を記録した事になる。
- 発売2週目にはDVD(完全初回限定生産版)が2.6万枚、通常版が1.7万枚を売り上げ、1位・2位を独占。Blu-ray(完全初回限定生産版)も1位を獲得した。同一作品のDVD総合ランキング2週連続1位・2位独占とDVD&Blu-rayの両総合ランキング2週連続1位は、アニメ作品史上初の快挙となった。
- DVD『ONE PIECE Log Collection "FRANKY"』・『"THRILLER BARK"』が2012年9月3日のオリコン「DVDディリーランキング」総合部門1位・2位を獲得した。同一TVアニメシリーズ作品による週間DVDランキングの総合部門1位・2位独占は、1999年4月の『機動戦艦ナデシコ』以来13年4ヵ月ぶり、史上2回目の快挙となった。
- 2013年7月8日のオリコン「週間DVD・BDランキング」で、DVD『ONE PIECE FILM Z DVD GREATEST ARMORED EDITION(完全初回限定生産)』とBlu-ray『ONE PIECE FILM Z Blu-ray GREATEST ARMORED EDITION(完全初回限定生産)』がそれぞれ1位を獲得し、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』以来2度目のDVD&BD同時制覇を達成した。劇場版アニメ作品による2度目の2冠は史上初の快挙となった。
- 初代オープニングテーマ『ウィーアー!』が、2000年第5回アニメーション神戸賞においてAM神戸賞(主題歌賞)を受賞した。
- アニメの歴代オープニング・エンディング楽曲の中から28曲を収録したベストアルバム『ONE PIECE SUPER BEST』が、2008年第22回日本ゴールドディスク大賞においてアニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
- 2010年3月29日のオリコン「週間アルバムランキング」で、放送10周年記念コレクションアルバム『ONE PIECE MEMORIAL BEST』が8.2万枚を売り上げ初登場第1位を獲得し、発売3ヶ月で30万枚を売り上げた。日本レコード協会からプラチナディスクに認定され、2011年第25回日本ゴールドディスク大賞においてアニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
ゲーム・その他
- 2002年発売の『From TV animation ONE PIECE グランドバトル!2』(プレイステーション)は初動売上24.7万本を記録し、週間ランキング初登場第1位を獲得し、『ポケットモンスターシリーズ』・『マリオシリーズ』の新作と重なった2002年年間ゲームソフト販売本数ランキングでTOP10入りを果たした。また、PlayStation Awards2002にて、『グランドバトル!』『グランドバトル!2』の2作品がゴールドプライズ賞を受賞した。『グランドバトル!』シリーズは1シリーズあたり60万本以上を売り上げている。
- 2009年発売の『ONE PIECE アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者』(Wii)は35万本を出荷して、Wiiの「みんなのおすすめセレクション」ゴールドランクに認定された。
- 2011年発売の『ONE PIECE アンリミテッドクルーズ スペシャル』(ニンテンドー3DS)は初動売上8万本を記録し、ニンテンドー3DS用ソフトとしては初となる週間ランキング1位を獲得した。
- 2012年発売の『ワンピース 海賊無双』(プレイステーション3)は発売初日に『ONE PIECE』歴代ゲームシリーズ最高記録となる出荷本数65万本を突破し、累計出荷本数は全世界で120万本を記録した。また、日本ゲーム大賞2012において優秀賞、PlayStation Awards2012においてゴールドプライズ賞を受賞した。
- 2012年1月17日からmobageで配信されたソーシャルゲーム『ONE PIECE グランドコレクション』の登録者数が、サービス開始からわずか4日で100万人を突破した。5カ月後の2012年6月には登録者数が400万人を突破した。
- フィギュア『P.O.P STRONG EDITION』は、12種類の累計売り上げが40万個以上を記録した。
- 『ONE PIECE LOGBOX』が、日本おもちゃ大賞2011においてキャラクター・トイ部門大賞を受賞した。
- DVD『ONE PIECE Log Collection "EAST BLUE"』・『"SANJI"』が2010年7月22日のオリコン「DVDディリーランキング」アニメ部門で総合部門1位・2位を獲得した事で、コミックス(2010年6月4日オリコンコミックスランキング1位)・映画(公開初週映画観客動員ランキング1位)・CD(2010年3月29日オリコンアルバムウイークリーランキング1位)と関連商品の首位4冠という史上初の快挙を果たした。
- さらにDVD『ONE PIECE FILM STRONG WORLD DVD 10th Anniversary LIMITED EDITION(完全初回限定生産版)』がオリコン「週間DVDランキング」で1位、同作Blu-rayがオリコン「週間Blu-rayランキング」で1位を獲得した事で、コミックス・映画・DVD・Blu-ray・CDの「週間ランキング」首位5冠を達成。
- ゲームソフト『ワンピース ギガントバトル!』(ニンテンドーDS)が初動売上13万本を記録して「ゲームソフト週間販売数ランキング」で1位を獲得した事で、コミックス・映画・DVD・Blu-ray・CD・ゲームの「週間ランキング」首位6冠を達成した。
- 2010年、キャラクター・データバンクが主催する、一般投票・選定委員による投票によってその年の国内最高のライセンスブランド・キャラクターを決める「ライセンシング・オブ・ザ・イヤー」において、長年の人気に加えて、劇場版の大ヒット・アニメの高視聴率・関連商品の販売好調などの大きなムーブメントが評価され、「ライセンシング・オブ・ザ・イヤー グランプリ」を受賞した。これは前年の『ポケットモンスター』に続く、アニメでもお馴染みの作品が選ばれた形となっている。
- 2011年には、キャラクター・ライセンス賞とプロモーション・ライセンシー賞を受賞、2012年には2度目のグランプリを受賞している。
人気
- 「MYDIRECTORY」が19歳以下 - 60歳以上の男女80728人からアンケートを採った「好きな漫画は?」では、男性部門1位・女性部門2位・総合1位を獲得した。また、週刊プレイボーイ増刊『漫'sプレイボーイ』のコーナー“男による男のための2000人大アンケート”でも1位を獲得した。
- ネットリサーチ「DIMSDRIVE」が全国の老若男女6399人からアンケートを採った「あなたがこれまでに読んだ漫画本(コミック)の中で、『泣ける漫画』は何ですか?」では、男性部門1位・女性部門1位・総合1位に輝き、オリコンでも「今までで最も感動した漫画は?」というアンケートを実施したところ、男性部門2位・女性部門1位・総合1位に輝いた。
- オリコンの「最も友達になりたいテレビアニメのキャラは?」では、1位の「ドラえもん」に次ぎ、2位に「モンキー・D・ルフィ」、5位に「トニートニー・チョッパー」がランクインし、同じくオリコンの「漫画の"名脇役"ランキング」では、2位に「ロロノア・ゾロ」、5位に「トニートニー・チョッパー」がランクインした。どちらもトップ5に同作から2キャラクターランクインしたのは『ONE PIECE』のみとなっている。
- TSUTAYA onlineが行った「子供に観せたいアニメ映画ランキング」で、『ONE PIECE』の劇場版シリーズが7位にランクインした。
- 「全巻読破.COM」が発表した2011-2012年版世代別人気コミックランキングでは、10代から50代までの男女全ての年代で1位を獲得した。
- 大手ポータルサイトYahoo! JAPANの検索ワードランキングでは、エンタメランキングのゲーム・アニメ部門にて2010年から3年連続1位を達成している。
日本国外
- 本作の翻訳刊行版は世界30カ国以上での出版がなされ、40カ国以上でアニメが放送されている。アジア・ヨーロッパでの人気が特に高い。
- ヨーロッパにおける日本漫画の年間累計販売数ランキングで第2位となった。
- ドイツで開催されたフランクフルト・ブックフェアにおいてソンダーマン読者賞の国際マンガ部門ベスト漫画賞を2005年・2008年・2009年と3度の受賞を果たした。
- フランスで開催された第32回パリ・ブックフェアにおいて第19回アニメ&マンガ大賞(Anime & Manga 19th Grand Prix)のアニメ部門「最優秀クラシックシリーズ賞」とマンガ部門「最優秀少年マンガ賞」を受賞した。2013年、パリ水族館で『ONE PIECE』の展示会が開催され、水族館の公式サイトではフランスで最も売り上げの高い文化財と紹介された。
- アニメーション映画祭としては世界最大規模を誇るフランスの2010年アヌシー国際アニメーション映画祭において長編作品部門に日本から『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』と『サマーウォーズ』の2作品がノミネートされた。また、カナダの2010年オタワ国際アニメーションフェスティバルにおいて長編作品部門に日本から『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』と『緑子』の2作品がノミネートされた。『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は日本のエンタテイメント作品としては異例となる連続出品を果たした。また、2010年第12回スペイン・バルセロナアジア映画祭において観客賞(オーディエンスアワード)を受賞した。
- イタリア・セリエA所属のバレーボールチーム『パッラヴォーロ・モデナ』のリベロ用のユニフォームのデザインに採用された。
- アメリカのホームメディアマガジンが主催する第5回TVDVDアワードの海外作品部門にノミネートされた。
- 中国インターネット最大のポータルサイト騰訊(テンセント)のアニメ・漫画チャンネルで「中国の若い世代、必読の漫画」として日本の漫画を中心に10タイトルが紹介され、『ONE PIECE』は第1位で紹介された。
- 2011年5月15日より中国浙江省の新聞『銭江晩報』での連載も始まった。作者である尾田栄一郎の意向で第1話からの連載開始となり、毎週日曜日に「漫画周刊」というコーナーで1話ずつ掲載される。なお、新聞連載での名称は、『海賊王』から『航海王』に変更されている。
受賞歴
- 第5回アニメーション神戸賞
- AM神戸賞(主題歌賞):『ウィーアー!』
- ゴールデングロス賞
- 第18回 - 優秀銀賞:『ONE PIECE』
- 第19回 - 優秀銀賞:『ONE PIECE ねじまき島の冒険』
- 第28回 - 優秀銀賞:『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』
- 第1回東京アニメアワード
- PlayStation Awards
- 2002 - ゴールドプライズ賞:『ONE PIECE グランドバトル!』『ONE PIECE グランドバトル!2』
- 2012 - ゴールドプライズ賞:『ワンピース 海賊無双』
- ドイツ・ソンダーマン読者賞
- 国際マンガ部門 ベスト漫画賞:『ONE PIECE』(尾田栄一郎)(2005年・2008年・2009年)
- 日本のメディア芸術100選
- マンガ部門:『ONE PIECE』(尾田栄一郎)
- 日本ゴールドディスク大賞
- 第22回 - アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー:『ONE PIECE SUPER BEST』
- 第25回 - アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー:『ONE PIECE MEMORIAL BEST』
- 日本アカデミー賞
- 第32回 - 優秀アニメーション作品賞:『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』
- 第34回 - 優秀アニメーション作品賞:『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』
- 第36回 - 優秀アニメーション作品賞:『ONE PIECE FILM Z』
- 第12回スペイン・バルセロナアジア映画祭
- 観客賞(オーディエンスアワード):『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』
- ライセンシング・オブ・ザ・イヤー
- グランプリ:『ONE PIECE』(2010年・2012年)
- キャラクター・ライセンス賞:『ONE PIECE』(2011年)
- プロモーション・ライセンシー賞:『ONE PIECE サウザンド・セレナ号』(2011年)
- 日本おもちゃ大賞2011
- キャラクター・トイ部門大賞:『ONE PIECE LOGBOX』
- 第10回モバイル広告大賞
- マーケティング部門 入賞:『ローソンARG ワンピース スタンプラリーアプリ』
- 第9回東京インタラクティブアドアワード
- アプリケーション部門 モバイルアプリケーション 入賞:『ローソンARG ワンピース スタンプラリーアプリ』
- 第19回アニメ&マンガ大賞(Anime & Manga 19th Grand Prix)
- アニメ部門 最優秀クラシックシリーズ賞・マンガ部門 最優秀少年マンガ賞:『ONE PIECE』
- 第41回日本漫画家協会賞
- 大賞:『ONE PIECE』(尾田栄一郎)
- 第65回映像技術奨励賞
- アニメーション部門:『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』
- 日本ゲーム大賞2012
- 優秀賞:『ワンピース 海賊無双』
- 第31回ディスプレイ産業賞
- ディスプレイ産業奨励賞:『尾田栄一郎監修 ONE PIECE展〜原画×映像×体感のワンピース』
- GyaO!ストア アワード 2012
- 総合売上部門・アニメ部門:『ONE PIECE』
- アジア・テレビジョン・アワード2012
- アニメ部門 奨励賞:『ONE PIECE』(東映アニメーション)
- 日本商品化権協会賞2012
- 『ONE PIECE』(東映アニメーション)
イベント・企画
- ONE PIECE グランドラインの冒険
- 2002年に東京・サンリオピューロランドで上映された初のフルCGアニメ。
- ONE PIECE お台場の冒険
- 劇場版第4作『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』の公開を記念し、お台場で開催された期間限定アトラクション。また、埼京線に『ONE PIECE』でラッピングされた『ONE PIECEトレイン』が登場し、都営地下鉄で『都営地下鉄 ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険 スタンプラリー』が開催された。
- ONE PIECE お台場の迷宮
- 劇場版第5作『ONE PIECE 呪われた聖剣』の公開を記念し、お台場で開催された期間限定アトラクション。また、2003年から2005年にかけてお台場冒険王に実物大のゴーイングメリー号が登場した。
- ワンピース渋谷ジャック
- 2005年、コミック累計1億冊突破を記念し、渋谷をポスター等で『ONE PIECE』一色にしたイベント。累計2億冊を突破した2011年にも行われた。
- ONE PIECE スペースランドの冒険
- 劇場版第6作『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』の公開を記念し、福岡・スペースワールドで期間限定で登場したアトラクション。同年品川ステラボールで『ONE PIECEクリスマスパーティ』が開催された。
- ONE PIECE 迷路島の大冒険
- 2006年、品川プリンスホテルで開催された期間限定アトラクション。
- 麦わらの一味日本上陸 鎌倉ジャック
- 連載10周年を記念し、2007年夏に神奈川県鎌倉市で開催されたイベント。由比ケ浜に『ONE PIECE BEACH HOUSE』が期間限定で出店し、鶴岡八幡宮など鎌倉の名所を回るスタンプラリーが行われたほか、『ONE PIECE』キャラクターでラッピングされた江ノ電を走らせた。
- 神保町 ONE PIECE カーニバル
- 2010年7月17日から8月1日の期間、ワンピースが神保町をジャックしたイベント。この期間中、「神保町シアター」で歴代の劇場版シリーズと共に『ONE PIECE FILM STRONG WORLD EPISODE:0』が上映された。
- ワンピースレストラン〜ゴーイング・メリー号〜
- 2010年12月11日から2011年5月31日の期間限定で、銀座めざマルシェにて、ワンピース公式レストランがオープンした。5つの時間帯に分けて営業する110分予約入替制で、総勢5万人以上の来客を集めた。
- ONE PIECE サウザンドサニー号クルーズ in ハウステンボス
- 2011年3月、長崎・ハウステンボスに全長40mに及ぶ実物大のサウザンドサニー号が登場。園内にはレストランやグッズショップなども展開されている。2012年3月には新世界編仕様にリニューアルされている。乗船者数は70万人を突破している。
- ONE PIECE ドームツアー
- 2011年3月から2012年2月にかけて、全国5カ所のドーム球場(大阪・東京・札幌・福岡・名古屋)で開催されたドーム全体を『ONE PIECE』一色としたテーマパーク型イベント。
- ワンピースアスレチック あつまれサウザンド・サニー号に!
- 2011年7月から8月末に「お台場合衆国2011」で開催された展示イベント。内部がアスレチック仕様となった全長23mのサニー号が登場した。
- ONE PIECE アクアワールド in 横浜・八景島シーパラダイス
- 2011年7月16日から11月6日の期間、横浜・八景島シーパラダイスで開催されたイベント。館内には『ONE PIECE』の世界を再現した『ONE PIECE水槽』などが登場した。
- ONE PIECE 3D 激走!トラップコースター
- 2011年12月より、全国のテーマパークやイベント会場で限定上映されたオリジナルストーリーの3Dシアター。
- ONE PIECE スプリングフェスタ
- 2012年3月17日から7月10日の期間にサンリオピューロランドで開催されたイベント。イベント会場ではハローキティとのコラボグッズの販売などが行われた。同年7月14日から9月2日には「ONE PIECE サマーフェスタ」が開催された。
- ONE PIECE ライドクルーズ 〜FOR THE NEW WORLD〜 in ハウステンボス
- 2012年7月にハウステンボスで誕生した国内初の体験型ライドアトラクション。
- しらほしマーメイドパーク
- 2012年7月から9月に「お台場合衆国2012」で開催された展示イベント。イベント会場には高さ15mのしらほし姫が登場した。
- 麦わらストア in 渋谷PARCO
- 2012年9月に渋谷PARCO part1にオープンした公式グッズショップ。2012年11月から2013年2月には大阪で開催された『ONE PIECE展』に合わせ、会場内に期間限定で出店した。
- イルミネーションアイランド お台場2012 ONE PIECE FILM Z
- 劇場版第12作『ONE PIECE FILM Z』の公開を記念し、2012年11月7日から2013年1月31日の期間にアクアシティお台場で開催されたイルミネーションイベント。会場では『ONE PIECE』をモチーフとしたイルミネーションの点灯やイベント演出、展示やスタンプラリーなどが行われた。
- 池袋ワンピース計画
- 映画『ONE PIECE FILM Z』の公開を記念し、2012年11月23日から2013年1月14日の期間に池袋で開催されたイベント。ナムコ・ナンジャタウンでは期間限定ショップが開かれ、サンシャインシティ周辺でスタンプラリーなどが行われた。
- チョッパー夢のわたあめ王国
- 2013年4月と5月に全国のイオン系ショッピングセンターで開催されたチョッパーをメインとした展示イベント。
- ワンピースレストラン バラティエ
- 2013年6月28日にフジテレビ本社ビル7F屋上庭園にオープンしたエンターテインメントレストラン。作中に登場した「海上レストラン バラティエ」をモチーフにしており、外装はバラティエの船体外観を模したものになっている[1]。
- 倒せシーザー・クラウン!炎と氷の島パンクハザード!!
- 2013年7月13日から9月1日の期間に「お台場合衆国2013」で開催された展示イベント。会場内では限定ショップや軽食コーナーも展開された。
- ONE PIECE THE PLANETARIUM
- 2013年7月13日から11月17日の期間に全国のコニカミノルタプラネタリウムで開催予定のプラネタリウムイベント。原作の名シーンをプラネタリウムの全天周映像で展開される。
ONE PIECE メモリアルログ
2010年春に愛知・ラグナシアで開催された『ONE PIECE』の冒険が追体験できる体験型アトラクション。これが好評となり以後全国各地で開催されている。特に、2010年の長崎・ハウステンボスは1992年の開業以来、初の黒字を達成した。2011年7月から2012年4月には初の海外開催として台湾・九族文化村で開催された。
- 開催地
- ラグーナ蒲郡「ラグナシア」(愛知県蒲郡市) 2010年3月20日 - 6月27日、2011年3月19日 - 9月4日、2012年9月15日 - 2013年3月3日
- お台場合衆国(東京都港区) 2010年7月17日 - 8月31日
- ハウステンボス(長崎県佐世保市) 2010年7月15日 - 10月15日
- 安比高原(岩手県八幡平市) 2010年9月15日 - 26日
- 東一センタービル(宮城県仙台市) 2010年12月23日 - 2011年1月10日
- 九族文化村(台湾・南投県魚池郷) 2011年7月 - 2012年4月、2012年8月 - 2013年6月
- 秋田拠点センターアルヴェ(秋田県秋田市) 2011年8月10日 - 18日
- 横浜ランドマークタワー(神奈川県横浜市) 2011年11月10日 - 12月25日
- NTTクレドホール(広島県広島市) 2011年12月23日 - 2012年1月9日
- ひらかたパーク(大阪府枚方市) 2012年3月7日 - 7月8日
- ルスツリゾート(北海道虻田郡) 2012年7月7日 - 9月9日
- スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)2013年4月27日 - 5月6日
- ニューレオマワールド(香川県丸亀市)2013年6月29日 - 8月27日
ワンピース・プレミア・サマー
大阪・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で夏の期間限定で開催されているイベント。園内には『ONE PIECE』の世界を堪能できる「ワンピースエリア」が展開されている。2011年の初開催以降、年々イベントの規模を拡大し続けており、近年のUSJの入場者数増加に大きく貢献している。
メインイベントのプレミアショーは、2007年夏に初めて開催され、2010年以降は毎年開催されている。毎年違うオリジナルストーリーが展開されており、様々な特殊効果を駆使し迫力あるバトルを表現し、キャラクターのセリフは全てアニメと同じ声優が担当している。
- ワンピース・プレミア・サマー2011
- USJの開業10周年を記念し、2011年7月7日から9月4日の期間に開催された。前年に開催されたプレミアショーに加え、エースと白ひげのモニュメント、サンジの海賊レストラン、アドベンチャーラリーなど多彩なイベントが展開され、オリジナルグッズの販売も実施された。
- ワンピース・プレミア・サマー2012
- 前年の好評を受け、2012年7月7日から9月9日の期間に開催された。原作が新世界編に移行したことを踏まえ、麦わらの一味のイラストを始め、ショーやグッズなどが新世界編仕様にになっている。前年開催され連日満席状態となったサンジの海賊レストランなども引き続き実施された。
- ワンピース・プレミア・サマー2013
- 2013年7月5日から9月8日の期間に開催された。麦わらの一味の宴レストラン、エリアショー「海賊掃討作戦」など新たなイベントが実施された。
ONE PIECE展
2012年、連載15周年を記念し、作者監修のもと行われた初の展覧会。東京で2012年3月から6月まで、大阪で11月から翌2013年2月まで開催された。
会場には数々の名場面の原画、スペシャルムービーの上映、実物大のフィギュアなどが展示された。テーマ曲には作者と親交がある作曲家・中田ヤスタカ書き下ろしの「パノラミック・エクスペリエンス」が起用された。公式サイトでは検定クイズや限定グッズの販売などの連動企画が行われた。東京の総来場者数は90日の期間中で51万人を突破し、同ギャラリーの開館以来、最高の入場者数を記録した。大阪の総来場者数は30万人を突破した。
- 開催地
ワンピース グランドアリーナツアー
2012年8月から全国各地で開催されている東の海から魚人島までの冒険を追体験できる期間限定の大型展示イベント。
- 開催地
- さいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市) 2012年8月9日 - 19日
- アイテムえひめ(愛媛県松山市) 2012年8月22日 - 26日
- サンドーム福井(福井県越前市) 2012年9月22日・23日・29日・30日
- 夢メッセみやぎ(宮城県仙台市) 2012年11月16日 - 18日
- グランメッセ熊本(熊本県上益城郡) 2013年1月1日 - 6日
- 広島サンプラザホール(広島県広島市) 2013年5月3日 - 6日
- 朱鷺メッセ(新潟県新潟市) 2013年7月27日 - 8月4日
- ツインメッセ静岡(静岡県静岡市) 2013年8月10日 - 18日
- コンベックス岡山(岡山県岡山市) 2013年8月28日 - 9月1日
- パシフィコ横浜(神奈川県横浜市) 2013年9月13日 - 9月16日
備考
作者のポリシー
- 男性の一人称には、「オレ」「俺」はほぼ使わず、ひらがなの「おれ」で表記している。
- 作中の群衆シーン、動物、煙、雲、海など「生きて動く物」はアシスタントに任せず、全て尾田自身が描いている。
- ルフィには心理描写が一切無く、思ったことは必ず口に出すようにしている(必ず吹き出しでセリフにしている)。
- 成功も失敗も自分の実力次第という考えで、担当や読者からのアイデアは基本的に受け付けていない。
- 『ONE PIECE』は少年のものであるべきと考え、「作中で恋愛を描かない」「殺人や死亡シーンをなるべく描かない」「戦いの後には仲間たちとの楽しい宴が始まる」といった制約を設けていると語っている。
- 麦わらの一味には「殺す」という言葉を極力使わせないようにしている。「ぶっ飛ばす」や「倒す」などという表現にして、使用するのは極力ギャグの時や敵キャラだけに留めている。理由は作者が連載初期に祖母から「あんまり殺すとか言ってはいかん」と注意されたことと、実際に作者が友人、知り合いの死を経験し、本当に良くない言葉だと思うようになったため。
- ルフィ達のことは「麦わらの一味」という呼称しか使わないと最初から決めている。読者にはルフィ達のことをどう呼んでもらっても構わないとのこと。実際にアニメやゲームなどでは「麦わら海賊団」「ルフィ海賊団」の呼称も使われている。
- 絵を表現手段と考えており、キャラが喋っている時は、必ず口を開けるようにしている。また、絵に対しては「雑でもいいからとにかく伝える」「伝えられなきゃ描く意味がない」という考えを持っている。
- 海賊にありがちな「眼帯の海賊」を登場させていないが、物語の終盤に一度だけ登場するという。
特徴・小ネタ
- 効果音として描き文字の「どん!」「ドドン!」「どーん」などが多用されている。
- 本作のジャンプ本誌でのカラーページの構成は他の作品と異なっており、アラバスタ編以降は漫画部分が描かれず、基本的に扉絵のみがカラーで掲載されている。但し一部番外編においてはカラーで漫画が描かれていた。長期休載を経て連載を再開した2010年44号では3ページにわたってカラーで漫画が描かれた。
- ジャンプ・コミックスでは単行本一冊につき9話収録されるが、本作ではほとんどの巻で一冊につき10話ないし11話収録されている。作者はその理由について「どうしても特定の話まで入れたいというストーリーへのこだわり」ならびに「読者へのサービス」としている。
- 第233話(25巻収録)の扉絵は、漫画仲間しんがぎんへの追悼の意味で絵以外の部分が黒く塗られている。
- 第519話(53巻収録)の扉絵は、絵以外の部分にトーンが貼られている(作者が敬愛している漫画『ドラゴンボール』が全519話であるため)。
- 第569話(58巻収録)のタイトルは雑誌掲載時は〝怪物〟だったが、単行本収録時には〝白い怪物〟に変更された。
- 第572話(58巻収録)〝The Times They Are a-Changin'〟は、単行本収録時には〝The Times They Are a-Changin'—時代は変わる—〟と和訳が追加された。このタイトル名はアメリカの歌手ボブ・ディランの代表曲『時代は変る』からとったもの[2]。
- 作中に隠れキャラクターとして登場しているパンダマンは、作者が『ジャンプ』で一番好きな作品としている漫画『キン肉マン』の超人募集に応募した際に誕生させたキャラクターであり、実際に『キン肉マン 77の謎』に掲載されている。ゲームソフト『キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人』には隠しキャラクターとしてゲスト出演している。
- ジャンプ編集部では、基本的に1作品を1人で担当することが普通だが、本作は仕事量が多すぎるため、2009年頃から連載の編集作業をする漫画担当と、映画・アニメ・イベント・グッズなどの窓口をするメディア担当の二頭体制になっている。
コラボ・パロディ
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とは度々共演している。KAMEDASで漫画家のメッセージにて尾田栄一郎が描いた『両津勘吉』が登場し、メッセージには「この男が海に出たら砲撃してよし」と書かれていた。アニメでも両津とルフィは度々共演している。その際ルフィは主に「両さんもがんばれよ!」と言っている。ちなみに、両津がゴムゴムの実を食べてルフィのようにゴム人間になるエピソードもあり、その回のオープニングでは、両津はルフィの格好をしていた(第333話「ゴムゴムの両さん」)。こち亀30周年企画では427話でのルフィとルッチの戦闘を眺める海軍兵士に混じって両津勘吉が登場。巻末コメントによると、「キャラクターの服にスクリーントーンを貼らないというポリシーを軽く破った」らしい。2011年9月のSMAPSMAPのビストロでもヨーコが両津と共演した。(予定では8月末にこち亀の桃子の回がやる予定だったが白鳥が逮捕された為)両津とは2014年まで対決していた。(再放送の裏で笑っていいとも総集編やっていた為)2014年7月19日はエースが花巻と対決した。(ジョブにエース出た為)
- 『ドラゴンボール』とは、2006年12月25日に発売されたジャンプ本誌に両作品のクロスオーバー作品である『CROSS EPOCH』が掲載された(詳細はCROSS EPOCHの項を参照)。また、週刊少年ジャンプ40周年を記念したスペシャル企画で両作品のコラボグッズが多数発売された。
- 『ヤッターマン』(2作目)第25話「ヤッターアンコウ登場だコロン!」では、大海賊『ウヒィ』というルフィのパロディキャラクターが登場し(今の時代にはもういないという設定になっている)ドクロリングも『ゴムの指輪』になっていた。
- 『トリコ』とは、両作品のクロスオーバー作品『実食! 悪魔の実!!』が週刊少年ジャンプ2011年17号に掲載された。また、2011年と2012年に放送されたコラボアニメで共演し、2011年には両作品のコラボグッズが発売された。
- 『笑う犬の発見』の番組冒頭に、「犬!PIECE」というパロディコーナーが設けられ、主人公のルフィもアニメのまま登場した(コーナー内では原田泰造がウソップ、名倉潤が『ピピプー』という番組オリジナルキャラクター、チョッパーが着ぐるみで登場した)。
- 『脳内エステIQサプリ』のコーナー「IQミラーまちがい7・IQミラーまちがい9」では、アニメとのコラボレーション企画の記念すべき第一弾を飾り、その後も何度もコラボした。
- 『タモリのジャポニカロゴス』では、「もしもルフィが名古屋弁だったら」という企画が行われ、実際に田中真弓が名古屋弁でワンシーンを演じた。
- 『笑っていいとも!増刊号』で、2009年5月3日 - 8月30日までの間、毎週ルフィが冒頭コーナーのナレーションを担当した。
- 『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』では、2010年2月27日に放送されたスペシャル番組「トリビアの泉 へぇへぇの種で大満開 久しぶりにやったらギネスまでとっちゃったよSP」のオープニングで、麦わらの一味と出演者のタモリ・八嶋智人・高橋克実が共演するコラボ企画が行なわれた。これは2年3ヶ月ぶりの放送ということで、トリビアの泉を知らない小さな子供達のために制作されたものである。視聴率は、スペシャル番組としては最高記録となる20.1%を記録した。
- ドラマ『メイちゃんの執事』(第3話)で、シスター・ローズ(堀内敬子)が23巻を探すシーンがあり、東雲メイ(榮倉奈々)が23巻を見つけ、23巻がアップで映し出された。それ以降も漫画好きなシスター・ローズは、数ある漫画の中でも『ONE PIECE』を好んで読んでいるシーンが度々登場する。
- 映画『トリック劇場版2』 で、上田次郎(阿部寛)がCGを使った特撮によって手足が伸び、「ゴムゴムの!!」と言ってパンチで相手を倒すシーンがあった。ちなみに相手も手足が伸び、上田次郎が「悪魔の実か!?」と呟いていた。
- 2010年以降、コカ・コーラ、H.I.S、イオン、シック、アパマンショップ、日本プロ野球、日産、JINS、Domino's Pizza、ペプシコーラ、ハウス食品、ユニクロ、シゲキックス、くら寿司、ラウンドワン、なっちゃん、日本郵便、ケンタッキー、セブン-イレブン、グリコ、パナソニック、ZOZOTOWN、日本生命保険、Axe、リプトン、Jリーグ、明星食品、ディノス、キンレイ、サロモン、学研、オートバックス、ロート製薬、デニーズ、コジマ、男前豆腐店、エディオンなどと様々なコラボキャンペーンが実施された。
- 2012年10月にNTTドコモおよびNECカシオ モバイルコミュニケーションズよりONE PIECEの世界観を再現したスマートフォン「N-02E ONE PIECE」が発表された。2012年12月21日に限定5万台で発売開始。
エピソード
- 『FNS地球特捜隊ダイバスター』の特番として、2006年9月25日に「ダイバスター特別編 ONE PIECEの裏側 本当にちょっとだけ見せますスペシャル」が放送された。本作のスタッフ、アフレコスタジオなどが登場した。
- 2010年10月9日放送『めちゃ×2イケてるッ!SP』では、尾田直筆でメッセージとめちゃイケメンバーを麦わらの一味に見立てたイラストを贈った。
- 2011年2月9日に放送されたNHKの『クローズアップ現代』で、累計発行部数2億冊を突破し、幅広い読者層を持つ『ONE PIECE』の人気の秘密に迫った特集が組まれた。
- 『〜あらゆる世界を見学せよ〜潜入!リアルスコープ』では、2010年6月26日、2011年1月8日、2012年8月25日にアニメの制作現場が、2011年3月19日にはジャンプの製作現場が特集された。
- 2012年4月15日放送の『ほこ×たてSP』で、ペーパーテストを勝ち抜いた『ONE PIECE』マニアvs歴代編集者によるクイズ対決が行われた。対決前には、作者からマニアへ応援のメッセージボードが贈られ、対決後日にはマニアそれぞれにイラスト付き色紙が贈呈された。結果は歴代編集者が僅差で勝利を収めた。2012年11月25日放送の2度目の対決ではマニア軍団が勝利した。
- SMAPの冠番組『SMAP×SMAP』では、番組内の企画で「芸能界ONE PIECE王」を決定する「ONE PIECE名場面クイズ」が開催されている。レギュラーの木村拓哉を始め多くの『ONE PIECE』ファンが参加しており、木村以外ではファンキー加藤(FUNKY MONKEY BABYS)、山里亮太(南海キャンディーズ)、田村裕(麒麟)、皆藤愛子、武蔵、ケンドーコバヤシ、北原里英・指原莉乃・高橋みなみ(AKB48)、三村マサカズ(さまぁ〜ず)、西山茉希、金田哲(はんにゃ)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、有吉弘行、芹那などが出演している。
- 2012年12月から2013年1月に『NOTTV』で放送されたオリジナル番組『ワンピース・サミット』では、津田大介、宮地真緒、柴田英嗣、伊藤正宏、椿姫彩菜、榎本温子、藤森慎吾、小島瑠璃子らが参加した。
- 2007年に発売された『ONE PIECE 10TH TREASURES』には、有野晋哉(よゐこ)、金子貴俊、川嶋あい、児嶋一哉、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、中山雅史、藤原基央・増川弘明・直井由文・升秀夫(BUMP OF CHICKEN)、平原綾香、YASU(D-51)、山里亮太、若槻千夏、鈴木みのる、瀬戸康史、川村ゆきえ、以上『ONE PIECE』ファンである17人の著名人が10周年のお祝いにコメントを寄せている。
- 2007年より土産物として、東京土産『ワンピース人形焼』と全国各地の名物をテーマとした40種類以上のご当地グッズ『ご当地ワンピース』が発売されて人気を博している。ご当地グッズはこの他にも『ご当地チョッパーマン』などが発売されている。
- 2008年、この年に発売された『週刊少年ジャンプ』を全て並べると春夏秋冬4パターンの"ひとつなぎ"の年間背表紙になる企画が行われた。しかし、発行の順番にずれが生じ、イラストの一部が繋がらなくなってしまった。このミスは上記の『ほこ×たて』クイズ対決で出題された。2009年53号 - 2010年02号には3号連続つながる表紙&巻頭カラーにもなった(どちらも『ジャンプ』史上初の試み)。
- 2009年12月4日の『朝日新聞』朝刊で、ルフィ・ゾロ・ナミ・ウソップ・サンジ・チョッパー・ロビン・フランキー&ブルックがそれぞれ1面ずつ合計9面に全面広告で登場した。これは、56巻の初版発行部数が285万部を達成したことと、2009年12月14日発売の2010年02号の週刊少年ジャンプが300万部発行されることを記念したものである。
- 2010年1月号の『MEN'S NON-NO』の表紙をルフィが飾った。漫画キャラクターの表紙は創刊以来初である。
- 2010年8月号の『日経エンタテインメント!』の表紙をルフィが飾り、誌面でも全15ページに及ぶ総力特集が組まれた。同誌の表紙をアニメキャラクターが飾ったのは02年1月号の『千と千尋の神隠し』以来である。2012年12月号では麦わらの一味全員が表紙を飾った。
- 2011年1月、2010年に累計発行部数2億冊突破を記念して、集英社が発行する全33雑誌の表紙をジャックする「”麦わらの一味”のGRAND SURPRISE」が行われ、これに連動し渋谷駅周辺に『ONE PIECE』と全誌がコラボしたポスターが掲載された。
- 2012年11月22日から4週連続で、日刊スポーツ新聞社から作者の単独インタビューや編集者・声優のインタビューなどが掲載された専門紙『週刊ONE PIECE新聞』が発行された。
毎年24時間テレビのドラマの裏で新作が放送されている。
関連項目
ネプリ パイレーツアタックにブルックが出ている 高田清美 デスノの登場人物 2011年から対決している 太鼓の達人 ポスト 2014年8月30日に対決した ピッコロ。クリリン。ドラゴンボールの登場人物。ルフィとエースと声が同じ
脚注
注釈
- ↑ 18巻と61巻は全てその場所に掲載され、巻末には行われなかった。
出典
- ↑ ワンピースのレストラン お台場フジテレビ屋上庭園に“バラティエ”開店アニメ!アニメ!、2013年6月17日
- ↑ 第59巻SBS
外部リンク
- アニメ
- ゲーム
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