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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
エストバキア連邦は、アネア大陸の東部を[[領域 (国家)|領土]]とする[[軍事国家]]である。国土の約半分は山岳地であり、周囲を海に囲まれ、唯一の陸上[[国境]]である西方では[[エメリア共和国]]と隣接する。[[人口]]は6350万人(2014年時点)。自国領内への隕石の落下と、その後の内戦で政治・経済共に荒廃が著しい。通称「将軍たち」と呼ばれる、[[軍閥]]の代表者で構成される集団が実質的な最高権力を有しており、軍政一体の統治体制が敷かれている。こういった国内情勢の為、国際的な戦略物資輸出規制の対象国に指定されている。内戦に前後してエストバキア連邦の軍事技術力は飛躍的な発展を見せており、内戦によって実戦経験を積んだ事で軍の錬度も高く、総合的な軍事力は非常に大きい。
 
エストバキア連邦は、アネア大陸の東部を[[領域 (国家)|領土]]とする[[軍事国家]]である。国土の約半分は山岳地であり、周囲を海に囲まれ、唯一の陸上[[国境]]である西方では[[エメリア共和国]]と隣接する。[[人口]]は6350万人(2014年時点)。自国領内への隕石の落下と、その後の内戦で政治・経済共に荒廃が著しい。通称「将軍たち」と呼ばれる、[[軍閥]]の代表者で構成される集団が実質的な最高権力を有しており、軍政一体の統治体制が敷かれている。こういった国内情勢の為、国際的な戦略物資輸出規制の対象国に指定されている。内戦に前後してエストバキア連邦の軍事技術力は飛躍的な発展を見せており、内戦によって実戦経験を積んだ事で軍の錬度も高く、総合的な軍事力は非常に大きい。
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1996年、1994年に発見された小惑星ユリシーズの地球衝突が確定的である事が発表される。発表時点での国際天文学連合(IAU)の予測では、突入時に分散した小惑星の破片による被害は、ユージア大陸を中心とした地域とされていた。しかし、探査衛星による継続調査が行われ、その結果を受けた1998年7月の被害予測パターンの月次更新報告では、ユリシーズによる被災範囲は当初よりも大幅に拡大し、北極を挟んでアネア大陸の東部にまで破片が降り注ぐ可能性が示唆された。
 
1996年、1994年に発見された小惑星ユリシーズの地球衝突が確定的である事が発表される。発表時点での国際天文学連合(IAU)の予測では、突入時に分散した小惑星の破片による被害は、ユージア大陸を中心とした地域とされていた。しかし、探査衛星による継続調査が行われ、その結果を受けた1998年7月の被害予測パターンの月次更新報告では、ユリシーズによる被災範囲は当初よりも大幅に拡大し、北極を挟んでアネア大陸の東部にまで破片が降り注ぐ可能性が示唆された。
  
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=== 地域 ===
 
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* ソーン島(Sonne Island) - アネア大陸北部の北極海上にある島で、外海(北極海)とラーズグリーズ海峡を東西に隔てている。周囲は流氷で覆われており、極寒の地である。<ref> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%AD%E3%82%A2%E6%88%A6%E4%BA%89 エストバキア連邦 </ref>
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* [[環太平洋戦争#ラーズグリーズ海峡|ラーズグリーズ海峡]](Razgriz Straits) - アネア大陸の北、北極海に存在する流氷に覆われた海峡。この海峡より西側がエメリア、東側がエストバキアとなる「国境の海」。
  

2018年5月23日 (水) 14:58時点における最新版

エストバキア連邦
Federal Republic of Estovakia
Estovakia.jpg 不明
(国旗) ――
国の標語 : 不明
エストバキア連邦の位置
公用語 エストバキア語
首都
最大の都市 サディアポリス
国家元首 ヴィトン・ローウェンシャル
首相 なし
面積
 - 総計
 - 水面積率
世界第38位
987,418km²
4.9%
人口
 - 総計(2015年
 - 人口密度
世界第3位
65,301,115
人/km²
政府 不明
国民的な英雄 不明
1578年5月17日
通貨 ペリカ (T) (PRC)
時間帯 UTC -5 から -11 (DST: -4 から -9 または 無し)
国歌 鋼鉄の大鷲
宗教 不明
国際電話番号 187


概要[編集]

エストバキア連邦は、アネア大陸の東部を領土とする軍事国家である。国土の約半分は山岳地であり、周囲を海に囲まれ、唯一の陸上国境である西方ではエメリア共和国と隣接する。人口は6350万人(2014年時点)。自国領内への隕石の落下と、その後の内戦で政治・経済共に荒廃が著しい。通称「将軍たち」と呼ばれる、軍閥の代表者で構成される集団が実質的な最高権力を有しており、軍政一体の統治体制が敷かれている。こういった国内情勢の為、国際的な戦略物資輸出規制の対象国に指定されている。内戦に前後してエストバキア連邦の軍事技術力は飛躍的な発展を見せており、内戦によって実戦経験を積んだ事で軍の錬度も高く、総合的な軍事力は非常に大きい。

歴史[編集]

旧連邦時代[編集]

複数の共和国で構成された連邦国家であるエストバキア連邦は、各共和国の資源や生産物の再分配による一体化した経済圏を持ち発展を続けていた。当時は軍事力に特筆すべきものはなく、1970年以降は隣国ユークトバニア連邦共和国やベルカ公国等から大半の軍備を調達する事で、自国の軍事技術力の乏しさを補っていた。しかし、1995年のベルカ戦争で最大の調達先であったベルカ公国が敗戦した為、新たな軍備の調達に支障が出る。ベルカ公国と友好関係にあったエストバキア連邦は、戦勝国の追及を恐れて国外に脱出した技術者や軍関係者、財界人等のベルカ人亡命者を受け入れ、これが後の軍事強国への下地となった。

ユリシーズ[編集]

詳細は 小惑星ユリシーズ を参照

1996年、1994年に発見された小惑星ユリシーズの地球衝突が確定的である事が発表される。発表時点での国際天文学連合(IAU)の予測では、突入時に分散した小惑星の破片による被害は、ユージア大陸を中心とした地域とされていた。しかし、探査衛星による継続調査が行われ、その結果を受けた1998年7月の被害予測パターンの月次更新報告では、ユリシーズによる被災範囲は当初よりも大幅に拡大し、北極を挟んでアネア大陸の東部にまで破片が降り注ぐ可能性が示唆された。

発表当初(公式発表以前の協議も含めれば更に以前)より対策を練っていたユージア大陸の各国とは異なり、突然の報にエストバキア連邦を始めとしたアネア大陸各国は計り知れない衝撃を受け、各地では大規模デモの寸前まで至った。それまで講じられていた対策では広がった被害予想地域に対処する事は不可能である為、ユリシーズの落着まで残り1年という短い期間でアネア大陸の各国が独自に対策を採る必要に迫られ、時間・資源・技術の何れもが絶対的に不足していたからである。

エストバキア連邦でも、隕石迎撃の手段として超大型レールガン「シャンデリア」と、その弾体であるミサイルコンテナ「スタウロス」を開発してはいた。しかし、技術的な問題から開発が難航した上に、各国が独自に進めていた迎撃システムの兵器転用の危険性が指摘され、世界的に開発差し止めを求める動きが広まった。シャンデリアは完成の目処が立たないまま、砲身の一部が建造されるに留まり、エストバキア連邦はユリシーズの破片の落着を受けて甚大な被害を受けた。

軍閥の誕生[編集]

ユリシーズの被害によって産業やインフラが破壊され、国内は慢性的な物資不足となり、行き場を失った大量の被災者は難民と化した。官僚や政治家は混乱した国内から次々と脱出してしまい、政府機能は麻痺状態に陥った。治安は悪化の一途を辿り、国民生活の困窮は頂点に達していた。やがて、統治能力を失った政府に代わり、各地の軍人によって軍閥と呼ばれる組織が結成され、エストバキア連邦は計6つの軍閥によって分割統治される事となった。

エストバキア内戦[編集]

ユリシーズ衝突後、世界各国、特に隣国のエメリア共和国からの復興支援が始まったが、軍閥と呼ばれる武装勢力の地域支配、並びに軍閥間の抗争・略奪が横行し、支援は一時凍結された。2002年、エストバキア国内情勢の悪化を受けて、オーシア連邦を始めとした各国はエストバキア連邦に対する戦略物資輸出規制を開始。2007年4月、リエース派統一戦線(LUF)が旧政府に変わり「正統な政府」として旧首都を含むエストバキア西部を支配下に置いた。LUFは復興政策を推進しており、その流れに同調してエメリア政府も凍結していた復興支援を再度進めた。だが、エメリアの復興支援はLUFが他の敵対する組織への弾圧に利用され、特にLUFの支配に対して反対の姿勢を示していた都市グレジーナにおいては、LUFによる弾圧によりおよそ20万人が死亡するという未曽有の大惨事を引き起こした。その弾圧を火種として各方面の軍閥が次々と蜂起し、エストバキアは6年もの長い内戦へと突入していった。

内戦終結後、エストバキアは主に旧東部軍閥の有志による軍事政権を樹立、国内の再統一を行った。しかし2013年11月、エストバキアの復興支援に尽力を注いでいたことで有名であったアイザック・アレンスキー外相が旧リエース派の武装勢力によって襲撃され死亡、さらに2014年1月、エストバキア西部ビストークで復興援助物資の一時集積施設がまたもや旧リエース派に襲撃を受け、民間人27人が死傷する事件が勃発した。一方でこの襲撃後のエストバキア復興支援会議においてエストバキア側が、内戦発生の原因はエメリアの「無計画な支援」にあると言及し、両国間関係にひびが入り始めた。

エメリア・エストバキア戦争[編集]

詳細は エメリア・エストバキア戦争 を参照

2015年8月30日、エストバキア連邦軍は貧窮しきった経済を立て直すため、隣国エメリア共和国へと奇襲を仕掛け、領土を奪取するという暴挙に出た。迎撃により一時は劣勢に立たされたエストバキア空軍だが、アイガイオンニンバスによる攻撃と、シュトリゴン隊による攻撃と併せて一気に情勢はエストバキア側へと傾き、エメリア軍は撤退、西のケセド島まで退く。 同年11月24日、エストバキア空軍はケセド島へのB-52複数機による爆撃でエメリア共和国消滅を図るも、迎撃に上がった戦闘機により全機が撃墜され、失敗に終わる。エメリア軍はここから反攻を開始する。 翌年、2016年1月26日、ついにエメリア軍は大陸へと上陸、本格的に領土奪還を進めていく。 この頃は全体的にエストバキア軍が優勢にあり、シルワートタウンではエメリア陸軍の戦車部隊が壊滅の危機に瀕するなどをしていたが、同年2月7日に航空支援に駆けつけたエメリア軍航空部隊により、シルワートタウンのエストバキア軍は壊滅。支援に駆けつけたエストバキア空軍のシュトリゴン隊も複数が撃墜され、エストバキア軍は段々と劣勢に立たされていた。 2月20日にはエストバキア軍の切り札であるアイガイオンを含めた空中艦隊が空中給油中でレーダー性能が低下しているところをエメリア空軍に突かれ、全機が撃墜される。 次々に各地でエメリア軍に敗れ、敗色濃厚となったエストバキア軍は奪取したエメリア共和国首都グレースメリアだけは死守せんと、要塞化を進め篭城体制に入る。 さらに3月26日、エメリア軍を牽制するためにちらつかせた、「グレースメリア焦土化」の為の大量破壊兵器が極秘作戦により侵入したエメリア共和国空軍第8航空団第28飛行隊、ガルーダ隊により破壊され、ガルーダ隊抹殺の為に投入された大量の戦闘機も支援に駆けつけたエメリア空軍の戦闘機により全機が撃墜される。 そして3月31日、エストバキア軍はグレースメリアにおけるエメリア軍との戦闘に敗れ、奪取した領土全てを奪還されるという事態に陥る。この時、シュトリゴン隊隊長、イリヤ・パステルナーク少佐は部下の撤退時間を稼ぐために大量の無人戦闘機を帯同して単機でエメリア軍を翻弄。その後の戦闘で被撃墜、戦死するが、部下の撤退は完了した。 既にエストバキア首脳はエメリア首脳との停戦調停の交渉中であったにも関わらず、納得しないエストバキア軍の一部は集結し、最終反攻作戦を企てる。 3月31日夜、グレースメリアを大量の巡航ミサイルが襲うが、上空を哨戒飛行していた戦闘機により、ミサイルは撃墜される。 その後の解析により、ミサイルは1999年のユリシーズ落着に備えて建造された「シャンデリア」から発射された物と判明。エメリアの平和のため、ユリシーズの負の連鎖を断ち切るため、4月1日未明、エメリア軍航空部隊は北極海とへ向かう。 同日、多数の損害を被りながらもエメリア共和国軍は日の出とほぼ同時にシャンデリアを撃破。終戦を迎える。 終戦後、エストバキア連邦の首都ではクーデターが発生。軍事政権は倒された。

地理[編集]

都市[編集]

  • グレジーナ - 内戦中、リエース派統一戦線(LUF)の支配に反発していた都市。結果ライフラインを破壊された上物資の配給もストップされ、20万人もの市民が犠牲となった。
  • ビストーク - エストバキア西部に位置する都市。エストバキアの復興支援物資の中継基地となっていた。

施設[編集]

  • ザウレク国際空港 -

地域[編集]

  • ソーン島(Sonne Island) - アネア大陸北部の北極海上にある島で、外海(北極海)とラーズグリーズ海峡を東西に隔てている。周囲は流氷で覆われており、極寒の地である。[1]
  • ラーズグリーズ海峡(Razgriz Straits) - アネア大陸の北、北極海に存在する流氷に覆われた海峡。この海峡より西側がエメリア、東側がエストバキアとなる「国境の海」。

エストバキアの軍事[編集]

大規模な陸海空軍を有する。 国内各地には軍閥が存在し、内戦後彼らが有していた兵器や人員がそのままエストバキア軍として残った。

空軍はシュトリゴン部隊を初めとする大規模な戦闘機部隊、B-52を有する爆撃機部隊などを持つ。

海軍は戦艦、空母を含む大艦隊と、巡洋艦「ガルデニア」を中心とする機動艦隊が存在していた。

陸軍戦力も大規模な戦力を整えており、エメリア西部海岸並びにシルワート、グレースメリア等占領地で未だ戦闘状態が続く、又は可能性のある地域に多数の機甲部隊や対空部隊、砲兵部隊、歩兵部隊を配備していた。彼らが有していた工兵隊も非常に大規模である。

また、エストバキアは空中艦隊なる巨大な航空機群を運用し、その中核がアイガイオンと呼ばれる重巡航管制機である。この空飛ぶ艦隊はシュトリゴン部隊等の近接防護手段を持っていた。

出典[編集]