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− | 1970年代、関東最大の暴走族の連合体CRS連合の"R"がルート20である。ルート20は国道20号線、甲州街道を指し、その沿線の調布を本拠地とし、調布、幡ヶ谷、府中、墓地前、霊園前、 | + | 1970年代、関東最大の暴走族の連合体CRS連合の"R"がルート20である。ルート20は国道20号線、甲州街道を指し、その沿線の調布を本拠地とし、調布、幡ヶ谷、府中、墓地前、霊園前、 聖蹟桜ヶ丘、相模原、日野、永山、藤野、相模大野、津久井、東林間、愛川のほか、静岡(東部)など関東エリア全域に支部を持つ走り屋のチームである。 |
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単独の暴走族集団としては、スペクターが日本最大である。 スペクターは町田を発祥の地とし、浅草が総本部、新宿、南千住、金町、練馬、相模、三鷹、中井、梅里、東長崎、中野、浦和、打越、長津田、町田、八王子、打越、市川、松戸、習志野、鶴瀬、茨城、栃木、今治、山梨などにも支部を置き、関東以外でも東北から九州まで暖簾分けにより支部を増やし動員数の在るチームである。 | 単独の暴走族集団としては、スペクターが日本最大である。 スペクターは町田を発祥の地とし、浅草が総本部、新宿、南千住、金町、練馬、相模、三鷹、中井、梅里、東長崎、中野、浦和、打越、長津田、町田、八王子、打越、市川、松戸、習志野、鶴瀬、茨城、栃木、今治、山梨などにも支部を置き、関東以外でも東北から九州まで暖簾分けにより支部を増やし動員数の在るチームである。 | ||
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湘南七里ケ浜事件 | 湘南七里ケ浜事件 | ||
− | + | 1975年の6月8日の深夜、東京の暴走族と神奈川の暴走族による湘南七里ヶ浜抗争事件は起こった。その規模においても、暴走族の歴史上、大きな意味を持っていたと言えるので、ここで当時の模様を神奈川県警察の資料に基づき振り返ってみることにしよう。 | |
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暴走族・神奈川レ-シング連盟傘下ピエロ・ホワイトナックルなどと東京の主立った暴走族ブラックエンペラ-・スペクタ-・アーリーキャッツなどでが度重なる抗争による乱闘事件を起こし、双方に負傷者を出したことに端を発し、各々がその報復を企て、交友関係にある今治連合傘下の暴走族の応援を得て、6月7日深夜、CRSや関東連合並びに全狂走連などの東京のグル-プは駒沢オリンピック公園に、横須賀連合および神奈川レ-シング連盟の神奈川グル-プは城ヶ島、三浦海岸に木刀、角材、ヌンチャク、模造拳銃の凶器を多数準備して集合、それぞれ相手を殲滅することを謀議のうえ、攻撃相手を求めて東京グル-プは車両190台、神奈川グル-プは車両180台にそれぞれ分乗出発、6月8日午前3時5分ごろ鎌倉市七里ガ浜の湾岸道路上で両者が遭遇…」 この結果、警官5名を含む27名が怪我をするなどの被害に遭い、車両4台を炎上させた他、28台が損壊し、その後の逮捕者も412名にも達した。 | 暴走族・神奈川レ-シング連盟傘下ピエロ・ホワイトナックルなどと東京の主立った暴走族ブラックエンペラ-・スペクタ-・アーリーキャッツなどでが度重なる抗争による乱闘事件を起こし、双方に負傷者を出したことに端を発し、各々がその報復を企て、交友関係にある今治連合傘下の暴走族の応援を得て、6月7日深夜、CRSや関東連合並びに全狂走連などの東京のグル-プは駒沢オリンピック公園に、横須賀連合および神奈川レ-シング連盟の神奈川グル-プは城ヶ島、三浦海岸に木刀、角材、ヌンチャク、模造拳銃の凶器を多数準備して集合、それぞれ相手を殲滅することを謀議のうえ、攻撃相手を求めて東京グル-プは車両190台、神奈川グル-プは車両180台にそれぞれ分乗出発、6月8日午前3時5分ごろ鎌倉市七里ガ浜の湾岸道路上で両者が遭遇…」 この結果、警官5名を含む27名が怪我をするなどの被害に遭い、車両4台を炎上させた他、28台が損壊し、その後の逮捕者も412名にも達した。 | ||
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暴走族「アーリーキャッツ」「スペクタ一」両グループ約300人(二輪約80台、四輪約40台)は、終夜営業のガソリンスタントを襲い、店員の制止もきかず給油用ホースを奪い取り、ガソリン781.3リットル(時価6万3,200円相当)を窃取したほか、事務所から現金27万円余りを窃取して逃走した。 | 暴走族「アーリーキャッツ」「スペクタ一」両グループ約300人(二輪約80台、四輪約40台)は、終夜営業のガソリンスタントを襲い、店員の制止もきかず給油用ホースを奪い取り、ガソリン781.3リットル(時価6万3,200円相当)を窃取したほか、事務所から現金27万円余りを窃取して逃走した。 | ||
− | 1978 | + | 1978/7〔暴走族「アーリーキャッツ」「ピエロ挙」約300人が乱闘〕 |
暴走族「アーリーキャッツ」と神奈川県下の暴走族「ピエロ挙」が通りがかりに対立、約300人が入り乱れて木刀やバットで乱闘した。 | 暴走族「アーリーキャッツ」と神奈川県下の暴走族「ピエロ挙」が通りがかりに対立、約300人が入り乱れて木刀やバットで乱闘した。 | ||
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「CRS連合」(シーアールエスれんごう)とは、日本の暴走族グループの連合体である。
概要[編集]
1971年(昭和46年)に誕生した、川崎市を本拠地とした「アーリー・キャッツ」(ALLEY CAT'S)、調布市を本拠地とした「ルート20」(ROUTE20)、東京浅草を本拠地とした「スペクター」(SPECTER)、3つの暴走族の連合体である。名称はそれぞれのチーム名から一文字を取ってつなげたもの。
3団体とも大規模な暴走族グループであり、それらが集まって巨大連合を結成した。東名高速では最速を誇っていた走り屋チームであり、ドライビングテクニックはNo1と言われている。
天下の名門 C・R・S連合 全国制覇 南関東CRS連合会(相模・相武台・相模野・厚木・本厚木・小田急相模原・東林間・愛川・津久井・藤野) 三多摩CRS連合会(調布・府中墓地前・府中霊園・三鷹・聖蹟・永山・打越・柚木・日野・高幡) 関東CRS連合会(万吉・町田) ALLEY=CAT'S 川崎 溝ノ口 総本部
神奈川/平間・丸子・南加瀬・南河原・川中島・矢向・中野島・大師・鹿島田・京町・武蔵新城・渡田・本厚木・上大岡・獅子ヶ谷・鶴見・武蔵中原西口・東口・桜本・梶が谷・菅生・湯河原・新川崎 ・綱島
東京/荒川・錦糸町・明大前・学芸大・六郷・羽田・桜新町・両国・世田谷・蒲田・大森・高幡不動
千葉/柏・流山・臼井・勝田台
埼玉/吉川・三郷
茨城/協和・鹿島・稲田
静岡/沼津・伊豆奈良本・伊豆大川・浜松
・"C"アーリーキャッツ(Alley Cats)
1970年代における、関東最大の暴走族の連合体CRS連合の"C"がアーリーキャッツ:(Alley Cats)である。 川崎を本拠地とし、東京(荒川、錦糸町、両国、羽田、学芸大、明大前、蒲田、六郷、桜新町)のほか、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬など関東エリア全域に青森、岩手、宮城、福島、新潟、山梨、静岡、愛知、三重などに支部を持つチームである。チーム名のAlleyCatsは野良猫を意味し、猫をトレードマークとする。
・"R"ルート20(Route20)
1970年代、関東最大の暴走族の連合体CRS連合の"R"がルート20である。ルート20は国道20号線、甲州街道を指し、その沿線の調布を本拠地とし、調布、幡ヶ谷、府中、墓地前、霊園前、 聖蹟桜ヶ丘、相模原、日野、永山、藤野、相模大野、津久井、東林間、愛川のほか、静岡(東部)など関東エリア全域に支部を持つ走り屋のチームである。
・"S"スペクター(Specter)
単独の暴走族集団としては、スペクターが日本最大である。 スペクターは町田を発祥の地とし、浅草が総本部、新宿、南千住、金町、練馬、相模、三鷹、中井、梅里、東長崎、中野、浦和、打越、長津田、町田、八王子、打越、市川、松戸、習志野、鶴瀬、茨城、栃木、今治、山梨などにも支部を置き、関東以外でも東北から九州まで暖簾分けにより支部を増やし動員数の在るチームである。
・C・R・S連合
当時、暴走族といえばCRSのことだったといっても過言ではない。実際、CRSの連合集会は見事と言うしかないほどに圧倒的だった。ワン・チームだけで1000人単位の暴走族が集結。これが三チーム連合するのだ。新興のチーム群はこのCRSの進撃の足音を耳にするだけで、道を開けなければならないほどだった。もちろん、このCRSの進撃を打ち砕こうと牙をむいていたチームも多かったが、CRSの旗の下【全国制覇】を達成するため、各地の猛者達が旗揚げしたのも当然の成り行きといえるだろう。
事件 湘南七里ケ浜事件
1975年の6月8日の深夜、東京の暴走族と神奈川の暴走族による湘南七里ヶ浜抗争事件は起こった。その規模においても、暴走族の歴史上、大きな意味を持っていたと言えるので、ここで当時の模様を神奈川県警察の資料に基づき振り返ってみることにしよう。 暴走族・神奈川レ-シング連盟傘下ピエロ・ホワイトナックルなどと東京の主立った暴走族ブラックエンペラ-・スペクタ-・アーリーキャッツなどでが度重なる抗争による乱闘事件を起こし、双方に負傷者を出したことに端を発し、各々がその報復を企て、交友関係にある今治連合傘下の暴走族の応援を得て、6月7日深夜、CRSや関東連合並びに全狂走連などの東京のグル-プは駒沢オリンピック公園に、横須賀連合および神奈川レ-シング連盟の神奈川グル-プは城ヶ島、三浦海岸に木刀、角材、ヌンチャク、模造拳銃の凶器を多数準備して集合、それぞれ相手を殲滅することを謀議のうえ、攻撃相手を求めて東京グル-プは車両190台、神奈川グル-プは車両180台にそれぞれ分乗出発、6月8日午前3時5分ごろ鎌倉市七里ガ浜の湾岸道路上で両者が遭遇…」 この結果、警官5名を含む27名が怪我をするなどの被害に遭い、車両4台を炎上させた他、28台が損壊し、その後の逮捕者も412名にも達した。
大井埠頭で暴走族乱闘
昭和52年9月18日午前2時15分、品川区東品川5の大井埠頭中央陸橋近くで、 220台のバイク、280台の車で1280人によるスペクターの集会が行われていたところ バイクと車60台の極悪グループ今治連合100人が殴りこみをかけ、木刀や竹ざおで暴れ、車1台が 炎上した。一旦は今治連合は引き上げたものの、40分後に再び襲来、車18台が破壊され、機動隊300人が出動、4人が逮捕された。
昭和52年9月18日午前3時15分には世田谷区上馬交差点近くで調布ルート20 の車150台と、キラー連合の車180台が争いとなり、車5台が破壊された 1974/1/5 神奈川県の東名高速道路海老名サービスエリアで、神奈川県の暴走族「アーリーキャッツ」300人が対立していた東京の暴走族「ヒットラー」を襲おうとしていたところ、偶然来合わせた東京の暴走族「獅子舞クラブ」を火炎ビン、鉄パイプ、拳銃、日本刀で大乱闘となった。 この事件の前には川崎市で乗用車を対立グループと間違えてピストルで窓を撃ち抜いている。殺人未遂と凶器準備集合罪で逮捕。
1976/1/11 神奈川県厚木市の公民館で、暴走族「ピエロ」50人が新年会を開いていたが、暴走族「アーリーキャッツ」20人が木刀などで殴り込んで乱闘となり、少年7人ら15人が逮捕。発端は、以前に殴られたことへの復讐であったとされる。
1976/5 午前五時四十分ごろ神奈川戸塚のドライブイン駐車場において、暴走族グループの「ブラックエンペラー」の車両約五十台が駐車中のところ、暴走族グループの「アーリーキャッツ」約二十ないし三十台が車両を道路に停車し、やにわに木刀、鉄パイプ、角材等で襲いかかり、「ブラックエンペラー」の車両十二台を損壊させ、かつ二名に負傷を与え逃走した。
1978/7 暴走族「アーリーキャッツ」「スペクタ一」両グループ約300人(二輪約80台、四輪約40台)は、終夜営業のガソリンスタントを襲い、店員の制止もきかず給油用ホースを奪い取り、ガソリン781.3リットル(時価6万3,200円相当)を窃取したほか、事務所から現金27万円余りを窃取して逃走した。
1978/7〔暴走族「アーリーキャッツ」「ピエロ挙」約300人が乱闘〕 暴走族「アーリーキャッツ」と神奈川県下の暴走族「ピエロ挙」が通りがかりに対立、約300人が入り乱れて木刀やバットで乱闘した。