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|創業 = 1973年4月 | |創業 = 1973年4月 | ||
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|関係人物 = 小林辰夫(代表取締役社長) | |関係人物 = 小林辰夫(代表取締役社長) | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 1973年、個人商店として創業。1983年に株式会社ヤマダ電機設立。この株式会社'''ヤマダ電機''' | + | 1973年、個人商店として創業。1983年に株式会社ヤマダ電機設立。この株式会社'''ヤマダ電機'''は、1978年設立の休眠会社・日本電線工業株式会社と株式額面変更のために1987年5月21日に合併して、商号を株式会社ヤマダ電機に変更したものである。東京証券取引所第一部に当時は上場、本社は群馬県'''前橋市'''日吉町4-40-11。2005年2月には、専門量販店としては日本で初めて売上高1兆円を達成し、日本の全家電売り上げのほぼ1割を握っていた。 |
2004年末時点で、全国に直営店223店舗と子会社33店舗の合計256店舗を展開しており、さらなる業績拡大のため、小商圏や駅前への進出も目指している。2005年7月29日、最後まで未出店だった徳島県でテックランド徳島藍住店(徳島県藍住町)を開店させ、家電量販店で初の全都道府県進出達成を果たした。 | 2004年末時点で、全国に直営店223店舗と子会社33店舗の合計256店舗を展開しており、さらなる業績拡大のため、小商圏や駅前への進出も目指している。2005年7月29日、最後まで未出店だった徳島県でテックランド徳島藍住店(徳島県藍住町)を開店させ、家電量販店で初の全都道府県進出達成を果たした。 | ||
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* [[2006年]]3月10日 初となるターミナル駅隣接の都市型店舗「LABI1 なんば(ラビワン ナンバ)」が大阪市浪速区の難波駅から南へ約700mの位置に開店 | * [[2006年]]3月10日 初となるターミナル駅隣接の都市型店舗「LABI1 なんば(ラビワン ナンバ)」が大阪市浪速区の難波駅から南へ約700mの位置に開店 | ||
* 2006年11月21日 九州の家電量販店・株式会社正一電気と業務・資本提携。2月中旬までに合弁会社・九州テックランドを設立 | * 2006年11月21日 九州の家電量販店・株式会社正一電気と業務・資本提携。2月中旬までに合弁会社・九州テックランドを設立 | ||
− | * [[2007年]] | + | * [[2007年]] 群馬県高崎市の高崎駅東口前に都市型店舗が開店、前橋から本社を移転し併設する(地上12/地下2階、店舗・本社機能・駐車場の複合ビル) |
* 2007年8月 ビックカメラ池袋本店横に池袋店を開店(首都圏2番目の都市型店舗、現モバイルドリーム館) | * 2007年8月 ビックカメラ池袋本店横に池袋店を開店(首都圏2番目の都市型店舗、現モバイルドリーム館) | ||
* [[2008年]]6月 送迎バス[[梅田 - 難波線|さやま交通 LABI1 なんば線]]が運行終了 | * [[2008年]]6月 送迎バス[[梅田 - 難波線|さやま交通 LABI1 なんば線]]が運行終了 | ||
− | * [[2009年]]10月30日 百貨店三越池袋店閉業跡地に、'''「LABI1 日本総本店」''' | + | * [[2009年]]10月30日 百貨店三越池袋店閉業跡地に、'''「LABI1 日本総本店」'''(当時)を開店 |
* [[2012年]]2月29日 送迎バス[[池袋 - サンシャインシティ線|平成エンタープライズ LABI1 日本総本店線]]が運行終了 | * [[2012年]]2月29日 送迎バス[[池袋 - サンシャインシティ線|平成エンタープライズ LABI1 日本総本店線]]が運行終了 | ||
* 2020年10月1日 改組により'''[[:wiki:ヤマダデンキ|ヤマダホールディングス]]が発足''' | * 2020年10月1日 改組により'''[[:wiki:ヤマダデンキ|ヤマダホールディングス]]が発足''' | ||
− | * 2020年10月4日 '''[[ヤマダデンキLABI新宿東口館]]'''が閉業。<small>西口館に統合</small> | + | * 2020年10月4日 '''「[[ヤマダデンキLABI新宿東口館]]」'''が閉業。<small>西口館に統合</small> |
− | * 2021年10月1日 ''' | + | * 2021年10月1日 '''「LABI新橋」'''が閉業 |
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== 店舗の展開と競争 == | == 店舗の展開と競争 == | ||
− | + | 1980年代からヤマダ(群馬)、コジマ(栃木)、ケーズデンキ(茨城)の北関東3社「YKK」(ヨドバシカメラ、ヤマダ、コジマで「Y2K」とも呼ばれる)の店舗網拡張や値下げは熾烈を極める競争を繰り広げていた。一時期は日本電気大型店協会(NEBA)曰く「北関東の風雲児or波乱児」たちであり、その勢いは今日では全国各地に広がり、家電販売業界再編の引き金、NEBA解散(2005年8月)の引き金になったともいえる。そのなかでも、特に隣県に本社のあるコジマとの対抗心は非常に強く、互いに近隣に対抗出店し「他店より安い」を強調しており、その価格表示に関しては裁判沙汰にもなったこともある。1997年にコジマは家電製品売上高日本一を、当時のベスト電器から奪い優位に立ったが、ヤマダが急速に店舗のスクラップアンドビルドを進め、2002年コジマを抜き去り今日のようなスタイルとなっている。 | |
2004年6月、都市型店舗の試験をかねて、広島市中心部に広島中央本店を開店。そのノウハウを元に2006年に「LABI1 なんば」を開店している(広島中央本店とLABI1 なんばの営業時間は10時~22時と全国の店舗の中でも当時最長)。このような都市型店舗は、他に仙台にもある。 | 2004年6月、都市型店舗の試験をかねて、広島市中心部に広島中央本店を開店。そのノウハウを元に2006年に「LABI1 なんば」を開店している(広島中央本店とLABI1 なんばの営業時間は10時~22時と全国の店舗の中でも当時最長)。このような都市型店舗は、他に仙台にもある。 | ||
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== 創価学会との関係 == | == 創価学会との関係 == | ||
− | + | 元社長・一宮忠男は創価大学出身であり、[[創価高校]]と創価大学から毎年大量の学生を採用していた。当時は学会員への割引サービスがあった。 | |
== エピソード == | == エピソード == | ||
− | + | かつてはB2サイズの折込チラシをよく出し、時にB1サイズも出す。これら大きいチラシは束にすると重たく、新聞の折込チラシを扱う作業者にとって辛いので、彼らはしばしば「ヤーダ電機」と呼ぶ(ヤーダは嫌だの意)。 | |
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* [[:Wiki:家電量販店|家電量販店]] | * [[:Wiki:家電量販店|家電量販店]] | ||
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2022年6月6日 (月) 17:41時点における最新版
- ざんねんな おしらせ~
- -- ヤマダホールディングス 2021年8月30日(月)
創業 | 1973年4月 |
法人設立 | 2020年4月1日 |
本社所在地 | 群馬県高崎市栄町1-1 |
関係人物 | 小林辰夫(代表取締役社長) |
業種 | 小売業 |
資本金 | 1億円 |
事業内容 | 家電製品の販売等 |
売上高 | - |
外部リンク | www.yamada-denki.jp |
株式会社ヤマダデンキは、
テックランド、ツクモ、ベスト電器、IDC大塚家具といった名称での出店をしている。また、一部店舗で書籍、カー用品、玩具、ブランド品などの販売も行っている。
概要[編集]
1973年、個人商店として創業。1983年に株式会社ヤマダ電機設立。この株式会社ヤマダ電機は、1978年設立の休眠会社・日本電線工業株式会社と株式額面変更のために1987年5月21日に合併して、商号を株式会社ヤマダ電機に変更したものである。東京証券取引所第一部に当時は上場、本社は群馬県前橋市日吉町4-40-11。2005年2月には、専門量販店としては日本で初めて売上高1兆円を達成し、日本の全家電売り上げのほぼ1割を握っていた。
2004年末時点で、全国に直営店223店舗と子会社33店舗の合計256店舗を展開しており、さらなる業績拡大のため、小商圏や駅前への進出も目指している。2005年7月29日、最後まで未出店だった徳島県でテックランド徳島藍住店(徳島県藍住町)を開店させ、家電量販店で初の全都道府県進出達成を果たした。
2005年11月、香川県のスーパー「マルナカ」、同じく香川県が本拠の電器店「ダイナマイトコーポレーション」(かつての英弘チェン)とともに中四国テックランドを設立。ダイナマイトをフランチャイズ化し、同社の主力店舗をテックランドに改装。これにより実質的にダイナマイトの吸収合併に成功した。
2006年9月29日、携帯電話や携帯オーディオなどのモバイル機器を専門に扱う新業態の小型店舗「テックサイト」中野駅前店を出店。以降各地に出店。
2006年9月、関西および北海道エリアで「ヤマダTVショッピング」を放送開始。2007年1月4日から地上波とBSで全国展開。
沿革[編集]
- 1973年 日本ビクターを退社した山田昇が電気店を個人創業
- 1983年 株式会社ヤマダ電機設立
- 1989年 店頭(JASDAQ)公開
- 1996年 インターネットサービスプロバイダ事業を開始
- 2000年9月 東京証券取引所第一部昇格
- 2002年 株式会社ダイクマをイトーヨーカ堂から譲り受けて子会社化
- 2004年 沖縄県具志川市(現うるま市)に「テックランド具志川店」を出店
- 2004年 ヤマダ電機初の都市型店舗「広島中央本店」が開店
- 2004年 ショップブランドPC販売の株式会社KOUZIROに資本参加
- 2005年1月 初の駅前型店舗「別府駅前店」が開店
- 2005年2月25日 日本の家電量販店としては初めて連結売上高が1兆円を突破(日本の専門店として史上初)
- 2005年7月29日 徳島県藍住町に「テックランド徳島藍住店」を出店し、全都道府県進出を達成
- 2006年3月10日 初となるターミナル駅隣接の都市型店舗「LABI1 なんば(ラビワン ナンバ)」が大阪市浪速区の難波駅から南へ約700mの位置に開店
- 2006年11月21日 九州の家電量販店・株式会社正一電気と業務・資本提携。2月中旬までに合弁会社・九州テックランドを設立
- 2007年 群馬県高崎市の高崎駅東口前に都市型店舗が開店、前橋から本社を移転し併設する(地上12/地下2階、店舗・本社機能・駐車場の複合ビル)
- 2007年8月 ビックカメラ池袋本店横に池袋店を開店(首都圏2番目の都市型店舗、現モバイルドリーム館)
- 2008年6月 送迎バスさやま交通 LABI1 なんば線が運行終了
- 2009年10月30日 百貨店三越池袋店閉業跡地に、「LABI1 日本総本店」(当時)を開店
- 2012年2月29日 送迎バス平成エンタープライズ LABI1 日本総本店線が運行終了
- 2020年10月1日 改組によりヤマダホールディングスが発足
- 2020年10月4日 「ヤマダデンキLABI新宿東口館」が閉業。西口館に統合
- 2021年10月1日 「LABI新橋」が閉業
店舗の展開と競争[編集]
1980年代からヤマダ(群馬)、コジマ(栃木)、ケーズデンキ(茨城)の北関東3社「YKK」(ヨドバシカメラ、ヤマダ、コジマで「Y2K」とも呼ばれる)の店舗網拡張や値下げは熾烈を極める競争を繰り広げていた。一時期は日本電気大型店協会(NEBA)曰く「北関東の風雲児or波乱児」たちであり、その勢いは今日では全国各地に広がり、家電販売業界再編の引き金、NEBA解散(2005年8月)の引き金になったともいえる。そのなかでも、特に隣県に本社のあるコジマとの対抗心は非常に強く、互いに近隣に対抗出店し「他店より安い」を強調しており、その価格表示に関しては裁判沙汰にもなったこともある。1997年にコジマは家電製品売上高日本一を、当時のベスト電器から奪い優位に立ったが、ヤマダが急速に店舗のスクラップアンドビルドを進め、2002年コジマを抜き去り今日のようなスタイルとなっている。
2004年6月、都市型店舗の試験をかねて、広島市中心部に広島中央本店を開店。そのノウハウを元に2006年に「LABI1 なんば」を開店している(広島中央本店とLABI1 なんばの営業時間は10時~22時と全国の店舗の中でも当時最長)。このような都市型店舗は、他に仙台にもある。
対抗出店の例[編集]
- 静岡県静岡市では2005年6月、駿河区国道1号沿いのコジマに隣設するかたちで同規模の店舗を開店させている。
- 長野県長野市でも静岡市の例と同様、現在国道19号(長野南バイパス)にコジマNew長野店とヤマダ長野南店が隣り合わせとなるかたちで開店させている。
- 埼玉県東松山市でも、コジマに隣接する形で店舗を開店させている。
- 埼玉県熊谷市では、コジマ熊谷店とは離れたところに熊谷店を設置していたが、そこは存続させたまま、新たにコジマ店舗の目と鼻の先にあるマルエツ店舗が撤退した建物を熊谷本店として活用し、その後コジマは広さを倍以上にしたNew熊谷店に改装している。1990年代から他社を寄せ付けぬほど競争が激しく、以前ギガスがギガスカンサイ時代に熊谷店のある道路(国道17号熊谷バイパス)とコジマ店舗のある道路(国道407号妻沼バイパス)が交差する地点に一度出店したが、短期間で撤退させられている。
- 広島県広島市で都市型店舗初号店(LABI1なんばの先駆けとして)デオデオに意識する形で店舗を開店させている。
- 福島県郡山市では郡山警察署前交差点にコジマ、ベスト電器が隣接する状態だったがベスト電器は同所よりLIVINに近い市中心部に移転後に撤退、コジマは同市内の店舗(郡山北店)と併合し、店舗面積が数倍のNew郡山店を再オープンした。
- 茨城県筑西市では国道50号沿いのケーズデンキの斜め向かいに国道を挟む形で同規模店舗を開店させている。水戸でもケーズの近くにあった。
創価学会との関係[編集]
元社長・一宮忠男は創価大学出身であり、創価高校と創価大学から毎年大量の学生を採用していた。当時は学会員への割引サービスがあった。
エピソード[編集]
かつてはB2サイズの折込チラシをよく出し、時にB1サイズも出す。これら大きいチラシは束にすると重たく、新聞の折込チラシを扱う作業者にとって辛いので、彼らはしばしば「ヤーダ電機」と呼ぶ(ヤーダは嫌だの意)。