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イタズラなKiss』(イタズラなキッス)は、多田かおるによる日本の少女漫画、またそれを原作としたテレビドラマテレビアニメなどの作品群。略称は「イタKiss」「イタキス」。

目次

概要[編集]

別冊マーガレット』(集英社)で1990年6月号から連載開始。当初は短編(全3話)の予定だったが、作者本人の希望と読者からの人気を受け、長期連載となる[1]1999年3月号まで連載中だったが、作者の急逝により未完となった。単行本は全23巻。

1996年にテレビ朝日でテレビドラマ化された。

2005年には台湾で『惡作劇之吻』のタイトルでテレビドラマ化され、同年度台湾のテレビドラマ年間最高視聴率を記録した。2007年に台湾で続編『惡作劇2吻』が放送され、前作に引き続き主演を務めた林依晨(アリエル・リン)は、台湾版のエミー賞に相当する第43回電視金鐘奨で主演女優賞を受賞した。

2008年4月から同年9月まで中部日本放送およびTBSでテレビアニメが放送された。原作の未完部分を、作者が遺していた構想ノートなどを基に構成し、完結させたストーリーとなっている。

2008年11月27日から同年12月7日まで『舞台版 イタズラなkiss 〜恋の味方の学園伝説〜』のタイトルでシアターサンモールにて舞台化された。

2010年には韓国で『장난스런 KISS 』(イタズラなKISS)のタイトルでテレビドラマ化された。

2013年3月29日から『イタズラなkiss 〜Love in TOKYO』としてオリジナル要素も含めてCS放送フジテレビTWOにて再ドラマ化されている[1]

あらすじ[編集]

斗南高校の入学式で、落ちこぼれの女子高生・相原琴子は、頭脳明晰な美少年・入江直樹に一目惚れするが、話す機会もないまま3年生に。2年間の想いをラブレターに託し勇気を出して手渡そうとするも、「頭の悪い女は嫌いだ」と受け取ってすらもらえずにフラれてしまう。その冷たい反応に、直樹への想いを断ち切ろうとする琴子。

そんなある日、新築したばかりの相原邸が震度2の地震で倒壊。琴子のために災害募金を始めた池沢金之助らにも冷めた言動を行う直樹に、琴子は怒りを露にする。結局家を再建するまでの間、父・相原重雄の中学生時代からの親友宅へ父娘共々居候させてもらうことになったが、何とその居候先は直樹の住む入江家だった……。

主な登場人物[編集]

※各キャストは項目欄を参照のこと。

主人公[編集]

入江 琴子(いりえ(旧姓:相原)(あいはら)ことこ)
1972年9月28日生まれ。血液型O型。身長158cm。
天才的なまでにドジで単純、勉学も不得意、不器用で料理裁縫も下手だが、明るく前向きで根性だけは誰にも負けない。夜盲症が苦手。
初告白して以降、直樹からどんなに冷たくされ傷ついても、直樹の優しさや隠れた一面を垣間見るたびに惚れ直し、めげずに想い続ける。
おせっかい焼きで、「作戦」と称してカップルのキューピッド役を試みている。ドジで不器用だが、時には人の弱みを握って操縦したり、直樹をも意のままに勉強を手伝わせたりと策士的な一面も持つ。
高校時代は偏差値順のクラス分けで3年間最下位のF組(おちこぼれ組)だった。ただし、直樹が勉強を手伝うと実力以上の力を発揮し、学年100位(アニメ版では50位)に入ったこともある。
高校3年生2学期の期末試験勉強を直樹に教えてもらったこともあり、エスカレーター式に斗南大学文学部日本文学科(通称『大学のF組』)に進学。だが成績は振るわず、定期試験では白紙とにらめっこしていることがしばしば。
大学のクラブは直樹を追いかけてテニス部に。須藤先輩の策略により夏合宿や試合で一時的に直樹のダブルスのパートナーになったこともある。腕前は下手だが、須藤に対し負けず嫌いの直樹から猛特訓を受け、須藤のサービスをリターンエースしてしまうまでになる。
原作では、入学当初部室に迷い込んだことをきっかけに、斗南大学アニメ部に目をつけられる。琴子をモデルとした同部製作のアニメ映画『ラケット戦士コトリン』が学園祭でブレイク、琴子が1991年ミス斗南となるのに貢献。「コトリン」はその後アニメ部の手によってゲーム化され、入江直樹が大幅に手を加え大ヒット。1996年には『ナース戦士コトリン&マナリン』も製作され大ヒット(ラケット戦士コトリンは、アニメ版ではアイキャッチに一瞬だけ登場)。
大学時代のアルバイト先は直樹、松本裕子と同じファミレス。須藤の紹介によるもので、直樹目当てに働くこととなる。食器運びが得意で、一度に多くの食器を持ち運ぶことができる。
紆余曲折を経て1993年11月(大学3年時)に直樹と結婚し、入江琴子となる。新婚旅行先はハワイ。結婚後も以前と変わらず、直樹のことは「入江くん」と呼んでいる。
直樹が医者を目指すことになると、これを手伝うため突如看護師を目指し、看護科へ編入。編入試験に一発合格するがやはり成績は芳しくなく、筆記はもちろん実習においても失敗を繰り返す。看護師(当時は看護婦)資格試験には自力で一発合格したが、当時神戸に赴任していた直樹の下で働きたかったことが強い動機づけになっていた。
1994年妊娠疑惑が持ち上がり、周りが大騒ぎするも空振りだった。1999年、初めて直樹の口から妊娠疑惑が持ち上がるが、直後に作者が急逝したため「疑惑」のままになってしまった。後に作者が遺した構想ノート内から妊娠のストーリーが確認され、アニメ版では無事に女児・琴美を出産する。
入江 直樹(いりえ なおき)
1972年11月12日生まれ。血液型AB型。身長178cm。
眉目秀麗、頭脳明晰、運動万能だが、冷めた性格で意地悪な言動が玉に傷。
母・紀子が女の子の誕生を熱望していたため、物心がつくまで女の子の格好をさせられ続けた過去を持つ。幼稚園で、実は男であるとばれたときの周囲の反応に深く傷つき、他人との交流を「うわべだけの付き合い」と割り切るようになった。高校時代も(琴子も含め)男女交際をする気がなく、琴子以外の女子生徒からの告白も全て素気無く断っている。
IQ200の超天才で、クラス分けでは3年間トップのA組。校内テストでも毎回トップ。記憶力が抜群に良く、痴漢に刑法の条文を読み上げて煙に巻くなど、法律についても深い知識を持っていることが窺われた。料理もうまく、大学のテニス部合宿において絶賛された。
琴子とは告白されて以降、本音を言ったり、口喧嘩で争うことのできる唯一の相手。入江ママが琴子と自分をくっつけようと画策することを快く思わず、琴子を自分に与えられた試練としてとらえ、避けてはいるが嫌いではないことを後に琴子へ告白する。他人が琴子の悪口を言ってもサラリと流すが、自分の言動が元で琴子が涙を流したときには要所でフォローする。琴子に振り回されながらも、いつしか惹かれていく。
大学への進学はT大試験の当日、試験会場までついてきた琴子の急病をきっかけに、エスカレーター式に進学するのもいいと思い断念。斗南大学に進学し、斗南大のA組と呼ばれる理工学部に入学。
大学でのクラブはテニス部。須藤先輩にはめられ琴子とダブルスを組むことになったときは、パートナーの琴子に猛特訓をした。
大学2年目に家を出てアパート暮らしとなる。アルバイト先はファミリーレストラン、夏はコテージ、加えて松本綾子の家庭教師をする。
大学3年時に医師を志し、琴子以外には内緒で医学部への編入を決意。その矢先に父が倒れ、傾きかけた父の会社「パンダイ」に入社し、まもなく休学届を提出。さらに経営再建のため政略結婚の要請を受諾。しかし琴子が金之助にプロポーズされた事を知って自分の気持ちをごまかしきれなくなり、琴子と結婚する事を宣言、婚約を解消する。結婚は大学卒業後にと考えていたが、母の策略により11月21日に琴子と結婚式を挙げる。新婚旅行から帰国後、アニメ部と『ラケット戦士コトリン』を開発。このゲームのヒットにより経営を立て直し、大学に復学するとともに、琴子と入籍。
大学6年に、1996年の初代ミスター斗南(大学)に選ばれる。
卒業後は、小児外科を専門的に勉強するため神戸医大病院に勤務。翌年、斗南大病院に戻る。

入江家・相原家・親戚[編集]

入江 裕樹(いりえ ゆうき)
直樹の9歳下の弟。血液型AB型。直樹が「天性の天才」なのに対し、彼は「努力型の天才」。琴子を馬鹿にしては面白がっており、夏休みの自由研究に「琴子の観察日記」をつけるなど不気味な一面も見せた。日記の絵の評価は琴子に言わせると下手な部類。そのため、クリスマスに琴子に絵の本をプレゼントされる。
直樹を慕っており、外見・性格とも兄に似ているが、彼とは違い、クールに徹しきれないところがある。また、兄への独占欲が強いが、琴子やノンちゃんに対しては譲る素直さもある。直樹の気持ちが琴子に向いている事に最初に気付いた。
将来の夢は、直樹と共に父の会社「パンダイ」で働くことで、小学生のころからおもちゃのアイディアを描いている。直樹が医者を志してからは、自分が父の跡を継ぐと宣言する。
年上の女に弱いが、結局同級生の佐川好美と友だちとしての交際を経て高校1年生の時から付き合いだす。
入江 紀子(いりえ のりこ)
佐賀県太良町出身。旧姓:一色。血液型A型。
直樹・裕樹の母。通称、入江ママ。元々は女の子が欲しかったため、同居することになった琴子を大歓迎して娘のように扱い、直樹との恋を応援している。
琴子が入江家に来てからの趣味は、専ら琴子と直樹の写真、ビデオ撮影。両者が2人きりになるよう画策することもある。琴子のいない生活が耐えきれず、家事放棄状態に陥ることも。後に、琴子と直樹のキスを口実に入江家の増築を強行。2人の結婚を想定した間取りを計画するなどの策略を巡らし実行する。
夫の会社、パンダイは直樹がだめでも裕樹に継いでもらえばいいと思っている。
入江 重樹(いりえ しげき)
佐賀県出身。血液型O型(O型の親からはAB型は生まれない)[2]
直樹・裕樹の父。通称:入江パパ。おもちゃ会社「パンダイ」の社長。
穏やかで、家族にも相原父娘にも優しいが、直樹が医学部に転部した時は跡を継いでほしかった分珍しく激怒。肥満や会社での心労も重なり心臓発作を起こした。その後、直樹の夢を理解し、応援する。
琴子の父・重雄とは中学時代の親友で、重雄からは「イリちゃん」と呼ばれる。
入江 琴美(いりえ ことみ)
原作では作者急逝のため未登場。構想ノートに則り製作されたアニメ版で、琴子と直樹の一人娘として誕生。外見は琴子の幼い頃にそっくりだが、性格は直樹寄り。
相原 重雄(あいはら しげお)
佐賀県出身。琴子の父。通称:相原パパ。料理屋「ふぐ吉」の大将(アニメでは「しげ」に変更)。妻・悦子に先立たれ、男手一つで琴子を育てた。
「ふぐ吉」では池沢金之助のほか数人の従業員が働いており、なかなか繁盛している模様。
自宅倒壊後は琴子と共に入江家に居候することとなる。途中中断がありながらも家の再建を完了し、琴子と2人の生活に戻るが、卒業式当日の琴子と直樹のキスが入江ママの知るところとなり、強引な策略によって家を売却。再び入江家で同居することとなる。
重樹とは中学時代の親友で、重樹からは「アイちゃん」と呼ばれる。
相原 悦子(あいはら えつこ)
琴子の母。故人。琴子が小学1年生の頃に病死。
秋田県出身。旧姓:不明[3]。幼少時から成績は後ろから数えたほうが早く、運動神経も落ち着きもなかった。中学生の時には好きな男を待ち伏せして凍死しそうになるなど、外見も性格も琴子に瓜二つ。また、元「ミス秋田小町」だと言っていたが、実際は「ミスとんぶり」だった。
チビ
入江家の愛犬。裕樹がもらってきたセント・バーナードの子犬。オス。のんきな性格。最初、犬嫌いの琴子は大きくならないと聞かされていたが、大きくなることを知り驚くこととなる(チビの名前も大きくならないと聞いた紀子の意見から)。琴子の犬嫌いを克服するパートナーとなり、次第に大の仲良しになる。成犬後は近所にドーベルマンの奥さんと子供(ドーベルマンとセント・バーナードの外観のものが半々)がいる。どのようにして知り合ったのかは不明。
アニメでは直樹のアルバイト先のペンションの番犬として登場する。
入江 理加(いりえ りか)
直樹のいとこアメリカで5年間暮らしていた帰国子女。美人で成績優秀。直樹のファーストキスの相手。
一色家(いっしきけ)
入江紀子の実家。佐賀県太良町に居を構える。祖父をはじめ、直樹の叔父・叔母・従兄弟・祖先の肖像画まで同じ顔をしている。
10代前の菊之助は現代でも子孫を見守っていて、琴子と琴美のみ菊之助(幽霊)の姿が見えており、琴子には何かと手助けをする。

高校・大学関係[編集]

池沢 金之助(いけざわ きんのすけ)
1972年12月29日生まれ。斗南高校では3年間とも琴子と同じF組で、助夫(すけお)・格次郎(かくじろう)という子分を従える。通称:金ちゃん。
大阪天王寺出身で、いつも大阪弁で話す。性格は直情型で情にもろい。
高校入学時から琴子に心底惚れており、ことあるごとにアピールはしているが、友達としか見られていない。直樹を一方的にライバル視している。
高校3年2学期末試験の際、直樹を嫌いF組で唯一人、直樹に試験勉強を教わらなかった。このためF組で唯一大学進学を断念、琴子の婿養子になるため琴子の父・重雄に弟子入りし料理人を目指す。昼は斗南大学の学食、夜は「ふぐ吉」、夏は直樹の働くコテージ近くのレストランで働く。
直樹が政略結婚を決意して傷心状態の琴子にプロポーズするも振られる。琴子の結婚後は良き相談相手となり、直樹にも琴子が他の男と一緒にいるときに感じる原因不明の感情が「嫉妬」であることを教えた。
クリスに一目惚れされ、当初は相手にしていなかったが、一途な想いにいつしか惹かれていく。後にクリスの故郷・イギリスで結婚。
大阪でたこ焼き屋を営む、顔がそっくりの両親がいる。
モデルは俳優の我王銀次
高宮 理美(たかみや(旧姓:石川)(いしかわ)さとみ)
琴子の友人。斗南高校時代は3年間F組、斗南大学文学部日本文学科。色気があるわりになかなか彼氏ができなかったが、大学入学後金持ちの彼(高宮良)ができる。大学4年5回生(就職留年)の時に妊娠が発覚し、大学卒業後結婚。女の子を出産。
作者によると、モデルは「池沢理美」。
小森 じん子(こもり じんこ)
琴子の友人でやや小太り。斗南高校時代は3年間F組、斗南大学文学部日本文学科。大学ではスキーサークルに入り、男を物色。ロックンローラーの彼(ナラサキ淳平)が出来る。就職が決まっていたが、卒業論文を出し間違えて留年する。
原作では未婚だったが、アニメ版では一児の母。
作者によると、モデルは「小林じんこ」。
渡辺(わたなべ)
斗南高校時代の直樹の友人。W大法学部に合格し、弁護士を目指す。琴子が家出した際には偶然会い、アドバイスをしたこともある。
松本 裕子(まつもと ゆうこ)
斗南大学理工学部での直樹の同級生。松本綾子の1つ上の姉。スタイルが良く美人で秀才。その上、テニスの腕前は高校時代、関東大会で準優勝するほど。
大学でのクラブはテニス部。アルバイト先は、お目当ての直樹と同じファミレス。須藤先輩に猛烈なアタックをかけられているが、相手にしていない。
直樹に好意があり、猛烈にアタックをかけるが、直樹からはさらりと受け流されるか旦に相づちを打つだけの存在。ただし、琴子が見ている前では直樹の琴子への意地悪のため、好意を受け取ってもらえる存在。高飛車な性格のため、入江ママからは煙たがられる存在。
大学卒業後、コンピュータ関係の企業に就職。
愛犬はアフガン・ハウンドのクラリス。
入江裕樹によると、「けばい姉妹」(姉)。
松本 綾子(まつもと あやこ)
松本裕子の1つ下の妹。高校3年時、直樹に家庭教師をしてもらっていた。斗南大学法学部に入学。テニスの腕前は姉以上。直樹を好きだったが、中川武人と付き合うことに。1992年ミス斗南。
入江裕樹曰く、「けばい姉妹」(妹)。
須藤先輩(すどうせんぱい)
大学のテニス部。ラケットを持つと性格が豹変する。松本裕子に惚れている。
琴子が大学1年の際、裕子と直樹とのデートを尾行するが、直樹自身にはバレバレだった。しかし作者によると、この2人の行動から直樹は琴子を意識しだしたらしい。
直樹のアルバイト先は須藤の紹介によるもの。「入江情報」と称し、琴子にステーキをおごらせるなどの策略を持つが、実際は松本裕子目当ての策略でもあり、直樹、琴子は当て馬とされている。
大学卒業後は車のセールスマンとして就職するが、何かと理由をつけては大学や松本裕子の前に姿を現す。
愛犬は綱吉。
中川 武人(なかがわ たけと)
松本綾子の彼氏。大学入学当初、琴子に惚れて熱烈なアタックをし、池沢金之助と対立する。綾子とは憎まれ口を叩き合っていたが、試合会場に自転車で送り届けたのを機に、付き合うようになった模様。斗南大学法学部。
クリスティーヌ・ロビンス
通称:クリス。運命の出会いを求めてイギリスから留学してきた。
親が決めた直樹そっくりの婚約者、アルバートがいたが、池沢金之助に一目惚れし、解消。留学期間が終わり、一時イギリスに帰国するも、金之助のために再度来日。斗南大学の学食と「ふぐ吉」で金之助と共に働く。後に思いを遂げ、金之助と結婚し3児の母となる。
直樹やアルバートのことは美男子に見えておらず、琴子のことを「男の趣味が悪い」と言い切る。金之助の影響か、怪しげな関西弁風の日本語を話す。1996年ミス斗南。

看護科[編集]

小倉 智子(おぐら ともこ)
琴子の看護科のクラスメイトで同じ班。清楚で天使のような外見とは裏腹に「注射」「メス」「血まみれの内臓」が大好き。
品川 真里奈(しながわ まりな)
琴子の看護科のクラスメイトで同じ班。派手好きなギャル風で、医者の彼をゲットしたくて看護科に入学。船津誠一に惚れられている。
鴨狩 啓太(かもがり けいた)
琴子の看護科のクラスメイトで同じ班。日本一の看護師になろうと命を懸ける、ロングヘアの熱血青年。
琴子に惹かれ告白も行い、また妻である琴子へ冷めた言動をとり続ける直樹を敵視するが、琴子と直樹のお互いの想いの強さを知り身を引く。結果的に、直樹自身が琴子への依存と愛情をはっきりと自覚するきっかけとなる。
桔梗 幹(ききょう もとき)
琴子の看護科のクラスメイトで同じ班。白衣とナースキャップを身に付けることに憧れて看護科に入ったが、実は男。入江直樹ファンクラブ会長。

医学部[編集]

船津 誠一(ふなつ せいいち)
医学部で直樹のライバル。死に物狂いで勉強するが、どうしても直樹に勝てずにいつも2位。品川真里奈に惚れている。いつからか、いつも知らない間に琴子のそばにいて真里奈を見ている。

その他[編集]

ノンちゃん
本名:木村(きむら)ノブヒロ。幼少時から腎臓疾患で入退院を繰り返す。小学生時代に入江裕樹が腸閉塞で入院したとき同室だったキッカケで琴子や入江家の面々と顔見知りになり、直樹からは入院中に勉強を教わる。その後モデルとして活躍するもやはり通院・入退院を繰り返す。病気が元で両親が不仲になり離婚、相次ぐ入退院で友達も出来ず、人間不信になり自堕落な生活を送っていた。直樹が執刀した手術後は病気を克服。元の明るさを取り戻した模様。
佐川 好美(さがわ このみ)
琴子が斗南中学へ教育実習をした時に担当したクラスの生徒。入江裕樹のことが好きで、条件として出された「中間試験100位以内」を、琴子と直樹の助力を得て見事に果たし(97位)、裕樹と友達として付き合いだす。斗南高校への進学を願っていたが、試験日のハプニングで断念。他校へ進学するが裕樹に認められ、恋人として付き合うようになる。
アニメ版では1カットのみ登場。
ナラサキ 淳平(ナラサキ じゅんぺい)
小森じん子の彼氏。ロックンローラーインディーズからCDデビュー。ぼさぼさ頭とサングラスが特徴。モデルはCOALTAR OF THE DEEPERSNARASAKI
高宮 良(たかみや りょう)
理美の夫【彼氏】。金持ちの息子。1996年4月に石川理美とできちゃった結婚
アルバート
クリスの婚約者。クリスを連れ戻すために日本にやって来た。雰囲気が直樹に似ている。
マリー・ロビンス
クリスの母。貴族の娘で元ハリウッド女優。金之助を一目見て「完璧ニセクシーナイイ男」と言い切る。押しが強いのか金之助を認めるや否や2人と金之助の両親を連れ、イギリスで結婚式を行わせる。
クリスの父
クリスの父。ロビンス家の入り婿。あまりにふくよかな体型のため、金之助に「着ぐるみ」と間違われる。糖尿病。金之助と同居し、現在食餌療養中。

書籍[編集]

いずれも未完。

日本版テレビドラマ[編集]

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イタズラなKiss[編集]

1996年にテレビ朝日でドラマ化。平均視聴率10.1%。琴子役に抜擢された佐藤藍子の髪形は当時ショートヘアで、原作の琴子のそれとは大きく異なっていた。連載中の映像化及び20世紀における映像化はこれのみである。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出
Vol. 1 1996年10月14日 運命の激突キス! 楠本ひろみ 森田光則
Vol. 2 10月28日 恋と涙の最終ランナー
Vol. 3 11月04日 初めて二人きりの夜に… 森治美 根本実樹
Vol. 4 11月11日 感じないKiss 楠本ひろみ 池添博
Vol. 5 11月18日 氷と炎のKiss 根本実樹
Vol. 6 11月25日 もう離れたくない 森治美 池添博
Vol. 7 12月02日 運命のクリスマス・イブ 楠本ひろみ 森田光則
Vol. 8 12月09日 私を東大に連れてって 森治美 池添博
最終回 12月16日 さよならKiss 楠本ひろみ 森田光則

主な原作との相違点[編集]

  • 相原家は原作では地震で倒壊したが、ドラマでは火事で焼失した。
  • 直樹と琴子が通う高校は、原作では斗南高校だが、ドラマでは聖・都南学園(セント・となんがくえん)高等部。
  • ドラマでは琴子のライバル的存在として、直樹の同級生である松本麗子が登場。
  • 琴子は、原作では斗南大学文学部日本文学科に進学後に看護科へ編入したが、ドラマでは秋田県立秋田第一病院附属看護学校に進学し、直樹と麗子が進学した聖・都南学園大学部で看護実習を行った。

テンプレート:月曜ドラマ・イン

イタズラなKiss〜Love in TOKYO[編集]

イタズラなKiss〜Love in TOKYO
放送局 日本の旗 日本
ジャンル テレビドラマ
放送期間 2013年3月29日 - 7月19日 16
放送時間 金曜日 24:00 - 25:00 60
制作局 フジテレビTWO
企画/PD 岡本真由子
小野誠一
日下聡
監督/総指揮 永田琴
阿部雅和
川野浩司
演出
原作
脚本 三浦有為子
出演者 未来穂香
古川雄輝
山田裕貴
藤本七海
山谷花純
ほか
ナレーション
音声
字幕
データ放送
オープニング Sabão「アップデート」
エンディング Sabão「たからもの」
公式サイト 公式サイト
特記事項:
テンプレート
ドラマ
テレビ
ドラマ一覧
日本のドラマ
カテゴリ
テレビドラマ

イタズラなKiss〜Love in TOKYO』(いたずらなキス ラブ イン トウキョウ)は、2013年3月29日から7月19日までCS放送・フジテレビTWOで毎週金曜日24:00 - 25:00(JST)に放送されていた日本のテレビドラマ。未来穂香と古川雄輝のW主演。

フジテレビTWOでの放送後、2013年9月9日よりBSフジで月曜日 - 金曜日8:30 - 9:28(JST)に放送された。2013年には、中国、台湾などでも放送された。さらに、2014年4月21日から5月26日までには、フィリピンの地上波ローカル局でも放送された。

2014年より、フジテレビにて続編『イタズラなKiss2〜Love in TOKYO』が放送された。

放送(TOKYO)[編集]

2013年5月3日はGW特別編成のため休止。

キャスト(TOKYO)[編集]

高校時代(TOKYO)[編集]
大学時代(TOKYO)[編集]
その他(TOKYO)[編集]
  • 声の出演 - Tama(第1話)
  • 入江 藍子(看護師) - 佐藤藍子(特別出演 / 第10話)[4][5]
  • 大村医師 - 今里真(第12話 - 第13話)
  • 大泉会長 - 堀内正美(第13話 - 16話)
  • 金森取締役 - 飯田基祐(第13話 - 第14話・第16話)
  • 横山秘書 - 佐伯新(第13話・第16話)
  • 医師 - 柏原崇(特別出演 / 第15話)[6]
  • カフェ店長 - 堤隆博(第9話)

スタッフ(TOKYO)[編集]

  • 原作 - 多田かおる『イタズラなKiss』(集英社)
  • 脚本 - 三浦有為子
  • 音楽 - 戸田色音
  • 監督 - 永田琴、阿部雅和、川野浩司
  • 主題歌 - Sabão「アップデート」
  • エンディング - Sabão「たからもの」
  • 劇中歌 - 池沢金之助「好っきゃねん琴子!」(第5話)
  • 助監督 - 戸塚寛人
  • スクリプター - 黒河内美佳
  • 音楽プロデュース - 西川茂(ミナトプロダクション)
  • タイトル・CG - 本田貴雄
  • フードスタイリスト - 住川啓子
  • テニス指導 - 宮津康行
  • スタントコーディネーター - 高橋伸稔
  • 医療指導 - 佐々木理恵
  • ロケ協力 - コーヒー専門店 MAX、拓殖大学、八九十会高尾病院、根岸病院
  • プロデュース - 森谷雄
  • プロデューサー - 岡本真由子(フジテレビジョン)、小野誠一(エスピーオー)、日下聡(博報堂DYメディアパートナーズ
  • アソシエイトプロデューサー - 根本裕美(エスピーオー)、矢吹英理香(フジテレビジョン)
  • ラインプロデューサー - 中村和樹
  • アシスタントプロデューサー - 岩城一平
  • プロデュース補 - 森本友里恵
  • 企画 - 櫻井由紀(エスピーオー)
  • 監修 - 西川茂
  • 原作企画 - 溝口稔
  • 編成企画 - 羽鳥健一(フジテレビジョン)
  • 製作 - 香月淑晴(エスピーオー)、西渕憲司(フジテレビジョン)、村田嘉邦(博報堂DYメディアパートナーズ)、森谷雄(アットムービー)
  • 制作協力 - NEBULA
  • 製作プロダクション - atmovie
  • 製作 - 「イタズラなKiss〜Love in TOKYO」製作委員会(エスピーオー、フジテレビジョン、博報堂DYメディアパートナーズ、アットムービー)

放送日程(TOKYO)[編集]

各話 放送日 サブタイトル 監督
#01 2013年3月29日 恋は流れ星とともに 永田琴
#02 4月05日 恋の入門試験
#03 4月12日 モーニングコーヒーは恋の香り!? 阿部雅和
#04 4月19日 チョコレートは恋のお守り!?
#05 4月26日 ファーストキスは誰の手に!? 永田琴
#06 5月10日 ライバル登場!?前途多難な恋 阿部雅和
#07 5月17日 恋のサービスエース 永田琴
#08 5月24日 ファーストデートは突然に 阿部雅和
#09 5月31日 恋をあきらめる時 川野浩司
#10 6月07日 雪の夜の告白 永田琴
#11 6月14日 恋人はサンタクロース 川野浩司
#12 6月21日 それぞれの夢の先に…… 永田琴
#13 6月28日 運命のイタズラ 川野浩司
#14 7月05日 恋の別れ道 永田琴
#15 7月12日 さよなら、入江くん
#16 7月19日 流れ星の奇跡

イタズラなKiss2〜Love in TOKYO[編集]

イタズラなKiss2〜Love in TOKYO
放送局 日本の旗 日本
ジャンル テレビドラマ
放送期間
放送時間
制作局 フジテレビ
企画/PD
監督/総指揮 小中和哉
松本 壇
二宮 崇
演出
原作 多田かおる
脚本 新井友香
今奈良孝行
古賀文恵
出演者 未来穂香
古川雄輝
山田裕貴
藤本七海
山谷花純
ほか
ナレーション
音声
字幕
データ放送
オープニング
エンディング
公式サイト [ 公式サイト]
特記事項:
テンプレート

2014年11月24日より毎週月曜日の深夜にレギュラー放送。琴子と直樹の結婚、看護学科への編入後をドラマ化する。

連続ドラマ放送に先駆けて、沖縄での新婚旅行を描いた第1話「イタズラなKiss2〜Love In Okinawa」が9月12日27:20 - 28:20(JTS)に放送された[7]

キャスト(TOKYO2)[編集]

前作より引き続き出演のキャストはイタズラなKiss#キャスト(TOKYO)を参照。

スタッフ(TOKYO2)[編集]

  • 原作 - 多田かおる『イタズラなKiss』(集英社別冊マーガレット刊)
  • 主題歌 - Cyntia「Kiss Kiss Kiss」
  • 脚本 - 新井友香
  • 監督 - 小中和哉
  • 企画 - 櫻井由紀
  • プロデューサー - 岡本真由子・小野誠一・日下聡・代情明彦
  • ロケ協力 - OVCB沖縄フィルムオフィス
  • 制作 - AOI Pro
  • 製作 - 「イタズラなKiss2〜Love In Tokyo」製作委員会(エスピーオー・フジテレビジョン・博報堂DYメディアパートナーズ・AOI Pro)

放送日程(TOKYO2)[編集]

各話 放送日 サブタイトル
#01 2014年11月24日 波乱に満ちたハネムーン
#02 12月01日 わたし、まだ相原なんです

台湾版テレビドラマ[編集]

イタズラなKiss 〜惡作劇之吻〜[編集]

テンプレート:中華圏の事物 『惡作劇之吻』(イタズラなKiss)のタイトルで2005年9月から2006年2月にかけて台湾で放送された(八大電視台製作、八大電視台と中国電視公司にて放送)。タイトルや役名は異なるが、エピソードは原作に概ね忠実で、原作の前半部分を描く。2005年の台湾視聴率No.1ドラマ。

日本国内では『イタズラなKiss 〜惡作劇之吻〜』の邦題でBS-i(現・BS-TBS)にて2006年10月5日 - 2007年4月26日(毎週木曜 23時00分 - 23時54分)に初放送。その後もTOKYO MXチバテレビサンテレビなどで地上波放送されている。

キャスト(台湾版)[編集]

日本版役名 台湾版役名 俳優名 担当声優名
相原琴子 袁湘琴(ユァン・シャンチン) 林依晨(アリエル・リン) 水樹奈々
入江直樹 江直樹(ジャン・ジーシュー) 鄭元暢(ジョセフ・チェン) 平川大輔
池沢金之助 金元豐(チン・ユェンフェン) 汪東城(ワン・ドンチェン)
飛輪海
阪口周平
相原重雄 阿財(アーツァイ) 唐從聖(タン・ツォンシェン) 中村悠一
入江裕樹 江裕樹(ジャン・ユーシュー) 章柏翰(ジャン・ボーハン) 小平有希
入江重樹 阿利(アーリー) 張永正(チャン・ヨンジェン) 巻島康一
入江紀子 阿利嫂 趙詠華(シンディー・チャオ) 伊藤美紀
松本裕子 裴子瑜(ペイ・ツーユー) 許瑋甯(ティファニー・シュー) 恒松あゆみ
須藤先輩 王皓謙(ワン・ハオチャン) 王威登(ジェイソン・ワン)
大泉 大泉(ターチュアン) 乾徳門(チェン・ダーメン)
中川武人 張武仁(チャン・ウーレン) 李紹祥(リー・シャオシャン)
渡辺 杜建中(ドゥー・チャンツォン) 頼智偉(ライ・ジーウェイ)
高宮良 阿布(アーブー) 炎亞綸(アーロン・ヤン)
(飛輪海)
立花慎之介
菅原 楊大信(ヤン・ダーシン) 紅膠嚢(ホン・ジャオナン)
呉文鴻(ウー・ウェンホン)
王帝鈞(ワン・ディージュン)
陳博正(チェン・ボーチェン)
沙穂子 白蕙蘭 白歆惠ビアンカ・バイ
男子A 鄭元暢

エピソードリスト(台湾版)[編集]

話数 タイトル 放送日
第1話 運命のイタズラ 2006年10月5日
第2話 天才の弱み 2006年10月12日
第3話 ただいま同棲中 2006年10月19日
第4話 エ〜 二人きり! 2006年10月26日
第5話 悩める天才 2006年11月2日
第6話 クールな大先生 2006年11月9日
第7話 忘れてやる!! 2006年11月16日
第8話 健気な疫病神 2006年11月23日
第9話 ライバルは完璧! 2006年11月30日
第10話 世界最強のコンビ 2006年12月7日
第11話 地獄から天国へ 2006年12月14日
第12話 微妙なバランス 2006年12月21日
第13話 誠意の証 2006年12月28日
第14話 新たな生活 2007年1月4日
第15話 負けちゃう! 2007年1月11日
第16話 大雨の中 2007年1月18日
第17話 驚きの瞬間 2007年1月25日
第18話 嵐のような… 2007年2月1日
第19話 本当のデート? 2007年2月8日
第20話 無茶な体験 2007年2月15日
第21話 女のきずな 2007年2月22日
第22話 一途な想い 2007年3月1日
第23話 予期せぬ行動 2007年3月8日
第24話 いろんな夢 2007年3月15日
第25話 ただひとつの救い 2007年3月22日
第26話 恋愛大作戦 2007年3月29日
第27話 それぞれの道 2007年4月5日
第28話 誤魔化せない 2007年4月12日
第29話 前進あるのみ! 2007年4月19日
最終話 イタズラな… 2007年4月26日

スタッフ(台湾版)[編集]

  • プロデューサー - 陳芷涵(チェン・ジーハン)、馮家瑞(ジェリー・フォン)、齊錫麟(ザイ・シーリン)、王信貴(ワン・シングイ)
  • 監督 - 瞿友寧(チュウ・ヨウニン)
  • 脚本 - 齋錫麟(ザイ・シーリン)、鄒湘秦(ゾウ・シャンチン)、徐玉樺(シュー・ユーフア)

主題歌(台湾版)[編集]

オープニングテーマ「Say U Love Me」
歌 - Lara(梁心頤)&Jason(王威登)
エンディングテーマ「惡作劇」
歌 - 王藍茵(ワン・ランイン)

イタズラなKissII 〜惡作劇2吻〜[編集]

テンプレート:中華圏の事物 前作の続編として『惡作劇2吻』(イタズラなKiss2)のタイトルで2007年12月16日から2008年4月27日まで台湾で放送された(八大電視台制作・中視八大電視台にて放送)。原作の後半部分を、前作と同じく概ね忠実に描く。前作に続き主演を務めた林依晨(アリエル・リン)は、台湾版のエミー賞に相当する第43回電視金鐘奨の主演女優賞を本作で受賞した。

日本国内では『イタズラなKissII 〜惡作劇2吻〜』の邦題でBS-iにて2008年5月2日(毎週金曜 23時00分 - 23時54分)に初放送。その後もTOKYO MX中京テレビ放送熊本朝日放送チバテレビなどで次々と地上波放送されている。

キャスト(台湾版)[編集]

日本版役名 台湾版役名 俳優名 担当声優名
相原琴子 袁湘琴(ユァン・シャンチン) 林依晨(アリエル・リン) 水樹奈々
入江直樹 江直樹(ジャン・ジーシュー) 鄭元暢(ジョセフ・チェン) 平川大輔
池沢金之助 金元豐(チン・ユェンフェン) 汪東城(ワン・ドンチェン)
飛輪海
阪口周平
相原重雄 阿財(アーツァイ) 唐從聖(タン・ツォンシェン) 中村悠一
入江裕樹 江裕樹(ジャン・ユーシュー) 嵩洋(ソン・ヤン)
入江重樹 阿利(アーリー) 張永正(チャン・ヨンジェン) 巻島康一
入江紀子 阿利嫂 趙詠華(シンディー・チャオ) 伊藤美紀
松本裕子 裴子瑜(ペイ・ツーユー) 許瑋甯(ティファニー・シュー) 恒松あゆみ
須藤先輩 王皓謙(ワン・ハオチャン) 王威登(ジェイソン・ワン)
クリス 克莉斯汀・羅賓斯 瑞莎(ラリサ) 沢城みゆき
鴨狩啓太 楊啟太 曾少宗(フィガロ・ツェン) 細谷佳正
桔梗幹 歐陽幹 唐禹哲(タン・ユージャ)
小倉智子 羅智儀 五熊(ウーション)
品川真里奈 章妮娜 江佩珍(ジャン・ペイジェン)
船津誠一 周傳津 修杰楷(シュウ・ジエカイ)
佐川好美 林好美 孟耿如(モン・ガンルー)

エピソードリスト(台湾版)[編集]

話数 タイトル 放送日
第1話 甘くなれない新婚旅行 2007年12月16日
第2話 思いが一つになった日 2007年12月23日
第3話 まだ夫婦じゃなかった?! 2007年12月30日
第4話 不安な新婚生活 2008年1月6日
第5話 無謀な挑戦 2008年1月13日
第6話 努力の成果 2008年1月20日
第7話 祖父からの花嫁テスト 2008年1月27日
第8話 これってまさか… 2008年2月3日
第9話 家出の末に… 2008年2月10日
第10話 自立 2008年2月17日
第11話 新しい一歩 2008年2月24日
第12話 嘘の上塗り 2008年3月2日
第13話 針の恐怖 2008年3月9日
第14話 見え隠れする思い 2008年3月16日
第15話 すれ違い 2008年3月23日
第16話 初めての嫉妬 2008年3月30日
第17話 一方通行 2008年4月6日
第18話 離れて見えるもの 2008年4月13日
第19話 白衣の天使 2008年4月20日
第20話 妄想と現実 2008年4月27日
第21話 根比べ
第22話 真実が近づけた距離
第23話 予想外の奇跡
第24話 思わず出た本音
第25話 元気のもと
第26話 進まない恋
第27話 再発見の旅
第28話 夢のために
第29話 愛の深さ
第30話 人生の第2ボタン
第31話 約束
第32話 強い思い
最終話 未来へと続く愛と絆

スタッフ(台湾版)[編集]

  • プロデューサー - 馮家瑞(ジェリー・フォン)、王信貴(スコット・ワン)
  • 監督 - 瞿友寧(チュウ・ヨウニン)
  • 脚本 - 齋錫麟(ザイ・シーリン)、瞿友寧(チュウ・ヨウニン)、林純華(リン・チュンファア)

主題歌(台湾版)[編集]

オープニングテーマ「Happy Company / 幸福合作社」
歌 - 范曉萱(メイヴィス・ファン)
エンディングテーマ「You /
歌 - 林依晨(アリエル・リン)

韓国版テレビドラマ[編集]

イタズラなKiss〜Playful Kiss
各種表記
ハングル장난스런 키스
漢字
平仮名
(日本語読み仮名)
片仮名
(現地語読み仮名)
チャンナンスロン キス
ラテン文字転写
英語表記:Mischievous Kiss / Playful Kiss
テンプレートを表示

『장난스런 KISS』のタイトルで、2010年9月1日から2010年10月21日まで韓国MBC(Group Eight 制作)で放送された。全16話。

日本では『イタズラなKiss〜Playful Kiss』の邦題で2010年12月2日から2011年1月21日までMnetにて毎週木曜金曜の22時45分 - 24時00分に放送され、地上波ではフジテレビ韓流α枠にて、2011年5月10日から2011年5月31日まで、毎週月曜から金曜の15時00分 - 15時57分に放送された。2011年6月7日からBSフジにて、毎週火曜19時00分 - 19時55分まで放送されている。2012年12月15日にはスンジョとハニのラブストーリーを中心にした劇場編集版が劇場公開。

あらすじ(韓国版)[編集]

IQ200の頭脳を持つ天才ペク・スンジョ(キム・ヒョンジュン)に恋心を抱くオ・ハニ(チョン・ソミン)は、スンジョに手紙で告白するも誤字脱字だらけのDマイナスの評価をつけられた手紙を返され、フられる。そんな折、ハニの自宅が地震で倒壊。そのことをニュースで知ったスンジョの父親が幼馴染みであるハニの父親に居候しないかと持ちかける。ひょんなことから始まったスンジョとハニの同居であったが、ドジなハニを最初はトラブルメーカー扱いしていたスンジョも「彼女に出会って冷めていた人生観が変わった」と、何事にもけして諦めないハニの態度に徐々に心を解いていく。ハニの一途な恋とそれによって変わっていく天才スンジョとのラブコメディ。ハニが看護師になる為にパラン大学看護学部への編入試験を受験するが、面接時の実技試験の失敗(マネキンを使用しての心肺蘇生法)により試験官からその場で不合格を言い渡される(「実際の患者ならば、折れた骨が心臓に突き刺さって死亡していた。殺人者を看護師にすることは出来ない」)が、また一から試験を受験し直すことを決意するところで物語は終了となる。

キャスト(韓国版)[編集]

韓国版役名(日本語版役名) - 俳優名

エピソードリスト(韓国版)[編集]

話数 サブタイトル
第 1 話 冷たくフラれた相手と同居!?
第 2 話 天才の意外な弱みをゲット
第 3 話 平和を乱すハプニング続出
第 4 話 初めて2人きりになった夜
第 5 話 落ちこぼれと天才の苦悩
第 6 話 突然で、イジワルなキス
第 7 話 手ごわいライバル登場
第 8 話 同居解消。恋も解消?
第 9 話 ついに初めてのデート!
第10話 ドキドキのバレンタイン
第11話 2回目のキスは夢の中?
第12話 夢と現実。難問が天才を襲う
第13話 雨の中の…キス
第14話 突然の結婚宣言!?
第15話 結婚式も新婚旅行も大騒ぎ
第16話 それぞれの幸せに向かって

スタッフ(韓国版)[編集]

  • 企画 - ハン・ヒ
  • 制作 - ソン・ビョンジュン
  • 演出 - ファン・イレ、ギム・ドヒョン
  • 脚本 - コ・ウンニム
  • 制作社 - グループエイト

主題歌(韓国版)[編集]

オープニングテーマ
歌 -
エンディングテーマ『키스해줄래』
歌 - G.NA(チェ・ジナ)

備考[編集]

  • 2011年3月2日にDVD-BOX1、2010年3月25日にDVD-BOX2が発売された。
  • 2011年3月13日にキム・ヒョンジュンとチョン・ソミンを迎え、NHKホールでのプレミアムトーク&ライブが予定されていたが、2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震の影響により、公演が中止された。
  • 2011年8月2日に東京国際フォーラムにて、プレミアムトーク&ライブ in TOKYO<東日本大震災復興イベント>の開催が決定した。

テンプレート:MBC水木ミニシリーズ テンプレート:韓流α

ドラマCD[編集]

  • イタズラなKiss 1 〜フラれても好きな人〜(2005年1月25日発売)
  • イタズラなKiss 2 〜イタズラなKiss!?〜(2005年2月25日発売)
  • イタズラなKiss 3 〜入江くんのプロポーズ!?〜(2005年3月25日発売)
  • イタズラなKiss 4 〜恋のライバル出現注意報!!〜(2005年5月25日発売)
  • イタズラなKiss 5 (2006年春発売)
  • イタズラなKiss 6 (2006年春発売)

スタッフ(ドラマCD)[編集]

  • 企画・制作 - ミナトプロダクション
  • 音響監督・演出 - 難波圭一
  • 脚本 - 松田環
  • 録音・調整 - 石坂徹
  • 音響効果 - 村田裕子
  • キャスティング協力 - ケッケコーポレーション
  • 制作進行 - 原田茂
  • 監修 - 西川茂

主題歌(ドラマCD)[編集]

オープニングテーマ「Dist」(第1 - 3巻)
歌 - M+K / 作詞・作曲 - Mine
エンディングテーマ「モンマルトルの丘」(第1 - 3巻)
歌 - M+K / 作詞 - Mine / 作曲 - Kohta Igarashi
オープニングテーマ「76th Star」(第4 - 6巻)
歌 - 水樹奈々 / 作詞 - Nokko、沢ちひろ / 作曲 - 土橋安騎夫 / 編曲 - 五十嵐公太
エンディングテーマ「「好き!」」(第4 - 6巻)
歌 - 水樹奈々 / 作詞 - 水樹奈々 / 作曲・編曲 - 五十嵐公太

声の出演(ドラマCD)[編集]

テレビアニメ[編集]

2008年4月から9月まで中部日本放送ほかにて放送された。全25話。キャッチコピーは「愛されちゃってザマーミロ。

原作との違い[編集]

原作の1巻から23巻以降(原作未完結部分)までを全25話で描くためにストーリーは選別されており、アニメ版では登場しない人物も存在する。省略箇所前後で整合性を取るための細かい改変も行われている。

また原作の連載開始から15年以上経過していることもあり、現代風にアレンジするため『エースをねらえ!ごっこ』など時代と合わないエピソードをカットしたり、登場人物に携帯電話を持たせるなどの設定変更がされている。その他、大学名を省略形ではなく一般的な呼び方で呼ぶなど幾分のアレンジも加えられている。各話は時系列順に並んでいるが、一部原作のストーリー掲載順と順序が逆転しているところもある。

第23話以降は、原作の未完部分を作者が遺した構想メモなどで構成し、結末が付け加えられた。

スタッフ(アニメ)[編集]

主題歌(アニメ)[編集]

オープニングテーマ
キミ、メグル、ボク[8]
作詞・作曲 - 秦基博 / 編曲 - 松浦晃久 / 歌 - 秦基博
第14話と第24話はオープニングなし。第24話ではこの曲をエンディングとして使用された。
エンディングテーマ
「片思いファイター」(第1話 - 第12話)
作詞 - ノマアキコ / 作曲 - 中島優美 / 編曲・歌 - GO!GO!7188
第20話では劇中歌として使用。
時間よ止まれ feat. SEAMO」(第13話 - 第23話、第25話)
作詞 - AZU & Naoki Takada / 作曲 - Kazunori Fujimoto & Naoki Takada / 編曲 - Kazunori Fujimoto / 弦編曲 - Shintaro "Growth" Izutsu / 歌 - AZU

声の出演(アニメ)[編集]


各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第1話 運命のイタズラ 清水友佳子 ヤマサキオサム 大久保修
第2話 アブない同居生活 広田光毅 金崎貴臣 山口武志 小林一三
第3話 恋のバトンタッチ 松田恵里子 小林一三 小酒井ゆう Chol young hee
Jung gee hee
第4話 ドッキドキな夏休み 小林成朗 大庭秀昭 新田義方 森友ヒロキ
鵜池一馬
第5話 ガケっぷち! F組冬の陣 広田光毅 星野真 佐々木敏子
第6話 チョコと受験と疫病神 清水友佳子 名村英敏 吉田理紗子 池下博紀
第7話 イジワルなKiss 松田恵里子 福田貴之 いとがしんたろー 加藤洋人
Kim boo young
第8話 憧れのキャンパスライフ!? 小林成朗 小林一三 康村諒 末廣直貴
第9話 デートをねらえ! 広田光毅 五月女有作 渡辺伸弘
第10話 さよならレイニー・デイ 小林成朗 山口武志 阿部達也
第11話 夢でKiss・Kiss・Kiss 松田恵里子 辻伸一 井上義弘 Lee jong kyung
Kim boo young
第12話 すれ違うハートたち 小林成朗 大庭秀昭 守田芸成 鵜池一馬
第13話 恋のピリオド 清水友佳子 高梨光 ヤマサキオサム
清水聡
大久保修
第14話 最強のKiss 山崎みつえ 藤原未来夫
第15話 ハネムーン・パニック! 広田光毅 名村英敏 津田尚克 Lee jong kyung
Kim boo young
第16話 追いかけてハッピネス 小林成朗 小林一三 水本葉月 明珍宇作
第17話 ねたまれそうなNEWフェイス 広田光毅 五月女有作 三浦貴弘
第18話 不機嫌なトライアングル 清水友佳子 高梨光 山口武志 音尾琢磨
第19話 CRAZY FOR YOU 大庭秀昭 守田芸成 鵜池一馬
第20話 ナイチンゲールの誓い 松田恵里子 山本泰一郎 辻泰永 高橋よしのぶ
第21話 ガラスの少年 広田光毅 名村英敏 所俊克 八代きみこ
石田啓一
第22話 最高のプレゼント 小林成朗 青柳宏宣 吉田里紗子 池下博紀
第23話 キミ、メグル、ボク 清水友佳子 高梨光 五月女有作 渡辺伸弘
第24話 ハッピー・ラブ・カーニバル 名村英敏 清水聡 小坂知
佐々木恵子
鵜池一馬
第25話 ハローアゲイン 松田恵里子 金崎貴臣 ヤマサキオサム

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
中京広域圏 中部日本放送 2008年4月9日 - 9月24日 水曜 25:50 - 26:20 TBS系列 製作局
関東広域圏 東京放送 2008年4月4日 - 9月26日 金曜 26:25 - 26:55
兵庫県 サンテレビ 2008年4月15日 - 9月30日 火曜 25:10 - 25:40 独立UHF局
日本全域 キッズステーション 2008年10月17日 - 金曜 23:30 - 24:00 CS放送 リピート放送あり
AT-X 2010年10月15日 - 2011年4月1日 金曜 8:00 - 8:30
TBSチャンネル 2012年1月29日 - 日曜 9:00 - 9:30

補足[編集]

  • 中部日本放送
    • 4月9日放送分では初回スペシャルと題して2話連続で放送。
    • 7月23日放送分と7月30日放送分では共に第16話を放送(7月23日放送分で放送事故が起きたため、以降は当初の予定より1週遅れでの放送となる)。
    • 初回に続き、9月24日放送の最終回でも2話連続で放送(前述の通り、予定より1週遅れの放送となっていたため)。
    • 本放送の終了後、2010年7月10日から同年11月20日まで再放送を実施。放送時間は8月までは毎週土曜 26:43 - 27:13、9月以降は2話連続放送で毎週土曜 26:43 - 27:43。再放送では字幕放送に対応。
  • サンテレビ
    • 9月30日放送分(最終回)のみ24時40分から放送。
アニメコミック
  • アニ読メ
    • 電子書籍コンテンツにてアニメコミックがアプリ配信。
中部日本放送 水曜25:50枠
前番組イタズラなKiss次番組
のらみみ
※25:45 - 26:15
のらみみ2
※25:29 - 25:59

舞台[編集]

恋の味方の学園伝説[編集]

「舞台版 イタズラなKiss 〜恋の味方の学園伝説〜」

スタッフ(舞台)[編集]

  • 原作 - 多田かおる
  • 脚本・演出 - 坪田塁
  • 脚本協力・演出助手 - 原亜紀子
  • 音楽 - 楠瀬拓哉
  • 振付 - 森新吾
  • 美術 - 土岐研一
  • 照明 - 阿部典夫
  • 音響 - 小幡亨、相川幸恵
  • 舞台監督 - 川上大二郎
  • 演出部 - 梶原顕、家入賢仁
  • 衣裳 - 大井崇嗣
  • ヘアメイク - 新井寛子
  • 映像 - 佐々木真吾
  • 振付助手 - 木野村温子
  • 宣伝美術 - 武田和香
  • web - 田中ユウコ
  • ブログ管理 - 赤峰あき
  • 宣伝写真 - YUKi-TO
  • 宣伝衣装 - 谷野留美子、秋山えり
  • 宣伝ヘアメイク - 谷口小央里、関由美
  • 制作 - 紫音史おり、吉水葵、鈴木彩
  • 制作協力 - 中野久
  • 企画 - 溝口稔
  • 企画協力 - 佐藤裕一
  • 監修 - 西川茂
  • プロデューサー - 難波利幸ケイダッシュステージ
  • ゼネラルプロデューサー - 松田英夫(ケイダッシュステージ)

キャスト(舞台)[編集]


卒業編[編集]

「舞台版 イタズラなKiss 〜卒業編〜」

DVD(舞台)[編集]

  • 舞台版 イタズラなKiss 〜恋の味方の学園伝説〜
  • 舞台版 イタズラなKiss 〜卒業編〜

ゲーム[編集]

携帯電話用ゲーム
  • 「イタズラなKiss バレンタイン大作戦」「イタズラなKiss めざせミス斗南!」
mobGameにて配信された恋愛シミュレーション有料アプリ。Gamedo,Inc.によるリリース。
  • 「イタズラなKiss+」「イタズラな Kiss〜アナザーストーリー〜」
GREEにて配信された恋愛シミュレーションソーシャルアプリ。ぴあデジタルコミュニケーションズとアリスマティックによるリリース。アイテム課金制。
CR イタズラなKiss
パチンコ エース電研にて2010年初夏頃リリースされている。アニメを元にした機種。キャッチコピーは“恋がかなうパチンコ”。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. 1.0 1.1 () 集英社 少女まんがアーカイブ イタズラなKiss (1) [ arch. ] 2010年10月9日
  2. ただし、もう片方の親がシスAB型の場合はありえるが、入江家の場合は該当しない。
  3. 作中では、実家の表札が『野々崎』となっている。
  4. web ザ テレビジョン (2013-5-31) web ザ テレビジョン 佐藤藍子 17年ぶりにドラマ「イタズラなKiss」に特別出演! 2013-5-31 [ arch. ] 2013-6-15
  5. 女性自身 (2013-6-3) 女性自身 「イタズラなKiss〜Love in TOKYO」佐藤藍子17年ぶりに特別出演! 2013-6-3 [ arch. ] 2013-6-15
  6. (2013-06-21) 柏原崇も17年ぶり『イタキス』に出演「恩返しができれば」 ORICON STYLE [ arch. ] 2013-06-22
  7. (2014-07-23) ドラマ「イタズラなKiss2」第1話を先行放送 コミックナタリー [ arch. ] 2014-11-16
  8. 当番組が地上波で放送されなかった九州地区では、日本テレビ系列企画ネット番組ブカツの天使』で応援ソングとして使用された。