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*[http://lists.wikimedia.org/pipermail/wikija-l/ その話し合う場所の過去ログ]
 
*[http://lists.wikimedia.org/pipermail/wikija-l/ その話し合う場所の過去ログ]
 
*[http://www.infodisiac.com/Wikipedia/ScanMail/WikiJA-l.html その話し合う場所の利用者統計]
 
*[http://www.infodisiac.com/Wikipedia/ScanMail/WikiJA-l.html その話し合う場所の利用者統計]
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2012年8月26日 (日) 02:48時点における版

ウィキペディア戦争( - せんそう)とは、「誰でも参加、編集できる」という性質ゆえに、様々な信条、立場、思想を持った人物が集まるフリー百科事典ウィキペディア日本語版において必然的に起こったネット戦争である。ウィキペディアが潰れない限りウィキペディア戦争は終わらないだろうと言われるほど深刻化しており、有識者の間では「どうしてこんなになるまで放置しておいたんだ!」と批判が上がっている。だがこの批判は正鵠を射ていない。ウィキペディアン達は戦争を看過していたわけではない、止められなかっただけなのだから。

なお、戦争は未だに続いているが、定期的に戦況を悪化させた利用者が「戦犯」として投稿ブロックという名の追放処分に課される事がある。所謂「蜥蜴の尻尾きり」というやつだ。だが、闘争を惹起する本当の問題人物は狡猾なので、うまく立ち回り戦争責任を免れることが多い。戦犯の烙印を押されて追放されるのは、結局のところ、上手に立ちまわれない、不器用だけど善良な人間であることが多い。この辺は現実世界と変らない。

この戦争の最大の特徴は、「敵兵を殺せない」という一点につきる。ネット上で展開されているため、使える武器は投稿ブロックと言葉の武器しかない。複数のチャンネルやオープンプロキシなどを駆使する資金と技術があれば、一度戦死しても何度でも「生まれ変われる」のである。その為、現実世界の戦争以上に不毛である。

推移

いつ頃から、何が切欠で戦争が起こったのかは定かではない。検証できる資料(ログ)から遡及すると、2004年には既に「戦犯」として何名かのユーザーが無期限ブロックの処分を受けており、既に2004年には戦争が起こっていたことが伺える。

戦況が拡大するに連れ、外部から戦争を生業とする「傭兵」や、純粋に人殺しを悦楽とするキリングマニアが流入して来た。彼らの内何人かは、ウィキペディアンが自分の気に入らないユーザーを陥れるために雇ったとも言われている。

戦況が一層悪化したのは2005年から2006年にかけてである。まず、Peaceと呼ばれる、過激な信条の持ち主が現れた。彼は「平和」という自分の名前からは程遠い、矯激で、苛烈な武力行動、テロリズムに走った。あまりにテロが陸続するものだから、ウィキペディアの治安維持を担当していた管理者王国は、コミュニティ保全の為、治安維持法を施行、Peaceを徹底して弾圧した。

しかし、Peaceのテロ活動は沈静化するどころか、逆にウィキペディアの運営を閉鎖的、弾圧的とみなす一部の左翼ユーザーがPeaceに共感を抱き、これに荷担してますますテロは増える始末であった。

2006年中ごろからは、音声おじさんと呼ばれる愉快犯的なテロリストに加え、ウィキペディア転覆、乗っ取りを目論むYukarinが蠢動を始めた。2006年後期にはFXSTと名乗る、ウィキペディアの体制に明確な敵意を抱き、これを破壊する事を標榜する本物のテロリストが登場した。これらのユーザーに自分達のウィキペディアが破壊される事を危惧した一部のユーザーは、共同体を結成、率先して「テロリスト撲滅」に励行するようになった。ここにウィキペディア自警団が発足することとなったのである。

テロリストの撲滅の願う管理者並びに自警団メンバーは、治安維持法の補強を提案、投稿ブロックの条件が増補され、更にテロリストを判別する為の検閲機関も設置された。

一方で、弊害も生じた。まったく破壊活動を行っていないユーザーが、テロリストとの同調を疑われ弾圧されるという事件が続発した。さらに、一部の管理者と自警団は自警意識を先鋭化させ、少しでも問題行動を起こしたユーザーに即座に厳罰を加えるようになった。これに対して反発を抱いた左翼系ユーザーの一部は長期荒らし帝国に鞍替えして管理者、自警連合を兵刃を交える敵となり、また一部は管理者解任の規定の導入に尽力して内部からウィキペディアを変革しようとした。

戦況はウィキペディアの規模、認知度に比例して拡大、深刻化し、2007年~2008年には、大量の難民が流出する異常事態となった。この難民達の一部はアンサイクロペディア日本語版に辿り着き、また一部は定期的に住民税を払うという代価と引き換えにニコニコ大百科に安住の地を得た。エクソダス先にYourpediaを見出したものもいたが、Yourpediaにエクソダスするような連中はウィキペディア戦争程度の戦争では飽き足りない、本物の戦争屋ばかりである。

内紛

ウィキペディア戦争は管理者&自警団とテロリストという単純な構図のみは説明できない。2006年ごろから、管理者とリベラル思想を持つユーザーとの対立が顕著になった。それどころか管理者同士で反目し合うこともある。例えば、2007年9月には管理者でこそないものの、管理者と深く癒着し、運営に強い影響力を持っていた、通称「女神様」ことAphaia卿が黒船オハイオを引き連れたYassie将軍にクーデターを起こされ、大規模な内乱の末に追放された。2008年初頭には辣腕を振るっていたLonicera卿が同じ管理者であるBellcricket卿との間に深刻な対立を引き起こし、Bellcricket卿に思想家である猫が好き♪という大物が同調したことでウィキペディアを二分する内訌に発展した。この内訌は鈴虫忍冬戦争と呼ばれる。猫が好き♪が反Lonicera勢力を糾合、統率したことで最終的にはBellcricket卿に軍配が上がり、Lonicera卿は戦争責任を負って惜しまれつつも野に下った。

方針との矛盾

ウィキペディアの基本方針の一つにウィキペディアは戦場ではないという条項があり、これに抵触、違反したものには国賊として厳罰が処されることになっている。しかし、ウィキペディアの運営や、記事のノートページ、投稿ブロック依頼などを見れば一目瞭然だが、ウィキペディアは戦場である。そして管理者含む多くのユーザーが、率先して、嬉々として「戦争に荷担」している。これは明らかに方針に矛盾しているのだが、管理者並びに自警団幹部達は「これは自衛の為のやむ終えない行為で、ウィキペディアは戦場ではないという方針には抵触していない」と詭弁を弄し、「荒らしへの対処」というマジックワードを援用することで、自分の戦争行為を正当化している。まるで世界の警察様のようである。なお、ウィキペディアで羽振りを利かせる自警団幹部の多くは、アメリカやファシズムを嫌っている

交渉の場~メーリングリスト

戦争とは外交の手段の一つである。それはウィキペディアにおいても変らない。管理者、自警団連合と長期荒らし連合は、表では激しくドンパチしながらも、メーリングリストという「水面下」では折衝し、互いに落としどころを模索している。

管理者王国

この王国は便宜上ジンボ・ウェールズに統治されていることになっているのだが、実質的な権力は大臣達が掌握しており、彼らはそれぞれ自由勝手に権力を使ってウィキペディア日本語版を支配している。2004年~2006年頃まではスチュワード権限を持つSuisui卿がその頂点に君臨していたが、FXSTの捨て身の自爆テロによって重症を負い、疲弊させられ再起不能となった。2007年~2008年にかけてはLonicera卿が卓越したリーダーシップを発揮して他の管理者と自警団を纏め上げたが、前述のようにBellcricket卿らと対立して内紛に発展し、失脚した。

なお、管理者の一部はIRCと呼ばれる裏の評議会を運営しており、そこで一部の入魂の連中と「密議」を行い、それを「国政」に反映させている。こうした不透明さも、テロリストの執拗なテロ攻撃や、左翼活動家による革命を惹起する要因となっている。

長期荒らし帝国

一方で、こちらは全く統率がとれておらず、各々が個々の信条に従いテロ活動に邁進している。稀にだが利害が一致して共同戦線を張ったりすることもある。管理者王国を疲弊させてウィキペディア日本語版をのっとろうとしているもの、或いは純粋にウィキペディアという国家を破壊することを目的としているものが多い。代表的なものに関してはこちらを参照してほしい。

一見すると長期荒らし帝国が圧倒的不利に見えるが、ゲリラ戦や無差別テロを敢行して管理者帝国を翻弄している。また、茂木健一郎小谷野敦西和彦古森義久武田邦彦毎日新聞(詳しくはPopons事件を参照)など、「鎖国」されているウィキペディアにおいても「特筆性」が認められるほどグローバルな規模での有名人物や団体が彼らを後援しているため、意外とその勢威は旺盛である。

関連項目